投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
アキレスとその他
株価
1498円(人々は、栄光を掴むも掴み続けられずずるずる引きずり降ろされている。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 5142 | 7938 | 3558 | 2790 |
---|---|---|---|---|
企業名 | アキレス |
リーガル コーポレーション |
ロコンド | ナフコ |
市場 | 東証一部 | JQS | 東証マザ | JQS |
業種 | 化学 | その他製品 | 小売 | 小売 |
時価総額(億) | 237.6 | 67.5 | 257.8 | 615.9 |
株価 | 1498 | 2077 | 2245 | 2068 |
決算期 | 2021/03予 | 2021/03予 | 2021/02予 | 2021/03予 |
予想売上(億) | 730.0 | 210.0 | 100.0 | 2,380.0 |
予想営業利益(億) | 11.5 | (22.0) | 15.0 | 198.0 |
営業利益率 | 1.58% | -10.48% | 15.00% | 8.32% |
予想純利益(億) | 28.0 | (26.0) | 12.0 | 121.0 |
売上成長率(年複利/期間) | -2.3%/14年 | -4.2%/14年 | 34.4%/6年 | 1.4%/14年 |
EPS成長率(年複利/期間) | 4.7%/14年 | #NUM! | #NUM! | 4.1%/14年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 0%/13年 | 4.1%/13年 | #VALUE! | 3.7%/13年 |
PER | 8.40 | -2.60 | 21.22 | 4.88 |
PBR | 0.54 | 0.54 | 6.45 | 0.39 |
ROE | 6.4% | -20.8% | 30.4% | 8.0% |
ROA | 3.9% | -9.1% | 24.3% | 5.5% |
配当利回り | 3.34 | 0.96 | - | 2.08 |
配当性向 | 28.1% | -2.4% | #VALUE! | 10.2% |
総資産(億) | 722.6 | 287.0 | 49.3 | 2210.4 |
自己資本(億) | 413.5 | 142.3 | 30.8 | 1423.2 |
自己資本比率(%) | 57.2 | 49.6 | 62.5 | 64.4 |
一言感想 | 停滞 | 業績崩れ | あげあげも赤字もあり | 停滞から増益 |
今週は比較。注目の優待企業(https://yutai.net-ir.ne.jp/study/)とかをみて気になったものをチョイスして比較。優待内容はみないでPERPBRと業種みてチョイス。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年02月18日取得。アキレス。靴屋・・で拾ったけどどちらかといえば産業資材屋だった。比較に靴メーカーと靴EC。ゲストに靴じゃなく産業資材を売るナフコ。
アキレス
業績
名前がアキレスで運動靴大手とか言われていかにも靴メーカーって感じだけど、主力は様々な産業資材で靴メーカーと言うより遥かに化学メーカー。
優待はカタログやネットショップの販売割引。靴等のカタログみたい。500株あると半額のようで見ると寝具とかもあるので場合によってはお得かも。
セグメント。靴は片手間というか赤字。近年は基本的に赤字みたい。祖業のひとつみたいだけど。
ざっとみるに業績は足踏みと言うかじわじわと減収傾向にありそうです。も、営業赤字はないようで伸びない事業で地味に稼ぎ続けてる感じですね。BPS見ると増えてない感じなので正しく停滞。あるいは微衰退という感じですかね。
目先3Q減収減益。靴及びプラスチックは後退ですが産業資材は増収ですね。靴はけっこう厳し目ですが売上一進一退感もあり過去にもあったくらいの減益で一応黒字だし過去の延長線上にありそうかなって印象。まだ停滞。
あと基本的に利益率が低く(1〜3%程度)、1%利益率が動くと大きく利益が動くので今期の営業利益-30%ほどは、1%戻ればもとに戻るとも言えて不可逆な企業劣化と断ずるのも難しいかなという印象。
財務
現状維持という印象が強い。業績は足踏み感あるけど財務も近い印象、その中で近年は流動資産が減ってるね。手形が2015年284億から目先3Q183億まで減っててこれは事業規模縮小みたいに見えて印象良くないですね。
借り入れはあるけど借り入れ<現金くらいだし自己資本比率も低くもないから財務はいいほうかな。
衰退が進む中、現状維持してる感は財務からも。
CF
営業CFはでてますね。ここは安定感。それで投資も結構してて近年は増える傾向ですが投資を増やしてもFCFだいたい出てますね。
ここらは堅調な感じな印象をです。増えてる投資は固定資産の取得ですが、これを進歩しようとしてると見るか、投資を増やしても業績改善が見られないとマイナスに見るかは人によって分かれそう。
で、配当をして余裕分があるなら自社株買いに回してそうですね。ただ余裕分だけですね。そのへんもみてROEとかもみるとさがるというよりはあがってますね。
リーガルコーポレーション
業績
靴メーカーで小売(自分で売る)と卸(他が売る)ということかな。
赤字。コロナの影響もありそうだけど2017年くらいから減収になってきて減益は2014年からで2020年で赤字突入と、低迷してきたところにコロナ襲来で赤字ダメ押し感あってとても印象が悪いです。
今期3Qで減収拡大の赤字拡大。「靴業界におきましても、新型コロナウイルス感染拡大の影響は大きく、全国的に不要不急の外出を控える動きが継続 しており、消費動向は依然として低調に推移し、厳しい経営環境が続いて」とかは言っててコロナのせいってところはありますが、コロナ前から衰退傾向だったですやんとかはいいたくなります。
この傾向が覆るのはみたいところですが。
財務
2018年までは資産増傾向ありましたが以後資産減。2015年位から手形が減って(取引規模の縮小)商品及び製品が増えるという傾向。
これは売れなくなってきてる中売れない商品が積み上がってるイメージでとても印象が悪いですね。
自己資本比率はそんなに悪くないくらいで50%前後で維持でしたが目先3Qで借り入れを増やしてますね。ギブアップ感あります。40%後退。
これは事業悪化による財務悪化に分類したくなりますね。印象良くないですね。
CF
2020年でプラスを維持してた営業CFがマイナス化。今期2Qもマイナス。
FCFは2018年からマイナス。
もう還元も見る気無くなる感じ。
ロコンド
業績
社長がイキってるのが流れてきたり、ヒカルマーケとか赤字出てたりネタ臭を感じるのですが、(そのわりに投資人気あってちょくちょく名前をきく)実のところめっぽう優秀な成長企業。
売上右肩で、赤字からの黒字化。
アクティブユーザーは順調に増え。
規模もまして利益が出る体質になってきた。
そして成長投資やるぞみたいなことを言ってますし、色んな意味でイキのいいグロースですね。
増収を伴いながら利益も出るようになって未来は明るい感じはしますが、投資するぞって言ってますし利益に関しては乱高下しそうな気もありPERあたりはあまり当てにならないかもね。
あとは、ロコンド博士も多そうだし下手なこと言ったら間違いになりそうだしここまで。
財務
急激に規模を伸ばしてる段階で数字はかなり変化してそうな感じ。 目先3Qで資産70億。で流動56億の有形固定2.5億でいかにもECという感じ。小売も兼ねてそうで商品が伸びてますね。2016年に2.3億が目先3Q14億。現金手形も伸びててだから成長企業だねというBS。
目先3Qで借り入れがなくなってるね。主な負債は受託販売預り金の未払い金、その他など。総合的にかなり健全でうまくいってるとしか。
CF
営業CFはまだ安定してない感。規模もます中で商品とか先行するし成長のコストもかけてそうで。出るとするなら今後。出そうな業績と財務してる。
まだ無配。決算資料で配当原資は利益の10%とか言ってるので配当始まりそうな。
日足週足月足の値動き判断
日足でさげ
週足でさげ
月足であげてさげ
確認。
評価・売買判断
アキレス
テクニカル的には、長期には2017年末まで上昇で2442。そこからは長めのドローダウンな続いてるね。コロナ安値の1120から6月高値で2217の高値切り上げは久しぶりとも見れてトレンド転換の疑いは持てるかもしれない。その線でいくなら前年末の1385を底にみてるのがよさそうな。ここと2217あたりを基準に。
ファンダ的には、価値向上できずに衰退味のあるなか現状維持し還元をするマシーン的な。直近減収が厳し目も利益は維持でこれでも現状維持の範囲内になるか。
財務はい時間が強いというか、維持になるように還元してる印象。CFは案外安定で余裕を見たら自社株買いも含め還元に振り切ってる感はあります。全部還元するので財務は維持になる構造。衰退気味の事業と還元熱心をどう考えるか。
高い評価をするのはどうかなあとは。
PBR0.5ほどはそんなもんかなあと感じる水準。アキレスとしてもよくある水準で上にも下にも。フェアバリューと言える水準なのではないか。
あとは目先は黒字とはいえ業績後退もあり、積極的に評価する局面とはしがたいところは。増収にまた向かい減益が止まるなどは見たいと思うところですがー
リーガルコーポレーション
衰退傾向にありましたがコロナも来て本格的に低迷に突っ込んで着てます。触るような局面に見えません。
増収に転じる、黒字化、営業CFのプラス化、FCFのプラス化。それらあたり出てこないとちょっと明るい未来を想像できないですかね。
まあすごく安ければ考える価値もあるかもしれませんけどね。PBR0.5ほどは全然安く見えない。というかBPSも減りそうだし。
ネタ企業っぽく見えるところもありそうだけど、明らかなイキのいいグロース。実際に成長してるし様々な数値も成長してますというもの。投資先行感もあって利益はあまり出てなかったが、目先利益がちゃんと出るところを示せる規模まできてる感は出てきてますね。財務もうまくいってるネットグロースのそれでCFもそうなってきそうな趣も感じられます。コストかけそうな気もするので利益はわからないところはありますが、なんだかんだで未来は明るそうな雰囲気。
評価。
・・これをどう考えるか。いやあ難しいですね。出されている目標?のROE25%が継続的に出るならPBR6ほどはPER24ほど。20%程度の順調な成長が続けば十分見れる評価水準には思えますが、だから順調な成長が続けばだよね。そこをどう考えるかですかね。
西日本のホームセンター。
普通に停滞蓄財。特に高くもない営業利益率のROEROAで赤字は出しませんねって感じで長期にBPS増。で今期は好調で大きな増益で見た感じコロナ関連の商材が好調な故って感じですね。今期は好調だけどこれで今後は成長するぞって見るのは少々難しいかな?という感じな印象。
財務CFも問題ある感じにはみえなくだから堅調な停滞蓄財企業という感じ。
評価はいかにも低PBRで低いけど元々低めでPBR0.3〜0.5くらいが定位置。
コロナでPBR0.2切りまで売り込まれたのですごい上がってるようにみえますけど。まあ蓄財は堅調なので展開次第では堅めな狙いで拾えるかもしれないけど。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
やはりとくにない。というか某企画言ったん流れそう。でも諦めずクローズな企画でどこかで。
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記事補足してます。
この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。