大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(4734)ビーイング/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは4年4月22日取得。

比較銘柄

ビーイングとその他

株価

707円(人々は、長い準備の果てに飛行機は飛び立つも最大級のトラブルで墜落しかけている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 4734 4640 9928 1879
企業名 ビーイング アンドール ミロク情報サービス 新日本建設
市場 JQS JQS 東証一部 東証一部
業種 情報通信 情報通信 情報通信 建設
時価総額(億) 58.4 21.1 899.1 451.0
株価 707 407 2583 735
決算期 2020/03予 2020/03予 2020/03予 2020/03予
予想売上(億) 64.0 29.0 340.0 1,100.0
予想営業利益(億) 7.8 1.7 62.0 147.0
営業利益率 12.19% 5.69% 18.24% 13.36%
予想純利益(億) 5.5 3.8 40.4 101.0
EPS成長率(年複利/期間) #NUM! 11%/13年 25.5%/13年 11.9%/13年
BPS成長率(年複利/期間) 2.1%/12年 11.7%/12年 6.4%/12年 7.7%/12年
PER 10.08 5.55 19.74 4.25
PBR 1.47 1.02 3.88 0.62
ROE 14.6% 18.4% 19.7% 14.6%
ROA 6.9% 13.9% 10.6% 9.6%
配当利回り 3.68 0.74 1.47 2.59
配当性向 37.1% 4.1% 29.0% 11.0%
総資産(億) 79.3 27.3 382.1 1056.7
自己資本(億) 36.9 20.1 180.5 638.8
自己資本比率(%) 46.6 73.6 47.2 60.5
一言感想 あげ 停滞 あげあ まああげ

 今週は比較。ROIC変則3年平均(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で10%以上かつ3期現金抜きCF倍率(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2019/01/27/210000)2倍以下のもの(対象155銘柄)からチョイスして比較。時価総額から現金抜いてFCFの倍率で2倍以下で効率的であることを示すROICが両立しているもの。本来両立しがたいものですね。建設や人材系や機械系などが目立ちました。それ以外から選んでますが。比較の会社と数字は上記の通り。ビーイング。建設業向けソフト開発会社。土木積算システムで首位級。比較に似たソフトっぽいアンドールと会計系ソフトもやっててそれが得意なミロク情報。ゲストに顧客の建設から高ROAっぽい新日本建設。

 

ビーイング

業績

 2014年位からは調子も良さげですが、リーマンあたりはかなり追い込まれてますね。赤字を続け2005年くらいから2009年までにBPSも半分くらいになってます。

赤字は売上が減ってる時期に多いですね。で、2010年以降くらいは増収傾向です。利益は足踏み感もありますが、長くはこれものびて利益率は過去から比べて高くなりました。売上原価率は減少傾向でこのあたりはソフトウェア感でてます。一度開発すればそれほどコストはかからない的な。

増収傾向と原価率低下を見る限りでは大枠で好調ですね。

今期3Qで増収減益ですね。原価率はちょっと上がってます。「コスト面では、組織体制充実のため積極的な採用を進めており人件費及びその関連費用が増加しております。また、株式会社ラグザイアの子会社化のためのコスト等もあり」とこのへんが絡んでそうですね。

 

財務

自己資本比率はさほど高くもないですが負債の本体は前受収益となりそうで、役務で返すやつでお金で返すわけでもなく自己資本比率以上には財務は健全となりそうです。

資産も流動寄りで現金も多くまた増えてますね。

 

CF

営業CFはわりと乱高下しそうです。前受収益も多く資金繰りが極端な建設向けとかですので、一気に入ったり長く入らなかったりするのでしょう。とはいえ2012年以降は プラスで安定ですが。投資はほとんど要りません。このあたりはソフトっぽく・・・ですが投資はプラスが続いてますね。定期や有価証券などの出し入れでプラスが続いているようですね。これはいずれは投資CFはマイナスに転じるかもですね。財テク的に。配当は現水準は余裕そうですが残念ながら利益連動配ですね。お金積みながら減配も入ってます。支払い能力は問題なくありそうですけどね。

 

アンドール

業績

CAD屋さんだけど停滞感のある業績。2008年辺りよりは増収ですが、2013年以降くらいはずっと足踏みが続いているくらいの停滞蓄財企業。赤字はないわけじゃないですが長期にBPSくらいは伸ばせてます。十年以上でBPS10%以上伸ばせてるので蓄財としては早いとはなりそうです。

今期3Qで増収減益くらい。買収も入ってるようなのでコストもかかってるのかもしれませんね。

これも原価率が低減傾向です。まあ売上が伸びてないので微妙ですが蓄財は続けそうな雰囲気は感じますね。

 

財務

 財務いいやつです。借り入れなどもなし。有形固定少なめとうか資産の半分が現金でその現金も増えてる感じですね。蓄財は順調のようです。

 

CF

 安定的な営業CFで、投資も少なくFCFも常に出てる感じ。

配当は超余裕で現金配当100年分くらいありそうですがあまり配当を配る気はなさそうですね。

ミロク情報サービス

業績

 よく名前も聞く(個人投資家に)人気の企業って印象ですがこれは人気出るなという業績推移。リーマン後から毎年じゃないけど増収増益を続け利益率も向上、ROEなども上がって傑出した企業になってきてる感。利益率は販管費が下がる形でなってますね。これは開発にお金をかけてるって話ですかね?

3Qで絶好調。増収増益。ただコロナの影響はこれからでどうでるかですね。クラウドサービスなどもあるようではありますね。

 

財務

 

財務はずっと良化・・だったんですが2019年に自己資本比率がめっぽう悪化してますね。

転換社債型新株予約権付社債をかなり発行して、そしてお金積んでますね。

これですね。

ミロク情報【9928】2018年11月28日 開示情報 - 2023年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債の発行に関するお知らせ

110億円ほど調達したようですが

1・次世代ERP製品やクラウドサービスの開発費70億

2・(既存?)サービスの開発資金30億

3・自社株買い10億

そんな感じで総資産がばっと増えてますね。だいたい現金になってます。で、直近3Qまであまり減ってなく手をつけてない感はありますね。借り入れはちょこっとあります。20億くらい。資金調達する前から現金65億持ってたくらいなのであまり問題ないような額とはなりそうですね。

 

CF

営業CFは近年特に安定。2017年位から設備投資の加速が見れますね。FCFの範囲内でFCFプラスですが、これを加速したいということなのでしょう。で、大きく転換社債発行で財務CFで大きくお金を積んだ状態ですね。

 投資はだいたい無形固定資産買ってる感じですね。中身は見るとソフトウェアとかソフトウェア仮勘定が増えてますね。「制作途中のソフトウェアの製作費」だって。つまりソフトをせっせと作ってると言う話ですね。

出来て売れると楽しそうですが売れるかはわかりませんが。

 

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげてさげ
月足でまだあげではないか。
確認。

評価・売買判断

ビーイング

テクニカル的には、 目先結構落ちてるが長期には上げっぽい推移。944、407、1290、574で高値安値の切り上げ。長期上昇継続とするなら574とか407を基準にするのが良さそうですね。


ファンダ的には、清水などお休みする中で顧客に中小企業も多そうな建設向けってのが引っかかる部分はありますが現状、状態は良さそうです。長期に増収でソフト屋らしく原価率が下がってきてる中でこの傾向が続くならおもしろそうはそうですね。

ただしこの傾向が続くなら。減収には弱そうですし建設は目先厳しそうで貸し倒れなども起こるかもしれない現金多めで手形見ても貸し倒れが少し起きたくらいで会社が揺らいだりしなさそうですが、株価的にはわからないと思えるPBR1.5程度。まあ、評価もPER10は目先の状態からは安くは見えます。現金3Qで40億あり59億程度で事業価値19億とみなせばもっと安く見えもしますが・・いろいろ難しそうな要因も多めで判断難しい局面ですね。

 

アンドール

停滞蓄財企業。成長は微妙も安定的に稼ぎ蓄財と言うかお金積んでますね。BPS増加率みてPBR1程度はありと思える水準ですが、還元する気もなさそうでいろんないみで渋い会社ですね。まさかの還元大盤振る舞いとかあると面白くなりそうですがさてはて。

 

ミロク情報サービス

長期に伸びてる利益率もあげて傑出した企業になってきてる感。その中でそれをさらに加速したいという感じでしょうか、大きく転換社債で資金調達しソフト開発に大きく資金を振り向けてきてる段階。

これらが報われればさらに大きく飛躍・・ともなりますがそれは開発したソフトが売れればの話。大きく力を注ぎ投資は会社はリスクを取ってきてるとは言えます。だから一緒にそのリスクを取りたいか?という話ですね。

PER20はその挑戦が破綻するとは思われてない水準とは見れます。期待も結構はいってる水準で業績後退は許されないのではないか?失敗は許されないところはありそうですがでもおもしろい局面ですよね。

 

新日本建設

 ノリで高ROAなこれチョイスしましたがざっと業績見て優秀ですね。長くに赤字なし。とはいえリーマンあたりは一気に業績後退してますしシクリカルですね。

赤字なしですが2010年あたりはBPS減ってる・・と四季報とかIRBankでありましたがおかしいなあと有報みたらBPSくらいは右肩っぽいですね。こうなってる理由はゲストですしここでは深く調べません。

財務は近年特に良化が進んでます。でも2013年以前くらいは進んでないのでこれくらいがすすめるか進めないのかの違いになりそうです。3Qで増収増益でまだ調子いいですね。これからどれだけ崩れるか?

安ければ。PBR0.6ほどはかなり安い気もしますね・・もっと低いときもあったとうですけどね。

 

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 週末で部屋を一新しました。

だいたいできましたが椅子がまだ調達できてなく家にある適当なものです。

高級オフィスチェアに手を出すつもりですがお店が予約になってて結構先でないと予約できない感じでしばらく適当な椅子で頑張る感じです。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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