大河の一滴

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(6360)東京自働機械製作所/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

東京自働機械製作所とその他

株価

1808円(人々は、過去のチャレンジ失敗に懲りて慎ましくおとなしく暮らしてる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 6360 6267 2773 2914
企業名 東京自働機械製作所 ゼネラルパッカー ミューチュアル 日本たばこ産業
市場 東証二部 JQS JQS 東証一部
業種 機械 機械 機械 食料品
時価総額(億) 26.3 37.8 70.6 41690.0
株価 1808 2102 927 2084.5
決算期 2021/03予 2021/07予 2021/03予 2021/12予 I
予想売上(億) 100.0 82.0 98.0 20,800.0
予想営業利益(億) 5.0 7.5 7.9 3,630.0
営業利益率 5.00% 9.10% 8.08% 17.45%
予想純利益(億) 3.9 5.4 4.7 2,400.0
売上成長率(年複利/期間) -1.1%/14年 5.1%/14年 0.1%/14年 -5.4%/15年
EPS成長率(年複利/期間) 7.8%/14年 11.4%/14年 1.3%/14年 0.9%/15年
BPS成長率(年複利/期間) 0.4%/13年 3.7%/13年 2.1%/13年 1.6%/14年
PER 6.49 6.94 12.62 15.41
PBR 0.48 0.78 0.59 1.47
ROE 7.4% 11.2% 4.7% 9.5%
ROA 3.1% 5.9% 3.0% 4.5%
配当利回り 2.21 2.85 2.7 6.24
配当性向 14.4% 19.8% 34.0% 96.1%
総資産(億) 127.0 90.6 156.3 53813.8
自己資本(億) 47.9 44.5 94.2 25228.4
自己資本比率(%) 37.7 49.1 60.3 46.9
一言感想 いちおあげ いちおあげ 停滞 減益傾向。

 今週は比較。市場統計推移記録表で2021/3/13と2018/12/25を比較しROEが10%以上高いのにPBRが10%低いもの(該当50銘柄)からチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年03月18日取得。東京自働機械製作所。包装機械。比較に同業っぽい。ゲストに顧客で株主でもあるJT

東京自働機械製作所

業績

包装機械でごっつい機械でいかにも顧客の設備投資気分に左右されそうな印象ですがやはりシクリカルですね。

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2019年とか売上でいきなり前年比1.5倍とか叩いたり、2011年とか前年比-34%で2007年から半分以下とか。利益ならもっと乱高下してあまり業績に連続性が見がたいところが。とはいえ赤字はあまりなく営業赤字は2009、2011年とかで2012年以降はBPSくらは右肩感はあります。赤字を挟んでいるので上はそうでもないけど2011年からBPS成長をとれば年9%くらいは出てます。

あまり業績連続性がないので言うほど見る意味もないかもですが、3Qで減収減益。とはいえ上方してますね。コロナを2009年や2011に準じる逆境と見れば今回はうまく黒字で切り抜けてるという見方もできるかもしれません。

 

財務

 有形固定は横ばい。つまり生産能力は変えてないとなりそう。

流動資産の大きさがなんとなく売上規模に類してますね。まあ仕事が多いと在庫なども多めに保つ必要があると。その意味で目先3Qは流動79億から61億まで。手形とかが減り仕事が終わってきてる感は。負債も主に手形や前受などが落ちる形で減って財務改善。自己資本比率では前年比で10ポイントふえてるわけで、これは仕事が減ったからの変化でありこれを良化だとは思わないほうがいいような。

 

CF

大きな単価の時間のかかる仕事してそうな営業CF。マイナスの年もあったりしてでもそういうときは他の年に大きなプラスもあったりする。長期には普通にプラスっぽい。

設備投資はほとんどしてません。生産力強化はあまり必要なく維持だけでいいって感じですね。よってFCFも長期ではプラス。

還元はあまりやる気なさそうですね。配当性向低めで増益しようが減益しようが定められた配当をだして、配当ねハイハイみたいな雑な姿勢は感じます。まあかりいれもあるので返したいかもしれません。 

 

ゼネラルパッカー

業績

 東京自動機械よりは業績安定性をみせてるというか長期におおよそ売上を大きくへらすことなく成長ですね。ここは売上前年比では2008年に-12%ほどが一番大きそうな減収。ちなみに2017年に大きく増収してますがこれは「事業領域の拡大のため、食品製菓機械メーカーのオサ機械株式会社の完全子会社化を実施」で買収ですね。

その後2020年までに元々の包装機械も買収した生産機械も微妙に伸びてる感じで総合で堅調ですね。

さすがに今期は2Qで減収ですね。通期でも減収減益。とはいえ大きく業績交代してる感じではなく今年はちょっと調子悪かったねくらいでこれまでの傾向を変える感じではないですね。むしろコロナにしては頑張ってるくらいかも。

 

財務

自己資本比率はそんなに良くもないんですが、負債は借り入れは大したことないと言うか現金以下くらいだし負債は主に前受手形あたりなので健全な方ですね。

流動も順当に増えてる感じで問題があるとも。まあ今期2Qは減ってますねが。

BPSなら右肩。

 

CF

事業柄か毎年ではないけど長期には普通に営業CFプラス。それで設備投資もすくないですね。有形固定も工具とかなくてこれはファブレスかも。かどうかは断定できませんがだいたいFCFプラスでマイナスは買収も入った2017年が目立つ感じ。それで地味に増配してきてる感じですね。 

評価。

PBR0.8は高くは見えません。安く見えるかも・・といいつつゼネラルパッカーとしては平均的な水準で上も下もって感じです。PERでは7はかなり低いし安い気もしますが目先業績後退とか流動資産減もありEPSが減少する形でPERは上がりそうな?EPSが下がらないとかむしろあがるなんて根拠が持てるならわりといいかもしれませんね。

 

ミューチュアル

業績

 例えばリーマン前当たりより2017年とかのほうが売上あったりするので成長といえば成長なんだけど、2015年位から似たような水準で来てるし停滞と見てたほうがいい気はします。赤字はほぼ出てなくわりと堅実。BPSならそんなに早くもないけどほぼ右肩。

そのなかで2018年は大きく減収減益ですね。

2018「主要顧客である医薬品業界が薬価制度の改定を背景に設備投資の見直しを行い、売上高が大きく 落ち込んだことに加え、大口の案件が翌期にずれ込んだ影響により」とこのあたりは比較的安定的な業績推移でも顧客の環境次第では大きく動くというやはりシクリカルということになりそうです。・・ですがこの業績後退で株安に出た感じではなくむしろ決算後に期ズレのものが乗るとか期待されたんでしょうか。株高に出てたりするので、業績はバリエーションなどを見ながら織り込んでるか?は考えていこうねって事例になりそうですね。

というか大きな株安は市場が乱れたときなので会社見るより市場見てたほうがいい噂もありますね。しらんけど。

 

 

財務

 自己資本比率とかは横ばいでその中で流動資産とかが増えて固定資産は横ばいか減る傾向。まあ生産設備はいじらず維持くらいで地道に稼いでるという印象です。

借り入れなどは少ないです。BPSは右肩。

 

CF

2013年以降は営業CF赤字なしの設備投資少なめでFCFも同等。現金などを増やしながらも優待を含め還元してる感じですね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でよくわからないけどあげ
週足でよくわからないけどもみあい
月足で大枠もみあいっぽい
確認。

評価・売買判断

東京自働機械製作所

テクニカル的には、大きくは2015年に急騰高値があり、それ以降はもみ合ってる感じですね。いかにもよこよここ。その中で高値安値は1200-2305くらいはありますが。まあレンジですね。出来高がいかにも少なくてあまりトレンドどうのこうのってやるタイプじゃないと思いますが、コロナ安値からはレンジの中では上昇をみせてます。そうですね。1210や1507あたりをそこに見て2305突破などを見ながらいくのはどうでしょうね。出来高少なすぎてやりづらいと思うけど。出来てない日そこそこあるくらい。


ファンダ的には、強シクリカル。業績は顧客の気分しだいなところはありそうで連続性に乏しく成長とかそういう視点でみてもいきなり大幅減収とかくらいそうな。とはいえ、堅実に黒字をだしてBPSなら伸ばし続けてるみたいなところはありそのBPS増ペースはわりと早かったりしてます。

で、目先は流動資産が減っていて売上はピークアウトしてる感じではあります。どこまで後退と見るかという部分はありますがそれ相応の後退は見せそうです。

評価。

PBR0.5ほどは評価されてない水準というしか。評価されなさそうな点も多々あり妥当っちゃあ妥当。ただ減収も織り込んでる水準にも思えますね。東京自動機械としても低い方。過去に赤字などもないわけでもないけど、黒字維持でのんびりまた日の目をまつなんて視点だと意外に悪くないかもしれない。

 

ゼネラルパッカー

 シクリカルだとは思うけど長期に地味に成長感もあり、財務やCFにもそんなに問題もなさそうで、EPS成長を期待するのどうかなあとは思うけど、BPSなら右肩感もありその増加速度もめっぽう早く来てる気もしてるので高くもないとするなら拾うのもいいかもしれない。

評価。

PBR0.8ほどはいかにもな水準で高くは見えないけど安いとするのも微妙かなくらい。見るとやはり上も下もある水準。とはいえ2013年以降ではコロナとか血のクリスマスを除けばわりと低そうな水準で拾ってそんなひどい目には合わない気はします。

  

ミューチュアル

 長期に伸びてなくもないけど停滞と見ておくのが良さそうな業績推移。その中で設備投資を抑えながら地道に稼いで蓄財してる感はある停滞蓄財企業。まあシクリカルではありそうなので環境が悪いときは業績は悪くなるかもしれない。とはいえその悪そうな2018年も含め財務やCFが揺らいだ感じでもなく、株価も高くないなら黙って持ってればいいじゃないか感は。

評価。

PBR0.6ほどはいかにもほどほど。いろいろこんなものって感じ。ミューチュアルとしても上も下もあることはあるくらいで平常運転感は。

配当優待利回り取ると4.3%くらいあるのでその手のが好きな人はわりと選択肢になるかもです。まあ減配はあり得るというか過去にあるので注意は必要そうですが。

 

日本たばこ産業

配当利回りに釣られてる投資法みたいなもので選ばれがちで株安も続いてざまあ的な文脈でいろいろディスられて燃えがちな印象ですが、実際業績は固くここ10年なら売上を落としてる感じでもないし営業利益でも同様ですね。EPSは落ちてきてますが営業CFはド安定でFCFも買収でもしなければ安定的に出てるという配当狙いの向きだと実際かなり向いてそうな特徴はありそうな。

同時にやはり伸びてるわけでもないし、BPSも伸ばせてなく端的には蓄財も出来てない企業としては価値向上出来てないってのはそうであろうかと。

その中で目先通期業績後退も大きく後退といほどでもないし工場閉鎖リストラも入り、事業適正化も進むとともに配当性向を抑える方針も出てくるとなると、CFを自らの価値向上に使用できることになり停滞してたBPSなども上昇に向かうやもしれないみたいな局面で、そんなにディスられてるようなところばっかでもないかなあとは。

まあ目先は業績は現状維持もしくは後退傾向で儲けはほとんど還元でBPSも増やせてないって感じですけど。

そんなわけで後退懸念もある配当配るマシーンをどう考えるかですね。

利回り6%+優待で方針変更もオプションで加わればだからそんなにディスられるもんでもないとはおもいますけどね。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特にないですね。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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