大河の一滴

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(4028)石原産業/東証PR/化学/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

石原産業とその他

株価

1600円(人々は、急に仕事をしようとしてしくじったので落ち着いて今度はじっくりやっている。)

 

バブルチャート

時価総額がいい勝負でテイカと石原がFCFとBPS成長で優位。

各企業の数字と比較しての感想

コード 4028 4078 4027 4462
企業名 石原産業 堺化学工業 イカ 石原ケミカル
市場/業種 東証PR/化学 東証PR/化学 東証PR/化学 東証PR/化学
時価総額(億) 646.14 329.97 424.67 305.9
株価 1600 1941 1671 1915
決算期 2024/03予 2024/03予 2024/03予 2024/03予
予想売上(億) 1380.0 840.0 560.0 206.0
予想営業利益(億)/利益率 100/7.25% 19/2.26% 24/4.29% 22.1/10.73%
長期平均営業利益率/年 7.97%/17年 5.64%/17年 8.89%/17年 7.73%/17年
売上成長率(年複利/期間) 1.6%/17年 -0.6%/17年 3.7%/17年 1.8%/17年
EPS成長率(年複利/期間) #NUM! #NUM! 2.7%/17年 2.6%/17年
BPS成長率(年複利/期間) 4.8%/16年 0.4%/16年 5.3%/16年 3.4%/16年
長期営業CF(億)/年 942.25/17年 930.36/17年 694.56/17年 930.36/17年
長期投資CF(億)/年 -727.74/17年 -779.59/17年 -504.86/17年 -107.29/17年
長期平均FCF(億/年)/年 12.62/17年 8.87/17年 11.16/17年 4.42/17年
PER 7.63 -4.713857143 22.78 16.18
PBR 0.6 0.43 0.69 1.27
ROE 7.9% -9.1% 3.0% 7.8%
平均ROE/年 5.94%/17年 2.53%/17年 6.66%/17年 5.22%/17年
ROA 4.0% -5.5% 2.2% 6.7%
配当利回り(%) 3.75 3.61 2.27 1.88
配当性向 28.6% -16.2% 51.8% 30.4%
総資産(億) 2019.13 1280.21 757.17 265.05
自己資本比率(%) 48.3 62.9 70.3 82.6
メモ 撤退蓄財が加速? 停滞蓄財できず びあげ びあげ

 今週は比較。市場統計推移記録表で2018/12/26と2024/3/14を比較し当時よりROEをあげているのにPERを下げているもの(該当836銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。血のクリスマスのTOPIX安値時より資本効率が高くなってるのに評価が低くなってるものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年03月15日取得。石原産業。酸化チタン系化学メーカー。比較に同じ酸化チタン系。ゲストに同じ石原系ケミカル。

石原産業(4028)

業績

セグメント。

(銘柄スカウターから)

無機は薄利ですが、2019年あたりは有機より利益で利益推移。

(銘柄スカウターから)

それで無機も有機も広い範囲で生素材になってる感じでしょうか。

製品情報 | 石原産業株式会社

 

前期決算資料。

IRライブラリ:IR説明会資料 | IR情報 | 石原産業株式会社

目標高いですね。悪いことじゃないですができるのでしょうか。

 

つなみに2023年実績で、売上1300億に営業利益率6.6%にROE7%ほど。

近年は好調だけど、コロナ以前まで延々足踏みしてるような業績。

その中でBPS増で、停滞蓄財じゃないでしょうか。BPS成長で4.8%/16年ほどはそこそこ。

 

総じて堅調だが地味な体たち蓄財だが、近年の業績加速はしてるのでその理由だし、それ次第ではもっと加速して中期経営目標も達成とかなるやもしれないし、なるとさすがに今の株価帯は・・とはなりますがさて。

2022「無機化学事業は、自動車および建設用途向けなどの需要回復が進むとともに、電子部品材料分野の需要が拡大して増収。操業度の改善などにより、増益。~有機化学事業の主力農薬は、安定的な農業生産を維持するために不可欠な資材として、引き続き海外販売を中心に堅調に推移、異常気象の影響もなく、増益。」

基本需要がいろいろ拡大してて環境いいな感は。

「原燃料の高騰を中心に厳しい事業環境に直面するも、為替レートが期末に向けて想定以上の円安となり、増収増益」コストはかかるけど円安もあり増益。

長期的な原価率などの推移。

(IRBankから)

営業利益率15%できますかね?とはおもいますね。ちなみに2023の目標は未達ですね。

できないのはいいけど、できないならあまり会社の言うことは信用できないとはなりますね。過去計画は上振れも下振れも。

 

今期3Qで増収も減益。無機で「収益力の高い機能性材料販売減に加えて、酸化チタンについては、原料価格の高騰に伴う価格改善に取り組んだものの、販売数量減少などに伴う稼働率の低迷などでコストが増加」に有機で「原料価格などが高価格帯で推移し、コスト高が継続したことなどにより、減益」

この辺で価格はあげるもあげると数売れなくなるところはありそうですね。価格優位性はそんなにないとはなりそうな。

ちょい前には通期の下方も「下半期に想定していた景気回復が中国経済の低迷などにより大きく遅れ、引き続き国内外で需要が低迷、有機化学事業の主力農薬においては、想定以上のブラジルでの在庫調整の影響により、殺菌剤の販売が減少する見通し」

と目先は微妙なところは多いのですが絶対的な水準では、2021年以前より上の売上水準で好調よりということにはなりそう。

 

財務

利益剰余金マイナスから復帰。

(IRBankから)

大き気は財務改善で資産増ですね。

前期末総資産2019億で有形固定467億ですが以下みたいな推移で高い目標もあまり生産強化はしてないね感。

(IRBankから)

流動1374億で、売掛製品原材料あたりで1000億以上。

負債1044億で有利子負債で519億とかで財務自体はよくはないですね。とはいえ長期に良化で資産増もしてるので良化はしてますね。

 

CF

 

多くは営業CFはプラス。2023とか2013などは棚卸資産や売上債権の影響。FCF自体は長期には平均12.62/17年ででてますが、さほどキャッシュリッチでもないかなとは。

とはいえ利益剰余金プラスで、還元も増やしてきてますね。配当で14億くらいはフェアーな感じにはなりそうですがこれ以上の増配は増益が必要そうかなとは。

(IRBankから)

 

堺化学工業(4078)

業績

商品。

製品・サービス | 堺化学工業株式会社

 

長期定期に停滞。目先も加速感なし。営業赤字自体は1999年からなし。純損失は2002、2021,2024と厳しそうなときに。

目先はいろいろ損失。事故があったみたいでそれも絡んで特別損失。

ちなみにその事故の当時より株価は上がってます。

化学工場爆発で当時の工場長を業務上過失傷害容疑で書類送検|NHK 福島県のニュース

 

BPSの増えてるか怪しい。

 

そんな感じ総合停滞して蓄財もできない化学メーカーという印象。目先決算までそのような印象。

事故はたぶんさほど(投資的にはもう)影響ないのでは。

 

財務

延々停滞でもちょいBPS増ですね。

(IRBankから)

BPS成長率をこれで計算すると3.49%/13年くらい。

IRBankは自社株を考慮した計算してるので後述。

ほかはみなくてもいいのでは。

 

 

CF

 

 

 

余裕ができると自社株買いしてる。

ほかは特にいうほどのもことも。

 

イカ(4027)

業績

(旧)帝国化工。商品はにたようなやつ。

製品紹介|テイカ株式会社

 

長期に地味に成長。目先は利益率下がってますね。

BPSくらいは右肩。BPS成長をとると5.3%/16年。

減益もあるし減収もそこそこあるので、成長よりは停滞みたいな文脈でみてたほうが気がラクなのではないかというかんじですが、目先は減益で下方も「中国経済の先行き懸念等による海外需要の低迷や、原燃料価格の高止まりによるコスト上昇に加えて、導電性高分子薬剤においてはパソコン、スマホ等のICT機器の需要低迷により販売が低調に推移」

大きくは好調だとは思うけどその中でコスト高とかマイナス要因もちらちらという印象。

 

財務

特に中身みなくていいのでは?

(IRBankから)

と思うし、実際みない。たぶん問題なし。

 

CF

 

営業CFはだいたい問題なし。

 

たまに自社株買い。増配はやはり増益ないと感はあります。減配はあまりなさそうです、手持ち現金からは配当余裕なので減配は現状可能性低そうですが。

 

日足週足月足の値動き判断

月足でさげからなんとなくあげ
週足であげ
日足でさげてあげ
確認。

評価・売買判断

石原産業(4028)

テクニカル的には、大枠では2009年くらいから2018年まであげというかだいたいあげが2016-2017に集中して急騰の部類。から、コロナまでさげで2293から483。以降は上昇。2018年までに急騰するもコロナまでさげ以降は仕切り直し感あり、2018年高値2293は越えてないけど、週足レベルでは2022年の調整をこなしわりと堅調ではそのなかで2021年1420を破り1625をつけ跳ね返されるも目先1610で再度試す感じ。

1625以降安値1291をみながら1625越えを測る感じでしょうか。1625をこえてくるとコロナ以降の上昇も堅調で長期の上昇感もでてくる2293もみえてくるのかなとは。


ファンダ的には、無機とか有機の化学原材料メーカー。近年好調ですし、わりと高い目標をもってそうですが、総合して停滞蓄財程度の化学メーカーがちょい好調くらいで、好調も価格改定で減益になってそうなところもあり高い競争優位性とかはあるか微妙だし、そうごう環境に恵まれ業績加速も見れる停滞蓄財の化学メーカー。

けなしているようですが、それでも年々良化は進み配当復活に増配の還元強化等々良化は進んでて悪いこともないです。高い目標もあまり強い設備投資などしてなさそうでとこまで本気か?みたいなところも。

目先増益の計画ですが、3Qで前年比マイナス。ではあるけど長期視点ではまだ堅調以上。

評価。

PER7.6のPBR0.6ほど。普通に停滞蓄財の化学メーカーという印象の評価。ですが低いときはPBR0.3以下(コロナ時とか)とかもあるで、目先は石原産業としては上も下もだけどわりと高PBRで、やはり好調なりに評価高くなってるところは。企業価値自体は高くなってるとはいえるのでそのへんをふまえてどうみるか。

 

 

堺化学工業(4078)

延々停滞してるような化学メーカー。純損失はたまにあるけど、営業赤字はなさそうで基本堅実も長期にBPSも伸ばしてるかも怪しい・・のですがCFの余裕は自社株してるところはあるので、それを踏まえるとちょいBPSくらいはのびてる。でも基本低ROEで業績横ばいのさえない化学メーカーといえてこのへんをどうみるか。

事故が起きてて減損などきてるけど、あまり株価もその時以外は反応してなくたぶんそんなにきにしなくてもいいのでは。

評価。

PBR0.4ほど。低評価。いちおうBPS成長3%に配当3%ほどの年6%をPBR0.4ほどは破格といえば破格な気もしますが長期に株価推移は渋いのでどうみるか。

といいつつPBR同じくらいの2012年あたりからみると年3%くらい(配当別)はでてそうなようにはみえるので、投資方針と目標次第ではこういうのを拾うのも。PBR上がる展開もあるやもだし。

 

イカ(4027)

目先マイナス要因もあるけど長期には成長もしてて蓄財もまあ堅調な化学メーカー。

目先は減益などもありますが、財務も問題なさそうで、CFもまあ安定的。還元は財務を保存して後退しない範囲内でという印象。

評価。

PER23のPBR0.7。そこそこ堅調な化学メーカーとしてらしいPBRがついてるなとかしか。2019年あたりはもっと高い水準でしたが、コロナ以降ではもだいたいそれっぽい水準ですが、目先はPBR0.5くらいから上がってきてる感じで、会社もいうほど順調じゃなさそうなので、そのへんも見極めながらですかね。

 

石原ケミカル(4462)

めっき薬品だけど、長期に横ばいに近いけど近年好調は、(堺以外の)上にも近い傾向で、やはり今は全体的に環境がいいのではないかという中でいろいろ停滞蓄財の化学メーカーという感じ。BPS成長取ると 3.4%/16年で少々渋いですが財務やCFが安定的で業績も長期に利益率あげROEなども向上傾向ありそうでいかにも順調。

意外に優良企業っぽくはあるのですがそれでPBR0.7あたりで転がってれば面白いんですがしっかりコロナ以降で評価が進んでいて状態良くなるものをやはりもってるといつかだんだん報われるようなところはありそうだなと。

 

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないですかねえ。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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(3856)Abalance/東証ST/電気機器(分)

f:id:kamomenotoushi:20240124113311j:plain

基本データと取り上げた理由

株価:2220円(人々は高く飛び上がったかと思ったら墜落してる。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
3856 Abalance 東証ST/電気機器 388 2024/06予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
2518 158/6.27% -3%/17年 5.5 2.6
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
36.09%/17年 27.85%/17年 17.7%/16年 53.3% 10.2%/17年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
108/17年 -411/17年 -303/17年 -17.8/17年 4.75%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
1440.87 131.35 9.1% -% #VALUE!

 今日は分析。2024/3/10に銘柄スカウター10年スクリーニングで、10年売上利益成長率10%以上かつ5年PBR総体水準で10%以下のもの(対象76銘柄)からきになったものをチョイスして分析します。長期に売上利益を伸ばしてるけど、ここ5年で低い評価に置かれているものを拾う意図。Abalance。エバラ。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年03月13日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「業績噴火」

焼肉のタレでも製作所でもなく実業ってなんですかとかじゃなくて、太陽光のリアルコム

だいたい太陽光パネル製造。

(銘柄スカウターから)

前後。

2016あたりから。セグメント売上。

ちょっとみにくいですが以前はITと建機販売と太陽光とかでシナジーもへったくれもない、ようするに儲かりそうなところにポリシーなく参入していた感あるなかで、端的には2021以降でてきた太陽光パネルでぶち当てた構造。

その恩恵かITとグリーンエネルギーも恩恵ありですね。グリーンエネルギーは端的には太陽光発電ですかね。建機は撤退かな。

で、ぽっと出てきた太陽光パネルは買収。ベトナムの発電系会社で端的にはこの買収決めてこの会社が急拡大という構図で、早くも売上の95%を占めるまでにでもう事実上AbalanceとはベトナムVietnam Sunergy Joint Stock Company(VSUN)となりそうです。

Abalance<3856>、太陽光パネル製造のベトナムVietnam Sunergyを子会社化 | M&A Online - M&Aをもっと身近に。

 

VSUNの躍進。

 


ROEとかバランス醜いですね。2021年以降のBPSの伸びがえぐい。BPS成長率をとるなら    17.7%/16年でここ数年でこの水準を叩いてしまったになりますね。

ROEなどエグいレベルで加速・・な一方でROAはそんなに高くなく凡庸。

(IRBankから)

原価率など。原価率も販管費も高め。

営業利益率も目先6%台でそんなに高くもない。

(IRBankから)

という感じで、VSUNの買収で勢いが大きく増収率やROEが尋常じゃなくでてますが、ROA低く財務レバレッジに頼るROEで利益率も低くわりと危ういバランスの上にたつ成長のようには。

もVSUN次第ってなりそう。

 

 

前期。

https://www.abalance.jp/presentation/?y=2023

エグい増収増益。

 

だいたいVSUNが躍進で国内はそうでもない。

そんな感じですが計画では大きな増収のターンは終わった感はありますね。

成長は成長ですが、上記のようになかなか危ういバランスの上のたった売上+16%とか増益一桁くらいであるのをどうみるか。計画ですけどね。

ではあるんですけど、VSUNでも新規工場計画はばんばんあってナスダック上場の話とかもありでこの辺が炸裂するとまだまだ大きく成長なんて見方もできますがさて。

今期1Q。

一応売上の水準ですが四半期レベルでは売上は足踏み感。一方で利益率か改善の傾向はあり、目先は前期から大きく増益。まあまだ1Qですが。

 

 

財務

ぐりぐり資産増。

(IRBankから)

前期末総資産1440億。有形固定333億で2016年で2億とかなので目先グリグリ投資してる感じ。無形固定で75億。これはのれん2021年3億で2022年46億って感じで以外にVSUNでのれんだしてなさそう。いい買い物しましたね感。

流動1000億。現金206億に商品で488億に前受預け金で210億程度であといろいろで、し

商品製品がグリグリ増えてるのは、成長してるから当たり前ですが、これ余らすと大変なことにはなるなとは。

負債1200億。うち有利子負債515億は増えてるけど、有利子負債比率は思ったほど高くないですね。ほかの主な負債は契約負債278億、買掛金164億あたりにその他。

意外に固定負債率低めだし財務は思ったほど悪くもないけど、自己資本比率は極めて低いし、財務は劣悪で問題あるというか、業績が渋くなると即座に問題なるようには。例えば在庫余るとか。例えば半分売れなく250億が減損されるとそれで債務超過に突入に利益剰余金も消し飛ぶとか。

業績伸びるくらいなら大丈夫そうではありますね。そして目先までは大丈夫そう。

 

CF

2022年までろくに営業CFマイナスが、2023は大きくプラス。前受金あたりでプラスに貢献だけど棚卸し資産増が大きいのでわりと出にくそうな。

それで投資ぐりぐりで、FCFマイナスですねというか、    長期FCF平均-17.8/17年ですね。これまでこの会社お金稼いでないです。し、目先もそうだし、むしろFCF赤字が拡大してるとはなりますね。

増配はしてるけど、配当性向は極めて低いやつですね。

 

月足週足日足の値動き判断

月足で噴火して崩壊。
週足であげてさげ
日足でさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、月足レベルでは噴火して崩壊でこれは終わった銘柄というところで、また盛り上がるとするのは筋が悪いとはなりそうというか、どこからみても13620から1955まで崩壊で、1955で反転するとみるのはどうでしょうね。

一時の反転リバウンド狙いはあるかもですね。これだけ一方的な下落の中でも2861から4100までありますし。目先も1955から2596もあるわけだし。でも下落の中のリバ狙うよりは上昇トレンドが見込めるものでとろうとした方が有利な気がするところだし、かもめはリバウンド狙いのいい方法論をもってないのでここでは守備範囲外。

といいながらいちおう1955からは日足で上昇でリバウンドに向かう可能性はあるかもしれませんとかはみれなくもないのでどうみるか。

 


ファンダ的には、もともと何をしてるのかもわからない会社がベトナム太陽光パネル会社を買って躍進。その効果かもともとの事業にも恩恵だけど比率的にはもうベトナムのパネル会社で浮沈はそこしだい。目先は一番大きく伸びる美味しいところは終わった感じで、売上は伸びてるけどそんな高い成長率でもなく。ただ増益には来てて、また投資計画はありこの辺がうまくいくならまた景色も・・とは。

一方で、高ROEも財務レバレッジで上がってるタイプで、ROAや利益率などは低く、現実問題危ういバランスの上に大きな増益がでたようには。それでもBPSなどは吹っ飛んでいってるので悪いことはない。

CFは劣悪。営業CFが出てるのかも怪しい投資もしてるので、FCFは普通に出ていなく。資産は増えた感じですがお金は儲けてない。財務はいうほど有利子負債も大きくなく固定資産とかのれんも大きくもなくそこまでひどくもないけど、劣悪なことには変わらずわりと危ういバランスの上にたつ業績が崩れると大惨事にもなりかねないようには。

総じて、かなり危ういバランスの上ではあるけど、業績は伸びている・・感じでは、これを乗りこなし、工場など投資をこなし利益率なども改善するなどのシナリオにでるとすごく明るい未来もありえそうですが、そのへんをどうみるか。

評価。

PER5.4のPBR2.5ほど。PERで評価低め。これは絶対的にもそうだしAbalanceとしても低PERで、なんだかんだいいながら成長意欲あり投資もしてて成長も増益もみられる企業に低いPERがついてるはそうで、うまくバランスをとって大きく増益するならかなり妙味あるし、利益維持くらいならそう下もないというかリスクリワードからは多分妙味あるというか、これは利益維持くらいの話でバランス崩れて赤字とかなるとまだまだ大惨事も有りえそうで、ここまで下がってもハイリスク案件。ハイリターンかはわからないというか。リターンが高いか低いかあるいはマイナスかもちょっと見通しにくい案件だけど、現在は高ROEな塩梅が続いてそうで維持できるならハイリターンじゃないですかね。

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=3856

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3856

IRBANK:https://irbank.net/3856

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくになくてへいわへいわ。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表

 

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