大河の一滴

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(3655)ブレインパッド 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

ブレインパッド

(東証一部/情報通信)

株価

4250円(人々は、狂い咲きで一発あてるもあとが続かなかったけど努力でまた進みつつある。)

業績財務と指標とそれに対する分析

f:id:kamomenotoushi:20210210214858p:plain 今日は分析。ROIC変則3年平均(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で20%以上のものを市場統計推移記録表にかけ、2018/12/25と2021/2/10比較でPBRをより下げているもの(該当65銘柄)からチョイスして分析します。ブレインパッド。顧客購入履歴データ分析で販促提案。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年02月10日に取得。

業績

データ解析を軸としたシステム開発という感じでしょうか。

会社は以下のように。

f:id:kamomenotoushi:20210212135314p:plain

アナリティクスはデータ解析を用いたシステムを受託開発。

ソリューションは既存システムを用いてシステム構築。

マーケティングプラットフォームは、自社開発製品のSaaS形式。

・・みたいな印象(あってないかもしれない)

いずれにせよハイカラでいかにもウケが良さそうな事業という感じで色々今どき。

そして各セグメント付加価値が高そうで実際かなり目をひく利益率。

f:id:kamomenotoushi:20210212140236p:plain

そして各セグメント売上も伸びてる感じでいかにも今どきのキラキラグロースってかんじの趣。

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ただ、前期は利益を結構出しましたが今期は6月決算時に大きな減益計画でしたね。

「コロナ禍によりDXが必須であるという認識がより一層高まり、アンダー/アフターコロナにおいてDX投 資、データ活用投資が必ず回復・増大するものと考え〜DX、データ活用に関する需要を十分に取り込むための優秀な人材の採用・育成を、継続的に推進する必要がある〜新型コロナウイルス感染症拡大により、同感染症の影響を強 く受ける業界から受託する案件(既存案件を含む)が減少する可能性があることに加え、新規案件の受注が決定して もその開始時期が遅れることなどが想定されます。そのため、次期上期の売上高は当期並みとなる可能性があり、下 期以降の売上高が回復に転じるかどうかについても同感染症拡大の影響次第〜人材採用の進捗、給与体系の見直しにより、固定費である社員人件費は大き く増加しております。加えて、次期においては、同感染症の影響により大手企業の採用意欲が停滞する可能性を好機 として、コロナ禍においても自立的に活動できるリーダー層以上を中心に、86名の増員を計画」

・・・長いですが、コロナの影響で短期の受注は減るかもしれないが、今後DXカテゴリ自体は伸びるとして人材確保育成にコストを掛けるとしての計画ですね。

1Q出て「利益面は、コストの節減・適正化を進めた結果、期初の想定を上回り」と上方をこなしてますね。ただ前期に比べ増収は横ばい程度で大きな減益も伴っておりこのあたりをどう考えるかって話になろうと思います。
会社計画が計画なのでしばらくは利益は大きく伸びるというのは見込み薄ですかね。しかしそれは未来への布石ってスタンスを良しとするか否かってところでしょうか。あとは実際撒いた石が橋になるかどうかですかね。

財務

 非常に財務はいいです。

最新1Qで総負債6億に対し現金30億みたいな感じで上手くいってるソフト屋としか。

ついでに有形固定は非常に少ないくてこれもうまくいってるソフト屋。

あとは目先資産が減ってますが手形などで目先の仕事が減ってきてる感はありコロナ影響と考えられます。このあたりの手形とか流動負債の増減は見ててもいいかもね。

 

CF

CF出てないはずがないってみると出てる。投資もあまりせずFCFも非常に余裕で現金積んでる。まだ還元は考えてないようです。 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみあいですかね。
週足であげてさげて下げ止まり感。
月足でいきなりあげてさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2018年からの急騰があり、1300円くらいから一年半で9800円まで。その後は下落が続いてコロナで3155まで。まずはここで反転してた見るか否か。

コロナ後はもみ合ってるかんじですね。いずれ上か下に向かうとは見ててもいいかも。3715とか4810が基準にできそうです。あとは3155。


ファンダ的には、キラキラした今っぽいDXグロース。事業もAIとかデータベースとかキラキラしてるし高付加価値っぽく元来のポテンシャルは高そうという印象だし2019、2020などはそのポテンシャルも出してきてると。ただ目先は人材獲得育成でコストを掛けてるのと流石にコロナで受注減で目先伸びが落ち大きな減益。このあたりをどう考えるか。まあ理由もあることだし大きなマイナスと見るのもどうかとは思いますが・・・

評価としてもマイナスに見られてなさそうで、十分に高評価で期待がのってる株価水準としか。PBRで7.6とかは絶対的に非常に高い評価水準だしまたブレインパッドとしても下のほうが幅がありそうな水準で普通に高評価です。(利益が)成長しないと許されない株価とは見ているべきでしょう。で、会社の挙げてる経常20億でも過剰評価かなという気がするところでもっと先も見てそうです。とまあ、キラキラがキラキラ評価。あとはこの会社にどれだけキラキラ度合いを見れるかとか、他の投資家さんの動向を考えられる人は考えてもいいかもですかね。そんな感じ。

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3655

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3655

IRBANK:https://irbank.net/3655

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特にないぞ。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)