大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

(4171)グローバルインフォメーション/東証ST/情報通信/(比)

スポンサーリンク
f:id:kamomenotoushi:20201015161344j:plain

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

グローバルインフォメーションとその他

株価

1717円(人々は、飛び立つのに失敗し地面に落ちて悶ている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 4171 3675 4326 4417
企業名 グローバルインフォメーション クロス・マーケティンググループ インテージホールディングス グローバルセキュリティエキスパート
市場/業種 東証ST/情報通信 東証PR/情報通信 東証PR/情報通信 東証GR/情報通信
時価総額(億) 50.61 136.6 608.82 390.4
株価 1717 684 1506 5490
決算期 2023/12予 2023/06予 2023/06予 2023/03予
予想売上(億) 35.0 280.0 633.0 54.0
予想営業利益(億)/利益率 7.47/21.36% 30/10.71% 46.5/7.35% 7.01/12.98%
長期平均営業利益率/年 17.64%/5年 8.05%/10年 8.16%/16年 10.15%/3年
売上成長率(年複利/期間) 8.2%/5年 16.1%/10年 4.6%/16年 49.5%/3年
EPS成長率(年複利/期間) 17.9%/5年 15.2%/10年 5.8%/16年 128.8%/3年
BPS成長率(年複利/期間) 26.9%/4年 9.9%/9年 8.4%/15年 45.8%/2年
長期営業CF(億)/年 14.13/5年 93.74/10年 548.64/16年 93.74/3年
長期投資CF(億)/年 2.02/5年 -58.51/10年 -245.27/16年 -6.1/3年
長期平均FCF(億/年)/年 3.23/5年 3.52/10年 18.96/16年 0.67/3年
PER 10.16 7.52 14.61 80.37
PBR 2.47 2.17 1.99 24.84
ROE 24.3% 28.9% 13.6% 30.9%
平均ROE/年 26.03%/5年 13.84%/10年 12.33%/16年 27.22%/3年
ROA 18.1% 13.7% 8.8% 13.1%
配当利回り(%) 3.03 1.75 2.79 0.24
配当性向 30.8% 13.2% 40.7% 19.0%
総資産(億) 27.51 131.33 456.33 34.82
自己資本比率(%) 74.5 43.9 66.8 44.9
メモ あげあ あげあ あげ あげあげあげ

 今週は比較。某所で見かけた銘柄リストの中からブログであまりやってなさそうなものの中から気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2023年03月24日取得。グローバルインフォメーション。市場調査レポート販売会社。比較に市場調査で同業っぽい。ゲストにグローバル仲間のセキュリティエキスパート。

グローバルインフォメーション(4171)

業績

いろんな市場のレポートを売っている。

自分で調査というよりは海外の調査会社の資料を・・翻訳するみたいですね・・で、販売と。

「産業レポート会社や海外の調査出版会社と提携、世界の先端市場・技術動向に関する調査レポート情報を国内外の製造業・シンクタンク等の顧客にWebベース(スポット又は年契約)で提供。250社超の調査出版会社と代理店販売契約。世界5カ国拠点から主にアジア圏の顧客に英語・日本語・韓国語・中国語で提供、日本語版サイトで掲載するレポート数は9万点以上。」

対応範囲広め。

グローバルインフォメーション - 市場調査レポート - 委託調査

 

付加価値のほどは微妙というか情報商社に近い気がしますが、高利益率。専門性が高いからとなる気はします。

成長してますが、減収や減益がないわけでもないくらい。

 

BPS成長速度早め。26.9%/4年。ROE水準も下がる感がないわけじゃないけど20%台中盤で非常に高い水準を維持。利益率は伸びてるのでROE低下は純資産増によるものでこれは還元が弱い可能性があります。

原価率と販管費も下げてきてるね。売上伸びる限りはあまり心配ない気もしそうですね。

 

目先決算で普通に順調。

計画も普通に堅調ですね。

いろいろ問題ない気は。

 

財務

はい。

(IRBankから)

総資産27億のうち流動26.7億現金22億。負債まとめて7億。

まあ財務の質いいだろうなって思ったけどやはりいいですね。問題など。

 

CF

 

営業CF出ないはずがない。ということで出るし設備投資要らないのでFCFも当たり前にでて積まれる現金。

配当はルール明示してないけど配当性向でやってそうですね。

 

クロス・マーケティンググループ(3675)

業績

「マーケットリサーチを起点にデータ収集、分析・理解、インサイト情報に基づいたプロモーション実行により顧客のマーケティングに関わる様々な課題解決支援・DX推進を支援。」だって。

デジタルマーケティング事業(デジタル・ITを中心としたプロモーション、EC、マーケティング支援、システム開発・保守・運用等、ITビジネスにおける総合的なサービス提供)。

データマーケティング事業(オンラインを中心としたデータ収集等のサービス提供、顧客の事業・マーケティング活動の意思決定を支援)、

インサイト事業(顧客の課題解決に向けたコンサル、コンサル型リサーチサービス、消費者のインサイト発掘等により顧客の意思決定を支援)の3事業。

セグメント。

やはりオンラインのデータ収集が中心で手がかからなさそうなデータマーケティングが利益率高めですね。インサイトは高付加価値ってことでしょうか。

 

総合すると以下であまり駅率高くないやつですね。目先は伸びてます。データマーケティングの伸びが貢献してるっぽいですね。

 

 

BPS伸びてきたのが加速感。

 

この加速が維持できれば・・ってところですが従業員状況は以下です。

(IRBankから)

実績は会社が手繰り寄せたというよりは、環境でそうなった感は感じますね。

 

まあですが、M&Aとかも利用して伸びて来てるはそうですね。

という感じで目先2Qで増収減益。計画は増収増益ですね。計画は強気傾向。

 

財務

前期末総資産131億。流動107億現金55億に手形類32億でその他くらいでしょうか。

有形固定3億で流動より。負債70億で有利子負債28億とかであとは手形とかいろいろですかね。自己資本比率は高くもないけど質はそんなに低くもないかなとは。

 

 

CF

 

現金詰む方向。

営業CFもでだいたいFCFもでてますね。還元はあまりやる気ないようにみえるし、CFとかからは余裕そうだけど赤字でもだいたい配当維持ですが微妙な減配とかはやってる感じ。

 

インテージホールディングス(4326)

業績

セグメント。

長期に相当順調な業績推移。

1998年から赤字ないね。利益率の低下傾向を認めるかどうか。あと2020のでっぱりは期替えのせい。

 

BPS増 8.4%/15年でこれはなかなか。ROEの低下傾向があるとするかしないか。

 

総じて長期に安定成長企業。BPS増でみると成長速度もなかなか。配当も加えると年10%超えとも見れる。

で、目先2Qで下方。「マーケティング支援(消費財・サービス)事業においては、原材料費高騰、円安により主要顧客群である消費財メーカーのビジネス環境悪化の影響を受け、また、マーケティング支援(ヘルスケア)事業においても、リサーチ事業が前年度の体制変更の影響等を受けており、いずれも売上が計画に対して下回る水準で推移いたしました。また、営業利益についても、主力事業の成長が見込みに届かなかったことに加え、商品別売上構成の変化や前年度の投資・経費執行遅れの反動等により減益」これをこれまでの傾向を変える悪いニュースとして読み取るのもどうかとは思うけど下方は下方ですね。

あと従業員貼っときますか。

(IRBankから)

 

財務

前期末総資産456億。有形固定39億で少なめ投資もしてる感じではなく有形固定で稼ぐたぐいの会社ではないですね。流動276億、長期にゆるく伸びてる。20181年以降は足踏みですが現金右肩感で143億。手形類で93億くらいでその他。

あとは無形固定41億とか有価証券61億とか。

負債148億。現金≒程度だし有利子負債ほぼなくて財務はかなり良いですね。

問題なし。

 

CF

 

現金右肩。

営業CF出てFCFもだいたい。配当も増配傾向。配当性向が比較高めなのをどうみるか。まあ自社株買いもして現金積んでますけど。

 

 

日足週足月足の値動き判断

月足でおちてもみあい
週足でおちてもみあい
日足でさげかん
確認。

評価・売買判断

グローバルインフォメーション(4171)

テクニカル的には、2020年に上場して崩落して以後ずっとレンジといかもみ合いしてる感じは。いちおう週足で三角持ち合いの最終局面に向かってる・・なんて見れなくもない気も。そうすると1631とか1820を見ながら上放れか下放れを見極めるみたいなかんじでしょうかね。あるいはレンジしたの1220あたりも見てもいいかもですね。

 


ファンダ的には、海外の市場調査を翻訳などもして販売、翻訳ツールも提供。

専門性が高いのか高利益率。現状まで伸びてるし相当な高利益率。ただ毎年伸びるほど順調じゃないし、ストック性などは低いので、また市場調査という性格上、企業がコストを絞る局面には弱そうで、そういうときはいずれくるとはしてたほうが。また競合が出ると弱そうに思える。堀に類する部分はあまりない気がするところ。

とはいえ、現状伸びてて高利益率、そして投資などの必要もなく極めてCFの筋がよく財務も非常に健全と現状出てる数字は非常にケチがつけにくい。市場でもピンのピンの方だと思えるところ。今後はわからないところはあるにしても。

評価。

PER10にPBR2.5ほど。PERとしては出てる実績から素直に見ると舐めている低水準。会社を馬鹿にするのもいい加減にしろとか思わないまでもないくらいは、会社の状態からは低評価に思える。同時にPBRでは低PBRではなく高PBRで評価されてるといえます。低ROEに向かうつまり減益を伴うことになりそうですがそうなるとこれでも下はいくらでもあるにはなりそうですし、ビジネスモデルとしていま出ている利益が維持されるとできる材料は少ない(もちろんそうならない可能性もあります)とはなりそうで、未来をどう見るかみたいな話ですかね。

まあ目先まですこぶる優秀な企業が上場からPERを下げ続け目先最底辺でPER10を切ろうとするところまではそうなので、景色変わることはありえるようには思えます。まあだめなら逃げるとして付き合うのはいいのではないかと思いますね。だめな場合な可能性を引き受けるすなわちリスクをとる価値もあるもののひとつのようには。

 

 

クロス・マーケティンググループ(3675)

市場調査中心のマーケティング会社。長期成長で目先は勢いある感じは。従業員状況とかからは業績を実現したというよりは環境でそうなった感も感じますが、M&Aとかも絡めて成長してもきてるからそんなに懐疑的になる必要もないのかも。CFはわりと安定的で財務良い方ではないけど問題がありそうでもなく現金は積んでいて還元は渋いながらも安定配当感は。現金も積んでるので買収とかに使いたいのかもしれません。赤字とかもありROEの安定性も微妙に思えるけど、BPSで9.9%/9年とか出てるしなんだかんだ言いながら長期に順調といえます。

評価。

PER7.5のPBR2.1とか。PERで低評価ですね。この水準はコロナの最安値圏に準じる低PERではあり好調なわりに評価されてないはそうですね。マーケティング自体あまり評価されない傾向は感じますが高いと思う水準でもなく選択の余地は充分あるようには。ただ低PBRではないので減益とかは怖いですね。会社の状態はよく減益だって感じでもなさそうなんですけど。それらも踏まえて。

 

 

インテージホールディングス(4326)

長期順調なマーケティング会社。突き抜けた成長性とか収益性とかはないかなあって思うけど、とかく安定的だし総合的に結構優秀。ROEだいたい二桁。

財務もCFも問題なく採用も堅調そう。と問題があるようには。

評価。

PER14のPBR2。結構優秀で見れる評価だとは思いますがマーケ会社としては評価されているというか、十分評価されてて安いとかは見るべきではないかなとは。実際にPER14ほどはインテージとしてよくある程度のPER。同業はPER10切りもごろごろ。このへんをどうみるか。より有利なものもたくさんありそうですが、大人しく持ってればどうなるかと言うなら年足とかみるに2013から2023始値でもって11.37%/10年とかなんでトピ超えくらいなんで別に悪くない結果だとは思います。

 

グローバルセキュリティエキスパート(4417)

サイバーセキュリティ教育サービス会社、ビジネスブレイン太田昭和の子会社ですでに親会社の時価総額越えてますね。390億の太田昭和が65%保有なので253億分持ってますが、太田昭和の時価総額が255億なので、太田昭和はほぼゼロ評価とみれなくもないです。

と逆転?現象起きてますが、起きるだけの高成長ですね。売上で複利49.5%/3年でバリバリに成長して利益が伸びだしている局面のハイグロースという印象。

 

「民間企業や官公庁向けコンサルティング脆弱性診断、サイバーセキュリティの実装・運用支援の全体像を網羅した教育サービスを提供。」

とかで例えば企業にセキュリティ訓練とか提供してるようです。

例えば。

危険なメール開くなクソ野郎とか思ってる担当者さんが飛びつきたいやつかなあとは思ったりしますがセグメントは以下でコンサルとかセキュリティ診断(ソリューション)とかもバランスよく。

BSも多分に投資が要らない流動よりソフト型でCFももう出始めてるなあって感じで事業性も受けそうで実際伸びてると色んな意味でキラキラグロースの鏡みたいな感じですね。

評価もPER84のPBR25とかキラキラグロースの鏡になってて、成長鈍化きたら壊滅的に死ぬやつだし鈍化なくてもドローダウンで株価半分きってPER40程度も普通に考えられるやつでキラキラグロースを触る覚悟と資金管理をもって触るやつでうまくいくとすごくいい結果になるかもね?って感じ。なにせ現状のペースだと売上で複利50%程度だし。5年続くと売上7.6倍。利益はそれ以上じゃないかな。50%成長が5年続けばね。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないぞー

 

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
 にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータとエクセルの黒グラフは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表