大河の一滴

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(2911)旭松食品/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

旭松食品とその他

株価

2288円(人々は、ゆっくりじっくり丘を登っている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 2911 2926 2820 2801
企業名 旭松食品 篠崎屋 やまみ キッコーマン
市場 東証二部 東証二部 東証一部 東証一部
業種 食料品 食料品 食料品 食料品
時価総額(億) 42.9 18.3 144.2 14502.5
株価 2288 127 2070 7480
決算期 2021/03予 2020/09 2021/06予 2021/03予
予想売上(億) 88.5 28.8 135.0 4,638.0
予想営業利益(億) 3.3 0.4 7.0 395.0
営業利益率 3.73% 1.21% 5.19% 8.52%
予想純利益(億) 2.8 0.2 4.6 266.0
売上成長率(年複利/期間) -5.1%/14年 -8%/13年 8.3%/7年 1.2%/14年
EPS成長率(年複利/期間) 8.4%/14年 #NUM! 6.7%/7年 6.7%/14年
BPS成長率(年複利/期間) -4.6%/13年 -7.6%/12年 30.5%/6年 2.1%/13年
PER 14.82 115.45 31.24 53.98
PBR 0.57 1.54 2.04 5.06
ROE 3.8% 1.3% 6.5% 9.4%
ROA 2.8% 1.1% 3.1% 6.9%
配当利回り 1.53 - 1.16 0.56
配当性向 22.7% #VALUE! 36.2% 30.3%
総資産(億) 98.9 15.0 150.1 3873.3
自己資本(億) 69.4 11.4 68.5 2724.4
自己資本比率(%) 70.2 76.1 45.6 70.3
一言感想 停滞蓄財 衰退 あげ びあげ

 今週は比較。注目の優待企業(https://yutai.net-ir.ne.jp/study/)とかをみて気になったものをチョイスして比較。優待内容はみないでPERPBRと業種みてチョイス。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年02月19日取得。旭松食品。高野豆腐。比較に豆腐っぽい。ゲストに豆腐にかける醤油。ちなみにヤマサは非上場。

旭松食品

業績

2008年位から 赤字を出して特損を切って規模縮小し黒字化するもまた赤字をだして規模縮小って感じというかみると毎期特損を切ってますね。2011年2014年あたりは大きいですがわりと悪い部分はすぐ処理する感じなのでしょう。その結果というか売上は伸びてない感じですが、2016年以降増益傾向でROEあたりも向上してきてます。数字としては原価率が下がってきてます。販管費は上がってきてましたが上がり止まりをした感じでもありますね。

その中で今期3Qは減収減益「需要面では、一般家庭用商材の巣ごもり消費が継続してい
るものの、業務用商材においては昨年4月の緊急事態宣言以降の外食等の制限や全国一斉臨時休校による学校給食での需要減の影響を受け、非常に厳しい状況で推移」ということで業務用が後退感ありますね。計画は横ばい程度で増益。これができるかですかね。できるなら業務用後退の中わりとよくやってる感はありますね。計画自体はどちらかといえば強気傾向が見れそうな。

 

財務

 2015年くらいから資産横ばい感。有形固定資産は上がってますね。流動は手形棚卸し資産などが減ってはいるかなくらい。

自己資本比率あたりも高く財務はかなり健全。借り入れはあるけど現金>借り入れくらいになるし問題はなさそうです。

特損をよく切ってるところとかROE増や原価率低下などの傾向から設備を更新しながら効率化を進めてる感じはしますね。

 

CF

 営業CFは滅法安定。ただ投資が重そうですね。FCFマイナスが続いてます。ただ定期預金もいじっているので設備投資に限ってみますと・・それでも2017年以降でCFマイナスですね。

この辺の構造をどう考えるか。還元はそれでも増配に来てますね。

 

篠崎屋

業績

減収傾向に薄利で低ROEBPSも増えておらずで現状維持でいっぱいというか売上的に現状維持もできてないと言うかいかにも苦戦気味の食品で低ROE

 今期1Qは増収増益ですが、売上はずっと下がってたのが反転だけ、利益は薄利な中で前期よりは増えました程度の・・1Qなので楽観視は禁物かな。

 

 

財務

財務は良いと言うか 自己資本比率は高め。資産16のうち6億現金くらいで総負債で4.4億くらいで財務は健全としか。

ただこれはそういうことでもなく財務いいということは改善の余地があまりなくつまりちょっと業績いいくらいではあまりBPSとか増えないになりそう。

 

CF

2015年以降営業CFはマイナスも多めですね。投資はあまりしてないけどFCFもプラスかマイナスか微妙。

総じて微妙。

 

やまみ

業績

 一時期結構名前を聞いた会社ですが、増収は続いてますね。で、利益率がかなり高く8~10%出ててこれは食品としては傑出した利益率・・だったんですけど2020年に大きく利益率が落ちてますね。

2020「利益につきましては、運送コストの上昇による荷造運賃の増加、富士山麓工場の稼働による減価償却費の増加、富士山麓工場の人件費や光熱費といった固定費負担等の影響もあり」となかなか特に設備投資しながら高利益率を維持するのは大変そうなところは。数字としては原価率が上がってますね。販管費も上がってますが。当面の視点としては増収とと主に利益率回復が進むか?みたいな視点ですかね。今期は増収増益。利益という点でもかなり盛り返してますが一昨年の利益には及んでませんね。ただ上方修正も伴ってますので利益回復は順調とは見れますね。

 

財務

 資産増。固定資産も増えてて生産力向上に向いてたところは。前期末の建設仮勘定などみるに設備投資一服かな?みたいなところは。今期2Qでは増えてないので一服ですね。

現金は少なめ。これは日銭も結構入る食品っぽい。売掛伸びてるなどこの辺は順調。

2017年以降投資先行で自己資本比率は上がり止まってる感ありましたが今期は改善してますね。借り入れ返済も進んできてる感じです。

 

CF

 営業CF安定。ここらは順調な食料品感。それで2019、2020で大きな投資。これが利益圧縮の理由になってもいそうですが、投資一服でしばらくは楽になりそうな。まあ原価償却は長期間になるはずですが。

増配傾向ですが還元は余裕ある方には投資や返済を優先したい感じで増配はそんなに進まないとは思いますが。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげっぽい。
週足でもみ合い的に微妙にあげ
月足であげ
確認。

評価・売買判断

旭松食品

テクニカル的には、長期に地味に上げてる感じ。いかにも出来高少ない感じで時々音が飛んでるのはきになりますが安値は切り上げ感。そうですね。2018年の安値1802をそこに見て急騰したりしたら売るみたいな。1802が遠いなら1956でも。

 
ファンダ的には、あまり膿はためずその場で処理して規模は小さくなるも利益は出せるような体質に。今期は業務用後退で厳し目も黒字は確保。財務はそんなに問題でもないけど投資が重くCFは余裕がないかも。まあ改善味も出てきてる感じですがやはり低ROEかあというところは。

評価。

安ければ。PBR0.6は低ROEを踏まえてそんなもんか感。利益が安定した2017年以降としてはよくある水準ですね。このあたりがフェアバリューとみなされてそうです。

BPSも伸びてないこともないのでその意図でいくのもいいかもだけどやっぱりもっと高ROEになってきてほしいところですかね。特損切りがちなことと効率化は進んでるので業務用回復するなら案外いいかも。CFがちょっと引っかかるけど。

 

篠崎屋

基本的に低迷。今期1Qは増収増益ですがこの1Qを反撃の狼煙とみるのはどうか。繰り返す使う商材で営業CFマイナスもいただけない。だからかなり低迷。

まあボロと言ってもいいと思うしこれにPBR 1.5は割とボロ評価で悪いところばっかだから伸びしろ多いでしょ?評価とも言えそうだけど、財務は以外によく言うほど財務改善余地もないのでは?

通期を通じての増収、営業CFの安定で設備投資を始めるとかそのあたりは見たいかなあって感じというかスルーでいいんじゃないですかね。

 

やまみ

順調な豆腐屋。2019年までの利益水準なら傑出した食料品メーカーといえる水準。投資や運送コストで減益をみてるけど、落ちた利益率でも わりと優秀ですね。その中で目先も順調で利益率も回復傾向にありと。財務は投資一服で今後は改善が進みそうな気がするところ。借り入れ自体は大きめでしばらくは返済優先になるのでは?CFはさすがに飲食の安定感。ここからも今後は良化も期待できそう。

という感じで総合順調で良化も進む豆腐屋

評価。

ここをどう考えるか。PER30ほどは良化を織り込んでいる水準には思えます。今ではなくもっと利益回復姿を期待されてるようには。まあ目先はその方向にも思えるので待ってればみたいなところはありますが。売上伸びてればいずれは・・みたいな考え方ができるならいいかもしれません。

 

キッコーマン

つおい。長期に増益でシェア握った繰り返し使うもんはつおいという印象。

 財務改善しながらROEを維持で効率化安全化進んでいる感じですが、成長というよりは良化という感じですかね。BPSも右肩感あり営業CF、FCFも安定で、端的に盤石感すごいですが、PER50超とかはどうすかね・・?

これは絶対的に高いと思いますしキッコーマンとしても過去の頂点くらい・・というか超えてる感じですね。今がキッコーマンは最高評価。今がキッコーマンの最高状態でもっとサイコーになるとか言える根拠があるならいいと思うけどそうでもないなら距離を置くほうがいいことが多い気はしますがさてはて。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないぞ。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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