大河の一滴

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具体と抽象のルール

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 自分のブログは難しいようです。

時々自分のブログに対する評判などというか自分の言動と言うことでしょうか?

自分は小難しいことを言うようです。

そうかもしれない。

 

しかしそうも言ってもなあって思う話だし

なんとか具体を抽象に引き上げる行為ができないとだめだよね?って話。

特に投資ではね?

 

で、予め謝っておく。

今回多分いつにもまして難しくてホントにお前何言ってるんだ?状態になる人が多いことうけあいかなって思ってます。ごめんなさい。

でも理解するならたぶん投資でより強くなれる・・たぶん。・・そんな話。

 

このブログはあまり具体的ではないようです。

そう言われたことがあります。

たぶん日々の日記ではなく土曜日の「投資で考えたこと」の記事を指しての事だと思うんですけどね。

日々の銘柄日記は流石に具体的だと思うし。

 

確かに。

だって今書いてるこの記事がもうぜんぜん具体的じゃないですよね?

具体的ではないいうけどそれは何なんだ?って話ですよ。

それはともかくこれなんか特に具体的でないはそうかもしれない。

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

割安ってなんだよ?うまい話ってなんだよ?

対価?ってなに?

って話ですよ。

 

しかし具体的に書けないのには理由があります。

嘘になるから。

 

たとえばPER10以下なら割安。

そういえば具体的ですよね。

でもこれ嘘ですもの。

嘘というかある場面では嘘になりある場面では真実になる。

 

マークラインズがPER10以下なら割安と言えるでしょう、けど丸八がPER10以下だからといって割安にはならない。

(マークラインズだって今後の変化によってはPER10が割安とは言えなくなるかもしれない。もちろん丸八も変わるかもしれない。)

 

PER10以下は割安と言うなら具体的だけど、具体的になるほどそれには嘘も含まれるんです。

具体的なものは本当になったり嘘になったりする。

特に投資では。

 

故に具体的な事を思い浮かんだとしてもこれはこういうときは違うよなぁ間違いになるよなぁとかになって書けないわけです。

で、こう言うならたぶん嘘にはならないよねってやってるとすごく抽象的になるんです。たぶん。

自分がわりと迂遠な言い回しも好きだという理由もあるかもだけどね。

(だって賢く見えるじゃん。それに迂遠な言い回しの意図を考えるのもある意味ちょっと楽しいじゃん)

 

あってるかわかりませんが、自分のこのような考えがこのブログをある意味初心者お断りの具体的でない小難しいブログにしてるのでしょう。たぶん。

 

でも投資ではこの難しいものを理解できないといけないと思うんですよね。

 実はこれからが本題です。

投資で結果を出すには自分のブログを理解する必要はないと思うけど、具体ではなく抽象で考えられないといけないと思うのです。

 

理由は具体なことは嘘だったり真だったりするからです。

それがわかりやすく単純なものほど嘘になって時には大間違いなことになることもおおいのです。

 

例えば営業利益率10%以上はいい会社でPBR0.7以下は割安。

そういうのを買えと言うのは簡単だし極めて具体的です。

 

でもこれは投資で勝てる方法足り得るかと言うと極めて怪しい。

例えばこの記事を書いてる2020年1月時点では国際石油開発帝石なんかは条件に当てはまるね。

国際石油開発帝石を買えば投資で勝てるか?というと怪しい過去の株価推移などみても怪しい。

 

そしてこれが具体の姿なのです。(こんな抽象的な言い方するから難しいと言われるのか)

 

具体的なものほどそれがそのまま通用するかは怪しいわけです。

だから投資で大きく結果を出すためには具体から抽象のエッセンスを取り出しまたそれを具体に落とし込む必要があります。

 

営業利益率10%以上はいい会社でPBR0.7以下は割安。そんな会社を買え。

これは具体だけどこれを抽象にすると多分以下になります。

 

いい会社を割安な値段で買え。

 

・・これはかなり投資で勝てるアプローチとなるはずです。

同時に抽象的です。

しかし投資でこれを実行するには”いい会社””割安”という具体でない抽象的なものを考え理解しエッセンスを抜き出し今ある具体的なものに落とし込めないと難しいのです。

 

けれど役に立つのはこの抽象部分なのです。

なぜなら正しいはその抽象の中に宿るからです。

 

正しいと言えるのはその具体的事例ではなく、その具体的事例の中に宿るその抽象的なエッセンスだけなんです。

というより具体が正しいのはその正しくなったケースのときだけなんです。

 

その具体化する事例を作るルールが抽象で正しさはそこにあります。

 

具体が正しかったり間違ったりするのだから、抽象のルールを理解しないと次なる具体に落とし込めないはずなんです。

 

ならばルールを理解する他ないでしょう?

触れられないある意味頭の中ににしか認知できないものであろうとも。

 それを理解しないとおそらく投資なら結果が出ないのではないかと思うわけです。

 

具体化されるルールがわかってないからです。

 

ルールがわからないのであるなら戦えないでしょう。

戦えるというのは過去の具体的なものから抽象的なものを取り出し今ある具体的なものに落とし込めるということです。

いい会社でも割安でも、それを過去からとかの具体事例から抽象的に引き出し、それを今ある具体事例に再び落とし込む。

それはいい会社そして割安という抽象的なルールを理解しないで通過することはできないのです。

それを理解しないといい会社を割安で買えない。と、言ってます。

 

残念ながら自分が言えることはここまで

ほんとにごめんなさい。

ここまでいいましたが自分は例えば自分の言うことは具体的じゃなくて分かりづらい。

そのことに対する解法を示すことができません。

自分の言うことじゃなくてもいいけど理解してとしか。

 

例えば割安なら具体的なものからその何が割安となるか?の抽象的な概念を取り出し理解して、目の前にあるまた具体事例に当てはめ判断できるようになってということ。

その抽象のルールを理解して。としか。

 

それはあるときはPER20かもしれないしあるときはPER15かもしれなくて、もしかしたらPBR1とか配当利回り4%とか形を変えるはずです。

それを理解しそんな抽象のルールを使いこなす。

そんなふうになれるといいよね?って小難しいブログを書きながら自分は思うわけです。

 

 

具体から抽象を抜き出し目の前の具体にまた落とし込む。

そのときあなたは抽象のルールを理解していますか?

 

 

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