今回長いので前後編にしましした。
- 投資をするのにあたって教育にどの程度かけるべきなのでしょう?
- 1に自分が経験で学ぶタイプか経験しなくても学べるタイプかです。
- 2に事前学習ができそうなら自分は教育はしたほうがいいと思うんです。
- 3に動的な学習が向いてると考えるか?
投資をするのにあたって教育にどの程度かけるべきなのでしょう?
これほど色んな意見が言われてるというか間逆な意見もわりと聞くものも珍しいかもしれません。
・本なんか読む必要ない実際に張って学ぶのが一番だ
・投資をするなら本を読め
・投資教室やセミナーや情報商材は儲かる人がやるわけない。あれらは皆ぼったくり。勉強会などもリスク高くて行かないほうがいい。
・投資勉強会は有益だけど、教室とかセミナーはあんまり良くない。
などなど。
さてその中で僕らはどの程度、投資そのものではなく投資の周辺端的に投資教育などにコストをかけるべきなのでしょうか?
そんなことを考えてみるなんて話。
それぞれそれなりに説得力あると思うんです。
わたしかもめのスタンスは別としてそれぞれの意見、本なんか読まなくていいという投資教育にコストをかけることすら否定的な人から、投資教室やセミナーなどにもコストをかなり掛けてもいいという意見まで。
自分はそれぞれそれなりに説得力があると感じてます。
と、いうのもおそらくそれらの意見は皆それらの人が実際そう思ってる事が多いからではないかと思ってます。
つまり実体験を元にそう思うようになってその通りに言ってることが多いと思うんですよね。・・投資教室やセミナーを肯定する人たちだけそこに実体験からと言うより教室やセミナーや情報商材に顧客を誘導したい種の立場の人も増えそうですが。
でも、そんなことでもなければ大体の意見はその人がそうだったからそう言っているとみなせることが多いでしょう。
つまり・・
本を読まないで投資で成績を出した人は本なんか読まなくてもいいと言い
本を読んで投資成績出した人は本を読むことを勧めるし
勉強会出て効果あったと思う人は勉強会もいいよねと言い
投資教室や情報商材が役に立ったと思う人はそれを勧めるわけです。
そういうケースが多くなる。
なので、まずは認めないといけないと思います。
それぞれのものは実際に使ってみてやってみて役に立つと思ってる人がいる。と、同時になんにもしないでそのまま投資して結果を出してる人もいる。
なので結論がこんな事になって本当に申し訳ないけど、結論は・・
人によって違う。投資教育にコストを掛けたほうがいい人とかけなくても成果が出る人がいる。その中であなたにはどれくらいが正しいかはわかんないというか、当人が考えるしかない。
に、なります。
まあ、でもそんな結論で終わらせられないよね。
結局はその人が自らを振り返りそれが自分にあってるか?という視点が必要だと思うんです。まったく教育にコストを掛けずに成果出す人もいるからね。あなたがそうだという可能性だってある。
ですが、自分にどんな教育が必要か?どれくらいコストをかけるべきか?なんてことを考える際にこんな視点があるのでは?みたいなことは言えそうということで実は今回はそんな話です。
あくまでかもめの視点ですが。
というわけで以下から本題
いくつか視点が考えらます。
1に自分が経験で学ぶタイプか経験しなくても学べるタイプかです。
人は実地でしか学べない人と事前学習できる人がいるように思えます。
実地でしか学べない人なら、やはり以下のアドバイスが有効になりそうです。
自分で張って自分で痛い目をみて学べ。ただし死なないようにな。
しかし実地でしか学べない人には驚きでしょうが、予め学んでると実地でよりうまく立ち回れる人もいるんです。
自分で経験しなくても他人の経験を見たり、論理を学んだりするとハマる失敗を避けられる人がいるんです。
そのなかでまずは自分がどちらよりかは考えてみるといいと思います。
そして事前学習など効かなくやっぱり自分で体験しないと学習効果が薄いぞと思える人は、あまり教育にコストをかけても意味ないかもですね。例えば学校の授業はまるで力が入らなかったけど、実地研修などには真剣に取り組めたなんて人はその種の人かもしれません。参考書読むよりひたすら模擬試験をするほうが性に合う人などもそうでしょう。
あなたはどうでしょうか?
そんなにまるで事前学習に身が入らない人ばっかりじゃないと思うんですよね。
2に事前学習ができそうなら自分は教育はしたほうがいいと思うんです。
何をどれだけかは最適解になるかはわかりませんが事前学習も効くならおそらく教育にコストを掛けたほうがいい。
なぜなら投資は大きくお金を動かすからです。
故に極めて学習コスト効率がいいからです。
投資は失敗すると失うものが大きい。故に事前に学べることは学んで避けられる失敗は避けたほうが合理的だと思うんです。10万円の損を避けるコストが2000円の本を読むことで済むならしろって話です。
この場合、時間は考慮外として純粋な投資効率は50倍です。投資で50倍にするのどれだけ大変だと思うの教育にコストをかけろって話です。
ただ、教育だけにコストをかけて投資をしないというのも馬鹿げてますのでバランスが大切だと思います。
その適切なバランスはどこか?という視点はあっていいと思います。
勉強ばかりして実際に投資をしてないのにした気になってるとかならバランス悪いという他ないでしょう。
で、何をどれだけという視点では本がやはり有力選択肢になるのではないかと思います。
本は低コストです。また選択が多くそして多くの人も本を選んでますのでレビューなども多く、取捨選択もしやすいでしょう。
端的に言うと他の人もいいとしてきた、いいとする質のいいものでコストを抑えながら学ぶことができる。
これは大きなアドバンテージだと思います。
しかし同時に、本は人が見えない・・というと語弊もありそうですが例えば自分以外の読者の反応も見れないし、話し手本人に質問したりその反応を確認するのも難しい。
ある意味語り手から読者への静的な一方通行となりがちなものです。
この静的な学習から一歩踏み出そうとすると・・3の視点、後述する視点になります。
他にもブログやネット記事とかSNSなどもありそうです。これらは本より低コストなところがありますがネットにある情報は体系的ではなく散発的でまた個人が自由に書けるので記事の質も本より担保されない面が大きいかと思います。端的には誤っていたりいい加減な知識が平気で書いてあったりする。本に比べれば。
もちろんこれらを否定するものでもないしコスト自体は無料であることも多いので有効活用するのはいいと思いますが、その有効活用のために本などで体系的知識も得た上でその情報の質も判断できるようになりたいところですね。
3に動的な学習が向いてると考えるか?
自分は本あるいはネット情報で多くの人はかなりいいセンいけるのではないか?と考えてますがこれは静的と言うかかなり一方的で受動的な学習法です。
そして世の中には動的な学習法もあったりします。
すなわち勉強会などのオフ会、あるいは投資教室やセミナー等です。
投資はわりとこのような動的な企画も多いのです。
動的とは、例えば質問することができたり、他の参加者の反応とかの情報があったり、また他の参加者との交流などに発展する可能性があったりで必ずしも一方的で受動的でないものです。
これらのどこまでを良しとするかはともかくとしてこれらの持つ情報や発展性は馬鹿にできないこともあると考えています。
しかし、これらは一方的で受動的でないが故に発生するリスクも併せ持ちます。
勉強会にしても他の参加者が信用できる人であるとは限りません。喧嘩なども起きたとか、質の悪い金融商品勧められたとか変なおっさんに付きまとわれたとかいう事例も聞いたこともあります。
とはいえ自分はわりと勉強会などに参加もしてますが、言うほど悪いことは起きてないと言うか自分ならないですね。なのでまずは警戒もしつつ参加してみていいのではないか?と考えてます。
もっともこれは個人の価値観も大きいところだと思いますのでみなさんが自分で是非を考えつつ判断されるのが良いかと。
な風に思うところですが、もっとヘビイな以下ですよね。
投資セミナーや投資教室などです。
これらは特に否定的な意見も多くデリケートな部分もあろうと思うところで自分の考えをまとめてみると長くなりました。
ということで前後編にわけ前編はここまで。
前編をまとめると
・自らが実地や実体験でしか学べないタイプかどうか考えて、そうでありそうなら実地でやるしかない。実地で死なない程度に痛い目を見ながら学べ。
・事前学習も効果あるタイプなら学習コストをかけるべき。投資はお金がかかるから学習コスト効果が高い。特に良質なものを選びやすくコストも安い本がやはりおすすめ。ネットはもっと安そうだが整理されてなかったりいい加減な情報も多く情報選別を気にしながらなら活用できそう。
・本やネットなど静的な学習から実際に人とのコミュニケーションを取りながら学習するいわば動的学習も人によっては有効そう。信用できる人を見極めながら試すのもアリ。
ぐらいでしょうか。
これらを踏まえて投資教育にコストをどれだけかけるか?を考えていくなら、長くはもっとよりよい投資結果に辿り着けると思うんです。
そんなふうにあなたも考えてみてはいかがでしょうか?
そんな感じに前編をまとめて後編へ。
あなたは投資自己教育をどう考えますか?
その上でどのようなものをどのようなバランスで行いますか?