大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(4849)エン・ジャパン/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

エン・ジャパンとその他

株価

3160円(人々は、頂点から追い落とされ立ち上がるも屈服させられまた立ち上がりつつある。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 4849 6539 6054 6016
企業名 エン・ジャパン MS-Japan リブセンス

ジャパンエンジン

コーポレーション

市場 東証一部 東証一部 東証一部 東証二部
業種 サービス サービス サービス 輸送用機器
時価総額(億) 1571.0 252.5 63.9 30.0
株価 3160 1012 227 1073
決算期 2021/03予 2020/03 2019/12 2021/03予
予想売上(億) 415.4 41.0 61.9 116.0
予想営業利益(億) 61.3 17.0 (0.1) 2.6
営業利益率 14.75% 41.58% -0.08% 2.24%
予想純利益(億) 37.4 13.7 12.5 2.1
売上成長率(年複利/期間) 4.8%/13年 20.6%/5年 28.7%/9年 -1.1%/14年
EPS成長率(年複利/期間) -0.8%/13年 27.3%/5年 29.4%/9年 #NUM!
BPS成長率(年複利/期間) 9.1%/12年 30.1%/4年 33.3%/8年 -0.3%/13年
PER 37.84 18.37 5.06 14.28
PBR 4.12 2.81 1.61 0.51
ROE 10.9% 15.3% 31.8% 3.6%
ROA 7.2% 15.6% 20.0% 1.2%
配当利回り 1.26 - 0 1.49
配当性向 47.5% #VALUE! #VALUE! 21.3%
総資産(億) 519.0 88.1 62.4 170.0
自己資本(億) 377.8 79.6 49.3 58.0
自己資本比率(%) 72.8 90.4 79.1 34.1
一言感想 逆境 逆境 増収も薄利で逆境 薄利停滞

 今週は比較。銘柄スカウター10年スクリーニングでROIC20%以上、5年営業利益成長率10%3年売上成長率10%でスクリーニング(50銘柄)で、それを市場統計推移記録表にかけ2018/12/25と2020/12/25比較でPBRが低いもの(該当18銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは12年12月25日取得。エン・ジャパン。ネット求人大手。比較に高度人材紹介のMS、調子いいリブセンス。ゲストにジャパン仲間のエンジン。

エン・ジャパン

業績

優秀な成長企業だったがコロナでぶち当たってるところでもあると。

まずは2014年位から大きく成長感はありまた、高利益率高ROEROAでかなり優秀ってところはあります。しかしながら過去にはリーマンあたりには大きく業績後退しているし、目先2Qも減収26.8%の減益-53%と相当の後退ですね。というわけで優秀ではあるけど特に大きな求人環境に逆らえるほど強いわけではないという感じでしょうか。

あとは、2020年コロナ前から増収ですが減益であったのは留意。おそらく「インドのIT派遣会社Future Focus InfotechPvt.Ltd. (以下、FFI社)の業績が反映」の影響かな?とは。あまり詳細に触れられてないのでよくわかりません。とりあえず原価率は上昇です。

そんな増収は続く中で減益を見せたところにコロナ襲来で大きく減収減益になってるという流れですが、普通に利益でてる水準でリーマンあたりよりは売上後退も軽微かつ利益率もより高く出てて今の所リーマンより傷を浅く抑えてるとは言えますね。

基本的には優秀な会社に見えますがあとはどれだけ雇用環境が改善するまでに長引くか?でしょうか。有効求人倍率などは下がってるとかも耳に入るので油断はできないかもです。四半期推移も低調ですね。

 

財務

 資産はずっとのびてる。自己資本比率は高いが近年は低下傾向。

極めて流動寄りの資産構成。目先2Qで総資産452億のうち現金235億の有形固定9億とか。借り入れもないですね。らしい負債はなさそうですね。2Qで随分資産を減らしてます。60億ほど。現金50億ほど。

現金の減りは気になりますが財務自体は健全。

CF

 営業CFは極めて安定でまた投資も基本あまりなく常にFCF出てる感じ。

で、今期2Qも営業CF出てます。も、配当と自社株買いで50億ほど使ってますね、これが主な資産減の理由となりそうです。これは前期2Qでも営業CF>財務CFだったので、このままなら続かないですね。

というか減配してますね。続けてないと。

MS-Japan

業績

これは優秀。極めて高い利益率に高ROEの高ROAなんですけど、利益率などは高く出てるのですごって感じですがROEROAなどはエン・ジャパンといい勝負くらい。わりと無駄な資産も持ってそう。

成長で来てましたが、コロナぶち当たり組で2Qで減収減益。も、ここも普通に戦えてるという2Qですね。やられてるけど普通に戦えて利益出てるというか十分高収益。

まあここもわりと外部環境次第なのではないか。高度人材はあまり影響受けない気もしなくもないですがやっぱり2Qは減ってますし・・エン・ジャパンより軽微なのでやっぱり強いのかも。

 

財務

 強い財務。資産右肩で高自己資本比率で、目先2Q資産98億のうち現金60億・・ってなんで前期より資産増えてるんですかね。投資有価証券増やしてますね。負債は増えてないのであれって思ってみると「保有株式の時価上昇等により、投資有価証券が1,469,681千円増加」だそうです。現金は63億から60億に減ってます。

CF

 普通にお金稼いでFCFでるやつ。

も、目先2Qで営業CF<財務CFですね。つまり稼ぎで配当払えてなく手持ちから補う状況に入ってる。まあ63億が60億になったくらいですが。

環境改善がなければ減配などはあるかもしれません。

リブセンス

業績

 2013年位まで成長で高収益ですげえ企業間あったけど、2014年からは薄利化した感があり019年で減収の赤字に転じてコロナ来て減収減益が加速してるというなかなか今は落ち目感ある。で近年は事業譲渡が目立ちますね。明らかにリストラ局面ですね。リストラしてる最中にコロナでさらに業績悪化はなかなか踏んだり蹴ったり感はあります。

ちょっと今は触らないでいいのでは。

 

財務

今期2Qでリストラ感。現金52億から34億。有形固定資産は少なかったけど今期で有形固定資産なくなってますね。負債もぐっと減ってます。総資産44億のうち34億現金とかでめぼしい負債もなさそうでその意味では財務的にはかなりキレイです。 

 

CF

前期までは営業CFは出てる感じで、前期は投資CFで大きく出て事業売却ですね。で、今期はかなり資産整理入ってそうだけどCF計算書作ってないので動きがよくわかりませんね。やはり通期の結果を見たいところ。これでまだ営業CFもでるようならキレイになった財務と悪環境でもCFも稼ぐ本業が残るということになりそうですが。 

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足でさげ
月足であげてさげ
確認。

評価・売買判断

エン・ジャパン

テクニカル的には、まずが2018年3月まで上昇の大トレンド。そこから2019年まで下落傾向があり調整をして上昇に転じ2019年11月までそこからまた下落気味のところからコロナで下にさらに突き抜けて6750から1620まで。

1620からは上に転じてきてるが1620を底でそこから長期上昇に再び向かうとするかですかね。目先は強い推移。2285か1620を基準にみるといいのでは?という気はします。


ファンダ的には、根本的には高収益で優秀な成長企業。も、人材関連で求人環境の悪化は直撃するタイプで現在直撃中。も、リーマン時に比べて影響は軽微に抑えられてそうで逆境の中普通に利益出てて絶対的に全然高収益でやっぱり優秀な企業という印象。

も、やはり環境悪化には弱いのでまずは求人環境がどうなるかはかなり注意が必要そうです。

財務CFは問題なく健全という他。も、今までの配当は維持できないし、実際に減配の判断が入ってます。なのでこのあたりも環境次第。

評価。PER38とかは業績回復前提の株価水準とはみれます。つまり環境はよくなり利益もかなりもとの水準まで戻すよね?というところを織り込んでそうです。PBRで4ほどは2016年以降としては上も下もある水準で普通に見捨てられてるような状況でなく普通に利益は戻して成長期待かけられてるくらいになりそう。調子が戻れば上もありそうに思えるところですけど、どう考えるかですね。

 

MS-Japan

これも極めて優秀。利益率などが高いからエン・ジャパンよりよく見えるかもだけどROEROAなどはいい勝負で売上成長鈍化感も見て取れなくもないから、いい勝負くらいか。見方でかわるくらいか。

財務CFは極めて優秀。も、今の業績が続くなら配当は維持しないかもしれない。

逆境の中で全然戦えてる印象。エン・ジャパンより傷も浅いとも見れる。復調しまた成長軌道に戻せると見るか否か。

評価。PBR2.8程度はコロナ以前の水準からすると底辺以下程度でMSジャパンとしては警戒含みで以前ほどは状態は良くならないのではないか?という疑念含みというくらいに捉えるのがいいかなあくらい。PERで2QまでEPSを倍で今の株価でPER30程度EPSが回復するならまだ妙味はありそう。も、成長が止まるとPER30なら少々お高いかなあとは思うくらいの水準。

あとは某お方が切った途端に上昇してるようにも見えて皆様ひどいことをなさるとはすこし。

 

リブセンス

落ち目の中でリストラを進めているという印象。変化も大きくちょっと状態も見えないためあまり手を出したい感じではないかな?というふうには。

財務はかなりキレイという印象だし今期で膿だしに成功して稼げる本業ときれいな財務が残るならいずれは見せ場もあるかもしれないくらいに記憶に留めるくらいがいいかなあと思いますが。

 過去からの延長線上で判断していいかはしりませんがPBRなら1.6ほどはわりと底辺っぽいです。稼げる本業が残るならいいかもしれません。まだそれが分かる感じには思えないです。

 

ジャパンエンジンコーポレーション

 船舶エンジンメーカーですが、いかにも地味な薄利メーカー。2013~2017年はわりと赤字連発でやばめでしたが、なんとか切り抜け小康状態が続いている感は。今期2Qも前年並みの通期は結構大きめの増収増益ですね。これが続くなら化けそうですが、過去の推移をみると伸びては縮んで足踏みって感じなので成長・・つまり価値の増加とはみなすならそれ相応の根拠が必要かなとは。

財務は有形固定は2008年から2016年まで減らして横ばいに来てましたが、2020年でふやして来てますね。今期2Qも増やしてます。リストラ一巡でまた投資に入ってきてる感は。

目先CFは赤字ですが棚卸し資産の増によるもので見方によっては仕事があるねって話にもなりそうで大きくは、過去の赤字を整理して事業を整えてようやく投資をし始め反撃のターンが始まってるとはみれなくも。コロナ底から株高してますがPBR0.5ほどは反撃が実るなら妙味もあるとみれなくもない水準ですね。意外に悪くもないかも。反撃が実ったあとでは遅いかもしれないみたいなところもあるし。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特にない感じ。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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