投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
サントリー食品インターナショナルとその他
株価
3950円(人々は、長く守り続けた防衛戦も突破されジリ貧になってきてる。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 2587 | 2501 | 2811 | 7616 |
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企業名 |
インターナショナル |
サッポロ ホールディングス |
カゴメ | コロワイド |
市場 | 東証一部 | 東証一部 | 東証一部 | 東証一部 |
業種 | 食料品 | 食料品 | 食料品 | 小売 |
時価総額(億) | 12205.5 | 1486.9 | 3472.7 | 1345.3 |
株価 | 3950 | 1887 | 3680 | 1787 |
決算期 | 2019/12 I | 2020/12予 I | 2020/12予 I | 2020/03 I |
予想売上(億) | 12,993.9 | 4,445.0 | 1,814.0 | 2,353.3 |
予想営業利益(億) | 1,139.5 | (79.0) | 129.0 | (46.1) |
営業利益率 | 8.77% | -1.78% | 7.11% | -1.96% |
予想純利益(億) | 688.9 | (65.0) | 87.0 | (64.5) |
売上成長率(年複利/期間) | 4.8%/8年 | -0.1%/13年 | -0.2%/14年 | 5.5%/13年 |
EPS成長率(年複利/期間) | 11.2%/8年 | #NUM! | 5.5%/14年 | #NUM! |
BPS成長率(年複利/期間) | 23.3%/7年 | 2.8%/12年 | 1.2%/13年 | 6.9%/12年 |
PER | 17.72 | -22.87 | 37.44 | -20.87 |
PBR | 1.64 | 0.94 | 3.01 | 9.69 |
ROE | 9.3% | -4.1% | 8.0% | -46.4% |
ROA | 4.4% | -1.0% | 4.3% | -2.6% |
配当利回り | 1.97 | 2.23 | 0.98 | 0.28 |
配当性向 | #VALUE! | -50.3% | 36.6% | #VALUE! |
総資産(億) | 15673.0 | 6387.2 | 2011.8 | 2488.3 |
自己資本(億) | 7565.7 | 1740.7 | 1083.5 | 249.6 |
自己資本比率(%) | 48.3 | 27.3 | 53.9 | 10 |
一言感想 | 停滞 | 落ち目? | 足踏み | 赤字突入 |
今週は比較。2020/9/29時点でトリガーを満たしてる(専門用語)もののなかから目についたものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは9年9月30日取得。サントリー食品インターナショナル。お酒・・ではなくお酒のサントリーの子会社の清涼飲料水。比較にサッポロとカゴメ。ゲストに顧客と思ったけど親の顧客っぽいコロワイド。
サントリー食品インターナショナル
業績
お酒のサントリーと思ってチョイスして比較にお酒のサッポロまでチョイスしたけどよく見ると清涼飲料水だけでお酒やってるサントリーは親会社でそのサントリーは相変わらず非上場だね。というわけでお酒ではなく清涼飲料水です。
大手飲料は安定してることが多いですが、実際上場から安定ですね。売上で堅調で利益は2017年くらいまで増益傾向でしたがその後は足踏み感。その中でコロナで2Qで崩れていますね。減収減益。減収12%の減益-30%。減益幅は大きめですがまだまだ普通に黒字ですね。とはいえ下方。
「特に、4~5月にかけて実施された主要各国におけるロックダウンや営業自粛要請の影響により、売上収益が減少しました。6月以降、ロックダウンや営業自粛要請の解除に伴い、人の動きが活発になり事業は回基調にありますが、国によっては感染者数が再拡大しており、今後も状況を注視していきます。一方、収益面では、コスト削減や販促広告費の投入時期見直し等を実施しましたが、売上減少の影響を受け、利益も減少」とのことで、減収減益はコロナが理由となりそうです。いちおう回復傾向にあるともありますね。このあたりをどう考えるか。
また原価率が上昇傾向にはありそうです。・・ですがこのあたりはIFRSに変更したのも影響ありそうですね。販管費率はさがってますし。
大枠やはり堅調ではないでしょうか。目先はコロナにやられてそうですが。
財務
IFRSだしあまり細かく見たくない。・・というわけでざらっとみると、自己資本比率が改善傾向だしBPS増やしてるし普通に堅調なんじゃないでしょうか。
CF
CFみるとより堅調。営業CFでてるし投資してFCFも十分。配当も普通に余裕のある範囲で過去に大型買収もあるし、いろいろいいんじゃないでしょうか感。
サッポロホールディングス
業績
ド安定の業績。不景気だろうがリーマンだろうがずっと底堅く推移してきて不況知らず。成長はない感じだがBPSなら右肩感もあったのですが・・
今期2Qで赤字で通期もずっとなかった営業赤字を出す見込みという塩梅。「特に国内において、業務用ビールや自動販売機向け飲料水の売上が、4月から5月にかけて前年同期と比較し大きく減少しました。また、酒類事業および食品飲料事業の外食店舗においては、緊急事態宣言発令期間中、ほぼすべての店舗で営業短縮や臨時休業を余儀なくされ、業績へのマイナス影響が大きく発生しました。緊急事態宣言解除後は、飲食店等の営業再開や企業活動および個人消費の回復に伴って、業務用ビールや自動販売機向け飲料水の売上が回復の兆しを見せました。また、外食店舗では「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針に基づく外食業の事業継続のためのガイドライン」に則った感染症拡大防止対策や衛生管理を徹底し、順次営業を再開しており、6月以降の売上は緩やかな回復基調」という感じでお酒というか業務向け酒類はかなり手痛いダメージを食らった感で酒類主力のサッポロも滅多に出ない赤字までということに。
回復基調だそうなので回復はしてるんでしょうけどそのスピードですよね。世の中の情勢見る限りはそんなに早くもなさそうですがさてどうなのでしょう。
そのへんも踏まえて判断するところですかね。回復してしまうならやはり大手飲料は底堅いところはありますので。
財務
財務はよろしくないですね。まあ大手食品の財務の悪さはCFの安定さからくる自信みたいなところはありますので。流動負債>流動資産も以前からみたなところもあり。まあ大丈夫ではないか・・一応CF見るべきだと思いますが。
CF
で、みると前期までは大丈夫です。安定的に営業CFはでて大きめの投資でもしなければFCFもでる感じです。配当も今くらいなら。
でも今期ですよね。2Q時点で営業CFは前年から大きくへって93億から43億。投資してFCFマイナスですね。借り入れはしてるし目先は大丈夫そうですがコロナの影響が長引くと資金繰りも厳しくなり減配くらいはあるかも・・みたいなところはありますね。
カゴメ
業績
常に増収増益という感じでもないけど長期には伸びてる感は。まあ成長企業というよりは気づけばじわじわ伸びてるくらいですが。で、業績安定のBPSなら右肩感ありの大手食品という感じです。
2Q増収増益です。カゴメは一般消費者向けというか食品スーパー主体のラインナップとなりそうで、スーパーはコロナ追い風感もあって、このあたりは上の2つの明暗分けましたね。「新型コロナウイルス感染症拡大により、巣篭り消費が加速したことで、飲料や内食向け商品の販売は拡大しました。他方、緊急事態宣言やロックダウンなどの影響を受け、国内外とも外食向け商品の販売が落ち込み」とそんな感じです。
財務
財務はふつう。コロナ対策か借り入れ増やしたりしてるけどその分お金も増えてるしというか業績はむしろ追い風なので特に問題ないのではないか。
CF
目先も前年を上回る営業CFでてると2Qで言ってるし、投資CFで純収入(固定資産の売却もあり)くらいだし、借り入れでコロナ対策でやっぱり借りてますが それほど必要でもないかなという感じは過去からも。
日足週足月足の値動き判断
日足でさげ
週足でさげ
月足でもみあいから下げ
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、2016年まで上昇で、それ以後もみ合いが続いてるカンジダが目先2016年の9月の安値も割り込んでる形。ひとまずは下落で弱いと見てるのが正しいか。底を見るなら3月の3520以外は難しいかもね。いちおうここからは高値安値の切り上げで上昇転換はまだ。色々は意味で3520が底かと。
ファンダ的には、目先コロナでやられてる感。とはいえ、普通に黒字だし財務もCFも傷ついているわけでもなく、コロナも回復と言ってるという感じで落ち目というよりは、今は調子が出ないくらいの印象。
切り抜けてしまえば、シェアを握ってる大型食品とかは業績も安定してるし安牌にもなるのではないか。
こういうのは安ければ。PBRでみて上場来から低い水準のPBRにはなりそうですね。BPSもちょっと減る感じには見えないしその意味では安く見えます。とはいえ、PBR1.6ほどは絶対的には低くもない水準にもなるのでその辺どう考えるかみたいなところは。
長期に安定の企業ですが流石に酒類はコロナ禍で厳し目で赤字まで。これが続くと財務も良くなくわりとすぐにきつくなりそうなところは。回復とは言ってるので大丈夫だとは思いますがも少し様子はみたいとはなりそうですがさて。
安ければ。ってところですがPBR1ほどは2012年あたりなどもっと下もないわけでもないですがじつのところかなり歴史見ても低めな方に突っ込んでるみたいなところもあり。回復が遅くもなければわりと妙味もある気もしなくもなかったり。
普通に長期に堅調で、コロナはむしろ追い風で利益上げてる感じ。となると、長期に順調で基本不景気知らずみたいな企業。
成長性自体は高くもないので安ければ。
PER40ほどのPBR3とかは安くはないですね。 コロナで一旦落ちるも巣ごもり関連と見られたか盛り返し感が半端なく加熱も疑いたくなる株価水準ですね。モメンタムにのるって視点も持てないわけでもないでしょうが、もう高すぎ警戒はしてたほうが。
買収の拡張戦略で規模は伸びてきた感はあるけど利益は伸びず、伸びてた売上も2019年から反転で、前期はもう赤字で今期1Qはコロナで大幅減収のかなり大きな赤字と業績は収集つかなくなってきて燃えてきてる感。大戸屋買ってる場合なのか。
財務もギリギリまで借りてレバレッジかけて規模追ってきた感じでとても悪いです。
財務超悪い中で1Qで現金322億から239億と減って営業CF1Qで-65億とか投資CFで-44億とか大丈夫なのかそのままでは死ぬぞ大戸屋買ってる場合なのか。
前期までは営業CFは出てたのでそれで悪い財務を支えてた感あったんだけど、コロナで逆流してもう死にそうになってるようにみえます。大戸屋買ってる場合なのか。
持ってたら逃げたいという感想です。持ってないですが。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
株式投資運用記録表の解説動画を作っていて、同時にバージョンアップもしてるので動画作成後に直したりするところもあるけど、動画作り直しはしんどいので動画はちょっと細かい部分では齟齬が出そう。
動画は長くなりそうで30分超えるかも。誰が見るのか。
というか特に最近売れてないのでわりと壁にボール投げてる感はあるんだけど、自分では使うので自分が使うためにブラッシュアップはするのでアップデートはします。
あと動画作成は覚えたらいろいろ楽しめるかな?とこちらもこちらで。幸いパソコンは高性能だし。
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記事補足してます。
この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。