大河の一滴

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(7781)平山ホールディングス 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

平山ホールディングス

(JQS/精密機器)

株価

1195円(人々は、初期の敗戦を挽回してみるもその後は押され気味で要る)

業績財務と指標とそれに対する分析

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 今日は分析。銘柄スカウターで3年売上及び営業成長率15%以上でフィルタしたもの(対象189銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2018/12/25から2021/4/30でより低PBRになってるもの(対象52銘柄)をチョイスして分析。ちゃんと成長してるのに知のクリスマスより低PBRになっているものを拾う意図。平山ホールディングス。製造業向け派遣請負。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年04月30日に取得。

業績

 業種精密機器と書いてあったからメーカーとかと思ったけど、人材派遣業ですね。

セグメント。

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インソーシング・派遣事業(医療機器・輸送用機器・食品等の顧客先での製造請負、製造派遣、現場改善コンサル)が主力ですね。

営業利益率が基本低いですが、原価率高いですね。83~86%程度。これは付加価値が低いところが主力になってそうで要するに低付加価値派遣となりそうだしあまり競争優位性みたいなものがあるとみなさないほうが良さそうです。

とはいえ、ずっと増収が続いてコロナも入る中で利益も伸ばしてきてますので勢いは認められそうです。

そんな中で今期2Qで減収-7.6%減益-30.5%と厳しめですね。通期では増収増益としてますね。過去計画見ると利益はあまり精度高くない印象です。もっとも薄利ですので1%コストずれると大きく利益が動くのでそもそも正確な利益予測は難しいとなりそうですけど。

ただ環境は悪いところから改善に向かってそうな感じのコメントがでてて後半は巻き返しはありそうな感じですね。技術者より派遣のほうが受注回復が早いとのこと。

 

財務

 自己資本比率などは低く、借り入れなどもありますが、総資産77億のうち67億が流動資産で38億が現金の24億が手形というかんじでだいたい水物の資産構成。

負債は借り入れと未払い金当たりが主ですが借り入れ<現金ですし、総負債<流動資産とかですのでそんなに問題ないというかよくある派遣スタイルのBSですね。

 

CF

 実際にだいたい営業CFでて投資はほぼ要らないのでFCFも同様で、現金も増える傾向ですね。これは目先まで。

還元は現状余裕ですが、配当は利益並みで減益すれば減配も来そうです。というか来てます。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でよこよこ
週足で三角持ち合いっぽく最近ほどよこよこ
月足で上場ゴールしてあがってもみ合い
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2015年に上場していかにも上場ゴールするも2016年以降はゆっくり上昇で2017年に大幅上昇し、2018年以降は下落かもみ合いかという推移。三角持ち合いっぽい上値切り下げがみれますね。安値も切り下げですけどコロナ728はあるけど、安値より高値のほうが切り下げ早いかなあって感じでかつ特に最近はよこよこでボラティリティもなく持ち合いっぽい推移。コロナ728か以後の安値1101あたりを見ながら上にに抜けるのを待つのは機能するかもね。まあでもヨコヨコだし出来高もないのであまりチャート見てどうのこうのってもんじゃないとは思うけど。


ファンダ的には、精密機器とかじゃなくてその手のメーカーに派遣する派遣業。わりと順調に業績拡大で勢いはある感じになりそうです。コロナで後退も環境は回復感もあり後半巻き返しも有りそうな情勢。

ただ薄利でちょっとのコスト要因で利益は大きく変動しそうです。実際増収しながら2年で利益10分の1ちかくとかはやってます。同時に赤字は出さないくらいの堅実性はみせてますが。

財務とかは良くはないですがCFも合わせて順調な派遣業って感じ。

総じて勢いある派遣。強い企業という印象は受けません。勢いはあるけど。

評価。

みせてる増収とかの成長性とかしたらPER14とかPBR1.4とかは無しとは言えない水準かなあとは。ただなにかの拍子で利益は大きく動きかねななくPERはあまりあてにならないところはありそうです。そしてこの手の派遣業はあまり高評価されるイメージもなくPER5あたりでも行きかねないよね?ってみるとこの会社もそういうタイミングはあるようです。その意味で今の評価水準は普通に上も下もあり、そういうのはフェアバリューってはなしなんですかね?

環境良化で勢い維持なら成長でわりと報われる気はします。コスト改善でもあり利益率2%でも改善すれば化ける可能性もありそうです。そうなると根拠も持てるならわりとありかもしれません。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=7781

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=7781

IRBANK:https://irbank.net/7781

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 特にない。決算で主力がひど目の被弾したっぽく今年は苦戦気味かも。

でも市場全体では業績は回復傾向に向かってそうな雰囲気。

企業の数字のみで言うならもうアフターコロナだと言えなくもないくらい。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)