投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
ショーエイコーポレーションとその他
株価
1080円(人々は、格上に食らいつき弾かれながらもさらなる挑戦を続け登り続けてる。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 9385 | 7917 | 3943 | 7839 |
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企業名 |
ショーエイ コーポレーション |
藤森工業 | 大石産業 | SHOEI |
市場 | 東証一部 | 東証一部 | 福証 | 東証一部 |
業種 | 化学 | 化学 | パルプ・紙 | その他製品 |
時価総額(億) | 84.8 | 896.0 | 84.3 | 1303.9 |
株価 | 1080 | 4650 | 1808 | 4855 |
決算期 | 2021/03予 | 2021/03予 | 2021/03予 | 2021/09予 |
予想売上(億) | 208.6 | 1,166.0 | 203.0 | 233.5 |
予想営業利益(億) | 13.5 | 94.0 | 10.5 | 51.9 |
営業利益率 | 6.47% | 8.06% | 5.15% | 22.23% |
予想純利益(億) | 9.0 | 61.0 | 8.4 | 35.6 |
売上成長率(年複利/期間) | 4.5%/13年 | 3%/14年 | 1.2%/14年 | 3.9%/14年 |
EPS成長率(年複利/期間) | 6.5%/13年 | 12.9%/14年 | 2.9%/14年 | 5.7%/14年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 4.7%/12年 | 6.5%/13年 | 3%/13年 | 7.1%/13年 |
PER | 7.66 | 14.51 | 8.36 | 36.61 |
PBR | 1.79 | 1.26 | 0.49 | 8.64 |
ROE | 23.4% | 8.7% | 5.9% | 23.6% |
ROA | 10.0% | 5.6% | 3.8% | 17.1% |
配当利回り | 1.85 | 1.51 | 3.1 | 1.36 |
配当性向 | 14.2% | 21.8% | 25.9% | 49.8% |
総資産(億) | 90.4 | 1083.5 | 219.6 | 208.4 |
自己資本(億) | 27.0 | 665.1 | 137.7 | 156.3 |
自己資本比率(%) | 29.8 | 61.4 | 62.7 | 75 |
一言感想 | あげ | 蓄財 | 停滞 | あげ |
今週は比較。市場統計推移記録表で2021/3/13と2018/12/25を比較しROEが10%以上高いのにPBRが10%低いもの(該当50銘柄)からチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年03月16日取得。ショーエイコーポレーション。包装材(レジ袋含む)。比較に包装材っぽい。ゲストに間違えて買えば良さそうなヘルメット。
ショーエイコーポレーション
業績
レジ袋とか不穏な言葉が入ってたのでこれは有料化も絡み業績株価も冴えないのかな?と思ったらそんなこともなく。
もっとよく見るとこんなの作ってるみたいですね。レジ袋主力ではないみたい。
それで企画からやる形でわりと高付加価値かもしれない・・って思ったらいうほど利益率などは高くないのですけど。まあ100円ショップはコスト圧力大きそうだからこんなもんなのかも。
そんなかんじですがROEROAも比較高くみえるので回転率高そうで優秀なところはありそうです。
2017年以前は薄利感あったのですが2017年に利益率が改善する形で大幅増益。
2017年・・特になにか触れてる感じでもないですが主力のパッケージ事業で「主力製品であるネオパック、サイドシールは販 売額及び数量とも拡大しており、また海外製品売上や収益性の高い充填作業等セット販売の取引件数 が増加した結果、売上高、セグメント利益ともに前期を上回り」って感じですね。数字的には売上原価率が3.4ポイント改善で販管費率が0.9ポイント悪化で、1.2%の利益率が3.7%になりましたって感じですね。原価率はざっくり増収とともに低下傾向が認められるのでやはり増収が好ましいとなりそうです。
今期3Qは100円ショップやドラックストアの巣ごもり部分で恩恵がありそうで、インバウンド逆風の化粧品パッケージなどの減速も補って大きく増益ですね。
目先好調感はあります。
財務
業績で利益が出るようになった2017年以降流動資産が伸びる傾向ですね。固定資産は比較少なめでまた増えてる感じでもないですね。半ファブレスかも。生産設備はありそうなので自分でも作ってると思いますが。
自己資本比率は低めです。ただ有利子負債は変わらぬ水準で負債全体も微増くらいでそれ以上に資産が伸びる形で自己資本比率が改善してきてますね。まあ良化といえば良化です。
CF
営業CFはわりと安定しないタイプです。赤字もちらちら。とはいえ2016年以降は入るときは大きく入る感じでプラスにはなってきてますね。あまり説投資はいらないみたいでFCFはわりと安定的です。まあ業績も好調な中大丈夫そうなんですけど、営業CFマージンなど見るに水準は低く堀とか競争優位性とかに類するものとかはなさそうには思えます。
藤森工業
業績
こっちは企画というより機能素材といういかにも化学感がでてるラインナップ。
長期に増収の成長感はありますし、利益もかなり安定的。赤字が2009年にありますね。BPSなら右肩。
まあ微成長蓄財くらいでしょうか。ROEあたりもちょっと優秀くらい。
目先上方修正して3Qで売上横ばいの増益。通期で増収増益ですがまあ傾向は継続って感じですね。
財務
財務いいだろうなあって思ったけどやっぱりいい。自己資本比率は60%ほどでさほど高くないけど、有利子負債はほぼなく負債で主なのものは買掛売掛とか。
有価証券多め。増えてる。蓄財ですね。BPS右肩。蓄財ですね。
CF
営業CF安定。赤字の2009年だろうと安定。FCFもほぼ常に出てる。 2008年が大型設備投資でマイナスくらい。
現金も増えてる。有価証券は現金に類するものっぽい。
還元超余裕。現金230億溜め込んでる中で13億還元しますねって感じ。
大石産業
業績
こういうの。化学というよりは紙寄り。まあパルプ・紙なので当たり前なのですが。
薄利で利益率2%とかだろうなあって見ると意外に利益率取れてて目先5%ほど。まあでも高い水準ではないですね。調子悪いと1%切るくらいみたい。
でも長期に赤字もないしBPSもゆるやかだけど右肩だしという停滞蓄財な会社。
長期にびみょーな成長感もないわけでもないですね。
目先3Q減収-4%増益+24%。増益は目を引くけど通期では+4.8%としてるし順調くらいではないでしょうか。計画はどちらかといえば強気ですかね。それもありやはり変化というより既存の延長線上にあるのでは?という印象を持ちます。だから停滞蓄財。
財務
蓄財。長期に地味に改善は見られます。自己資本比率が微妙に上昇。借り入れはあるけど現金が多いくらいであまり細かくなかを見る気も。
CF
営業CFは常に出てFCFもだいたい出てるやつで蓄財が進んでるやつ。還元は余裕な感じですね。時折自社株買いも入ってます。自らの貯金も増やせる程度に確保しつつ余裕は還元してるみたいな印象。ここはそんなに悪くもなく。
日足週足月足の値動き判断
日足でさげ。
週足でもみあいからあげ
月足であげ
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、月足で目先は下落感もあるも、長期にはボラティリティはありそうも普通に上昇。目先の下落も去年9月の高値1346を取ったあとの調整とみると、日足では反転感もあり長期上昇継続を見込むならわりと良い頃合いかもしれない。そこは964。ここを切るなら素直に逃げるのがいい気はいたします。
ファンダ的には、目先は好調な雑貨メーカー・・ってことになるのかな。
ROEやROAなどは比較高めにでて見るべきところもありそうですが財務も悪く、CFもあまり余裕なく堀とか競争優位性などはあまりなさそうで環境が悪くなれば順当に状態悪化はしそうです。まあ目先は勢いがありますね。薄利なこともあり展開次第ではもっと大きく利益も伸びるのはあるかもしれません。
こういうのは安ければ。
PERで7.6ほど。これはあまりさらなる増益は見込まれてなさそうな水準には見えます。基本的に状態が悪く調子いいとはいえ薄利な部類で例えば原価率2%減るなら1.5倍近くの増益などはあり得るようには思えます。市場は半信半疑というところでしょうね。
なにか増収とかの根拠があるなら。自分はないです。ちょっと追い風の結果で風がやむと減速もあるのでは?みたいな感じで半信半疑になります。
もちろん減益はだめそうです。PBRでみると1.7ほどはもうけっこう高い水準ですし。
藤森工業
長期に微妙に成長感もある安定蓄財企業。目先も堅調で財務もCFも余裕ですねとしか。順調な化学メーカーとしてはあるある。
PBR1.3ほどは上も下も。どちらかといえば高評価な部類。PERでみるとより上も下も。
絶対的にもわりといい状態でPER15ほどは高くもないくらいでしょうか。安いと言えなくもないけど地味で目立たない感もありあまり評価が高まる気もあまりしないくらいの色んな意味でよくある評価感。 業績加速とか還元大盤振る舞いの未来が見えてるならいいと思うけどそうでもないなら悪くもないけど妙味はどうでしょうね。
大石産業
停滞蓄財。極めて地味だけど安定感は優れて地道に蓄財に励んでる感じ。配当+BPS増の6%は実はそんなに悪い水準でもないようには。
安ければ。
PBR0.5は高くは見えない。安いほうなのでは?ってみるとどちらかといえば低い方。
も、常に低いところがあってまあ評価を集める感じでもないし順当って気は。あまり大きく負ける可能性を減らしつつ大勝は諦めて年6%程度でいいやって思えるなら選択肢にはなるとは思います。
高級ヘルメット。近年好調だし好調な上に利益率高いしROEROAなども抜けて安定的に高いところもあって長期株高のわりと絵に書いたような優秀な企業。財務やCFなどもみるに競争優位性を持ってそうで堀とまでは断じがたいけど近いものもありそうです。
とはいえ、2009〜2013年に低迷があるね。普通に二輪車などの需要が消えたようです。その種の競争優位性を持っていても市場が消えるようなときは低迷すると。
PER30超えもしゃあないねという優良企業ですが、EPS成長率などはそれほど高いものでもなくまた、環境が悪化すれば低迷もありえるし低迷期にはPBR0.7台とかもあるので経済環境によっては十分の一もありえるというか過去にあったというのは踏まえてた方がいいとは思ったりします。もちろん極めて優秀な部類の会社なので何もなければ相関単位は大きく評価を下げるのも考えにくいですけどね。
そのへんを踏まえて。
どちらかといえば低迷&低評価の再来が来るなら狙いたいと思う種の会社。いつかわからないし来るかどうかもわかりませんが。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
特にないぞ。
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記事補足してます。
この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。