大河の一滴

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(2168)パソナグループ/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは3年3月6日取得。

比較銘柄

パソナグループとその他

株価

1050円(人々は、高い山を制覇するも高山病で体調を崩し以前のように高い山に耐えられなくなってきてる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 2168 2136 6070 8308
企業名 パソナグループ ヒップ キャリアリンク りそなホールディングス
市場 東証一部 JQS 東証一部 東証一部
業種 サービス サービス サービス 銀行
時価総額(億) 437.8 24.3 58.9 8617.8
株価 1050 610 469 370.8
決算期 2020/05予 2020/03予 2020/02予 2020/03予
予想売上(億) 3,440.0 55.8 209.8 8,500.0
予想営業利益(億) 110.0 5.4 6.4 1,850.0
営業利益率 3.20% 9.65% 3.05% 21.76%
予想純利益(億) 23.0 3.6 4.7 1,600.0
EPS成長率(年複利/期間) 19.9%/11年 4.4%/13年 25%/9年 -10.4%/13年
BPS成長率(年複利/期間) 3.7%/10年 6.3%/12年 26.5%/8年 0.6%/12年
PER 17.86 6.70 12.36 5.33
PBR 1.27 0.9 1.57 0.39
ROE 7.1% 13.4% 12.7% 7.3%
ROA 1.9% 7.9% 7.9% 0.3%
配当利回り 1.81 3.93 2.13 5.66
配当性向 32.3% 26.4% 26.4% 30.2%
総資産(億) 1194.6 46.1 59.2 591100.8
自己資本(億) 283.6 25.2 33.4 21110.3
自己資本比率(%) 23.7 54.5 56.5 3.6
一言感想 あげ あげ 増収足踏み 停滞

 今週は比較。市場統計推移記録表で数年TOPIX最高値2018/1/26と低い方の2018/12/28と2020/3/6を見ながらあんまり状態を落としてないのに評価を下げてそうな感じなものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。パソナグループ。パソナ。人材派遣大手。けけなかきらい。比較に同業っぽい。げすとにそなで同類のりそな。

パソナグループ

業績

 2011年位までは後退傾向があったが、2012年以降は増収、2013年以降で増益が続く成長企業とは見れます。今期2Qで横ばいに近い減収に増益です。好調の部類と言えそうです。

薄利です。利益率は低い水準でかなり増益してるとみれる直近でも営業利益3%程度で過去も1%台が多め。これは原価率が極めて高い派遣の構造的理由だね。ただ固定費自体は少ないと思われ赤字はそうかんたんには落ちなさそうな印象は。本当に大きく需要が減るのもありうる人材関連であるのは注意ですが。

直近状態はすごく良いと思いますが、いきなりかなり悪くなるのも織り込んできてるはそうでしょうね。

 

財務

財務自体は悪目だし自己資本比率も低くなる傾向で借り入れも増大。とはいえ借り入れは現金で返せる範囲で資産は受取手形及び売掛金の伸びが顕著でつまりは事業が好調な故とみれるし現状は問題は。

 ただ財務自体は悪いので業績がつまずくと厳しさはでてくるかもしれない。

あとは固定資産を増やしてきて、その他とかふえてるね。規模が大きくなってるので必要かもしれないけど若干気になりますね。

 

CF

営業CFは安定もFCFはあまり出てない感じ。投資が多めですね。 派遣はあまり設備投資必要ないことが多いのでこれはちょっと引っかかりますね。

まあ会社は順調に成長し増配傾向とかあるので問題かと言うとそんなに問題ないとなりそうだけど。

 

ヒップ

業績

株価がひどい。大きく吹いたけど全戻しした感ですね。 技術者派遣専業だそうです。自動車軸が気になりますが。

気になるのは2010年大きく売上を落とし赤字。「当社の主要顧客であるメー力一での開発投資への抑制が要員の削減やコスト削減に顕著に現 れそれによる稼働人員の減少稼働時間の減少技術料金の低下など苦戦を強いられる厳しい状況で推移」

その他はずっと堅調ですね。だいたい増収で利益も前年割れくらいはあるけど安定的に推移で長期に利益率も上げてきてます。

しかし、一度落とした売上が元のピークを越えるのには時間がかかるし、業績悪化はかなりいきなりでそのあたりの難しさは見られます。

その中で今期3Qで増収減益。減益ですが大きな減収を伴わなければいきなり赤字などは考えにくいでしょう。その意味で大枠順調と言えます。だから今はね。

 

財務

 自己資本比率は高くもなく借り入れ自体もありますが現金の方が多く財務自体は悪いとは言えませんね。資産は流動寄りでその流動も現金7割売掛2割その他1割ってところでだいたい現金だし負債も特に問題あるものもなさそうですね。

 

CF

 だいたい営業CFプラス。投資はほぼかからないので営業CFもだいたいプラスですね。借り入れも返す気はなさそうで増配もしつつお金積んできてます。還元は余裕そうですが残念ながら利益連動感。

 

キャリアリンク

業績

 企業や官公庁向け人材派遣。成長になるのかなあ。いちおう長期には増収増益です。しかし減収も結構挟み、利益はそれ以上に乱高下してて安定感はない印象ですね。とはいえ目先は順調で大きく増収増益の3Qでその後利益で上方修正も出してる感じで目先は好調です。

 

財務

 財務はいいですね。現金>総負債くらいではあります。

その他資産は現金と手形が主とか固定資産が少ないとかいろいろ派遣っぽい派遣です。

 

CF

 営業CFはマイナスもあるも長期にはプラスで投資もあまり必要ないのでFCFも長期でプラスですね。還元も今くらいは余裕そうで、減配実績もなさそうですね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足下げ気味の調整から多分下げ
月足で一応安値切り上げの上昇
確認。

評価・売買判断

パソナグループ

テクニカル的には、 記事書いている時点で2018年1月からの下落が大きくて印象悪いが、安値を見ると433、460、542、1008、1050と切り上げてきてるあげ。1050はすごくわりそうなのでそうなると週足レベルでは絶賛の下げで次は542とかになってくるので底抜けの下落トレンドと見るべきかな。いくなら使いやすい基準がない逆張りになるかんじですね。


ファンダ的には、好調。特に近年は成長加速感。その中で評価は下がってきており妙味といえば妙味。

あとは派遣自体があまり普段は赤字は出さないが大きく需要が減るときには無力で大赤字などは割と見るので財務の弱いここはめっぽう注意かもです。目下はその警戒を織り込んできているとは見れます。だから目下は好調ですって。

あとは投資がそんなに要るかなあ感。まあ要るのかもしれないのでここは気になる程度。業績落ちない根拠があるなら。例えば近い業界で別に減速感感じないとか。

まあここじゃなくてもっといいのがあるだろうは多分そうですが。

 

ヒップ

 目下まで堅調という感のする派遣屋。景気後退などにかなり弱いというところはありそのへんも普通の派遣屋ですし、現在はその警戒がかなり織り込まれてきてるもそうなると思いますが、目先順調で財務やCFには余裕があり現金などはかなりためているので会社の存続性はかなり盤石には思えます。その中でPER7きりくらいはこの会社としても低い方の評価ですね。でも実際に業績後退すると下はありえるねくらい。難しいですね。

 

キャリアリンク

目先は好調ですし、財務やCFに特に大きな懸念もなく普通に順調かと。ただ業績は不安定ですし大きく業績後退したらどうなるかはちょっと未知数。 評価はキャリアリンクとしては低めですね。人材業としてはもっと下見るのもありえそうな水準には思えます。

業績後退はなさそうだと言える根拠があったりするならわりといいかもしれないとは思います。もっと良いのがあるだろうはそうかも知れないけど。

 

りそなホールディングス

営業収益とかずっと下がる傾向でいかにも衰退のムーブ。利益自体はずっと出てますね。ただ崩れだすとどこまで崩れるのかわからないのが銀行というか金融というかたぶんレバレッジの怖さでしょうね。2003年あたり超絶赤字をだして債務超過ですかね。BPSがマイナス突っ込んでます。四季報では。IRBankでは、プラスなのでこれは計算方法の違いでしょうが金融は大きく数字が乖離することも多くこの辺もわかりにくさですね。自分もわかりません。

大枠の状態はBPSあたりか、預金と貸し出し見ればいいのですかね?

BPSなら2011年以降くらいは右肩感ありますし、預金も貸し出しも増えてます。ただ預金のほうが増えるペースが早くやはり預けられるお金に対して貸出先に困ってる感は。営業収益も落ちてますので、衰退蓄財のムーブとは言えます。大きな業績後退がなければ減配の可能性は低そうです。配当性向も高くはなく配当利回りはもうかなり高いので配当狙いはかなり機能しそうな印象。もっともいつ業績が大きく後退するかわかったものじゃない怖さが銀行にはありますが。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

まだまだ荒れそうな市況ですけどなんとかなんとかやっていこう以外に特にないですかねえ。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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