大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(2483)翻訳センター/東証ST/サービス/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

翻訳センターとその他

株価

1930円(人々は、叩きのめされても這い上がってるようでより長期では。)

 

チョイス理由とバブルチャート

 今週は比較。市場統計推移記録表で2016/2/12と2024/4/25比較でPBRをさげているもの(対象1185銘柄)からきになったものをチョイスして比較します。チャイナショック最安値時より評価が低いものを見てみようという意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年04月26日取得。翻訳センター。翻訳サービス。比較に四季報おすすめ比較銘柄のCMCとAI翻訳の旧ロゼッタのメタリアル。ゲストにセンター仲間のサカイ引越。


あまり直感的じゃない図。規模は小さいけど質の評価の高いメタリアル。今回はみなROA自体低くなく全部結構優秀かも。



各企業の数字とそれをみての所感

コード 2483 2185 6182 9039
企業名 翻訳センター シイエム・シイ メタリアル サカイ引越センター
市場/業種 東証ST/サービス 東証ST/サービス 東証GR/サービス 東証PR/陸運
時価総額(億) 65.02 179.69 103.92 1173.64
株価 1930 1251 965 2773
決算期 2024/03予 2024/09予 2025/02予 2024/03予
予想売上(億) 115.5 190.0 49.5 1137.9
予想営業利益(億)/利益率 10/8.66% 27/14.21% 4.12/8.33% 124.37/10.93%
長期平均営業利益率/年 6.89%/17年 10.68%/17年 8.58%/10年 10.28%/17年
売上成長率(年複利/期間) 6.4%/17年 2.2%/17年 13.4%/10年 6.2%/17年
EPS成長率(年複利/期間) 7.3%/17年 5.3%/17年 #VALUE! 8.5%/17年
BPS成長率(年複利/期間) 9.6%/16年 8.1%/16年 7.5%/9年 9.1%/16年
長期営業CF(億)/年 62.94/17年 241.68/17年 52.39/10年 241.68/17年
長期投資CF(億)/年 -19.04/17年 -75.57/17年 -51.56/10年 -590.49/17年
長期平均FCF(億/年)/年 2.58/17年 9.77/17年 0.08/10年 30.67/17年
PER 9.21 9.21 #VALUE! 12.67
PBR 1.08 0.9 6.33 1.3
ROE 11.7% 9.8% #VALUE! 10.3%
平均ROE/年 11.16%/17年 9.57%/17年 1.44%/9年 11.1%/17年
ROA 9.4% 7.3% #VALUE! 8.1%
配当利回り(%) 3.37 3.52 0 1.91
配当性向 31.0% 32.4% #VALUE! 24.2%
総資産(億) 74.86 247.46 44.58 1096.34
自己資本比率(%) 75.8 76.5 36.8 75.1
メモ びあげ 停滞蓄財 増収も微妙 あげ
翻訳センター(2483)

業績

名前通りの翻訳屋。

翻訳サービス|英訳・翻訳会社翻訳センター

いろんな言語で

いろんな業種のいろんな文書を翻訳。

金融から。かなり専門的な翻訳ですね。翻訳者がやはり大事な気が。

翻訳以外も。

決算資料。

会社説明会資料|英訳・翻訳会社翻訳センター

AIに押されるんじゃね?とは結構言われててとは思いますが一応AIを利用する方向のようです。

機械翻訳。たぶんAIですよね。

機械翻訳とは? | Phrase

 

原価率など。AIの活用の成果か原価率の低下の形で利益率が改善。

従業員。

これみるとやはり労働集約な印象は。

2018年の従業員増は、たぶんこれ。

翻訳センター(2483)、フュートレック(2468)よりメディア総合研究所の全株式取得及びみらい翻訳に資本参加|M&Aニュース|日本M&Aセンター

決算資料で2018よりメディア総合研究所が追加されてましたし。

とかはあるんですが人員が常に増えるという感じではないですね。

同業でAIよりのメタリアルだともう少し一人あたりの売上など動いてますし。

 

ということで業績。2021あたりは後退。

 

2021決算資料。理由は書いてないのですがコロナだろうなと思ってたらコロナのせいのようです。

 

コロナで売上減ったみたいなアンケート結果も出てましたが、目先は回復してきてますね。

BPSくらいは右肩。成長率とると9.6%/16年でこれはなかなか。2021はROEさがるの仕方ないところあるだろうというところでROE低下もあるとはし難いかな。

 

前期。総合伸びてはいるけどコロナ前を越えた感じでもなく、内容も上下ある感じでなによりわりと労働集約性が高そうだけど従業員が増えてない増やしてないところから、あまり成長というよりは停滞蓄財な感じにみてるのが妥当な気は。

上記の通りめっぽう蓄財でも優秀にはみえますし。

今期。

増収減益。計画では増収増益ですね。とはいえ高成長でもなく停滞に近い印象かなとは。

そのなかで一方で買収。

翻訳センター---福山産業翻訳センターの株式の取得(子会社化)を発表 | 企業情報FISCO

特許系に強くやはりこのへんは人材の専門性がボトルネック感ありますね。それを買収で解決と。ということで自然成長?はなかなか人材制約で難しいけど買収でクリアしようという意思はありそうな。

ですが中期計画とかでは買収などには触れられてないのでそこまで重要とは考えてないのかも。

あとは資料見てるとやはり翻訳の専門性が高そうでAIでも簡単にこなせるってもんじゃなくわりとガッツリとした対策が必要そうには。

以下みたいなコメントも。

 

数値目標。

これくらいできるとそんな悪いことにもならなさそうな?

 

財務

健全ですね。

(IRBankから)

中身みる必要もない推移には思いますが、前期末総資産74億で有形固定0.3億無形固定0.4億で有価証券2.7億から流動資産66億の現金41億、手形類21億で資産だいたい現金手形有価証券でしs何の半分以上現金。

負債18億は現金がダブルスコアの主な負債買掛7億とか。

という感じで見る必要がなかった案件。

 

CF

 

営業CF常にでてFCFもだいたい常に出て現金積んでる。

還元は利益並み感ある。減益で減配。気が向いたときに自社株買い。買収とか絡みとかかと思ったら、ほんとに気分がむいたようです。

現金増えてるのでもっと出せますね。

シイエム・シイ(2185)

業績

こういうの。

図面とか書面のフィルム化印刷とかからマニュアル作成から業務支援とだんだん高付加価値化してるような印象は。

 

ながしますが、長期にゆるく成長で利益率もあげてる感じには。

原価率下げてきてるね。かなり労働集約っぽいのが高付加価値なものがふえて原価率高くなってる感じでしょうか。

(IRBankから)

従業員。一人当たりは改善も数がちょい足踏みはいってるのをどうみるか。

(IRBankから)

 

BPS右肩。BPS成長率とると 8.1%/16年でいろいろ翻訳センターと数字の傾向がちかいですね。本質的には事業モデル特性が近そうな気も。

1Qで減収減益「案件の期ズレにより受注が集中した前年同期の実績に比して減少したことに加え
て、コストの上昇や一時的な営業外費用の計上もあり、前年同期比で減収減益」

計画では微増くらいですしまだ心配する局面でも。過去計画は上振れも下振れも。

 

財務

健全で資産増。

(IRBankから)

中身見ない。ほんとに見ない。

 

CF

 

 

現金飛んでいってるね。前期末で現金135億。ほぼ有利子負債なしで時価総額179億のようです。

還元は自社株買いも含めながら。もっとできるか?といえばもっとできますね。

(銘柄スカウターから)

メタリアル(6182)

業績

AI翻訳・・と思ってましたが、目先はメタバースに注力感ある旧ロゼッタ

HPもメタバース推ししてるし。

メタバース 株式会社メタリアル

目先資料もわざわざメタバース事業特記で特別扱い。

こういうニュースも。

メタリアル、「YouConnect」と「RozettaOffice」の販売を中止。メタバース事業の“選択と集中”へ - Mogura VR News

 

決算資料でも見て。

決算説明資料|IR情報|グローバル・ユビキタス 株式会社メタリアル

 

以前はAI翻訳でなんかすごそうという会社でしたが、以下業績はなんか成長止まっや感ありますし伸びてるのは計画だしで、数年経っていうほどすごくもなってないなと言う印象。決算資料などはなんかすごそうなことを言っててよくわかりませんが。

BPS推移など。トータルとしては増えておらず、なんかすごそうな会社は、企業価値を増やせてないとなりこれまでの実績としてはすごくもないになるし、今もなんかよくわからないメタバース(必ずしもメタとは関係なさそう)を特別扱いしてる感じ。

まあ別に翻訳を放置してるわけでもなさそうだし、メタバースは不動産VR内見とかにも技術的に繋がりそうで可能性もあるようには思えるけど、現在のところとタールですごそうだけど実績はすごい数字がでてるわけではないはそうだよねと。

1Qもまだ。

 

財務

利益剰余金マイナス。

(IRBankから)

自己資本比率低くて融資負債も大きめかな。

中身見ない。みても投資判断変わらなさそうなので。

 

 

CF

 

なのではありますが営業CFはでてて、2022年以降投資を抑える形でFCFでて現金積んでて、なにげに現金>有利子負債ですね。しっかりみれば財務もいいかも。

同時にメタバースは注力といえど投資はしてないになるのでそのへんもどうかな感はでてきますが。

無配。

日足週足月足の値動き判断

月足であげてさげて復調。
週足であげ
日足であげ
確認。

評価・売買判断

翻訳センター(2483)

テクニカル的には、2012-2014で株高でおおよそ500以下から3900も以降は3900を破れず長期にもみ合っている感。1400-2000くらいの水準でもみあって3350を2018年につけるも、以降は続落で1050まで。も、コロナ以降回復で結局2014-2018くらいの水準まで、いちおう長期にレンジっぽいですが週足では上昇とは読めるので、このまま長期のレンジを破る上昇に発展すると期待するのも。週足の安値1656が基準にいいのではないか。ここをみながら。あとは週足で2247,2180で高値切り下げでは目先ちょっと三角持ち合いっぽい。その意味でも1656をわらずに2180超えると上放れ感出て週足レベルの上昇継続の印象になるのでやはりまずはここらへんを基準にするのがいいのではないか。


ファンダ的には、いろいろ専門的な翻訳。成長で来てましたが需要が増えないのか専門性高く人が取れないのか、人は増えてなく成長も鈍化した感もありで停滞蓄財よりな雰囲気はでてますが、ROEなども低くなく蓄財ぶりはめっぽう優秀、

財務とかCFは極めて優秀な部類。このへんは資産というより労働集約で成り立ってるようには。(専門性のある)人をとるのは難しいのか、買収をときどき。あまり買収に力を入れてる感じはないけど財務的なは余力はかなりありそうですというか余力はあるけどあまり還元は一本調子で現金積んでるところをどうみるか。

評価。

PER9のPBR1.1ほど。状態をふまえると結構優秀で高いという印象はうけません。ですが労働集約で人もとりがたく成長は難しいとか成長性疑問となるとらしい評価帯ともみれるので、やすいとするのも。くらいですがPER10近辺は翻訳センターの定位置くらいな感じではあるのでフェアバリューくらいじゃないでしょうかね。

まあ過去にはもっと上のPERPBRとかもありますが。下もあるけどどちらかと言えば下よりかな。このへんもあり堅調で会社目標のROEくらいがでればそんなひどいことにもならなさそうですが。

 

 

シイエム・シイ(2185)

堅調なマニュアル作成とか業務サポートとか。わりと人材集約的だろうとおもうというか、定量的にはいろいろ翻訳センターと近そうで、数字交換されてもわりとわからないくらいの近さには思う。1Qは後退だけど長期的な推移や見通しはいうほど差もないのでは?まあ翻訳とマニュアル(その他)の定性的な大きな違いはありますが。

財務CF健全なわりと優秀なほうの停滞蓄財。

評価。

PER9のPBR0.9ほど。状態にしては高く見えないけど、あまり競争優位性の見えにくい事業だからか2014年以降で平均すればPER10以下が平均となるくらいで、目先でよくあるPER水準くらいでいろいろフェアバリューではないかとは。

PER切とかもありますがほどほど堅調(目先1Q後退ですが)がつずけばそんなにひどいことにもならないというか、目先も配当利回り3.5%ほどあり長期的にはEPSものびてるので気づけばそこそこの結果が出てるとかになりがちなやつとは。堅調ならね。

 

メタリアル(6182)

AI翻訳と最近は言葉ではメタバースに力をいれるというムーブ。

すごそうな翻訳でしたが結果として伸び悩む感じでいうほど凄くはなかったとはなりそう。一方でしっかり稼いでいて、なにげにCFは健全で財務も改善もなくはなさそうで、大人しくしていれば堅調に企業価値が増えていくとかもあるかもしれない、けど今のところすごくはないし利益剰余金もマイナスで、なんかすごそうだけど実際まですごくもなってないよくわからない会社。

評価。

PBR6.3。高評価。なんかすごそうなものをすごいと有難がってるようには。

有り難いと思うなら好きにすればいいと思います。地に足をつければ稼げないこともないと思うので、PBR1とかは・・まあ厳しい目かもしれませんが、もっと低い評価になれば真面目に考えてもいいかも知れませんね。

 

 

サカイ引越センター(9039)

引越専業会社、売上高国内最大手(専業)とのこと。

 

長期にのびててかなり堅実な成長となりそう。売上で減収は2010、2021とかの環境厳しそうなときにはありますが、そうでないとわりとかなり右肩で利益率も減少も認められないかなと。

原価率とかも高めで一人あたりの推移など一定で引越もありかなり労働集約かなあとは。

人採れれば安心ですが、目先人員後退傾向。人材不足は直撃してる印象は。

(IRBankから)

このへんが懸念ではあるけど、業績は今期3Qまで堅調でありますね。財務やCFなどはいかにも順調な企業然なところもありでどう見るか。

そのなかでコロナ以降はサカイ引越としても比較的低PERで推移しててこの水準は一応2014年以前じゃないとない感じです。懸念もあるが結構低い位置に置かれてる感じですね。懸念はありますけどね。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

決算期だけど現状特になんかある感じでもなく。

 

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用語解説(日記比較編)

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