大河の一滴

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(8023)大興電子通信 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

大興電子通信

(東証二部/卸売)

株価

557円(人々は、激おこして暴れてその後随分静まるもまた怒ったりでまだ落ち着かない。)

業績財務と指標とそれに対する分析

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 今日は分析。ROIC変則3年平均(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で10%以上かつ3期現金抜きCF倍率(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2019/01/27/210000)で5倍以下(107銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2016/2/12比較でPBRでより低いもの(74銘柄)をチョイスして分析。大興電子通信。情報通信機器販売とシステム開発が両輪。。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年02月22日に取得。

業績

 情報通信機器販売とシステム開発が両輪。とかいってるけど業績的には卸の数字です。というか業種分類も卸だね。

それで2015年位まで低迷感もある業績推移。 BPSも伸ばせてない感じで卸はあまり儲からないけど赤字などは出にくいものが多いこともあってかなり冴えない印象。も、2016年くらいから利益が安定しBPSくらいは伸びるようになってきてますね。

2016年以降原価率が低下傾向ありますね。効率化が進んでそうな?

2016年「当連結会計年度から開始しました組織横断プロジェクトでは、ストックビジネスの見直しによる採算性向上や、将来の柱となる新規ビジネスの商材選択と拡販、システム商談の勝率アップを目的とした管理手法の刷新、会社の土台となるマネジメント体制の改善~不採算プロジェクト減少で収益性が向上したことによる売上総利益の増加に加え、経費削減の取り組みが全社的に定着」と施策がうまくいってる感。

あとは特に利益の出てる2020年「販面におきましては、富士通株式会社および同社グループとの連携による受注獲得に加え、消費税対応およびWindows7サポート終了による一時的な需要増ならびに連結子会社の取得による増収効果~販売面と同様の理由による増収に伴う売上総利益の増加に加え、当社グループにおいては比較的収益性の高いソフトサービスの需要が堅調に推移する中、品質向上を目的とした社内施策が奏功し、通常ソフト開発で見込まれるトラブルの減少でプロジェクトの採算性が改善」・・2020年はわりと一時的な理由が強そうな気がしましたが案外そうでもなく体質も強くなってる気もするところですね。

ただ最新3Qでは減収-16%減益-89%減収はキツめですね。計画ではそれなりに回復の計画ですがそれでも減益で-61.5%ですね。結構揺り戻される形。「販売面につきましては、富士通株式会社および同社グループとの連携強化による新規商談および既存顧客からの受注獲得に引き続き努めましたが、Windows7サポート終了と消費税改正に伴う入替需要が収束したこと、感染症の影響により特に首都圏における受注の延伸が発生~利益面につきましては、売上高減少に伴う売上総利益の減少、本社事務所リニューアル費用の計上ならびに感染症の影響による稼働減少などが継続」という感じでわりとコロナでダメージ受けてるのがありそうですね。あとは本社コストでより悪くなってるところは。

 

財務

2016年位から財務改善純資産増。利益剰余金も2016年までマイナスだったみたいですね。 総資産はあまり増えない中負債整理で純資産増みたいな感じですかね。

貸し倒れとかはマズイですが、もう借り入れ<現金くらいではあり財務は悪い感じではもうなさそうですね。

あと2019年固定資産増えてますね。おそらく本社関連。

CF

 以前はCFも赤も多かったけど2015年位から黒も多くなってFCF黒字化ですね。

現金も増える傾向ですね。通常運転になってきてる感は。配当はもっと出せますね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげじゃないですかね。
週足でさげですね。
月足で吹いてさげか調整。
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2017年に待つに大噴火で1843まで。それからは鎮火というか沈下というか下落で、2019年末から盛り上がるところもあったけど、コロナで押さえつけられまた沈下みたいな。ただコロナ沈下後は以前の安値457は割っておらず、調整はもう終わったという見方もできなくなく、457を底に見ながら再度の盛り上がりをまたのんびり待つとかはできるかもね。相当のんびりしそうだけど。


ファンダ的には、低迷を乗り越え正常化した商社。体質変わったようにも見えて各数字もう普通に稼げそうな雰囲気。とはいえ、目先は大きな後退で環境悪化はやはり厳しいんだけど。でも環境悪めっぽい中利益出せるくらいにはなってそう。あとは2020年とかみるにあるいは地力はもっと上かも。環境がよくなると面白いかもしれない。わりと適当に言ってます。

評価。

PBR0.9ほどはでてる数字などからするとちょっと期待含みか。基本そんな高い収益性にならない卸はもう一声とはいいたくは。とはいえまた増収などに転じ2020より高い利益水準を見せてくるともうちょっと上かな?という気も結構するのでわりと業績次第でどっちもみたいなところは。というかこういうのをフェアバリューという気はするところだけど。

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=8023

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=8023

IRBANK:https://irbank.net/8023

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

なんもないね。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)