（4595）ミズホメディー　日記（分）

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

ミズホメディー

(東証二部/医薬品)

株価

1961円(人々は躁うつ病が治らなく落ち着かない）

業績財務と指標とそれに対する分析

f:id:kamomenotoushi:20210210215425p:plain 今日は分析。ROIC変則3年平均(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で20％以上のものを市場統計推移記録表にかけ、2018/12/25と2021/2/10比較でPBRをより下げているもの（該当65銘柄）からチョイスして分析します。ミズホメディー。体外診断用医薬品メーカー。病院・開業医分野向け診断薬、一般用医薬品の製造販売。数字は上記の通り。業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年02月10日に取得。

業績

いろいろな医療診断キットのメーカー。インフルエンザとかウィルスとかいかにもコロナっぽい品揃えで業績爆発してる気もするけど2020大きく減収減益。

「記録的といわれる暖冬の影響や新型コロナウイルスの感染予防対策がインフルエンザの予防にもつながったのではないかといわれております。2020年に入ってからの患者数は例年の 40％程度と異例の低水準の流行となっており、これに伴いインフルエンザ検査薬の需要が大幅に減少」ってことで、コロナ対策もありインフルエンザが減ったので大きく業績後退ですね。

それで今期は大きく増収増益というか過去最高を更新で成長予測ですね。これができるのか？という視点はありそうです。Qベースで回復傾向にありますが、4Qは前期4Qより下で一見強気な気はしますが、「当社は新型コロナウイルス感染症の検査体制の拡充に寄与し感染拡大防止に貢献すべく、2020 年３月に「全自動遺伝子解析装置 Smart Gene」（PCR法）を用いた新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の遺伝子POCT検査キットの開発に着手し、同年８月19日より公的医療保険適用の対象となる「スマートジーン新型コロナウイルス検出試薬」（研究用試薬）の発売を開始」と、コロナ試験キットが発売でこれが伸びてますね。

f:id:kamomenotoushi:20210212145516p:plain

計画だと目先4Qの調子で行けば行けそうな感じですね。

財務

資産積み増し、自己資本比率も改善。大きく減収減益な2020年もその傾向は変わらず。

借り入れ自体はあり、手持ち現金も少なさそうです。も、これはもつ必要がないとしてそうな推移。

2018，2019で固定資産を増やしてますね。工具や機械も増えてるので工場増設っぽいですね。

CF

基本的に営業CFは潤沢。苦戦した前期も普通にプラス。

それで2018，2019で設備投資でFCFマイナスですね。それで前期はプラス。大型投資が終わったタイミングになりそうです。

配当は利益連動っぽい推移。前期は減配ですね。基本的にはCFは安定しそうな感じではありますね。

日足週足月足の値動き判断

日足でよこよこから上げてきて噴火
週足で揉み合いですかね。
月足で乱高下してますね。
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、上げるにせよさがるにせよ乱高下感で、あまりトレンドをみてどうのこうの感もしないところ。一応上場から2018年までの上昇がありそこからは下落にきてます。目先の大きな上昇も2019年以前の高値水準を破れてなく大きくは下落とはみれますが、それを覆し上昇とできるのか？ですがだから形が悪くてあまりトレンドをみてどうのこうのって感じじゃなさそうですね。

ファンダ的には、前期はインフルエンザが後退で厳しい展開でしたがコロナ試験薬も投じて巻き返しに来ようという局面。ちゃんと巻き返せるならなにげに高ROE高ROAの高収益企業となりそう。成長で来てますが流行り病などの外部要因には弱いところは見せる形になりコロナが収束していくと計画通りに行かないとかは考えられます。

評価。PER12ほどは絶対的な状態を踏まえると評価が低いように思えます。2018年以降くらいなら低い水準ですね。ただこれは計画通りにいけばのところなので注意は要るでしょう。あとは2017年以前はそれほど評価されてもなかったのでそのあたりをどう考えるか。