大河の一滴

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(6770)アルプス電気/日記(比)

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 投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。財務データはhesonogoma.comさんで最新通期実績。各データは2018年3月30日取得。

比較銘柄

アルプス電気とその他 

株価

2608円(人々は、天下を取るも転落してまた上り詰めるもまたピンチ。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 6770 6981 6804 4641
会社名 アルプス電気 村田製作所 ホシデン アルプス技研
市場 東証一部 東証一部 東証一部 東証一部
業種 電気機器 電気機器 電気機器 サービス
株価 2608 14570 1359 2456
決算期 2018/03予 2018/03予 S 2018/03予 2018/12予
時価総額(億) 5169.27 32822.05 920.18 552.53
予想売上(億) 8550.0 13620.0 2900.0 324.0
予想営業利益(億) 710.0 1700.0 115.0 34.3
予想営業利益率 8.3% 12.5% 4.0% 10.6%
予想純利益 505.0 1440.0 90.0 23.7
PER 10.12 21.54 8.98 21.18
ROE 16.8% 9.9% 10.4% 19.3%
成長印象 あげあ 増収 復活? あげ
総資産(億) 2545.01 13548.19 766.61 122.76
自己資本(億) 387.3 693.77 136.6 23.47
自己資本比率 42.2% 82.9% 64.4% 66.6%
PBR 1.7 2.13 0.93 4.09
配当利回り 1.4% 1.8% 1.5% 2.8%
配当性向 14.4% 38.4% 13.2% 58.6%

 今週は比較。ROIC変則3年平均(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で15%以上のものを市場統計推移記録表にかけ2017/4/21比較でEPSBPSを伸ばしかつ低いPBRになっているものからチョイスして比較します。TOPIXで株高した2017年の株高する前の4月と比較し質が良い割には評価を落としているものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。アルプス電気。電子部品の大手。比較に同業っぽい。ゲストに買い間違いそうなアルプス技研

アルプス電気。長期には売上停滞かなあ。シクリカルで以前のピークはリーマン前にあり、リーマンで落ち込みそこから苦しいところを抜け這い上がってきた感じ。その中で直近売上利益で最高水準の計画。今年も進捗的に出来そうだね。この後成長を描けるか描けないか。財務。直近の財務改善が著しく。有利子負債は減り自己資本の積み上がりが加速。CF。リーマン時も含めて営業でプラス。設備投資がめっぽう嵩むのでFCFマイナスの年はあるけど基本としてFCFプラスだし営業CFの範囲で投資をしつつ余ったものを債務返済と還元ということで問題ないと言うか堅調だと財務とCFは言っております。ちなみに増配傾向ですし配当性向も余裕有りますが減益すると容赦なく株主へのお小遣いを減らしてくるタイプです。

村田製作所。シクリカルだと思うのだけれども。景気のピーク終わると売上利益を減らしているけど次のピークは前のピークを上回るみたいな推移かと。売上はだいたい前年超えだね。というわけで長期成長。今期は利益が前年割れも進捗見ると計画は上回りそうな。一方赤字は2009年くらい。底堅いとも言えるし乱高下する利益で安定しないとも言える。財務。くっそ堅い財務。近年調子いいので総資産、純資産の積み上がりが加速。現金も増やしてるね。CF。アルプスより堅実な営業CF・・って2009年のデータがIRバンクにないと。村田さんちにある決算短信見ると2009年もプラスでした。と、かなり集金がお上手なようです。投資は必要そうもだいたいFCFプラス。で株主にお小遣いをあげる余裕があるのか配当性向は高めですね。お金余ってきてるのでまた増配自社株買いが飛んでくるかもね。自社株買いはあまりしてないようだけど。

ホシデン。上の二社に比べるとかなり見劣り。売上も乱高下で前年7割の2015年あたり見たけど別に子会社売っぱらったとかじゃなくてそうなってる模様。大きな下方もしてるね。計画下手なのかそもそも見通し難い事業をしているのか。今年は大きく上振れする形で計画下手を見せてます。それは置いといて低迷期から脱出?の疑いのある実績が出ております。今後はどうか。財務。バランスシートの縮小。近年の不調で財産を流出させてますね。とはいえちょろちょろとという感じでしょうか。一方現金を溜め込んでいて健全というか財産は現金で持ちたいようです。低迷期を脱すると気持ちが変わるかもしれませんね。CF。基本営業プラスも2017年のマイナスが気になりますね・・と見ると売上債権及び棚卸し資産の増加の影響が大きい模様。問題ないと言うかそのうち大きなCF入ってきそうだね。設備投資とかは必要なものを必要なだけ感。このあたりは変心の予兆は感じられません。

評価。アルプスは普通に状態良さそうです。その中でPER10程は安めではないか?とは思います。も、シクリカルなのでいつ大幅減益きても不思議ではないところがあり安直に行くのはなかなか勇気がいると思う。いや状態はいいです。

村田。さらに状態いいです。も、アルプス比較で倍のPERはどうだろうね。

ホシデン。業績も計画も信用ならないところがありますが低迷期を脱した疑いが強く。評価もPBRで半分程度と上手く化けるととてもおもしろい展開もあるかもしれないね。当人すらまだ半信半疑な気がするけど。

技研。調子いいね。間違えて買っても悪くないかもしれないくらい。PER倍程度あるし景気後退するとガッツリやられるようなところも見せてるのでそうなると悲惨になると思うけど。

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげて下げかな
月足であげからのたぶん三角持ち合い感
確認。

売買判断

テクニカル的には、 長期では上げの中の調整かと。谷は非常に大きいけど、4205天井から1621、3845、2506の三角形成。1621が近づくなら狙ってみるのも有りかもしれない。一方週足では底抜けしてるので目先はまだ弱いと見るべきか。日足レベルでは売り案件。底を見るなら1621しかないかなあ。1621抜けたら泣きながら撤退かと。
ファンダ的には、評価もそこそこ低くなってるけど状態はいい。状態悪くなることへの警戒なんだと思う。状態はいいです。景気後退来たら簡単に吹っ飛ぶと思います。あとホシデンが宝くじとしては悪くない気がします。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

指標:https://hesonogoma.com/stocks/japan-all-stock-data.html#

 株価:https://hesonogoma.com/stocks/japan-all-stock-prices.html

 財務データ:https://hesonogoma.com/stocks/japan-all-stock-financial-results.html

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 とくにないのです。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールの後継バージョンで作成しました。

株探データで銘柄比較表