大河の一滴

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(6424)高見沢サイバネティックス 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

高見沢サイバネティックス

(JQS/機械)

株価

932円(人々は、ぬかるみ多い悪路を行こうとするがなかなか進めずにいる。)

業績財務と指標とそれに対する分析

f:id:kamomenotoushi:20200925175010p:plain今日は分析。血のクリスマス18/12/28と直近20/9/18を市場統計推移記録表にかけ、ROE向上してるのにPBR低いものから気になるものをチョイスして分析。だから市場がすごく下がった日より効率的になってるのに評価が下がってるものを拾う意図。2週やります。高見沢サイバネティックス。駅の自動券売機大手。駅ホームドア、ATM向け貨幣・紙幣処理機、ゲート等特機も。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2020年9月25日に取得。

業績

 交通系の機器とか。シクリカルっっぽいなあとおもってみるとやはり利益は安定しなく赤字もはさみながら時々大きい黒字とか。4半期はさらにブレる感じで毎期4Q以外赤字みたいなところは。

長期に売上成長もなくEPSも増えてないしBPS推移も増えると見るには微妙かなあという推移。基本的に投資対象としては厳しいという印象ですが、2020年に赤字から大きく増収の大きく黒字に出てますね。これが、長期の変動の表れだと面白いかな・・と思いつつ見ると・・

2019「主に交通システム機器において、主力製品である自動券売機をはじめとする出改札関連機器の大型案件対応が始まったことなどにより」

2020「主に交通システム機器において、自動券売機をはじめとする出改札関連機器の大型案件対応や機器の改造等により売り上げが増加したこと、また、特機システム機器が堅調に推移したことなどにより」

あまり詳細に書かれてる感じじゃなく、企業側もあまり開示に熱心じゃない感じはするところの中で大型案件が好調感はありますね。

目先小田急にホームドアが採用されたとか開示もあって、ホームドアとか伸びそうじゃんとか思ったりもしますが、2019年以前は伸びてる感じじゃないし、コロナで鉄道あたりはひどい目にあってそうで設備投資抑えそうとか思ったりで、長期的にここがのびるかというかさてどうなのでしょうか。

そんな中で目先1Qは減収赤字ですね。1Q赤字は毎度のことで売上は例年並みですかねえ。コロナ下って踏まえると好調って見方もできますけどね。

あと原価率がかなりぶれない中でかなりの増収があって前期は大きく販管費が落ちる形で増益となっててやはり売上だよね感はあります。

財務

 財務は悪め。自己資本比率などはかなり低水準。流動資産>流動負債くらいなので潰れるという感じではないですけど、業績展開次第ではすぐピンチもわりとあるかもしれない。だから今のところは大丈夫。

借り入れ横ばいの現金も増えてはないかなあって感じなので現状維持くらい悪く言うと現状維持でいっぱいいっぱい。

CF

 と、ここは意外なことに営業CFは安定的ですね。2010年とか赤字がないわけじゃないけど。で、もっと意外に設備投資も含めてFCFもその営業CF赤字の2010年以外は黒字維持ですね。で、黒字は現金が増えてるわけじゃないので財務CFに吸収されているとなるね。中身見るとリース債務返済が多め。借入返済もあるのそちらも、一方配当は渋いですね。配当性向低めでリース会社と銀行がもらった後のおこぼれって感じ。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でさげ
月足であげてさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2018年まで上昇でその後は下落というのが大枠として、2018年末からの下落が2020年3月で止まって転換となってるか否かみたいな視点で。3月からは高値安値の切り上げとなり目先反転感が出てます。目先安値の900からも日足反転感はあるね。900をみつつ779を底に見るのがいいのではないか。779切るなら下落続行として逃げるしかないんじゃないかな。


ファンダ的には、リース会社と銀行のためにはたらく会社。事業はシクリカルもまあまあ利益はでてるけど銀行とリース会社に吸い取られ成長もなければBPSも増加してなく財務も良くなってるとも思える現状維持でいっぱいいっぱい感は。

目先は売上水準高いので、この水準が続くなら借入返済など進め状況良化にむけて進められるかもしれないが、鉄道逆風もありそうだしそもそもシクリカルとなりそうで今より高い水準定着と見込むのはどうでしょうね。

こういうのはすごく安ければ。PBR1.6とかは状態を踏まえれば高いといいたくなりますが財務悪いからのレバレッジでなにげに2020年はBPS前年30%増とか叩いてますので、状態良化を織り込んでるボロ株とするならこんなもんかもしれない。今期減益とはいえ(ってまだわからないが)、計画並みなら財務改善進むくらいの利益になりそうで意外にこんなもんかもしれません。

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=6424

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=6424

IRBANK:https://irbank.net/6424

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

比較はしんどいので早めにやり始めてる。

今週も来週の分は火曜日に拾って水曜日から一日づつ消化していこうなんて算段。

 

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)