投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
(東証一部/食料品)
株価
3265円(人々は成り上がり上流階級にはいるもそこで成り上がるのは苦戦している。）
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。2021/6/11時点でトリガーを満たしている（かもめ専門用語）もの(329銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2018/12/25比較してROEとか見ながら気になったものをチョイスして分析します。ハウス食品グループ本社。食品でカレールウ首位。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年06月11日に取得。
業績
大手食品という業績推移。繰り返し使う消費財は特にシェアを握ると極めて安定的に業績が推移しがちですがここはそういう類のもの。深いまではわかりませんが堀らしきものもあるとみなせそうです。
ただ成熟しており売上成長してるのかしてないのかという推移で規模拡大は望み難いかもしれない。一方で利益率を増す形で増益。販管費が減少する形ですね。
という感じで成熟の中で効率化というか改善を進めてるような印象。
ですが、安定性は高いけど収益性自体は高くもなくROE水準とかはわりと低めです。溜め込み傾向とかあるかもしれない。
目先通期決算で減収増益。計画は増収増益ですね。会計基準がかわるため見た目は減収ですね。・・というのはありますが大枠は変調なしという感じでしょうか。
財務
長期に地味に資産増。借り入れなどはほぼなく財務は健全の部類ですね、
2016年に資産増。のれんとかでてるので調べると買収してますね。
「カレーなる買収」 ハウス食品にとってココイチは最高のパートナー（田中 博文） | 現代ビジネス | 講談社（1/4）
ココイチ買ってます。他にギャバンとか小さいけどマロニーなども買ってたりとわりと買収熱心かも。
ハウス食品、ギャバンを完全子会社に TOBで: 日本経済新聞
ハウス食品グループ本社株式会社は、マロニー株式会社の株式を取得し完全子会社化。 | M&AtoZ
わりとシナジーありそうなところ買ってたりしてますね。財務も健全なのでそのうちまた買収とか飛んでくるかもしれません。
CF
CF安定。投資もして常にFCF出てるくらいでしょうか。2016年とかも買収しながらFCFプラスにしてます。このあたりはかなり堅実経営感。現金も積んできてますね。CFはさらに堀持ち感あります。
日足週足月足の値動き判断
日足でさげ
週足で揉み合いかさげてあげ
月足であげて揉み合い
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、2019年までほぼ順調な上昇トレンドで4710まで。そこから下落とはなってますが、コロナ安値で2912は2017年以降くらいの水準で目先の安値も2018年9月の3120を割らない程度で上昇トレンド中の調整感のある推移。調整終了で上昇再開を狙う感じでしょうか。底はやはりコロナ底の2912くらいが良さそうです。4065とか4710突破を狙う感じで。
ファンダ的には、堅調な食品メーカー。繰り返し買われるシェアを握った消費材で堀持ちの疑いもある。ただ成熟しており成長性は微妙。また溜め込み感はありROEも低め。
溜め込み感もあるがゆえに財務は健全。買収をこなしつつ財務やCFも安定的でかなり堅実経営してる印象は。財務余力は相当ありそうで買収など入っても不思議はありません。
評価。
PBR1.3のPER25とかをどう考えるか。低ROEなのでほどほどのPBRでも比較高PERに出てます。順当な成長率などを踏まえると期待過剰感は感じますが、極めて安定してる著名企業でもあるしそのへんで少しの評価高も許容という考え方もできなくも。
PBR1.3はハウスとしてはほどほど上も下も。2018年以前はもっと下の評価帯なので油断は禁物かなあとは思います。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=2810
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=2810
IRBANK:https://irbank.net/2810
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
あいかわらずとくにないぞ。
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記事補足してます。
