大河の一滴

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(7213)レシップホールディングス 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

レシップホールディングス

(東証一部/輸送用機器)

株価

547円(人々は、新天地を開拓したけど住みづらく過疎化が進みつつある。)

業績財務と指標とそれに対する分析

f:id:kamomenotoushi:20210506212410p:plain今日は分析。銘柄スカウターで3年売上及び営業成長率15%以上でフィルタしたもの(対象189銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2018/12/25から2021/4/30でより低PBRになってるもの(対象52銘柄)をチョイスして分析。ちゃんと成長してるのに知のクリスマスより低PBRになっているものを拾う意図。レシップホールディングス。バス・鉄道運行管理機器メーカー。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年05月06日に取得。

業績

こういうの。バスだけでもなく鉄道用もしてて他には車内照明とか産業用電源とかUPSもやってるようです。

 

f:id:kamomenotoushi:20210508153048p:plain

いかにもシクリカル感しますが実際シクリカル。

長期に成長感もないし、2010年以降は営業利益率3%切るくらいで薄利感。利益率出てるのが2015、2019、2020とかで、いずれも売上出てるときで、要するに売れるかな気はするところ。

2010年以降はそもそもBPSも増えてないんですが、2016年とかは赤字で特損も切ってBPSも減少って感じ・・というか特損は毎年切ってる感じですね。格別2016年は大きいですが。

まあそんな感じで典型的な厳し目なシクリカル。それが2019、2020年と売上たって利益も出てきて感じですね。

2019「輸送機器で首都圏バス用ICカードシステムの更新需要を背景に、運賃箱やICカードリーダライタなどの売上が大きく拡大。~産業機器で 自動車の電子化が加速するなか、自動車向けプリント基板実装の受託が拡大。」

2020「輸送機器で首都圏バス用ICカードシステムの更新需要を背景に、運賃箱やICカードリーダライタなどの売上が大きく拡大。~産業機器で 自動車の電子化が加速するなか、自動車向けプリント基板実装の受託が拡大。」

と、同じこと言ってるくらいで、要するに売れたで成長じゃないというのもあれですが、外部環境で外部から受注来るか来ないかみたいな話になりそう。

言い換えると会社側からできることがあまりない。こういうのをなんというかというならやはりシクリカルなのではないでしょうか。

そんな中で今期3Qで以下のような感じで、下方修正も伴い通期赤字見込みに。

f:id:kamomenotoushi:20210508154600p:plain

そんな感じで外部環境悪化で順調に業績悪化感。・・そんな感じなのであまり業績を予測するとか成長とかの視点で見にくいやつですね。出てきた業績でみるとかBSとかで判断ですかね。

 

財務

 長期に資産増はあるんですけど、あまり蓄積ってかんじでもなく純資産なら増えてないし、自己資本比率も低い水準で、借り入れも一度は減るも今期3Qで50億ほどになってて業績悪化もあってなかなか厳しそうな。

長期に財務を改善してもなく純資産も増えてないのが近年好調で傾向が変わった?ってところから、やっぱり押し戻されて結局もとの悪い状態が続いているみたいな。

そういうわけでわりとやっぱり現状維持でいっぱい感は。

CF

ですがCFは2020年に結構大きなお金も入ってるのもありますが2016年以前よりは手持ち現金も増え、同時に借り入れも以前より水準は高くなってもなく、いくらか前進は見れます。いくらか資金繰りで楽になってるところは。

好意的にみればこのお金でなにかはできるみたいな視点は持てますが大きくはやっぱり状態は悪く、業績も悪化でやっぱり現状維持でいっぱいなシクリカルという印象。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でふいてさげ
週足でさげ
月足であげてさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2014年に大きくあがり1190までいくもその後700~1000でレンジっぽい推移でしたが2018年後半から崩れて下落でコロナ安値で350まで。その後はもち返すけど2018年以前の水準が続いてますね。コロナからは上昇とはみれます。これが長期のトレンドになるかどうか。コロナ安値350円が基準にできそうですが、年末安値481が扱いやすそうですかね。ここらあたりを基準に733突破や上昇継続を期待するみたいな。


ファンダ的には、現状維持にいっぱいな外部環境次第な交通機関機器メーカー。

ここ数年環境がよくなり調子が上向いたが、コロナ等もありまた押し返されたという印象。そんな感じなので成長をみるのも難しそう。まあ売れれば利益は出そうです。

こういうのはBSとかから見るしかないのでは。

PBR1.6ほどは評価過剰気味なきがします。基本的に状態が悪くまた業績の見通しもあまり良くないになりそうですし。と、いっても2014年以降ではわりと落ち着いた評価ではあったります。半ボロ株評価入ってそうです。素人が触る種のものではない気が。

メーカーは意外に低PBRにならないと(売れると一気に状態良化したりするからかな?)PBR0.6くらいかなあってみると2008年にPBR0.7台くらいのようです。ご参考に。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=7213

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=7213

IRBANK:https://irbank.net/7213

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 特にないぞ。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)