大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(6553)ソウルドアウト/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ソウルドアウトとその他

株価

1622円(人々は、出生頭も権力闘争で左遷され左遷先で苦労している。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 6553 6094 2130 2427
企業名 ソウルドアウト

フリークアウト・

ホールディングス

メンバーズ アウトソーシング
市場 東証一部 東証マザ 東証一部 東証一部
業種 サービス サービス サービス サービス
時価総額(億) 169.7 150.6 211.1 1040.0
株価 1622 904 1631 826
決算期 2020/12予 2020/09予 2021/03予 I 2020/12予 I
予想売上(億) 205.0 270.0 125.2 3,650.0
予想営業利益(億) 4.0 2.0 11.5 100.0
営業利益率 1.95% 0.74% 9.15% 2.74%
予想純利益(億)     8.2 30.0
EPS成長率(年複利/期間) #VALUE! #VALUE! #NUM! 13.5%/13年
BPS成長率(年複利/期間) 63%/4年 38.3%/7年 9.3%/13年 31.9%/12年
PER #VALUE! #VALUE! 25.56 34.65
PBR 5.6 3.4 5.7 1.85
ROE #VALUE! #VALUE! 22.3% 5.3%
ROA #VALUE! #VALUE! 11.1% 1.3%
配当利回り - 0 1.01 0.97
配当性向 #VALUE! #VALUE! 25.9% 33.6%
総資産(億) 61.5 242.4 74.1 2391.8
自己資本(億) 30.0 44.1 41.2 608.1
自己資本比率(%) 48.7 18.2 55.6 25.4
一言感想 増収減益 増収赤字 あげあ 成長頓挫?

 今週は比較。8/21データで年初来安値から15%圏内かつROIC変則3年平均(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で15%以上のものからチョイスして分析。地力はあるのに目先株価が軟調であるものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは8年8月25日取得。ソウルドアウト。中小企業向けに特化。Webマーケティング等。比較にネット広告っぽい。ゲストにアウト仲間のソーシング。

ソウルドアウト

業績

ずっと売上右肩で来てますね。 利益もそうでしたが2019年で減益。「販売費及び一般管理費においては、主に将来の事業拡大を視野に入れた採用における人材関連費及びM&A関連費用が増加」だそうです。

3月の1Qでスーパー増収32.7%増の営業利益+190.8%で通過もコロナで進捗劣化でそれが+13.7、+47.2まで低下ですね。2Qで「足下では新型コロナウイルス感染症の流行拡大による悪影響を受けており、2020年4月のインターネット広告費の前年同月比は約93.0%、同5月においては約81.5%と、事業環境の先行きには注意が必要な状況」で前年比だと売上-3%の利益-82.4%とかなりコロナで苦戦しているところはあります。

これは成長がそれが止まったになり永続なら成長企業の看板を下ろす事になる結果です。まず、その分岐点くらいにあると見ておくのが良いと思います。

足元の業績悪化でROEROAが落ちてきてますね。これが元の水準まで戻ればこのあたりはかなり優れた水準ではあります。だから観点は戻るか戻らないか。どれほど戻るか。

 

財務

 最新2Qで、借り入れもなく負債で目立つのは買掛金くらいかなという良好なやつ。

資産は有形固定極めて少なく、資産64億のうち26億現金くらいで問題はないですね。

健康なネットグロース感は。

 

CF

営業CFは安定なやつですね。ただ目先落ちてきてますね。まあ大丈夫だと思いますが。設備投資自体は少なめ。とはいえ前期は買収なども入りFCFはマイナスだね。まあCF綿では問題はなさそうですね。普通に良好。このまま減益が定着したらわかりませんが。

フリークアウト・ホールディングス

業績

 ガンガン売上を伸ばしてきてるのですが、2018年赤字で2019年赤字拡大と測り難い感じの業績推移。

2018「引続き新規事業及び海外事業では事業拡充のためのコストが先行」

2019「事業拡充のための先行投資を引き続き各拠点において行っているほか、短期的な収益化を見込むことが困難なトルコ子会社、オーストラリア子会社などの各拠点については早期に清算を決定し、adGeek社及びその子会社であるThe Studio by CtrlShiftが当初想定していた超過収益をもたらしていないことから、未償却ののれんを全額減損しております。また、新規事業においてはGardia社の売上が順調に成長している一方で、タレンティオ社については当初想定していた超過収益が生じていないことから、未償却ののれんを全額減損しております。さらに、持分法適用会社では、タクシー内のデジタルサイネージを提供するIRIS社については非常に順調に業績が推移し、収益に貢献している一方で、LINE社との合弁会社であったM.T.Burn社の清算手続き中のほか、当期から持分法適用を開始したZeals社における広告宣伝投資を主な理由とする持分法投資損失の計上などを行って」と長々と。

端的には世界中に買収もして事業を広げてるスタイルです。グリグリの拡張戦略ですし、上手くいってるのもあるけど収集つかなくなってる感もありと。そのあたりをどう考えるか。

で、今期は黒字だそうです。で、3Qで一応黒字ですね。増収20%で増収率は落としてきてるなかで薄利にとどまってますね。決算資料見るとコロナでもやられてそうですね。同時に目先費用を下げてきてるのでこの傾向ならば利益はかなり出てきそうな。

財務

 ガンガン自己資本比率を落としてきてますね。中身は通期決算で240億のうち現金56億手形44億有価証券58億ってところで流動的なものが多いですね。

負債は借り入れはいうほど大きくなく50億ちょい。転換社債型新株予約権付社債が多めで45億。未払いも40億ほど。中身を見てると財務レバレッジかけまくりの買収しまくりっていうほどのれんなどは大きくないし、事業規模増大によるところは大きそうな。

で、今期でかなり資産を圧縮してきてます。3Qで総資産242億から196億で資産は未収入金の減少の負債は未払金を中心にいろいろ消えてますね。あと転換社債型新株予約権付社債が流動に入り近く償還になりますね。45億と大きいので影響を考えても良いかもですね。で負債も50億圧縮され137億ほどに。これで自己資本比率も5ポイントくらい回復ですかね?

ですが・・・利益剰余金が前期でマイナスに入ってますね。

 

CF

 財務CFでどこどこお金を吸い込んで投資で吐き出してますね。FCFは大幅マイナス。

有価証券も買ってますけど買収も結構ですね。

調達では借り入れ社債そして増資なんでもありますね。状態から見て増資などは飛んできても不思議じゃない部分はあります。

メンバーズ

業績

 上らに比較するとかなり安定感を感じる業績推移。2018年以降は利益率増加も伴う成長で利益がぐっと伸びてきてるね。増収しながら減益したりなんかしない。話のわかるヤツだ。みると原価率低下になってきてるので増収で原価率は期待できそうです。

1Qで増収ですね。も、増収幅は低下の赤字。赤字は前期もそうなので言うほど気にしなくて良さそうですが。で、通期で利益は赤字計画ですね。過去見るとわりと計画は正確ですし「顧客企業の経済活動自粛等の影響により、一部の案件で中止や延期が発生しております。加えて、緊急事態宣言期間中は顧客企業もほぼ全社が在宅勤務等を実施しているため、新規商談の遅延等により、特に上半期における連結業績に大幅にマイナスの影響を見込み、増収減益を予定」とのことなので今期は多めに見てるのが良さそうですね。

 

財務

 借り入れもないやつ。目先1Qで資産圧縮してきてますね。わりとコロナに耐える耐性になってきてる感は。それで総負債<現金くらいになってそうでこのへんは大丈夫だろうとしか。

そもそもを言えば売上で増収なんですけどね。

CF

 安心の推移。営業CFでてあまり投資も要らないのでFCFにだいたいそのままで現金がずっと積み上がってる順調なやつ。

目先コロナで資産圧縮に来てるので今期はちょっと後退やもしれません。

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でさげどまり?
月足であげてさげ
確認。

評価・売買判断

ソウルドアウト

テクニカル的には、上場して順調で2113円から5850円まで取るもそこから上場安値も抜けて1203まで。そこからは反転感はあり2200、1533、2795、1550と安値高値切り上げで来てますね。上昇トレンドに転換とみて入るのもありかもしれない。底は1203あるいは1533とかが良さそうです。


ファンダ的には、それまで急激に成長してきたWEBマーケティング企業。目先コロナで急減速が入ってきてます。この減速が回復するか?そのままか?回復するならどこまで回復するか?が観点になりそう。

財務CFは業績が低迷固定でもしなければ問題なし現状かなりいい状態。

評価ですね。PER45ほどは絶対的にかなり期待・・つまり成長率は戻るというくらいを織り込んでいる水準に思えます。現状減速してきてるのに減速は織り込まれてないともみれるところで現状距離を置いてみていたほうが良いのではないか?と思えるところ。もっと株安するとか目に見えて成長率が戻るとかならいい頃合いになるかもしれませんね。

フリークアウト・ホールディングス

 ぐりぐりに事業を手を広げる拡張戦略。様々な手段でお金を集めそれを買収などに投資に向けてるところは。

財務やCFはかなり傷ついてるところはありそうです。首が回らないほどではないですけど業績が厳しいと回らなくなるのもあり得る・・・中で業績的には赤字がでて今期赤字は脱するも薄利だしというか前期利益剰余金はマイナス。つまり投資案件的に通算損になりましたに突入。

って感じです。厳しいのではないか。

拡張する事業が明らかに利益乗ってきたらとかなら面白い局面も出てくるかもしれないけどね。

メンバーズ 

コロナ影響及び警戒で計画減益とか資産圧縮など来てますが、目先は成長も続いてそうで、かつそれまでの財務CFでの推移というか蓄積は非常に安定感もありかなりの優等生。ただずっと優等生というわけでもなく2013年以前などは停滞感もある推移だったので成長を注視しながら付き合うのはありかもしれない。

ただPER26ほどは、やはり状態の良さや成長を織り込んでいると言えるし過去はもっと低いPERなどに置かれてましたのでそのあたりをどう考えるか。できればもう一声とはいいたいところですがまあ状態自体はいいのでこんなもんかもしれません。上の2つよりは疲れない選択にはなるとは思えますが。

 

アウトソーシング

 人材派遣で世界中でぐりぐりに財務などをリスク取って大きく成長。真面目に10年前は10分の1の規模がありませんでした。

リスクをとって急成長してきたと言えますが、そのリスクが顕在化するお時間としてのコロナって感じですね。ヨーロッパにも事業展開でヨーロッパなどは工場停止などのニュースも相次いでましたがどう考えてもやばい赤字などが出る気しかしないってところだったんですが、今期6月までの2Qで売上も2.8%マイナスの利益-39.2%に抑え・・というか黒字で結構黒字と大健闘感は。いやまあ成長がとまりましたよではあるんだけどね。あとは通期計画は現進捗からは強気感あるのでPERなどはあまり今のものを信用しないほうがいいかもね。

財務も元々良くはないんだけど現状悪化は食い止めてる感じでやはりこのあたりも健闘感あります。

CFは去年くらいで大きく増えてかなりラクになった感はあるんですけど、今期はコロナみたいなところがあるのでひとまずリセットと見ておくべきか。CF計算書は開示されてないようでちょっと今期はわからず。

総じて駄目っぽそうな筆頭で財務の悪さもあり倒産もちらつくかも・・とか思ってましたが出てきてる数字では相当に健闘して堪えてるですね。ただまだ予断を許すようなところでもないのでどうなるかはまだまだ。ただもうかなり株安したし地力を認めてリスク取るとかも結構報われる・・・か大損かもとかは思ったりします。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

BOOTH撤退後に各エクセルテンプレまるで売れてないかんじです。

物自体は役に立つものと思ってるしたぶん売り方ですね。

なにか対策を考えて買いやすいようにしないとねってはおもってるけど今のところ対策を打ててない。

 

 

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用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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