大河の一滴

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不明の優位性

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タイトル詐欺なんだけどね。

不明の優位性・・・つまり分からないことが有利だと言ってるタイトルです。

まあわからないことが有利であるは嘘だね。

でも・・・しかし、それでもわからないことが優位性・・有利を作ることもあるかもしれない・・という話。

 

以前からなんとなく思ってたこと。

そのようなことはなんとなく思ってたのですが、以下のTweetをみて乗っかって見ました。

乗っかることでそれをきっかけに考え言語化したみたいなことが今回の話だね。

 

おそらくすぽさんがおっしゃるとおり人はわからないということ・・つまり不安があることが負荷であるように思えます。居心地も悪いのでしょう。

それで、少しでも不安を和らげようとそのわからないを埋めにかかる。

そういう事が多々あるように思えます。

 

その結果、本当は関係ないそれには役に立たないけどなんとなくそれっぽい理由を探してきてこれだ!っとやるというか、それを人は得意とするようです。

その結果ホントは何も明らかになってないのにわかったとする。

時にはというにはもっと多い頻度で誤ったことをその原因とする。

 

人は間違ったことを正しいとする。

 

世の中にはそういうことは多々あるように見受けられます。

投資でも・・というよりは投資はよくわからない代表的なことでかつ、その結果が大いに利害に絡むところなのでむしろこのような事になってることが多いでしょう。

 

人は簡単に嘘に基づき投資をすることになる。

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

でも嘘に基づき投資する先にある未来は暗いものであることが多いんじゃないかな。

投資家はそれを避けるべきだと思うのです。

 

人は不安を排除したい。

でもその不安、居心地の悪さは全てとは言いませんが完全に埋めるのは不可能なように思えます。

明らかにならなく不安なことを減らすことはできなくもないけど、根本的には未来が完全に見通されることなんてなくてそれは常にどこか見えない部分があって、居心地の悪さと同居もしながら歩んでいくしかないと思うのです。

 

そして投資の報酬というものは、わからないという居心地の悪さと付き合ったことに対する報酬である部分が結構あると思うのです。
もちろんわからないを少なくする努力は善だと思うけど。

 

実際問題投資で勝ってる人もわかってるように見えるかもしれませんが、あまりわかってない様に思えます。
わかんないけど勝ってるの。少しだけ分かる事を光源に少しだけわかる有利に縋って掴まりながら。

そんなものだと思うんですよね。

 

だから自分はわからないことはわからないとすべきだと思うのです。

わからないことは恥ではないし、どうしてもわからないこともあるし、わからないものなら、それはわからないとするしかないというか・・

 

わからないものをわかるとすることはものすごく危険です。

 

誤った根拠から誤った判断をするからです。

それならわからないものをわかるとするくらいならわからないものはわからないとしたままで投資したほうが遥かにマシです。

わからないのであるならそれならどうするか?というところを考えるべきです。

 

そしてわからないことがあるのは居心地がわるいはずです。

そんなわからない。不安である。不明である。

しかし投資はそんなものと共にあると思うわけです。

 

故に不明には優位性が生まれる。 

それはわからなく、不安なものです。

しかしそれを埋めようとしてはいけません。

 

それを間違ったもので埋めるくらいならそれはわからない方がマシなのです。

 

しかしそれは不安なもので埋めたくなるものです。

きっと、間違ったものでそれを埋めて偽りの安寧を得ようとする人も出るでしょう。

そのときにその不明と共に歩む決意を得たものは優位性を得ることになります。

周りは間違ったもので偽りの安寧を得ているからです。

 

これが不明の優位性です。

 

自分はわからないものはわからないと宣言し、不安や不明と共に歩む決意をすることで手にできる優位性があると思います。

勇気と覚悟を持ってそれに手を伸ばすべきだと思うのです。

 

 分からないことを一つ一つ明らかにしていくことは大事です

 簡単にわかることを裏付けもせず調べず考えずに受け入れるのはより愚かです。

ですが、裏付けを取り調べて考えてもそれでも明らかにならないことだってある。

投資はそんな事が多いです。

 

しかし自分はそのときに不安に屈して間違ったことで偽りの安寧を得ることを恐れます。

 

何がわかることで何がわからないことか?

わからないものを消すことはできないけどそれを間違ったもので埋めるくらいならわからないままでいるほうがマシ。

そしてわからないなら、そこで何を考えるべきか?

 

そのような考えを積み上げていくことが優位性を生むと思うところで自分は投資をそのようにコントロールしていきたいとおもうのです。

 

 

わからないことならそれはわからないと覚悟を決めることで

それを間違ったもので埋めようとする人に対して優位性が生まれると思いませんか?

 

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