大河の一滴

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(2139)中広/東証ST/サービス/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

中広とその他

株価

421円(人々は、時代を築いていたが没落し夢破れ帰郷し地道に暮らしてる。)

 

チョイス理由とバブルチャート

 今週は比較。市場統計推移記録表で2018/12/26と2024/3/14を比較し当時よりROEをあげているのにPERを下げているもの(該当836銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。血のクリスマスのTOPIX安値時より資本効率が高くなってるのに評価が低くなってるものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年03月19日取得。中広。フリーマガジン。比較に同業っぽい。ゲストに”中”広仲間の”中”央ビルド。(広とかで探してもいいのなかった)


FCF出てるけどBPS増えないセーラーはたぶん還元強め。中広は両立してる感(還元弱いかも)。




各企業の数字とそれをみての所感

コード 2139 2156 2481 1971
企業名 中広 セーラー広告 タウンニュース社 中央ビルト工業
市場/業種 東証ST/サービス 東証ST/サービス 東証ST/サービス 東証ST/金属製品
時価総額(億) 29.66 19.21 44.6 17.77
株価 421 316 800 747
決算期 2024/03予 2023/03 2024/06予 2024/03予
予想売上(億) 94.0 21.1 39.5 96.3
予想営業利益(億)/利益率 3/3.19% 1.68/7.97% 6.5/16.46% 0.84/0.87%
長期平均営業利益率/年 3.05%/17年 1.62%/16年 10.68%/17年 3.59%/17年
売上成長率(年複利/期間) 4.2%/17年 -9.8%/16年 1.8%/17年 0.9%/17年
EPS成長率(年複利/期間) 0.7%/17年 -2.6%/16年 5.7%/17年 -12.3%/17年
BPS成長率(年複利/期間) 5.8%/16年 0.4%/15年 5.4%/16年 4.1%/16年
長期営業CF(億)/年 25.27/17年 14.1/17年 42.34/17年 14.1/17年
長期投資CF(億)/年 -10.09/17年 1.72/17年 -33.42/17年 -90.44/17年
長期平均FCF(億/年)/年 0.89/17年 0.93/17年 0.52/17年 0.79/17年
PER 17.89 8.777777778 9.28 36.58
PBR 1.55 0.66 0.99 0.68
ROE 8.7% 7.5% 10.7% 1.9%
平均ROE/年 10.25%/17年 2.73%/16年 7.81%/17年 5.46%/17年
ROA 3.5% 3.2% 9.6% 0.5%
配当利回り(%) 2.38 1.58 2.13 -
配当性向 42.5% #VALUE! 19.7% #VALUE!
総資産(億) 45.79 42.17 49.76 91.30
自己資本比率(%) 39.9 44.4 87.4 26.8
メモ 成長も蓄財できず 微蓄財 停滞蓄財 蓄財も頓挫
中広(2139)

業績

フリーペーパー。色んな情報誌?をつくって無料配布で広告でペイモデル。

 

業績。

長期には伸びてるけど、足踏みとか後退も多く、2009とか2020-2021には赤字もあり、わりと環境悪いと赤字までも、ただコロナ以後は成長感。

ただ利益レベルはあがってもなく、大枠停滞ですかね。

BPSなど、赤字時結構後退してるのは注意点でROEもなんだかんだで高めなところから落ちてきてますね。財務レバレッジ高そうな印象。目先は10%でないくらいまで。

BPS成長とると5.8%/16年でそんな悪くもない水準。ただROEが結構下がった中今後もこの水準出るかは不明。

赤字の2021くらいみますか。

「2019年9月に設立した株式会社アド通信社西部本社を連結子会社とし、2021年3月期より連結決算に移行」でここで連結化

「年
度後半に向け減少幅が縮小しましたが、年明けの緊急事態宣言再発出や年度末における第4波の顕在化により、第4四半期の単体売上高前年同期比は92.5%と、回復傾向にブレーキがかかる結果~上半期における大幅な営業損失を取り戻すに及ばず、結果として通期において292,349千円の営業損失」で大枠ではやはりコロナで厳しかったと以上は読み取り難いかなとはなりますが。

その他でDX化とかは進んでそうですねとかはありそうですが。QRコードつかった広告とかAI使った分析とかわりとDX使った効率化が進んでそうな

「月間約9千件・年間約11万件の広告をDX化により徹底的に分析・解析し「広告を科学する」ことに注力」とかは言ってますね。

前期2023「2022年6月30日に株式会社Success Holders(旧 株式会社ぱど)のメディア事業承継子会社(現 株式会社中広メディアソリューションズ。以下、CMS)を完全子会社としました。さらに2022年7月1日には株式会社ケイ・クリエイトと、同社の子会社である株式会社ケイピーエス連結子会社としており」

でなにげに買収を連打。

 

メディア事業を旧ぱどから買収 中広、1億円で | AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議

中広<2139>、生活情報誌発行のケイ・クリエイトを子会社化 | M&A Online - M&Aをもっと身近に。

みたいなDXと買収の方向性はありそう。

そのへんの貢献もありそうで、3Qでかなり増収増益。売上レベルではかなり伸びた感あるけど。利益水準は過去に及んでないは上記の通りでこのへんをどうみるかですかね。

 

 

 

財務

資産増かえあ足踏み。

(IRBankから)

資産増後退はコロナもあるしってところで、前期末総資産45億で有形固定7億ほどで増えてもなく事業性から増える感じでもなさそうですが。買収などしてますが無形固定資産はそう大きくもなく1.8億ほど。

流動31億で現金19億に手形10億とか。と、わりと現金比率も高くて資産構成は筋がよさそうな。

負債は27億で有利子負債は11億ほどは現金以下で、他の負債も手形9億とかで自己資本比率などは高くもないけど資産構成とか負債の質はわるくもなくそんなに財務悪い方ではなく、またのれんなどが重くなってる感じでもないと。

まあ大丈夫じゃないですかね。資産減もコロナのせいってところもあるし。

 

CF

 

 

2020-2022で営業CF厳しめ。とはいえ長期FCF平均は0.89/17年で一応FCFプラスだし、これは2020-2021でのマイナスが結構平均下げてそうで以外に筋は悪くなさそうというか現金も積んでますね。

でも利益は業績並感で無配も。「長期的な視野に立ち、企業体質の充実、強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定的かつ継続的な配当を基本政策」とか言ってますけど無配になりますので注意。とかはありますが2019までは増配傾向で、もうちょっと増益みると増配来そうな感じも。

(銘柄スカウターから)

 

 

セーラー広告(2156)

業績

フリーペーパーもやる広告屋という感じでしょうか。

 

長期に売上横ばいから減ってきて、大きく減少。2021は赤字。

大きく減収2022「2022年3月期期首(2021年4月1日)から適用となった『収益認識に関する会計基準』に準拠し算出した収益の総額」でこれは会計基準変更ですね。

というわけで停滞に近いかなとはなりそうだけど、後退味もでてると。

 

でもそういうことなくても、長期にBPSも伸びてるかも怪しいと。BPS成長で0.4%/15年でほぼ伸びてない。

 

ということで停滞(もしくは後退)蓄財も怪しい現状維持でいっぱい企業。

今期3Q増収も赤字。まあもともと四半期で3Q偏重感ある中で3Q単体黒字は久しぶり感もあるので良化は進んでるかも。

(株探から)

 

財務

横ばいに近い財務。

(IRBankから)

長期に資産増でもないわけで、長期に企業価値を伸ばしてないとなりますね。

中身見ない。みても投資判断変わらなそうなので。

 

CF

 

赤字もあるけど長期には営業CFはプラスで投資もすくないので長期平均FCFで0.93/17年とか。

還元はやる気なさそうな推移してる。

(銘柄スカウターから)

ではあるが、一応FCF0.9億は時価総額19.4億みたいでやる気出せば年4.6%ほどの還元能力が・・まあでも4.6%か。

 

タウンニュース社(2481)

業績

日本最大級の地域密着型のフリーペーパー発行会社。

 

長期には成長ではあるけど、2007-2020で足踏み感ありこれはやっぱり停滞とみているのが妥当じゃないか。で、赤字なし。これは規模か結構優秀感。

その停滞がなんか調子いい。

それで蓄財。正しく停滞蓄財でBPS成長で 5.4%/16年でそこそこ。

 

今期2Qで増益。売上ほぼ横ばい。停滞じゃないですかね。

計画増収増益ですが若干計画は過去は強気傾向ですかね。

 

 

財務

資産増で財務健全。

(IRBankから)

みない。見る必要がないと感じるので。

 

CF

 

営業CF安定にFCFもそこそこ安定。長期FCF平均0.79/17年ですが現金増えてる感じでもなく。

還元は微妙に増配ですが現金も積めてないのでやはりこれ以上は増益ないと。

(銘柄スカウターから)

日足週足月足の値動き判断

月足であげてさげてもみあい
週足でゆるくあげ
日足でさげてもみあい
確認。

評価・売買判断

中広(2139)

テクニカル的には、2016か2018まであげたのちにコロナや2020年あたりまで下落し、高値安値で898から314まで。一応コロナ以降は上昇っぽい推移で。コロナ以降安値314とか2022年安値360あたりを底にみて455超えの上昇狙うのはありかもしれません。

 


ファンダ的には、フリーペーパー。長期には成長感あるけど利益も伸びてる感じでもなく停滞とみておくのがただしいかも。あとはコロナとか環境悪いと赤字とかありBPSも結構へるとこもありますが長期にはなかなかのBPS成長率とか。

その中で買収などもしてわりと規模を追ってる感でこの辺が利益に反映されると面白そうですがどうなるか。財務はコロナで後退で自己資本比率も高くもないですが、現金多めでのれんとかの大きくもなくさほど財務は悪くないとはなりそう。

環境悪化に弱いところあるが展開次第では景色変わるかもしれないというか一応目先は業績回復感あるので一応その方向。

評価。

PER17のPBR1.5ほど。率直に結構評価高いな感。増収もコロナで赤字だし、利益は伸びてる感じでもないとなりやはり停滞蓄財ってみると過大評価感は。とはいえ、中広としてはよくあるとかいうか上も下もある水準。これはわりと優待で株価形成してそうな印象。クオカードで配当優待で4.7%程度。業績回復すると増配もありそうなのでそのへんエスパーできてるならこんなのでも。

 

セーラー広告(2156)

 

フリーペーパーもやる広告代理店。長期に業績足踏みあるいは後退感も。その中で目先はコロナからの回復感もあり四半期でもこれまでない黒字もありあるいは良化もあるやもですが、現状業績横ばいで蓄財も怪しい現状維持でいっぱいの企業としか。

FCFくらいでるので、どうにもならないって感じはしません。

評価。

PBR0.7ほど。予想EPS出してないのでPERなし。現状維持でいっぱいの企業だとPBR0.7は過大評価な気はします。

仮に半分のPBR0.35とかなら長期PCFRで10近辺で年還元10%もみえるくらいでこれくらいなら・・とかは個人的には思います。コロナ最安値で底に近いくらいみたいですね。

 

タウンニュース社(2481)

 

フリーパーパー大手。端的には停滞蓄財で、蓄財はまあ順調で目先はそれがちょっと好業績。

蓄財は順調だけど現金積んでる感じでもない感じなので増配とかは増益ないとしぶいかもしれない。成長も増配も期待薄ながらもBPSくらいは伸びてくれればいいやってスタンスなら。

評価。

PER9.5のPBR1ほど。2023年以降株高で評価高が進んでますね。PBR1ほどはちょい高いな半分ならとか思いましたが株高始まる前の安値くらいはその程度あたりみたいなので、そういう地味め狙いでも報われることあるし、それ以前は2013年くらいからずっとレンジみたいな感じなんで10年配当もらうだけみたいになるかもしれないけどそういうスタンスなら。

 

中央ビルト工業(1971)

 

仮設機材メーカー、旭化成グループ。

だいたい足場。

製品情報|仮設機材の総合メーカー 中央ビルト工業

近年好調だけど、2000年あたりより後退だし、2004年以降なら足踏みな感じの中で好調くらいかなあという感じですが、この好調が続いて成長っぽくなるかどうか。

その他、自己資本比率とか低いし、有利子負債も大きめでFCFも渋い感じがあるし、そもこの手のメーカーとしては利益率も低空飛行であまり競争優位性ある感じでもないかなとは。その中で順調といえどPVR0.7ほどは凡庸な会社を凡庸な価格で買う味があり投資妙味としてどうでしょうか感。

安く買うのなら。PBR0.3ちょいというかコロナ安値がそれくらいだけど、それで買えても日経平均には勝ててなさそうで、こういうのを狙うならよっぽどうまく立ち回んないと感はありますね。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくになんかないですね。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータとエクセルの黒グラフは以下のツールで作成しました。

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