大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(9946)ミニストップ/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ミニストップとその他

株価

1409円(人々は、夢破れ挫折し底辺に落ち地べたを這いつくばっている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 9946 7601 2687 8001
企業名 ミニストップ ポプラ

シー・ヴイ・エス

ベイエリア

伊藤忠商事
市場 東証PR 東証ST 東証ST 東証PR
業種 小売 小売 小売 卸売
時価総額(億) 413.9 16.9 20.4 63696.7
株価 1409 143 402 4019
決算期 2023/02予 2023/02予 2023/02予 2021/03 I
予想売上(億) 805.0 141.6 68.5 103,626.3
予想営業利益(億) (2.0) 0.6 0.4 4,034.1
営業利益率 -0.25% 0.44% 0.51% 3.89%
予想純利益(億) 102.0 1.3 0.0 4,014.3
売上成長率(年複利/期間) -3%/15年 -9.4%/15年 -8.1%/15年 -0.8%/14年
EPS成長率(年複利/期間) 8.4%/15年 5.8%/15年 -24.9%/15年 6.1%/14年
BPS成長率(年複利/期間) -4.2%/14年 #VALUE! -2.6%/14年 9.8%/13年
PER 4.01 13.38 659.02 7.38
PBR 0.95 - 0.73 1.3
ROE 23.7% #VALUE! 0.1% 17.6%
ROA 8.7% 3.0% 0.0% 3.3%
配当利回り 1.42 0 3.98 3.48
配当性向 5.7% 0.0% 2623.0% 25.7%
総資産(億) 1172.6 41.8 94.1 121536.6
自己資本(億) 284.4 -4.3 28.3 41993.3
自己資本比率(%) 24.3 - 30.1 34.6
一言感想 低迷散財 業績消し飛んでる。 低迷散財 あげ

 今週は比較。優待銘柄を見ながら主に優待そのものが気になったものをチョイスして比較。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年11月04日取得。ミニストップ。コンビニのひとつ。比較にマニアックコンビニポプラとコンビニフランチャイズしてるシー・ヴイ・エス・ベイエリア。ゲストにファミリーマートを飲み込んだ伊藤忠様。

 

ミニストップ(9946)

業績

業界4位のコンビニ。

ですが2011年位から利益率がさがりつずけ2019には赤字に。増収も2016以降はとまりこの辺から止血に取り組むも出血は止まらず感。

今期で大幅減収ですが「グループ経営の最適化、経営資源の集中と効率化の観点から、日本およびベトナム経営資源を集中〜韓国ミニストップ㈱につきましては、2022年1月21日付でLOTTE Corporationと全株式の譲渡契約を締結」で韓国撤退の影響となりそうです。

それで今期2Qで黒字通過ですね。とはいえほんとにギリ黒字ということでちゃんと止血できたか?そして反撃のターンが来るかは現状未知数。

まあ国内「ミニストップ単体のチェーン全店売上高は前年同期比98.0%」でまだ反撃というよりは止血中になりそうです。短信で語りまくってるのでこの辺の雰囲気はまだ危機なんだという感想を持ちます。ちなみに1Q赤字。2Qで黒字もまだ安心はできる感じではないです。

あとはPERやたら低いですが特別利益のせい。関係会社売却益ですね。来年以降はでません。

財務

2019年以降崩れた感。業績悪化が財務に影響してきた感じですが、韓国撤退にあたり目先は特別利益が入り営業赤字が止血するに至ったところもありますので、散財は泊まるやもしれませんし、減るにしてもおそらくはペースは落ちるでしょう。仕切り直しですね。自己資本比率もずっと悪化して20%台まで来てましたが目先は50%まで回復してます。水準としては2014水準まで。仕切り直しですね。

 

CF

営業CFはプラス維持でしたが2022に赤字。これが韓国撤退の決め手になったかもとは。投資CFプラスもあり(関係会社売却)ここからもターニングポイント感は。

目先2Q営業CFはプラス。まあ薄利ですが。

配当は維持というか目先は資産売って大金入ったので手元資金は結構あります。

 

ポプラ(7601)

業績

中国地方のコンビニチェーン。

見事な衰退。2013年くらいから減収傾向で2014年からは赤字連発。

率直にとても厳しい。目先は売上反転で黒字としてますが・・

2Q増収で黒字化ですね。ただしほんとに薄利ですが。とはいえ四半期でも久しぶりの黒字ですね。(2019.9-11以来)

それであるいは反撃開始か?感もなきにしもあらずですが、どうでしょうね。遅いかもしれません。

 

財務

債務超過

目先2Qで総資産40億で、負債44億。-4億ですね。

負債は借り入れなどは比較的少なめ10億ほどでそんなに質は悪くなさそうですが、まあでも債務超過。2024年2月29日までに解消できないと上場廃止基準に抵触しますね。現状とても負債返済も儲けて資産積み増しも見え難い状況はそうですね。

 

CF

営業CFマイナス混じり。コンビニというか小売が営業CFマイナスはそもそもものすごくまずいです。

日銭商売が日銭になってないだし、それも安定客数の少額取引が多いコンビニでマイナスはまずいというか、重篤な低迷です。

還元もできるわけなく。

 

シー・ヴイ・エス・ベイエリア(2687)

業績

コンビニで並べましたがコンビニもやってる程度で、主業はマンションフロントサービスみたいです。マンションフロントは「日本各地のマンションにて有人型の各種フロントサービスや、企業向けの受付・オフィスバトラーサービスを提供。」だそうです。

・・・コンビニは以前は主業だったみたいですが、2019年にだいたい撤退してますね。

2019「2018年3月1日付で株式会社ローソン及び株式会社ローソンアーバンワークスに対し、コンビニエンス・ストア事業の一部を吸収分割方式により承継し、店舗網を大幅に縮小する一方、ホテル事業の新規開業及び収益改善による事業拡大を進めるとともに、マンションフロント事業においては新たな事業領域への進出に取り組んで」

それでコンビニは8店舗まで減ったようですね。(もともとの店舗数は書いてなかった)

目先のセグメント。目先はコンビニ5店舗まで。

 

そんなかんじでコンビニから撤収してマンションサービスに注力感も以降もコンビニもマンションも後退であまりいい感じじゃないですね。

ていうか赤字。目先計画は黒字化としてますが、2Qで赤字で下方もはいって目標利益額もさげてますね。

と、現状いいとこなしという印象。

 

財務

資産減。総資産純資産どっちもへって自己資本比率も低下傾向。

負債の質も悪く財務もいいとこなしですね。

 

CF

営業CFが不安定。2019年以降ならマイナスの方が大きいくらい。

財務補填もしてなんとか現金維持ですがここでもいいとこなしですね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみあい
週足でもみあい
月足でさげてもみあい
確認。

評価・売買判断

ミニストップ(9946)

テクニカル的には、週足レベル以下ではもみ合いというかヨコヨコ。トレンドらしいものは出てないですね。レンジとして下限をコロナ安値1119とか1305とかに設定して近づくなら拾い上の方の1500近くか以上で売るとかはできるかも。もっと長い視点だと1119で長期の株安が止まってもみ合ってるとは見れるので調整を終えて上狙いも機能するやもしれません。いずれにせよ基準は1119とか1305あたりとなりそうです。

 


ファンダ的には、低迷が続き赤字連発まで来てましたが韓国撤退で規模が半分になるほどの資産売却をこなし目先の赤字はストップ。

財務も回復し、ひとまずいろいろ仕切り直して来てる感は。まだ反撃というよりはリストラ中って感じですが手持ち資金も回復し今後は改善するか、まだ出血が続くか?ってところ。

最悪期は脱した感もあるのであるいは反撃になっていくかもしれないはそうかもしれません。

評価。

PERはともかくとしてPBR0.95。PBR1切りはまあ高評価ではないですしミニストップとしてももっと下もないわけじゃないですが、止血をしてBPS減がとまりそうなところはあり、そうなれば業績反撃を優待もらいながら待つのはありかもしれないとは。優待はソフトクリーム無料券が年間10枚。安いソフトクリーム235円を額面評価で3%ほど。

・・・・利回りとしてはそんなに魅力的でもないですね。業績回復して配当が過去水準に戻るとするなら悪くもない利回りくらいでしょうか。

まあ、気負いせず少数をのんびり持つならありかもしれません。

 

ポプラ(7601)

終わってるコンビニチェーン。業績後退が続き赤字連発。債務超過まで突入でそもCFマイナス。目先の四半期黒字化がなんだというのだ焼け石に水という感じで、現状黒字化も債務超過解消の目処が経つようなものではなく、わりと上場廃止もちらつくどころか普通に倒産の危機の最中。

おおよそ投資に向く状態とは見れません。

評価。

・・・もクソもないのではないか。無価値になるおそれがあるものがいくらつこうと。

・・まあですが、株安が続いて目先下げ止まった感はあり、上場廃止前もあり、上場廃止が撤回とかなれば買われるかもしれなく、上場廃止でも賭場になるかもしれなく、そのようなスタンスの宝くじを買おうかなって場合はあるいはこれでもいいんじゃないかみたいなところは。外れる可能性の方が高いとは思いますけどね。

 

シー・ヴイ・エス・ベイエリア(2687)

業績、財務、CFすべて終わってる。目先も業績反転するような感じでもなく。

・・という感じなのでやってることとか以前の話。投資不適格。

評価。

PBR0.7程度。まあ黒字化してBPS減が止まるならもうこんなもんというバリュエーションとも言えるかも。この手の企業が業績反転すると高ROEになったりして一気にBPSが増えるとかままあるので、黒字化の増収とかになってくれたらチャンスもあるかもねというか、そういうシナリオになればPBR0.7ほどは妙味もありそうです。なりそうな感じでもないし、赤字でさらにBPSとか減りそうというか上場廃止や倒産もないともいえない感じでいろいろ宝くじですね。宝くじとしてなら。いちお配当もあるし。まだ。

 

伊藤忠商事(8001)

大手総合商社、売上高2位。いつの間にやら二位まで来た伊藤忠様。

カギは「生産性」あの伊藤忠商事が「万年4位」からトップに立てた秘訣 - まぐまぐニュース!

ニュースとかにもなり。生産性はわかりませんが伊藤忠は浮沈激しい資源はさけて伸びてきたところはありますね。

商社5社、非資源強化で最高益へ 資源高の恩恵も: 日本経済新聞

 

業績は以下。総合商社は会計基準で大きく変わったりして見にくいですね。

これはBPSEPSROEでみるといいのではないかと思います。ということで以下。

(銘柄スカウターで銘柄比較表豪華版で出力できます)

BPSは右肩に近くROEも二桁以上を維持で総合かなりいい感じです。

なのでこれを維持できるをポイントにすればいいのではないか。

目先業績及び計画ではこの延長線上にはなってそうですね。

その他CFも財務も順調ですねって感じで、今回並べたものの中では一番マトモな投資先です。今回の中ではファミリーマート・・を含んで伊藤忠買っとけばいいですねという感じです。

バリュエーション的にはちょっとPBR高め。絶対的には高くは見えないけど伊藤忠としてはほどほど高め。ほどほどだけどね。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特にないですね。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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