大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(7717)ブイ・テクノロジー/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ブイ・テクノロジーとその他

株価

4900円(人々は、盛大に盛り上がりそれはなくなったが始まる前よりは進めてる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7717 6721 6857 7683
企業名 ブイ・テクノロジー ウインテスト アドバンテスト ダブルエー
市場 東証一部 東証二部 東証一部 東証マザ
業種 精密機器 電気機器 電気機器 小売
時価総額(億) 492.8 95.8 19517.6 136.0
株価 4900 290 9780 2860
決算期 2022/03予 2021/12予 2022/03予 I 2022/01予
予想売上(億) 600.0 21.4 3,850.0 171.7
予想営業利益(億) 72.0 1.2 1,000.0 10.2
営業利益率 12.00% 5.70% 25.97% 5.92%
予想純利益(億) 43.0 1.0 750.0 5.6
売上成長率(年複利/期間) 10.9%/15年 5.6%/15年 3.3%/15年 9.9%/4年
EPS成長率(年複利/期間) 16.9%/15年 #NUM! 5.1%/15年 -4.1%/4年
BPS成長率(年複利/期間) 13%/14年 4.4%/14年 -0.4%/14年 44.4%/3年
PER 11.02 98.64 25.63 24.32
PBR 1.52 4.79 6.75 1.88
ROE 13.8% 4.9% 26.3% 7.7%
ROA 5.3% 4.0% 17.7% 6.2%
配当利回り 2.45 0 - 0
配当性向 27.0% 0.0% #VALUE! 0.0%
総資産(億) 805.9 24.1 4226.4 90.1
自己資本(億) 312.7 21.3 2803.7 73.4
自己資本比率(%) 38.8 88.3 66.3 81.5
一言感想 いちおあげ 低迷から狂い上げ 停滞から成長 あげ

 今週は比較。 ROIC変則3年平均(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で20%以上のもの(247銘柄)及び銘柄スカウター10年スクリーニングで5年PBR相対水準で10%内(467)を双方満たすものから気になったもの(16銘柄)をチョイスして比較します。ある程度の期間ずっと高収益でありながらここ5年で低PBRに評価されるものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年08月02日取得。ブイ・テクノロジーファブレス半導体検査装置。比較に同業っぽいウインテストと試験装置のアドバンテスト。ゲストにVの次の文字W代表ダブルエー。

ブイ・テクノロジー

業績

ファブレスでシクリカル。売上も利益も極端で2013年とかは減収-73%。2020年とかも-24%。当然利益もそれ以上動きます。2013は赤字だね。とはいえ大きく売上が減っても言うほど赤字にならないのはファブレスの強みかもね。

2013「・・・ってやろうとしたけどあまり有報見ても説明してないですね。

2020「当社の主要顧客である中国大手FPDメーカーの多く
が、厳しい感染対策の影響を受け、パネル製造を縮小すると同時に新工場及び新規の生産ラインについて立上げの延伸を決定」

まあ、なかなかこの減収などは連続性も見出しにくく、この辺の設備機械はいきなり大きな減収などもありえるとしてみるしかないかなという印象。

これは逆で伸びるときは2016年で+137%、2018年+45.6%とかもあります。

2016「株式会社VNシステムズ及び同社子会社2社を連結子会社化したこと等」

2018「・・もあまり大したこと言ってないですね。

という感じであまり業績に連続性のないシクリカルでわりと説明不足感もありやはり測りがたいところはありますね。受注残は出してるのでそれとかを見る感じでしょうか。

目先通期の受注残は受注残高は409億3千9百万円(前年同期591億4千5百万円)ですね。

売り上げが出た2019年の前年の2018だと「1,093億2千3百万円(前年同期750億8千6百万円)」

 2019「474億3千万円(前年同期1,093億2千3百万円)」

って感じですので近年としては低い酸い銃んです。2020「225億3千2百万円(前年同期474億3千万円)」よりマシですが。これから増えるのは見込んでそうです。

 

財務

 目先通期で総資産805億で有形固定は44億ですね。増えてはいますが低い水準といえます。ファブレスですね。流動資産は700億ほど、増えてますhが2018年以降は大きくは近い水準で足踏み感あります。現金、手形、仕掛け品あたりが多くを占めてます。仕掛け品は目先減ってますね。仕事は目先減ってるではありますね。

自己資本比率は低めですが借り入れはいうほど大きくはないです。目先は借りてますね。

ファブレスということもありあまり資産らしい資産もなさそうな。仕事してる間は資産増えそうです。仕事終わるとお金が増えるてきな。大きくはBPS増えてるし現金もふえてるので順調ですね。

 

CF

目先大きくCF出てますがこれは 強いれ債務前受で大きく減った2020年の反動ですね。

となると、売り上げでてるとCFは基本安定しそうです。設備投資はあまり必要ないのでFCFも大きく出ますね。このあたりはファブレスという感じです。

現配当は貯めてる分と出てるCFからもわりと余裕そうですが、配当自体は利益連動感ありますね。いちお自社株買いも入ってますが。

ウインテスト

業績

 半導体検査装置のファブレスメーカーではあるのはブイテクと近いのですが、業績酷いですね。

2006年から2020年までずっと赤字ですね。なかなかここまで赤字安定はめずらしい。

売り上げもしょっぱい感じで安定しませんね。

も2020年(期変えして)久しぶりの赤字ですね。短信読もうと思いましたがごちゃごちゃ長くて読みづらいですね。なんか言い訳を延々してるような印象ですね。

総じて厳しい。というかすごく厳しい。

ただ目先大きく増収して利益を出るとする計画ですね。前期12月期には今までなかったような売上が出ています。(今期1Qはまた落ちてます)

過去計画は計画というより願望という印象です。

 

財務

当たり前だけど利益剰余金まいなす。それもずっとマイナスが大きくなっている。目先だけすこし回復ですね。

自己資本比率は高く財務はきれいですね。

 目先1Qで総資産23.5億で流動23.2億でほぼ資産は流動。現金9億のあとは必要なものってかんじですね。

 

CF

 もちろん営業CFマイナス。それを財務CFで補う感じですね。株式発行が多いですね。自己資本比率高いですね。

 

アドバンテスト

業績

ごっつ目の計測機器メーカー。半導体試験装置も含みますね。

セグメント。

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高付加価値高価格の機材が売れると利益率が跳ねると。

というわけで、近年は好調です利益率も高く出てますが、大きく減収した2009、2010年とは赤字ですし売上規模でなかった2014年までは薄利とか赤字ですし売上が伸びるとそれ以上利益が伸びるという感じで近年は絶好調となりそうです。こういうのはシクリカルといいます。

環境が悪くなると地獄に落ちるやつと思って見る感じでしょうか。

目先上方を伴い1Qを増収+45.5%の増益+99.6%で弾け飛んでる感じですね。受注も弾けてそうですね。2.6倍とかふざけたこと言ってる。

あとはいつ環境悪くなるか怯えながら持つか持たないかだと思うところです。

 

財務

目先1Q総資産4281億有形固定1427億、流動2854億で現金1450億、固定も増えてるけど流動がより増えてるね。現金ももちろん増えてて、借り入れもなくなってるね。

きれいとしか。あとIFRSきらい。

 

CF

そうだと思ったけど、2017年以降営業CF右肩で投資はするもFCFは常に出て増配もしながら現金積んでる。ただ還元は利益並感で減配はやってきますね。当面余裕に見えますけど減配はします。シクリカルなのがね。 

 

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でさげかなあ
月足であげてさげ
確認。

評価・売買判断

ブイ・テクノロジー

テクニカル的には、2012年から2016まで上昇っぽく来てたが2016年で噴火で2500円とかが2018年16225まで、そこから下落に転じてコロナで2721でほぼ上昇をチャラにしたあとその後は上昇に来てますね。安値で2721、3335、4740と安値切り上げで高値も切り上げ。2018年以降の下落は転換して上昇と見るなら行くのもいいかもしれない。2012年以降の上昇継続とも見れるし。目先は下落トレンド。4740を底とみてもすぐ切れそうな。3335くらいはみたい。ちょっと遠めですね。

 
ファンダ的には、半導体関連で特に2016年以降は売り上げ利益も高水準ですし、ファブレスなのもあり投資も必要なく、かなりCFの筋もよくそういう意味では余裕ちゃあ余裕です。ですが、企業設備投資に大きく左右されそしてあまり説明する感じでもなく業績一変はありそうでそしてそれを会社の説明で測るのは難しいところはありそうです。

財務は自己資本比率は低めですけど、ファブレスであまり固定資産を持つ必要も投資も必要なく基本的にあまり大きな財務リスクには発展しずらくはあります。CFも出やすいのもプラスです。

評価。

PER10のPBR1.5とか。目先の業績が続くなら十分妙味もある評価に思えますし、半導体も好調みたいですし、業績加速もあるかもしれない。(受注は低調ですすが)

ただいつ逆風になるかわからないところがあるので、端的には好調がずっと続くの?
って警戒は入ってそうです。でもこれがわりとよくある状態でPERでもPBRでも上も下もみたいなところはあります。あまり安い高いで考えないで環境を見ながら臨機応変にみておくのがいいかもです。玄人向けではないでしょうか。

 

ウインテスト

株主にお金をねだり、ファブレスっぽいことをするけど儲からず損をし続けまたお金を株主にせびりまた損をするのが続いてる。資産は何も残らずあるのはこれから損して消える見込みの高い株主からねだったお金。

という会社。

期替えで心機一転か、半導体好況のお目溢しか久々に黒字。 これを足がかりに復活をエスパーできるならあるいは選択になるかもしれない。

評価。

ボロ株。普通の企業評価の論理の外にある。これはファブレスじゃなかったほうがよかったね。自己生産だと売れると想定外の利益出てROEが飛んだりして財務状態が悪いほどBPS伸びたりするけどなんもないファブレスだとどうか。

考え方ではあるけど自分的には久々にお帰りくださいといいたくなる会社かな。

 

アドバンテスト

絶好調。半導体活況を受けて尋常じゃなく好調。で、外部環境にもろ業績が左右されるタイプ。落ちるときはすごく落ちて赤字も出すような会社だけど、今は好調でも受けまくりです。

 評価。

PER26とかPBR7とか。高評価ですね。2016年以降くらいでも上の方の評価帯です。したというか業績悪化警戒を受ければPER10以下とかも普通にちらつきますね。

目先はこれまでにない絶好調でそのわりにはPER低いとは言うことはできます。考え方次第。(たぶん)ハイリスク・ハイリターン。

 

ダブルエー

 婦人靴の企画・販売会社。おしゃれな感じの靴売ってる。通販も実店舗もありますね。

コロナでやられたけど増収傾向ですね。小売と考えれば利益率高いしアパレルとみると悪くないくらいでしょうか。

コロナもありそして上場してあまり期間たってないところもあり、ハードル高いかもですが、増収とともにROEとかROAあるいは利益率あたりの向上が(傑出した企業としてみるには)欲しいところですが、現状できてなさそうにみえます。財務は良くなってますね。コロナもよく黒字で耐えたとかはあり優秀な企業であるかもしれません。

現状判断材料が揃ってない感じですが、今見える材料でいくとそこそこ優秀なアパレル企業くらい。最近のファーストリテイリングならどっちが状態いいか?と聞かれたら迷うくらい。けどより低PERって意味で妙味はわからなくもないくらい。

可能性はあるようには思えますけど。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 とくにないぞ。

 

 

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用語解説(日記比較編)

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