投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは12年12月6日取得。
比較銘柄
ピーシーデポコーポレーションとその他
株価
500円(人々は、高いところから打ち付けられのたうち回るも冷静さを取り戻してきてる。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 7618 | 3020 | 3021 | 7419 |
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企業名 |
ピーシーデポ コーポレーション |
アプライド | パシフィックネット | ノジマ |
市場 | 東証一部 | JQS | 東証二部 | 東証一部 |
業種 | 小売 | 小売 | 小売 | 小売 |
時価総額(億) | 263.1 | 53.1 | 69.7 | 1207.4 |
株価 | 500 | 1966 | 1347 | 2354 |
決算期 | 2020/03予 | 2020/03予 | 2020/05予 | 2020/03予 |
予想売上(億) | 410.0 | 310.0 | 45.0 | 5,508.0 |
予想営業利益(億) | 26.0 | 14.0 | 4.0 | 195.0 |
営業利益率 | 6.34% | 4.52% | 8.89% | 3.54% |
予想純利益(億) | 17.8 | 8.7 | 2.5 | 136.0 |
EPS成長率(年複利/期間) | 10%/13年 | 7.5%/13年 | 7.1%/13年 | 25.5%/13年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 10.5%/12年 | 4.7%/12年 | 1.7%/12年 | 14.6%/12年 |
PER | 14.11 | 5.75 | 27.69 | 8.69 |
PBR | 1.02 | 0.79 | 3.7 | 1.35 |
ROE | 7.2% | 13.7% | 13.4% | 15.5% |
ROA | 5.3% | 5.6% | 7.1% | 4.4% |
配当利回り | 2.6 | 2.29 | 1.63 | 1.61 |
配当性向 | 36.7% | 13.2% | 45.2% | 14.0% |
総資産(億) | 336.2 | 154.3 | 35.0 | 3077.4 |
自己資本(億) | 241.0 | 59.7 | 19.8 | 797.6 |
自己資本比率(%) | 71.7 | 38.7 | 56.5 | 25.9 |
一言感想 | 反転? | いちおあげ | いちお増益 | あげあ |
今週は比較。配当優待利回り(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2018/07/29/210000)を見ながら気になったものからチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。ピーシーデポコーポレーション。サービス券等8.6%。比較に同業っぽいPC屋。ゲストに仲悪いらしい兄の家電量販らしきノジマ。
ピーシーデポコーポレーション
業績
以前はただのパソコンショップだったけど、IT機器不得手の人に対するサポートサービスという方向性で利益を上げてきましたが、えげつない体質商売手法が明るみに出て相当批判を受けたのが数年前ですがそのあとどうなったのでしょうか。
件の事件以降売上を減らしてきてますね。端的に信用を失い顧客が逃げている状態。も、計画で増収ですね。2Qでて減収です。ただ増益ですが。
まだ売上反転とまではいってないとみるべきか。ただ増益です。売上減る中で態勢を整えてるともみなせてだから増益・・とも言えるけど前年も2Q増益で通期では前年割れですからね。やはり増収の実績はみたいですね。
財務
2016年辺りからは現金が増えて売掛金が減るという動きを見せてます。これはサービス解約ということになるのかな。総合して流動資産は足踏み感。有形固定は減ってると言うか土地建物は維持で減価償却した分減ってる感。つまり拡張を止めてますね。
総負債95億程度は≒現金程度であれだけやらかし苦戦している割には財務は健全ですね。借り入れも返す方向で自己資本比率は改善。
つまり苦戦しながらも財務を整理し財務的には余力を作ってきてる状況と言えます。
CF
2016まで営業CF控えめでしたが2017年以降はプラスが大きくなってます。 売上債権あたりの減少が大きいようです。好調な2014ー2016は売上債権で減らしてるのでこれが増えるときがサポート契約が増えているときとなりそうです。2019年は反転してますね。
で、意図せずかしてかはわからず営業CFが潤沢だったのでFCFが多く出て収穫期になってたのが2016年以降。それで債務返して現金積んでます。転んで収穫してますこの会社。
利益が伸びてない以上増配はどうかなあと思いすが今くらいの還元なら余裕そうですね。減益したときに減配しないとは言ってません。優待も維持できそうだね。
アプライド
業績
長期に地味で薄利とか時々赤字も出たりして売上も伸びてるか伸びてないかわからない感じだったけど、利益率が上る感じで近年好調です。それくらい。いやそれくらい。
一応利益が伸びた2016年・・・もらしいこと書いてないですね。2017年も似たようなもん。数字から行くと2015年比較で売上原価が78.54%から76.21%販管費率が20.53%から19.62%で差はおよそ3%ちょい程度だけどこれでも元の営業利益率が1%切る水準なら利益率は4倍になるということで利益四倍程度です。
だから薄利で損益分岐近くちょっとの改善で大きく数字が改善しやすいところに改善があったということですね。逆にちょっとの改悪で大きく落ちるのでそれも注意。
2Qで増収増益。そのバランスの中でいい方に傾いてるのが目元ということになりそうだね。
財務
財務も横ばい感あったけど2016年から良化の変化が見られます。純資産が増え始め自己資本比率も改善。借り入れは同程度かな。 借りたり返したり。あとは流動で手形が増えて商品が減ってるのが気になります。これはお店を整理しつつ法人向けを増やしているということかな?そんな気はしますが詳しくは突っ込みません。その中で負債は維持くらい。固定資産なども維持なので順調化で負債や固定資産は変わらず流動資産が増えてる感じですね。
CF
CFは乱れるタイプ。売上債権の変動が大きそうですが長期にはプラス。よく期ずれするってことだね。で、FCFは長期には出てるかなあくらいでも言うほど余裕ないよね?くらいが利益水準増えてどうなるか。設備投資も増やしてきて端的には回ってきてる感は感じる感じにはなってるね。
パシフィックネット
業績
IT機器のレンタルとかリユース販売とかもろもろパソコン専門店っぽいことを主にTOBって感じですね。
長期に業績は足踏み感じ。あまり赤字などないね。
その中でBPSも伸ばせてないかなあ感。ただ販管費率を下げる形で近年は増益傾向ですね。売上原価はいったりきたりなのでこちらは信用できませんが。これが揺り戻すと見た目悪そうですね。
ですが1Qでわりと弾けた通過を。大きく売上を伸ばしてくるなら面白い局面ですが・・まだ1Qだしね。あとはHDDの流出なんて話題もあって直近データ消去のお仕事が注目されたのか急騰しているようです。好調なのはWindows 10への入れ替え需要のせいみたいなところが結構ありそうです。
財務
財務悪化してるね。自己資本比率低下。絶対的はそんなに悪くないし借り入れあたりもそんなに大きくなさそうですが。これは純資産が増えない割に総資産が増えてるからとなりそうですね。顕著に増えてそうなものは賃貸資産、つまりレンタル用機器。負債は特にこれってのがないというか全体的と言うか。つまり機器レンタルを中心に好調なのでみたいなことになるのでしょうか。
CF
営業CFは常にプラスで近年は水準が上がってます。投資も盛んになってきてFCFはあまり出てないですね。つまり投資期にあるとは言えますね。目下好調で投資熱心は良い話にはなりますね。
日足週足月足の値動き判断
日足であげ
週足でまださげかな
月足で あげたけどさげ
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、 上げてきたけど、2016年を頂点に大きく下落。そこからは2017年に伸びたりもしてるけど大枠に置いては468から359の安値をとる下落トレンド。
その中で359からは反転だね。これをトレンド転換と見て狙うのか?みたいな局面。短期では三角持ち合い的な形成500を破ってきてるので短期ではそれなりに強そう。底を見るなら446とか359あたりがよろしかろうと思います。
ファンダ的には、業績的には売上も反転してなさそうで半信半疑くらいが良さそう。ですが、財務CFでは意図してないと思いますが収穫期となり余裕が増してる感じで転んで丈夫になってる感。反撃のターンがくるならそれを乗れるだけの財務余力はありそうに思えます。売上債権あたりの反転が反撃のシグナル・・かどうかはわかりません。評価は色んな意味でこんなもんかんある感じ。ただのPC屋とみると高いです。反転期待はのってそうで乗ってる中でこんなもん感。
地味な改善だと思うけど元々はが薄利なため、それでも利益水準は大きく跳ね。ただ法人向けにしろ店舗にしろ小売でも卸でも営業利益率4%程度以上はもう明らかな工夫がないと上は狙い難い水準か故に売上を伸ばしたいところだけど伸びてますね。
今くらいの水準なら財産を蓄積し投資も伸ばしてこれる感でそのように回りだしている気もするところで、回りだし伸びていくならPER6切り程度はありなのではないかと。
ただ薄利なので利益率が後退すると減益がエグいことなりそうでそこらは痛し痒し。まだ警戒含みの評価水準には思えます。
長い間足踏み感はあるも、目下は好調で Windows 10などの特需もあろうけどレンタル資産の増えっぷりからやっぱり好調なのではなかろうかと。長年の足踏み圏を破って上に抜けるは考えてもいいんだけど、評価高いね。PBR4のPER30くらいはいかにも期待も織り込んでそうでまた目先するかもわからないデータ消去で株高してるかもしれないとくればスルーしたくなるところ。
急落して拗れて大きな株安するようならまた気にするくらいでいいのではないか。
家電量販・・と言いたいところだけど買収好きもあって結果キャリアショップとしてのほうが売上も利益も規模が大きかったりします。いい勝負ですが。他にもニフティ買ったりスルガ銀行に出資したりと家電店という範疇に収まらない会社になってきてます。そんな無茶苦茶してそうなわりに長期に売上利益EPSBPSをそれなり以上の速さで増やしてて本日並べた中で一番高い成長実績を見せてたりします。買収頼み感はあるので今後はわかりませんが。
財務はガンガン買収もあって借り入れにもどんどん頼る感じで当然悪いですよねって感じ。ただ投資を営業CF増につなげててその意味で普通に回ってる会社ですね。
PER8.7ほどは普通に見れる水準かと。
ただレバレッジ上等でコケるなら大ゴケも有り得そうなのと怪しい雰囲気をまとってると言うかいかにも評価上がらなさそうな噂も絶えなくPERも常に下の方みたいなところもあって、高評価になる姿も想像できないのでいろいろこんなもんであまり安いとか思わないほうがいいかも。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
特にない。
ちょっとヘビーなお仕事があってひーひー言いながら調べてたくらい。
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記事補足してます。
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