投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
林兼産業
(東証一部/食料品)
株価
579円(人々は、逃避行は続き新天地は見つからない。)
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。11/13付でPBRでトリガーを満たしている(専門用語)ものを市場統計推移記録表にかけ2018/1/26と2020/11/13比較でROEをあげているものからチョイスして分析します。PBRでトリガーを満たしてるのにTOPIX最高値時よりROEをあげているもの・・つまり高い日より株安してるのに質はあげているものを拾う意図。対象12銘柄。林兼産業。食肉加工中堅。食肉、養魚用飼料が主力。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2020年11月13日に取得。
業績
食肉加工品メーカーで、セグメントは以下みたいな感じ。
畜産食品(ハムとかソーセージ)と飼料が中心で利益は飼料中心ですね。
長期に減収感ある。ずっと後退感あるんだけど2005年位から薄利で純利益では赤字もちょくちょく。も、2016年以降は利益が安定してBPSも伸びだしてますね。
元々薄利なものもあり好調といっても営業利益率で1~2%の差で利益がかなり違う感じですね。原価率推移や販管費推移見ると原価率は下がってるですが実質横ばいに近いかな。
その意味で利益で状態測るのはしんどい気がしてBPS推移あたりで見るのが良さそう。
2Qで一応増益です。も、計画は減益ですしだいたい4Qは赤字で下半期赤字の計画くらいなのであまりいいと見るのもどうかみたいなところは。まあ通期では利益でBPS増えそうなのでまあいいのではないか。
財務
財務は悪いけど良化してる。2013年からは剰余金マイナスも脱しその後も伸ばしてますね。とはいえ借り入れはまだまだ重く楽になるまで道のりは長そう。
固定資産なども大きく、そのへんはいかにもメーカーですね。2017年以降有形固定増やしてますね。投資を回わしてるとなりそう。リース資産とか増やしてそうですね。配当は復活しましたが返済が多そうで銀行のためにはたらく会社感は。
CF
営業CFは乱高下ありますね。まあでも普通に出てますか。投資は必要ですね。も、FCFは出てるので回ってる感じです。余裕分は負債返済に回ってそうです。
日足週足月足の値動き判断
日足でもみ合い
週足でさげ
月足でさげてさげ
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、2015年に1950円の高値まで急騰しその後は調整というよりは下落かな。764,1020、520、795、448と安値高値の切り下げで明確なる下落ですね。これが448で止まったと見るか否かですね。3月安値からは448、620、533、625、560と一応切り上げに転じてます。なので底は560とか453とか448あたりのうちで好みで。
ファンダ的には、冴える感じではない。減収傾向は拭えない感はある中で薄利の純赤字連発からは少し利益率をあげてBPSくらいは増えるようになってきたかな感。も、薄利なのでちょっと崩れると赤字になるのでそのあたりの注意は要しそう。
財務は悪いです。借り入れは重く現在は返済優先となりそうでかなり銀行のためにはたらく会社感。
・・・なところですが、よく言うなら財務などに改善余地伸びしろは豊富とは見れそうです。現在の水準から増配などに向かえば妙味にもなるのかなあとおもわないまでもないですが、まあでも還元に余裕が出るのは先になりそうですね。
で、評価ですがPERは「賃貸用不動産(大阪市港区)の売却益7億 81 百万円の計上」もあってあまり当てにならない感じですがPBR0.6ほどは意外に林兼産業としても低い水準にようです。財務悪いが故のレバレッジでわりと高いROEにも出ていて黒字が続くなら案外BPSなども伸びそうでそういう意味では手出しも悪くないかもです。一方低評価化は安定期に入って変化の速さが落ちるのでは?という警戒もあると見れなくもないですが。でも意外にありかも?とは少し。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=2286
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=2286
IRBANK:https://irbank.net/2286
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
とくにない感じ。
モニターとMacBookAirほしいなぁとか思ってるけど両方買うと20万近く行くんですね。
モニターは選択でもっと安いのも選べますけど。
買えないことはないけど、ぐりぐり買うのはブレーキが掛かる感じです。
とはいえ以前より消費の自由には手を伸ばす感じにはなってきてるのでこのへんも将来は。
経済的自立の中の消費の自由をこの手に。なんて。
地位材という文脈には入らないなら手にできるという希望も持ててます。
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記事補足してます。