大河の一滴

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(4555)沢井製薬/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

沢井製薬とその他

株価

5310円(人々は、進めど進めないワインディングロードをずっとゆく。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 4555 4553 4554 9930
企業名 沢井製薬 東和薬品 富士製薬工業 北沢産業
市場 東証一部 東証一部 東証一部 東証一部
業種 医薬品 医薬品 医薬品 卸売
時価総額(億) 2341.2 1086.5 390.4 69.6
株価 5310 2109 1249 292
決算期 2021/03予 I 2021/03予 2020/09予 2020/03
予想売上(億) 2,002.0 1,500.0 338.3 164.0
予想営業利益(億) 268.5 143.0 25.7 3.0
営業利益率 13.41% 9.53% 7.60% 1.84%
予想純利益(億) 200.5 104.0 16.6 1.5
売上成長率(年複利/期間) 13.4%/14年 12.4%/14年 7.5%/13年 -0.3%/13年
EPS成長率(年複利/期間) 16.9%/14年 10.4%/14年 2.6%/13年 4.1%/13年
BPS成長率(年複利/期間) 13.8%/13年 9.2%/13年 9%/12年 -0.5%/12年
PER 11.60 9.98 23.39 36.05
PBR 1.1 0.98 0.98 0.62
ROE 9.5% 9.8% 4.2% 1.7%
ROA 5.2% 4.6% 2.7% 0.9%
配当利回り 2.45 2.09 2.32 -
配当性向 28.4% 20.8% 54.3% #VALUE!
総資産(億) 3848.1 2281.4 607.4 168.7
自己資本(億) 2100.0 1046.5 393.6 89.3
自己資本比率(%) 54.6 45.9 64.8 52.9
一言感想 増収足踏み 増収足踏み 減収で落ち目? ROE停滞

 今週は比較。2020/9/29時点でトリガーを満たしてる(専門用語)もののなかから目についたものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは9年9月30日取得。沢井製薬ジェネリック大手。比較に同業。ゲストに沢仲間の北沢産業

沢井製薬

業績

長期に成長。長期に減収なども少ないというか2020年だけかもしれない。利益も多くは増益で利益率なども高く普通に見てかなり順調な業績推移。ただROEは2013年をピークに下がる傾向でまた利益率も同様。このあたりをどう考えるか。

評価というかPERも見せてる業績推移からは過小評価感を感じますがそれは沢井にかぎらずその他のジェネリック各社も同様というかジェネリック自体評価されない傾向の中とは気に留めてたほうがいいかもね。

で、1Qで減収減益ですね。利益は-20%超えでわりと大きめです。減益理由は、コロナとかよりは日米ともに薬価改定で価格下落傾向みたいなところが理由となりそうです。

という感じで、わりと薬価改定で販売価格が下がる傾向はありそうでそのへんでジェネリックはあまり評価が抑えられてる感はあり実際に、コロナと関係ないところで利益は伸び悩むところあり原価率の上昇傾向はあります。とはいえ計画は増益というか沢井なら利益は増収もあり高水準が続いており底堅いといえば底堅いです。

 

財務

 数年前に米国のアップシャースミスを買収の大型投資もありそこで大きく借り入れですが、その後は借り入れを減らしてきてますし自己資本比率あたりは良くはないですが悪くないくらいですね。その他特に問題もなさそうな。

 

CF

営業CFは底堅く。そして2018年に大型買収も入り大きくFCFはマイナスですがその後営業CFは増加となっておりFCFも以前より一段上の水準が出てるような・・実際借り入れ返しながら現金も積んできてますね。借り入れ自体はまだまだありますが、返してくるとかなりCFには余裕できてきそうな。

 

東和薬品

業績

これも長期成長ですね。売上あたりはだいたい常に増収。も、利益は足踏みが多いのも沢井と同様。その中で目先の利益水準が高いのとBPSあたりは右肩となるのも同様です。そんな感じで大枠では成長企業にはみえますね。

 ここは1Qで大幅増収。とはいえ減益ですね。

新型コロナウイルス感染症の影響としては、販売面におきまして、営業活動の自粛や患者さんの受診抑制等により、わずかな影響がありました。また、生産面につきましても、海外での都市封鎖や外出制限等により、原薬の調達に一部影響はありましたが、原薬の複数購買化等により安定供給への影響は限定的」とコロナはやはりあまり影響なさそうな一方、「2017年6月に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2017」において、「2020年9月までに、後発医薬品の使用割合を80%とし~中略~2021年度以降は2年に1度の通常の薬価改定に加え、中間年における薬価改定が行われ毎年薬価改定となることが見込まれる等、ジェネリック医薬品業界にとって厳しい状況が続いて」という感じでジェネリック薬品をもっと使うというのは朗報ですが同時に値段も下げられて薄利多売傾向に向かってるいうところですね。

この辺の事情もあるのかここも海外企業を買収してますね。スペインのペンサ インベストメンツ社を買ってそれが今期から乗ってるようです。そのあたりで増収。

 

財務

 財務は拡大してますね。自己資本比率も悪化傾向かな。

ですがまだ総負債≒流動負債程度だしそんなに問題はないかな感。だからBPSなら右肩。

 

CF

営業CFは安定的。このへんはさすがそして長期に伸びる傾向ですね。一方で投資は強めでFCFはマイナスで来てるかなあ感。このあたりは、拡張優先できてるというかんじではあります。と、なるとFCFも出してる沢井との比較では増収あたりで水を開けてないと・・とか思いますが14年複利で増収率で沢井に劣後ですね。まあ12.4%も十分大きいですし今期も増収ペースは加速となってますが。CFはついてきてる感はあるので回ってる感は普通にあります。 

 

富士製薬工業

業績

業績は近い傾向。総じて増収傾向で利益は足踏みもあるけど、長期的にはどちらかといえば伸びる傾向。BPSくらいなら右肩。大枠では大手製薬各社より見れる状態に思えますが・・・まあ評価は評価ですね。

で、ここは利益目先落ちてますね。それでROE低下のEPS減少もありPERが高く出てます。2期ほど前はEPSは倍程度でそれを踏まえれば減益前の利益水準くらいは期待されてるのかな?ってところ。つまりPER10前後のPBR1程度で沢井東和と近い水準の評価になるのではないか。

3Qで、減収減益。減収は9%の減益40%で減益はわりときつめ。「当期は2019年10月および2020年4月の薬価改定の影響を受けたことや、新薬開発が予定通り進捗していることによる研究開発費の増加などにより営業利益は2,223百万円(同40.3%減)」とかいってるので新薬とやらの開発費が乗ってる感ですね。いつまで開発してるかは気にしてよさそうですね。

財務

財務は悪くないですね。 自己資本比率の水準も比較高く借り入れも少なかったのですが目先借り入れを増やしてきてますね。とはいえ現金≒流動負債>借り入れくらいで状態は普通に悪くないですが。

 

CF

営業CFは安定。だいたい投資してFCFも出てて安全運転感。で、前期はFCFマイナスですけど有価証券買ってますって感じだし安全運転。増配景行為だけど大きく利益減らない限りはこの傾向続きそうというか過去に減配もなさそう。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげかな
週足でもみあい感
月足であげからもみあい
確認。

評価・売買判断

沢井製薬

テクニカル的には、 2016年2月まで上昇もその後は長く調整が続いているという印象。

2018年3月の安値4560はその後反転だしコロナ3月でも割っておらずここを底にみておくのが良さそうです。あとは直近高値5740を破るかどうかみたいな見方がいいのではないかと。


ファンダ的には、増収も薬価改定などで利益はそれに見合った分伸びてる感でもなくやはり苦戦は苦戦。そのあたりも評価に入ってそうです。も、増益自体は入ってますし、利益水準自体は高いですし買収をこなしCFは強化してる感で力自体は蓄積が進んでいる感は。総じて利益成長は見通しいいかは半信半疑も利益自体は底堅く出そうでCFも安定となれば順調にBPS増は続きそうでPBR1ほどは、絶対的に結構見れる水準かなと。沢井としてもあまり見ない低評価水準とは言えます。いくなら大きく増益もちょっと想像しにくいし地味に待つという感じになりそうですけど。

 

東和薬品

ジェネリック自体の傾向ですが、シェアは伸びそうも価格は抑えられ薄利多売の方向には行ってそうです。も、現状は全然黒字だし利益も普通に高い水準で出てCFでてますね。財務がそれほど余裕ないというかFCFも赤字にしながら投資多めで来てるのをどう考えるか。目先は伸びてるになりそうです。利益はわかりませんが。

PBR1程度はジェネリック環境の悪さは留意すべきだとは思いますが、高くは見えませんね。

 

富士製薬工業

目先減益傾向だけど開発費が乗ってそう。となると一時的なものとなりそうで、そう考えると上の沢井東和と近い評価水準と言えそう。ただ安全運転というかあまりリスクを取ってる感じでもなく沢井東和が増収の中減収できてるのは留意。一方財務やCFはより余裕感はあるね。だから安全運転だって。目先減益ですぐ買われるって感じでもないけど PBR1切ってくるとそろそろかなあとか思ってしまいそうだけど過去にはもっとひくいところもあるのでどう考えるかですね。

 

北沢産業

厨房系の卸。長期に売上は非常に安定。利益も伸びはしないがわりと底堅く出てる感じでいかにも専門卸って感じですが、リーマンあたりは赤字だね。でも専門卸の赤字とか大きなのあんまり来ないのでBPSはそんなに傷つかず数年で復帰してるね。も、いうほど収益性高くなくBPSも伸びて入るけど維持って感じだね。

で、厨房系となると今期は厳しそう・・・って感じですが目先の1Q厳しいですね。減収20%で赤字です。とはいえ1Q赤字はEPSにしたら-4.4円でBPSが傷つくかというとほとんど傷つかんになり企業存続は全然問題ない程度じゃないでしょうか。

とはいえ財務CFなどみて現状維持で一杯かなあという印象で借り入れも返せてない感じなので、上がり目はあまり期待しにくいかなあって感じで安ければ。

PBR0.6程度はこの手の一杯な商社としてはあまり安く見えません。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

動画作成って大変ですね。

って作っててわりと思います。

たいへんだけど見てくれるか?いうと大半の人は微妙でこの辺の人も大変だねって思います。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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