大河の一滴

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(5185)フコク/東証PR/ゴム製品/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

フコクとその他

株価

1675円(人々は、長らく膠着していた戦線をやっと押し返したがまた膠着化しつつある。)

 

チョイス理由とバブルチャート

 今週は比較。2025/5/23のKABU+データでPBRのトリガー(専門用語)を満たしているもの(対象256銘柄)から気になったものをチョイスして分析比較します。今週余裕ないので分析より。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2025年05月30日取得。フコク。自動車用ゴム。タイヤというよりワイパー。比較に工業ゴムっぽいバンドー化学昭和ホールディングス。ゲストに医療系ゴムの不二ラテックス。


数字の上では昭和ホールディングスが利益率CAGR優位。数字上はね。あとはフコクがちょい優位だけどあとの2つは低成長。



各企業の数字とそれをみての所感

コード 5185 5195 5103 5199
企業名 フコク バンドー化学 昭和ホールディングス 不二ラテックス
市場/業種 東証PR/ゴム製品 東証PR/ゴム製品 東証ST/ゴム製品 東証ST/ゴム製品
時価総額(億) 294.95 718.91 34.33 23.85
株価 1675 1626 45 1854
決算期 2026/03予 2026/03予 I 2025/03 2026/03予
予想売上(億) 880.0 1150.0 86.2 74.6
予想営業利益(億)/利益率 50/5.68% 95/8.26% 0.25/0.29% 5.72/7.67%
長期平均営業利益率/年 4.01%/19年 5.81%/19年 5.69%/18年 5.59%/19年
売上成長率(年複利/期間) 2.8%/19年 1%/19年 4.9%/18年 0.4%/19年
EPS成長率(年複利/期間) 3.6%/19年 2.8%/19年 -1.8%/18年 11%/19年
BPS成長率(年複利/期間) 3.8%/18年 3.7%/18年 -9.2%/17年 4.7%/18年
長期営業CF(億)/年 1016.25/19年 1642.05/19年 76.57/19年 85.69/19年
長期投資CF(億)/年 -848.89/19年 -973.7/19年 -234.2/19年 -59.6/19年
長期平均FCF(億/年)/年 8.81/19年 35.18/19年 -8.3/19年 1.37/19年
PER 7.71 10.14 -16.91233581 8.3
PBR 0.62 0.83 2.09 0.58
ROE 8.0% 8.2% -12.4% 7.0%
平均ROE/年 5.43%/19年 6.33%/19年 -9.74%/18年 7.25%/19年
ROA 4.4% 5.6% -3.1% 2.6%
配当利回り(%) 5.07 4.92 0 4.42
配当性向 39.1% 49.9% #VALUE! 36.7%
総資産(億) 794.02 1206.93 65.25 110.56
自己資本比率(%) 54.5 68.1 25.1 36.8
メモ あげ あげ 低迷 停滞蓄財
フコク(5185)

業績

こういうの。

セグメント。ワイパーなどの機能品と防振も車中心っぽいですがこのあたりが中心。

 

GPTまとめ。o3はわりとちゃんとまとめてくれますね。

●事業概要
ざっくり概要:自動車用ワイパーブレードラバーで世界シェア首位を持つゴム部品メーカーで、シールや防振ゴムも展開株式会社フコク FUKOKU Co., Ltd.
主なセグメント:機能品(ワイパー・シール)、産業機器、ライフサイエンス向け樹脂部材等北意志本株式会社フコク FUKOKU Co., Ltd.
事業モデルが似ている著名上場企業:NOK(7240)、住友理工(5191)など自動車用シール・防振大手。

●競争優位性
格付け:★★★☆☆(3/5)
理由:ワイパーブレードでの世界シェアと顧客ロックイン効果は強みだが、自動車生産動向に業績が連動しやすく利益率は業界平均並みSMBC日興証券株式会社フコク FUKOKU Co., Ltd.

●大きなトピックと注意点

  • 2026年度に売上1,200億円・営業利益率8%を目標とする中計を推進中株式会社フコク FUKOKU Co., Ltd.

  • EV化でワイパー数量は減らないがADAS対応でセンサー内蔵製品など技術対応が必須。

  • 産業機器・ライフサイエンス分野拡大で自動車依存を下げられるかが鍵。

 

 

業績。2001年から営業赤字もなく長期には成長感も。

同時に純損失では2009.2018.2019などにあるし、基本薄利ですね。

そのなかで、2018-2020あたりは例外ですが、それ以外は増収時により増益、減収時により減益する製造業の傾向はでてそうには。

要するにシクリカルですね。

BPSなど。2018-2021あたりは微妙ですがそれ以外では基本BPSくらいは増える。

当たり前ですが、純損失でなければBPSぐらいは増える(企業価値向上する)

BPS成長率をとると3.8%/18年ほどで、このなかには足踏み後退もあるので堅調ならもう少し上にでるかもです。ROEにしても高くもないけど低ROEってほどでもなく。

 

原価率などくらいは。あまり長期に改善感もないですかね。

従業員みましょうか。近年は一人当たりも改善で順調ですねはそうですが社員減ってて、これは未来は繁栄すると思ってる会社だと社員増やすと思うんですよね。

(IRBankから)

四半期。

順調継続な感じではあります。

(株探から)

1Qまだ。売上横ばいで増収の計画。計画は特に利益で強気感ありますかね。

 

 

財務

資産増。傾向。微妙に自己資本比率も改善ですかね。

(IRBankから)

有形固定だけ。

 

一応投資は進めてますが、どうみるか。

(IRBankから)

 

ほか見ません。

 

 

CF

 

長期平均FCFで8.81/19年で、CFは一応。基本設備投資はいりますね。

還元。増益に支えれてそこそこの配当性向で増配と現金もつんでますね。

前期の有報だと「連結配当性向30%を目安に決定することとし」とかは言ってますね。

(銘柄スカウターから)

バンドー化学(5195)

業績

こういうの。雰囲気で。

セグメント。雰囲気で。

 

(銘柄スカウターから)

 

GPTまとめ。

●事業概要
ざっくり概要:自動車・産業機械向け伝動ベルトの老舗で、近年は高機能エラストマーや機能フィルムにも領域拡大bandogrp.comIR BANK
主なセグメント:自動車部品、産業資材、高機能エラストマー、その他(医療・フィルム)m.bandogrp.comゴム報知新聞NEXT | ゴム業界の専門紙 |
事業モデルが似ている著名上場企業:バルカー(7995・産業用シール)、ニッタ(5186・伝動ベルト)。

●競争優位性
格付け:★★★☆☆(3/5)
理由:長年の顧客基盤と品揃えの広さは強いが、国内完成車減産の影響を受けやすくセグメント利益は波動性が高いm.bandogrp.comm.bandogrp.com

●大きなトピックと注意点

 

 

業績。長期に一応伸びてる。2009-2021くらいで足踏み感あり、停滞になりそうですが、停滞の末に成長を掴んだとみるか、停滞が好環境で調子いいとみるか。

営業赤字もなく堅調です。純損失も2009のみ。

BPSなど。BPS成長率で 3.7%/18年ほど。フコクと近い水準ですね。ROEも長期的にはにたようなもの。

 

 

かもめてきには停滞蓄財が好調だくらいになりそうですかね。

四半期。おおよそ堅調だとは思います。

 

1Qまだ。計画横ばい。一応増益。計画は上も下もでしょうか。

 

 

財務

財務改善して資産増。

(IRBankから)

有形固定推移。増やしてる感じでもないかも。IFRSきらい。

(IRBankから)

ほか見ません。

 

 

CF

 

現金維持。長期平均FCFで 35.18/19年ほどで結構CFは安定的。

還元わりと熱心なのではないか。配当性向100%超え。「連結配当性向50%を目処に安定した利益配当を行うことを目標」とかはいってて還元やる気。

(銘柄スカウターから)

昭和ホールディングス(5103)

業績

並べましたが、よくわからない会社。セグメント。

 

(銘柄スカウターから)

 

 

GPTまとめ。

 

●事業概要
ざっくり概要:和菓子(明日香食品)、スポーツ施設用ゴム床材、カードゲーム等のコンテンツを抱える持株会社フィスコバフェット・コード
主なセグメント:食品、ゴム、スポーツ、コンテンツの4本柱showa-holdings.co.jp
事業モデルが似ている著名上場企業:ブシロード(7803・コンテンツ)、亀田製菓(2220・米菓)など業態分散型。

●競争優位性

格付け:★★☆☆☆(2/5)
理由:多角化ゆえの分散効果はあるが、各事業の規模が小さく相乗効果が限定的で、ROEは長期マイナス傾向フィスコバフェット・コード

●大きなトピックと注意点

  • 2024-28年の中期経営計画で「再成長」を掲げ収益柱の立て直しを図るshowa-holdings.co.jp

  • 債務超過懸念はないが自己資本比率は25%と低めで財務耐性に注意(HTML表より)。

  • ゴム事業のスポーツ施設分野はインフラ更新需要が追い風。

 

ということでゴム屋が食品とかスポーツとかシナジーなさそうなものを持ってるとかも好ましくないし、開示見ると株主代表訴訟など起こされてるし、かなり問題のある企業とみるべきかなとは。

昭和ホールディングスニュース | 昭和ホールディングス株式会社

 

業績も以下のようなもので安定しない。

赤字も連発ですね。赤字とかでシナジーのない企業を買収などするも制御しきれずまた赤字で、それも手放すとかやってそう。まあ数字見ての想像で調べたわけではないですが。

 

BPSなど。増えたりもしたけど最終的にはかなり財産をちらしていて、いろいろやるも長期に企業(株式)価値は前進するより後退したです。

投資を、企業に資産を預けその企業活動を通じて資産を増やすことを狙うという視点で見るときおおよそ評価に値しない企業です。

資産預けて資産増やせてないので。

企業というものを材料というか場所にして他の投資家と投機してお金の奪い合いをするという視点では、扱いようもあるのかもですね。

その視点でも1990年以降で大枠月足レベルで2017年以降で基本株安して終わってる株価水でこの視点でも扱いづらいものだとは思いますが。

ほか見ません。

 

財務

利益剰余金マイナス。

(IRBankから)

利益剰余金マイナスというのは、投資家の集めたお金を増やせてないどろか減らしてるになるって話で。ここだと財政政策あったかもですがないなら、おおよそ90億ほどあつめて、残りが31億でトータル63億ほど損してますんね話です。

そういうプロジェクトをいくらなら買いますか?という話で目先は34億(時価総額)ほどみたいですね。まあ純資産と時価総額とPBRで乖離あるのでなにかありそうですけど。調べません。

 

CF

 

あまり真面目に考えたくない形ですね。なので考えません。

還元無。無還元。

 

日足週足月足の値動き判断

月足であげて調整感
週足であげて調整
日足でさげ
確認。

評価・売買判断

フコク(5185)

テクニカル的には、年足。わりと長期に渋い推移で冴えないシクリカルからの2020年以降は順調で、一応2006年以来の高値破り。

月足レベルで順調ですがこの順調が続くか?でしょうか。目先は2490をつけて調整の形何なので、2006-2008年あたりを再現か、調整こなして年足上昇が続くか。

いろいろ目先月足安値1320が基準になりそうでここを切らなければ年足上昇継続も可能性あるし、きれると警戒するのがいいのではないかとは。一つの考え方として。




ファンダ的には、ゴム系製造業。シクリカルとしか。シクリカルなりに長期に成長。薄利ですが営業赤字もなく、CFも堅実に出し財務あたりも伸ばしてて、なにげに底堅いというか基本安定志向っぽく。それがコロナ以降はめっぽう好調で利益高水準で還元も進みで悪いこともないですが、シクリカルが好環境で好調なだけみたいにはみえますね。また人を増やすとか投資加速してるともみにくく、会社も将来により自信があるともみなしにくいかもとは。まあ目先は好調かなとは。
評価。
PER7.71/PBR0.62ほど。 シクリカルな製造業がほどほどだなとは。なんですがわりと順調レベルが続くと見ると、BPSで目先9%とかに配当利回り5%などでてて、年14%をPBR0.6ほどは破格で、大枠好環境が続くとするのなら選択肢と見るのも。過去はPBR0.3以下もあるようですね。減益とかあると減配もありそうですね。でも中期計画でわりと明るい未来を出してて増収で製造業なので売上伸びれば明るい未来もあるのかも。

 

バンドー化学(5195)

主に自動車・産業機械向け伝動ベルト。一応長期成長だけど、足踏み期間がながく停滞寄りではないか。停滞蓄財。それが目先好環境で好調は、このへんの製造業によくある感じが昨今ではないか。

基本底堅く安定志向感あるけど、目先は還元がかなり強化で、目先は還元性向100%越え。このへんをどうみるか。
評価。
PER10.14/PBR0.83ほど。 バンドー化学としてはPBRで「0.4以下もあり好調とはいえどもどうみるか。好調で還元強化でPBR0.4以下がPBR0.8程度をどうみるか維持できるのかみたいな視点。というか配当利回りで株価形勢してそうなところはありそうで順調継続ならば良さそうですが、崩れたらどうなるかならどうなるかですね。そのへんも踏まえて。

 

昭和ホールディングス(5103)

投資家的にわるいかいしゃ。おおよそ儲かる事業でないし迷走して長期に投資家からあつめたお金を減らしている。なにかのエスパーでこれからは違うんだとか受け取れてるわけでもないなら良い子は触るべきでないもののようには。
他者から奪い取るぞってスタンスの悪い子は必要に応じて考えて下さい。
評価。
PER-16.91/PBR2.09ほど。 略。

 

 

不二ラテックス(5199)

医療系かと思ったけど、精密機器とうか産業向けのほうが比率高いというか医療向けは赤字もちらちらで収益性がめっぽう怪しいですね。

 

GPTまとめ。

●事業概要
ざっくり概要:医療ゴム用品、精密緩衝器(ショックアブソーバ)、制振・防災用品、不動王ブランドの地震対策製品などを展開fujilatex.co.jpfujilatex.co.jpfujilatex.co.jp
主なセグメント:医療機器、精密機器、SP(バルーン・販促)、食品容器などIR BANK
事業モデルが似ている著名上場企業:テルモ(4543・医療機器)、イーグル工業(6486・油圧ダンパ)などニッチ機械要素メーカー。

●競争優位性
格付け:★★★☆☆(3/5)
理由:医療・防災という安定需要に支えられ、高い技術ハードルが参入障壁となる一方、事業規模が小さく為替・原材料影響を受けやすいfujilatex.co.jpIR BANK

●大きなトピックと注意点

  • 首都圏向け制振装置「不動王」シリーズが住宅リフォーム市場で浸透しつつあるfujilatex.co.jp

  • 医療機器は規制対応コスト増が続くため、海外OEM開拓と自社医療デバイス拡販が課題。

  • キャッシュリッチ体質で自己資本比率37%、配当利回り4%台と株主還元余力は大きい(HTML表より)。

 

 

業績は長期に成長感もないんだけど、BPSくらいは伸ばしてて普通に停滞蓄財ですね。

総資産減少でリストラ局面にありそうです。冴える感じはないけど、今回のでは一番低PBRでかつBPS成長率で上であり、以外にそんな悪くない選択肢かも。リストラ終えて反撃にくるかもしれないし。

 

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにございません。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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