大河の一滴

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(2427)アウトソーシング 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

アウトソーシング

(東証一部/サービス)

株価

2076円(人々は、一度は盛り上がり見捨てた関係でヨリを急速に戻してきている。)

業績財務と指標とそれに対する分析

f:id:kamomenotoushi:20210725202544p:plain今日は分析。銘柄スカウタースクリーニングで目先最高売上、売上10年10%成長、営業利益10年15%成長で抽出したもの(72銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2021/7/21と2016/2/12で比較、PBRで落ちてないものを抽出。長期に伸びていて目先も好調な中、2016年2月より評価が低いものを拾う意図。対象銘柄16。アウトソーシング。派遣。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年07月21日に取得。

業績

f:id:kamomenotoushi:20210726103009p:plain

勢いある製造業向け派遣。技術系もかなり。

拡張してきて相当な成長率10年売上32%とかでこれはかなり無茶苦茶なペース。

買収も多用して特に近年は世界で買収劇を繰り返してる感じ。

アウトソーシング<2427>、アイルランド最大の人材会社Cpl - M&A Online - M&Aをもっと身近に。

とかがでてましたが他にもちょくちょく買収。それで国内も世界もで規模拡大に熱心という感じですね。

それで長期に大きく成長で、売上もそうですし利益も相当というか全部ですね。

このような買収を多用する成長スタイルをどうみるかですかね。

それで欧州などでコロナのせいで工場閉鎖もありそこらでも事業してるなかでかなり業績も危ぶまれ相当の株安までしてましたが蓋をあけてみればかなり耐えて2020年は増収に黒字通過とこれは事業性踏まえれば大健闘となりそうで計画も増収増益で強気なものがでてますね。とはいえ増収といえど横ばいに近く苦戦は苦戦してますね。「製造系分野においては、期間工が手掛けていた工程に 長期間の派遣契約にて労働者を派遣することにより減産時の影響低減を図っておりますが、それ以上にマクロ環 境の影響が大きく、成長が足踏みする結果〜当社グループの教育機関であるKENスクールを活用して、機械設計のみならず、ITや建設、医薬分 野に至るまで、多岐にわたって未経験者を教育して配属するスキームにより、1人当たり採用コストの上昇を抑 えながら業績を伸長させ、コロナ禍にあっても前期比2桁増の増収増益に着地〜景気変動の影響を受けにくい事業分野も順調に拡大してお り、業績の平準化を図る体制強化もより一層進展」

 

・・・苦戦ですが、製造業だけでなく他業種向けも進めててセグメントもふえつつ規模拡大に邁進してる感じでは。

1Qで増収+38.4の増益+111%と弾け飛んでる感じ。売上は計画のほうが強気ですけど。

と、まあコロナでぐらつくも目先まで規模拡大は順調・・というかんじですね。

あとは、これだけ伸びてて採用も半端ないですけど、原価率は上昇してる感じでもないですね。このあたりはうまい感ある。原価率は高いです。このあたりは派遣。

財務

資産激増。自己資本比率は増えても減らすムーブしていて買収だろうなあってみると

 のれんが毎年増えてる感じです。

目先1Qで3330億でのれんは630億から980億にブースト、流動で1550億、非流動で1780億というかんじで有形固定は120億で有形は極めて少ない部類ですね。派遣ですね。

負債総計2585億で流動1670億固定917億。借り入れっぽいのが1200億ほどですかね。負債の半分は借り入れ。あとは手形半分のその他半分くらいでしょうか。

純資産<のれんくらいではあるし、借り入れ大きいし増やしてるし、自己資本比率は低いし、低くなくなると買収するしって感じですね。

総じてバリバリに借りて買収してという感じで限界までレバレッジも効かせて拡大に向かってるという感の会社。

うまく回転してるのでとても早い成長となっている。逆回転しだすとわりと収集つかなくなるタイプには見えます。

CF

営業CFはでてますね。それで営業CFも増える傾向にあります。ただ投資が盛んでFCFは長期には赤で財務CFに頼るところも大きいのですが、あまり大型買収しなければFCFも出る感じですね。まあ自己資本比率改善もしてるのでそうでしょうね。

この点では買収を押さえればCFまわりは余裕もつくれそうで営業CFをろくに出さず買収するような某ジム企業とかより遥かに健全なスタイルにはなりそうです。

という感じで今の所は順調とする他ないですね。

管理が行き届かなくなり、CFが逆流したらひどいことにはなりそうです。だからいまのところはそうなってないです。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足でさげてあげ
月足であげてさげるももちなおし
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2018年まで大きく上昇で2483まで。そこからコロナまで大きく下落で348と落ちるも以後はかなり一方的に上昇で2207まで。

かなりの乱高下ですが目先は非常に好調でこれに乗りつつ月足レベルでも高値突破をねらうはありかもしれない。順調なので底は遠くなりますが例えば1657とかみて日足上昇継続を狙ってみるとか。さすがに348はもう遠すぎると思うので。


ファンダ的には、拡大意思の強い派遣企業。海外国内問わず買収も熱心で借り入れもばんばん行い、できるとなれば買収してくるくらい。

そのわりには、欧州で工場閉鎖などもある中でさほど業績も傷つかずに通過。原価率などさがってないし計画は成長継続で1Qでは早速加速してきている。

財務は流石に悪い。借り入ればんばんしながら自己資本比率が回復してもまた買収して水準が下がるようなスタイル。財務にもリスクを取り規模拡大成長を狙ってくる会社。

現状CFは劣化というより強化、現状財務リスクとって成長してる中業績もCFにも貢献がありうまく言ってるように見える。

ただやはりリスクはとってるので逆回転するならば危ないってのはそうだと思う。コロナはよく越えた感はあります。

で、だから目先までうまく言ってるように見えます。

評価。

PER20とかPBR4とかは派遣のシクリカルな事業性を踏まえれば高評価とみておくべきかと。過去にはPER10以下くらいは普通にあり派遣業はそもそもあまり評価がされないことが多い。この会社は実績でかなり評価を勝ち取った感はあります。

優秀な成長企業でいられるか?がポイントかなあとは。PER20は評価高いようにみえますが、かなりの速度でPERが落ちそうな成長速度は見せてます。

そんな感じでかなり業績次第でハイリスク・ハイリターンな種かなあとは。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=2427

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=2427

IRBANK:https://irbank.net/2427

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないぞ。

ちな雑記ブログの写真旅行記は進めててます。

リンクのどっかからはいけます。 

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)