大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(9468)KADOKAWA/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2年2月28日取得。

比較銘柄

KADOKAWAとその他

株価

1413円(人々は、勢いよく進んできたが。一つのそして致命的な失敗をして大いに押し返されている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 9468 7849 9467 2193
企業名 KADOKAWA スターツ出版 アルファポリス クックパッド
市場 東証一部 JQS 東証マザ 東証一部
業種 情報通信 情報通信 情報通信 サービス
時価総額(億) 1001.7 49.9 198.1 294.4
株価 1413 2600 2045 274
決算期 2020/03予 2020/12予 2020/03予 2019/12 I
予想売上(億) 2,070.0 51.5 56.0 117.5
予想営業利益(億) 100.0 5.5 16.0 3.1
営業利益率 4.83% 10.68% 28.57% 2.60%
予想純利益(億) 95.0 4.0 10.0 (9.7)
EPS成長率(年複利/期間) -7.5%/5年 4.2%/13年 19.1%/7年 #NUM!
BPS成長率(年複利/期間) -0.5%/4年 6.6%/12年 40.6%/6年 47%/11年
PER 9.29 12.48 19.81 -30.41
PBR 0.81 1.06 3.35 1.26
ROE 8.7% 8.5% 16.9% -4.1%
ROA 4.0% 7.0% 14.5% -3.6%
配当利回り 2.12 1.35 0 0
配当性向 19.7% 16.8% 0.0% #VALUE!
総資産(億) 2400.7 56.9 68.8 272.1
自己資本(億) 1013.4 47.1 52.7 233.6
自己資本比率(%) 42.2 82.8 76.6 85.9
一言感想 復調? いちおあげ あげ 衰退

 今週は比較。市場統計推移記録表で去年12/20と2/27を比較し、EPSBPSを下げてないのに時価総額を大きく下げているものから気になったものをチョイスして比較します。企業劣化はないのに市況で大いに売られたものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。KADOKAWA。文庫とニコニコ。比較にスターツとニコニコ味もちょっとあるアフファポリス。ゲストにニコニコと同様に凋落サービス感あるクックパッド

KADOKAWA

業績

もともとサブカルというかオタク方面に強い感じだったけどドワンゴを吸収(吸収でしょ?)してそっち方面で特に強いという印象のある企業になってますね。

 カテゴリは以下。だいたい出版だね。足を引っ張ってるイメージのニコニコは規模は小さそうだね。ただ赤字で足は引っ張りだけど。

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この足の引っ張りがなくなると安定しそうですね。

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直近安定味を見せてきてるようです。これがもっと長く安定するか?はポイントですね。

事業的にはIPなどは多く抱えてるのでそれを使ったサブスクサービスとか強化したいようですね。

そんな感じです。

その中で一度は2Qで吹いて3Qで期待し過ぎで落ちて今回のコロナでまた落ちたみたいに全戻した感じで仕切り直し感は。


財務

 財務は良くないやつですね。借り入れも結構ありますね。ただ手持ち現金内くらいなので大問題かと言うとそうでもなさそうですね。

投資を強めてる感じで有形固定増やしてきてますね。

以下辺りになろうと思います。

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空港とかお店作ったり越境ECとかで世界にアニメグッズを売りたいという方向性のようですね。そのセンで実店舗も強化中という感じ。


CF

営業CFは出てますが潤沢ではないですね。収益性は弱いと思ってたほうが。その中で上の投資でここ二年はFCFマイナスで借り入れ拡大みたいな感じです。手持ち現金は多いけど営業CFがもう少し上で安定してほしいとことではあります。

スターツ出版

業績

OL向け有料情報誌や地下鉄無料誌を発行だそうですが、長期に赤字などもなく堅調感は。BPSくらいなら右肩に近い。ただ減益は多いしリーマンあたりならほぼ利益なしまでいってるね。売上成長感もなく蓄財企業と見ているのが妥当そう。利益率などわりと高いので蓄財企業としてはわるくないのでは。

12月の本決算で3Qから加速する形で締めてるのは消費増税の中で好印象。ただ計画は減益ですね。計画は保守傾向はありそうです。コロナあたりの影響がどう出るかですね。市場全般ですが判断難しめな局面じゃないでしょうか。

 

財務

 財務とてもいいやつ。借り入れなどもなく自己資本比率は相当高いやつですね。流動は増えてますが現金はさほどですね。関係会社預け金などが増えてるのをどう見るかですかね。まあ順調だと思います。

 

CF

営業CFだいたいでて、投資してFCF出るやつですね。 配当がやる気ない感じです。このあたりをどう考えるか。減配実績はないので今の配当は維持は堅いと思いますが。

 

アルファポリス

業績

小説や漫画などを投稿できるサイト運営してそれを書籍化するというビジネスモデル的には好かれそうな出版屋さん。

売上を基本ずっと伸ばしていて、2017年とかは躓きもあるも利益も伸ばしてきてますね。結構な高成長となりそうでまた利益率の高さも目を引きます。

2017年「第1四半期会計期間及び第2四半期会計期間において当初想定以上の『ゲート』関連書籍の返本が発生し、収益を圧迫いたしました。加えて、ライトノベル市場への新規参入が活発化し、競争が激しくなってきたことなどにより、1タイトル当たりの発行部数が減少し、収益性が低下」と、一時のものもありそうですが競合参入など長引きそうなものもあり危うい印象ですがその後も成長継続。

2018年「当社主力タイトルの代表格である『ゲート』を筆頭とした既存大型タイトルの売行きが引き続き堅調であったことに加え、当社投稿サイトから誕生した新シリーズタイトルの出版が軒並み好調な結果となりました。また、ライトノベルに次ぐ柱として積極的に強化中の漫画につきましても、計画以上に成長させることができました。更に、漫画ジャンルをはじめ、当社書籍群と親和性が高い電子書籍も売上を大きく伸ばし、出版事業の業績を牽引」

それで原価率が基本低そうですね。このあたりが利益率が高くまた売上伸びて利益を安定させる面はありそうです。

3Qで増収増益ですね。ただ進捗では物足りない印象でここらへんはどうか。計画は保守傾向はいちおうあるかな・・

 

財務

 収益性高そうですもんね。というか上場で財務整理したですかね。財務は良好で借り入れなどもなく。資産の殆どが流動資産で総資産の6割強が現金みたいなやつ。

 

CF

 2017年みたいなトラブルがなければ基本営業CF出るやつですね。投資もほとんどいらないのでまるまるFCFになって還元もしてないのでそのまま現金で積まれてますね。これどうするんでしょうね。とりあえず還元しろって感じですね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でさげて暴落
月足でさげてあげて暴落
確認。

評価・売買判断

KADOKAWA

テクニカル的には、暴落局面。日足で急落ですが週足月足だとなかなかみない下げっぷり。週足上昇前の1467割ってるのでもう下落だと見ておくのが良いと思いますが上場来安値の1338も迫ってるのでここを一つの節目というのも。ここを割るなら下落トレンドだし、業績悪化なども織り込んできてるとも見れそうです。業績悪化が無いとできるならそこで逆張りはありかもですけどそれは下のファンダ視点になるかな。なんで底1338を基準に。


ファンダ的には、中期的にはニコニコなどが足を引っ張らないかチェックするのと、もっと視点を長くすると海外にグッズを売ろうとする方向性がうまくいくかですかね?

投資を強めてます。海外方面がそれでうまくいくなら面白いですがどうでしょうか。

収益性などは回復してきてますがそれでも高くはないですね。評価は程々なので業績が交代しなきゃそんなにひどい目は見ないとは思いますが、大化けする感じとかはいまのところなさそうですね。

 

スターツ出版

蓄財傾向の強そうな安定企業。目下は好調で成長感もあるけど、長くは停滞蓄財企業と見てたほうが。財務などは相当健全も還元などは甘め。今の還元でもいいとか、還元強化の根拠でもあるなら。あるいは安いとできるときに買うのも悪くないかもね。 PBRで見て上にも下にもという感じです。業績が好調ならもっと評価はあるかもしれません。

 

アルファポリス

すべてのトラブルに盤石まではないけど相当高収益の高成長企業とはなりそうで、財務CFにはスキもなく傑出企業となりますね。

あとは成長性の持続と評価をどうみるか。 成長性維持とみるならもう見れるPERではあります。が、もっと低いPERがつけられているときもあったようですし、減益など来ようものなら容赦なく売られるやつですね。難しい判断というかグロースとしての難しさですね。

 

クックパッド

お家騒動からの業績は酷いの一言。輝く、それこそ日本市場でも最もピカピカ輝く種の企業が数年でここまでゴミに。生活のインフラとしてゆりかごから墓場までおはようからお休みまでの情報プラットフォームの夢を絶ったさのっちは投資家として絶対許さないって感じ。

それとは別にキャッシュリッチなところはかわらないし大塚家具みたいなものよりは状態は数段良く、滅ぶとか倒産とかは今のところは心配はないですね。もっとも営業CF落ちてきてるのは留意だし衰退傾向で赤字まで出だしたはそうですけど。ほんと許さない。

そんな感じで展開次第では株高に振れるなんてところはあるかもで実際に、258から407くらいには戻してまて272まで落ちてる感じです。他のトレーダーとお金の取り合いをする賭場としてはなしでもないかもね。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

今週末名古屋でエクセルの勉強会で自分のエクセルを解説する予定です。

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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