大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(7616)コロワイド/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

コロワイドとその他

株価

1783円(人々は、上り詰めた地位から引きずり降ろされているが、なんとかとどまろうとあがいている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7616 3087 3197 5909
企業名 コロワイド

ドトール・日レス

ホールディングス

すかいらーく

ホールディングス

コロナ
市場 東証PR 東証PR 東証PR 東証ST
業種 小売 小売 小売 金属製品
時価総額(億) 1549.5 755.3 3587.7 245.9
株価 1783 1656 1577 838
決算期 2023/03予 I 2023/02予 2022/12予 I 2023/03予
予想売上(億) 2,471.3 1,244.0 3,120.0 827.0
予想営業利益(億)   21.5 5.0 12.0
営業利益率 #VALUE! 1.73% 0.16% 1.45%
予想純利益(億) 13.4 9.2 (20.0) 10.0
売上成長率(年複利/期間) 4.8%/16年 1.3%/14年 -0.5%/10年 -0.1%/16年
EPS成長率(年複利/期間) 11.5%/16年 -10%/14年 #NUM! -6.1%/16年
BPS成長率(年複利/期間) 8.1%/15年 1.5%/13年 6.6%/9年 0.8%/15年
PER 115.11 79.58 -179.39 24.43
PBR 4.52 0.76 2.23 0.34
ROE 3.9% 1.0% -1.2% 1.4%
ROA 0.5% 0.8% -0.4% 1.0%
配当利回り 0.28 1.69 - 3.34
配当性向 32.3% 134.6% #VALUE! 81.6%
総資産(億) 2677.0 1182.3 4579.9 983.0
自己資本(億) 503.0 938.6 1661.6 727.8
自己資本比率(%) 18.8 79.4 36.3 74
一言感想 停滞 停滞蓄財が・・ 停滞蓄財が・・ 停滞

 今週は比較。優待銘柄を見ながら主に優待そのものが気になったものをチョイスして比較。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年11月04日取得。コロワイド生殺与奪の権を握ってるいろいろ飲食。比較に優待飲食っぽい。ゲストに飲食殺しのコロナ・・の名前違いで”コロ”仲間のコロナ。

コロワイド(7616)

業績

生殺与奪の権

コロワイドが生殺与奪の権を握ったらしいと話題に : 市況かぶ全力2階建

買収した会社の社員を煽るような会報が出てきたりで体育会系のにおいがするいかにも飲食って感じですが、会社としては買収を繰り返し大きくなったタイプ。

業績。

 

買収などをくりかえしブランド多数。

そういう系の会社ですが、かっぱとか大戸屋がゴタゴタしてるニュースも流れて

かっぱ寿司、「100円皿」で目指す復活への高い壁 | ニュース・リポート | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース

大戸屋、業績低迷が深刻…テレビドラマ顔負けの“壮絶過ぎるお家騒動”の全貌

こういうのを立て直せるか?という視点と、コロナですね。コロナで後退した業績を回復できるか?という視点でしょうか。

まあでもかっぱにしろ大戸屋にしろ立て直せるにしろしないにしろ全体の業績反映できるか?ではあると思うので、双方全体業績をみてれば大枠の判断はできるのではないかとは。

・・まあなんですが過去のROEや利益率をみていると、水準は凡庸ですね。

コロナ除けば営業赤字などは少なめだけど、レバレッジのんかかるROEはともかくROAが低くて根本的に収益性が怪しいです。

買収連打で規模は大くなり実績としてはEPSもBPSも伸ばせては居ますが収益性や利益率の質的向上はなしてるようにはみえずで、今後は過去のペースでEPSBPSを伸ばせるようにも思えずこのへんはあまり評価できないですね。

ただ、赤字自体は少ないというかコロナだけですね。その意味でぎりぎりも安定感は、コロナから回復すれば優待は維持できるとは見れるかもしれません。

その中で目先はコロナから回復してるところはあります。

1Qでコロナ前には及んでないですが準じる水準にはきてそうで、もうちょっと回復するとまた通常運転に入れるかも・・?みたいな雰囲気はでてます。というか計画ではもう普通にコロナ前の業績レベルです。

 

あとは、注意点というか以下みたいな開示がきていろいろコンプライアンスが怪しい。

総じてなかなかギリギリ感ありいつなにか悪いことが起きても不思議じゃないところはあり、ど集中とかするのは意味がわかりませんが、優待だけ貰えればいいみたいな視点だと危うい企業と切って捨てるのは若干惜しいかもみたいなところは。

 

財務

目先1Qで総資産2696億。で非流動1981億の流動715億。現金522億で流動は現金多め。

非流動はのれん大きめ812億。有形417億あたりが大きめ。

負債は2102億で財務は悪目ですが有利子負債も1600億くらいで質も悪いですね。

全然財務は良くないですが、近年は固定資産を切ってるようで、この辺は不採算店舗を落としてるのかも・・

とは思ったけどのれんはあいかわらず大きめだし、財務もリスク要因多そうってのは素直な感想。

 

CF

さすがに営業CFはでてて、FCFも多くの年ででてますね。

このあたりはさすがに日銭有利な外食というところは。

とはいえ現金は積んでるけど、有利子負債も積んでるようでこのへんは不安要素ありますね。

 

ドトール・日レスホールディングス(3087)

業績

ドトールと日本レストラン。レストランは五右衛門とか星乃珈琲とか。

セグメント。

長期業績。地味に増収感あるなかでコロナ襲来で減収赤字転落。その後は回復してきている傾向。

そのコロナを除けば営業赤字もなく。一方EPSとかは伸びてる感じではなくBPS成長も1.5%/13年とあまり蓄財スペースも早くない・・のはコロナでのBPS減があるのでコロナ以降を除くと2.94%/11年とかなので今後このあたりのペースが戻ってくるか?が一つの視点でしょうか。

今期2Qで営業黒字復帰してますね。まだコロナ前の調子ではないですが、売上は戻した感があり回復方向はたしかです。ただ売上出て利益率は戻ってないのでこの辺をどうみるか。

 

財務

コロナでダメージは受けたとはなりそうです。総資産は前後で1310億から1182億。純資産もBPSも11%前後減少です。

ですが、11%ほどしかダメージを受けなかったでもあります。

前期末総資産1182億は有形固定450億は2020年486億から減少ですが大枠としては2016年以降は伸びがゆるやかですね。基本店舗を取得して伸びるタイプには見えます。

流動491億は大枠としては2015年以降からあまり変わらない水準。現金345億でかなり現金よりの流動資産

負債まとめて241億。有利子負債もない同然ですね。主な負債は手形50億とかであと様々で。

というわけで現金>負債くらいですし自己資本比率も高く総合して財務はコロナを食らってもなお健全極まりなくあまりダメージを負ってる感じではないです。

一方で資産増はもともとゆるやかでかなり成熟感があり停滞感もある。もともと財務健全の停滞がコロナで少々足踏みが伸びたくらいの印象です。

 

 

CF

2021はさすがに営業CFマイナス。しかしそれ以外はプラスで投資してFCFも2021以外はプラス。

蓄財極まってあまり蓄財効率が高くないようには見えるけど、元々非常にお堅い飲食業という感じです。

とくに2015年以降は現金維持で余裕分は還元という感じになってきてますね。

 

すかいらーくホールディングス(3197)

業績

ファミレス。ガスト、バーミヤン、ジョナサン等々。すかいらーくはもうないようです。

今はもう無い。懐かしのファミリーレストラン「すかいらーく」!! - Middle Edge(ミドルエッジ)

ホールディングス化もあり今見れるのは2012年くらいから。

以降ではずっと赤字もない中でコロナで赤字で、以後復活はドトールと近いですね。業績自体は回復途上でここもコロナ前水準を戻せるか?はポイントかと。

2Qで下方。「の売上高は、まん延防止等重点措置の適用期間が当初想定より伸びたことなど新型コロナウイルス影響の長期化により、当初計画を下回って推移しています。足元の消費動向から売上回復には想定よりも時間を要すると判断〜売上収益の減少、円安の想定以上の進行、及び不安定な外部環境による様々なインフレの長期化に加え、一過性コスト(給与計算に係わる臨時損失、店舗閉店に伴う減損損失)の計上」

コロナで苦戦が続くのもありますが円安も悪影響と厳しい感じですが、一過性もありさらなる悪化まではどうでしょうかくらいでしょうか。

コロナ前から利益率の低下もありピークからコロナ前(2016/8.5%-2019/5.5%)でも65%程度でROEなども結構下がってるのもあり減配もあったところにコロナが来て無配とか優待改悪なども来た感じで、このコロナ前から減速感あるコロナからの復帰もどこまで?感は。

目先は売上は回復してきてますが、ちょっと業績は様子見をしたくなるところはありそうです。そも2Qで営業赤字ですし。

 

 

財務

2019年で総資産増。買収っぽい資産増ですが「主にIFRS第16号「リース」の適用等による有形固定資産の増加及びその他の非流動資産の減少により、前連結会計年度末に比べ1,243億86百万円増加」で会計的な理由っぽいですね。

それで有形固定と長期借入金が増えてますが、ちょっと自分にはその詳細なところまで読みとける知識はなくここではそういう変化があったのだな以上ではなく。

それで自己資本比率の後退とかありますが2021年までには回復しておりBPSあたりも減る感じではなく財務上の危機などがあるかといえばNOになりそうです。

目先の2Qとかみても現金減るも借り入れも減るとかの他大きな変化もないのでやはり資産方面はコロナなどを通過して大枠大過なくやり過ごしてるはそうでやはり会社の危機にまで発展するようなところは現状見受けられないとなりそすです。この辺はドトールと一緒で、コロワイドはあるいは危機がくるかもしれませんくらい。

 

CF

営業CFは常にでてる。そして投資して常にFCFプラス。それはコロナにもおいても同様でこの辺は外食の雄としての地力の高さが伺えますし、会社は現状危機と呼べるようなところにはないはCF面からも言えます。

還元は業績悪化をうけて配当も優待も減らされてます。

 

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみあいかさげ。
週足で三角持ち合いみたいな傾向
月足であげてさげてもみあい
確認。

評価・売買判断

コロワイド(7616)

テクニカル的には、2018年までの上昇があり、3225まで以降は2020年までに1162までさがり、2192、1502、1982と三角持ち合いっぽい形成。1502と1982を軸に上は上放れ、下は下放れで解釈すればいいのではないかとは思ったりします。1502より下だと

1162になりそうでこれはさすがに遠いですし。


ファンダ的には、外食大手。コロナで赤字になって回復途上でコロナ前の業績まで戻してきそうな雰囲気はあるけど、そもそも買収などに頼り成長も利益率低めだしROEROAも低く低収益。財務も悪く負債の質も悪い。あまり褒めるところがなく、正直いろいろ厳しい。ただなにもなければ赤字自体はなく実績としてはEPSBPSは低くもない伸び率・・まあ今後はどうだろうねってところありますが。

まあでもこれですね。

評価。

PER115のPBR4.5。正直状態の悪いそして高成長とも言えない企業につくバリュエーションではなく、普通に考えたらありえないほど高評価でこれに投資するなんてとんでもないくらいには。

な感じですがその諸々の欠点を補うに足るか?ってことだろうと思います。優待が。

500株で額目年間4万円の食事ポイントですね。配当も加えて4.7%ほどの利回りですね。

まあ正直配当利回り5%程度のより状態のいい企業を選んだほうがいいのではないか?とは思ったりします。が、絶対株価は2015年以降くらいの水準に戻ってますし業績も戻しそうな雰囲気もありなんだかんだ赤字もなく安定なら優待維持くらいできるかもね感はあります。まあそんなに魅力的なようにはみえませんけど。だいいちわりと危ないかもしれないし。

 

ドトール・日レスホールディングス(3087)

ドトールといろいろ外食。

コロナでさすがに赤字も元来とても堅い商売でCFド安定に財務健全な感じ。一方成熟感はあり成長感はあまりなく。総合停滞蓄財ですね。その中でコロナで後退した業績が戻るか戻らないか。売上は戻りつつあるが利益はどうだろうか・・?というところ。戻らないと(BPS増とか、ROEとか株価的に)苦しくなってくるかもしれません。会社の存続性自体は盤石に思えます。

評価。

PER80のPBR0.75。利益回復途上で極めて低ROEになってるのでPERは仕方なしですが、PBR0.7台は過去からのドトールとしては低めの方。つまり利益は回復しないのではないか?みたいなところを織り込んでいる水準とは言えます。なのでコロナ前の水準にもどると見込むのなら手を出すのはありかもしれない。

ですが現状程度の利益水準がつずくと厳しいというかおそらく現在の配当と優待を維持できないしない可能性が出てくるので、下はないと考えるのも軽率か。

まあなので今回復しつつある業績がどこまで回復するかがやはりポイントではないかと。

仮に該当優待を維持するとして26円配当位を見込むと利回り2.2%とあまり美味しくもない。というかあまり優待は株価形成要因担ってないようにも思えますね。バリュエーションと利回り的に。

 

すかいらーくホールディングス(3197)

大手ファミレス。財務はいいわけでもないけどCFは安定的でこのあたりは日銭の飲食という感じ。

そのように安定性高い方だったのがコロナ前から利益面で怪しくなってきてる感じの末にコロナで更に悪化でこの業績悪化が回復するかが焦点。

現状は業績悪化は株主が減配と優待改悪で被ってるように思え、それ以上会社の財務が大きく後退とかは見られないようには。

目先も業績は芳しい感じではなくこの調子が続けば、さらなる減配、優待改悪は考えられます。もちろん株安も。そのへんを業績の見通しやバリュエーションや優待の魅力も踏まえ考える感じでしょうか。

評価。

利益は計画出してないのでPBRのみで2.2ほど。これはすかいらーくとしては低めなPBRですかいらーくとしては評価低めで業績が過去の安定期くらいに上向くなら妙味もあるとはできなくもないですが過去みてもROE10%出るかなあってところはありPERもそう低くもならなさそうで絶対的には過剰評価とみてたほうが正しい気がします。なぜ過剰評価なら優待のせいとなりそうで

目先は100株で配当は12円維持で3.3%ほどで、正直物足りないというかこれは業績復帰で増配とか優待も復帰期待も織り込んでるようには。

まあよってやっぱり大枠は業績回復が焦点かなとは。劣化前から劣化感あり妙味はどうでしょうかね・・・ってところは感じますが。

 

コロナ(5909)

コロナファンヒーターのコロナ。

絶対感染症のコロナで風評被害を被ってそう。すくなくとも検索被害をうけてそうとは思うけど、実際問題業績が悪化したようにも見えないというか薄利で通常運転のような停滞感。

低利益率低ROEBPS成長とっても0.8%/15年とかなので、どこからみても蓄財すら怪しい現状維持でいっぱいいっぱいの低ROE企業です。PBR0.3台やむなし。財務はよく営業CFは出てるようだけど還元すると終わりでBPSも増えない感ありますね。クオカードもあり配当利回りも低いわけじゃないので配当優待もらいながらまさかの評価上振れやもっとまさかの業績向上とか狙うのは好み次第ではありかもしれません。PBR0.3台はさすがに低PBRなので。赤字もないのでいつかはあるかもね。いつになるかはもうさっぱりわかりませんけど。

ああ、最新開示くらい見ましょうか。2Qで利益で大幅増益ですね。進捗は半分ないし計画の倍利益とっても低ROEになりそうですが。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないよお。

 

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用語解説(日記比較編)

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