
投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
AB&Companyとその他
株価
1242円(人々は、漕ぎ出したがまだ方向が定まってない。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 9251 | 2406 | 4679 | 6565 |
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企業名 | AB&Company |
アルテサロン ホールディングス |
田谷 | ABホテル |
市場 | 東証マザ | JQS | 東証一部 | JQS |
業種 | サービス | サービス | サービス | サービス |
時価総額(億) | 183.7 | 50.8 | 27.4 | 162.9 |
株価 | 1242 | 493 | 538 | 1149 |
決算期 | 2022/10予 I | 2021/12予 | 2022/03予 | 2022/03予 |
予想売上(億) | 134.6 | 87.0 | 70.2 | 64.0 |
予想営業利益(億) | 22.1 | 4.0 | (4.5) | 9.0 |
営業利益率 | 16.39% | 4.60% | -6.35% | 14.06% |
予想純利益(億) | 13.8 | 2.1 | 12.2 | 5.0 |
売上成長率(年複利/期間) | 15.7%/3年 | 0.6%/14年 | -4.3%/15年 | 14.1%/6年 |
EPS成長率(年複利/期間) | 31.1%/3年 | 4.5%/14年 | 10.6%/15年 | -2.5%/6年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 13.2%/2年 | 2.3%/13年 | -10.1%/14年 | 18.1%/5年 |
PER | 13.23 | 23.24 | 2.21 | 32.58 |
PBR | 2.64 | 1.69 | 1.29 | 2.69 |
ROE | 20.0% | 7.3% | 58.4% | 8.3% |
ROA | 7.2% | 2.5% | 24.8% | 2.4% |
配当利回り | 2.26 | 1.01 | - | 0.26 |
配当性向 | 29.9% | 23.6% | #VALUE! | 8.5% |
総資産(億) | 193.4 | 83.5 | 49.0 | 204.4 |
自己資本(億) | 69.4 | 26.7 | 10.3 | 59.9 |
自己資本比率(%) | 35.9 | 32 | 20.9 | 29.3 |
一言感想 | あげあ | あげ | 低迷から崩壊 | 堪えてる |
今週は比較。投資勉強会にきいて聞いた銘柄できになったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年01月07日取得。AB&Company。
AB&Company
業績
美容室チェーン。
すごい資料が出ている。
ここでいくら言おうとこのような資料には勝てませんのでこの会社に興味を持った人はぜひ目を通してみることをおすすめします。
と、おきましていつもくらいの感じでいつもの視点でここではやりますよとは。
まだ上場したばかりで数字はさほどみえませんが、現状増収増益が続く成長企業です。
目先は増収+23%ほどの計画で急成長ですが2020、2021は10%のる程度で高成長という感じでもなくコロナの環境もありますがこれをどうみるか。
目先の月次は順調です。店舗数増よりも増収が大きくおそらくコロナで減った顧客が戻ってきてるとは思いますが基本増収自体は店舗数増でなすタイプとみているべきか。
アルデサロン比較ですが原価率が低いです。アルデサロンは68-75%のところここは50%前後ですね。販管費はその分高く出てますが販管費は増収のせいだと思いますが低下傾向で来てます。この違いはフランチャイズ比率とかも違いとかもありそうですが総合して利益率にしろROEROAなども高く出ており、現状アルデサロンより高成長かつ高収益であるとみなす他なさそうです。かつ原価率は下がってないですが販管費は順当に下げておりこれも利益率ROEなどの向上も見えてるところはあります。
店舗数は店舗あたりを見て利益率向上やROE向上が見れるならなかなか未来も明るそうだなとは。
財務
総資産193億でのれんが74億とかでのれんが大きめなのがまず目立つところ。
投資ファンドが結構絡んでるようですね。無形資産も関連っぽく双方入れると120億近くでこれはなかなか減点材料になりそうです。
実資産言うと、流動が23億で有形固定が10億とかでだいたい30億ちょいですかね。で有形固定は少ないし増えてないですね。店舗は固定資産計上してなさそうです。
で、負債は124億とかで借り入れ60億のリース債務などが30億超。
財務は悪いとはなりそうですし、のれんを借り入れで支える感じでなかなかいびつですね。
これはリスクというか爆弾にもなりえるはそうですね。特に業績に火がつくと爆発するかもしれないとは。
ただ財務改善は続いてますし、良化には向かってます。
CF
営業CFはでてますね。それで設備投資が非常に少なめでFCF余裕ででてますね。減価償却がとても大きそうです。
ここらは稼いだお金で店舗をふやすスタイルではなさそうです。
ちょっとここではそこまでは見えませんが現状資金繰りはとても楽そうで、それで上場
早々配当してるし、いびつな財務もこのままでは健全化に向かいそうなところはありますね。
アルテサロンホールディングス
業績
理美容室チェーンの持株会社。「Ash」「NYNY」「ChokiPeta」のブランドで神奈川・東京・大阪を中心にデザイン系サロン(直営店・フランチャイズチェーン)を運営(335店、2021年6月)。
かつては急拡張で2007年にはスタイルデザイナーという会社というかこれも美容室チェーンも買収したけど以後は2009年までは業績後退でするも以後はじわじわ増収シュル感じで2019年には2007年の水準を上回り、目先はさらに伸びてる感じですね。
利益は、原価率68~75%くらいをずっと維持で原価率も維持って感じで原価率が高く出ると減益という感じできてますね。
利益率もっどちらかに動く感じでもなく増収率も高くもなくやはり停滞蓄財という印象が強い業績です。赤字はなくBPSくらいは右肩に近いです。ROEもそれほど高くもなく高収益って感じでもないけどなかなか安定的ですね。
3Qで増収増益。成長というよりは過去の延長線上にあるような堅調って感じな印象はうけます。
財務
2014年くらいまで資産減。大きくは2007~2014年まで資産リストラしてた感じでしょうか。純資産自体は2007年以降は伸びてはいますね。
買収して大きくなったBSの適正化してき2014年以降は堅調に伸ばしてる感じでしょうか。
借り入れも2014年以降は一定感。自己資本比率も一定くらいで地道に資産増してる感じですかね。
前期末で総資産83億で有形固定は34億くらい2017年くらいからは増える傾向ですね。建物とか工具は増え続けているので店舗を増やしてそうな感じですね。
流動は一定くらいです。27億。稼いだのを再投資して店舗増やす感じでしょうか。
店舗増えてます。
CF
営業CFは安定的ですね。コロナの2020は落ちてますが今期は利益復活もしてるのでこれも戻るのではないか。
で、設備投資は続けてますね。FCFは出たり入ったりですね。現金は維持くらいでしょうか。
上の通りで、稼いだお金は店舗数増やすのに使ってる感じですね。それで手持ちは増えてない感じ。
田谷
業績
美容チェーン。落ち目。
2003年位からゆるやかに減収が続いてて、2014年以降は赤字転落するように。
【徹底分析/田谷 2021年決算】大幅減収、赤字拡大で正念場に | ビュートピア(Beautopia)
ここみると2014年以降店舗減に向かってますね。
という感じで美容業界初の上場とか勢いあったのが2000年代には減収傾向でBPSも増やせず2014年以降は赤字で店舗数も減らしてきて、特に2018年以降は減収幅が落ちて、停滞から衰退を経過しいよいよ危機みたいな塩梅になってますね。
特にコロナで大打撃を受けた感。原価率100%超えで営業利益率-18.6%の減ってきたBPSが一年で半分程度飛んでますね。やばい。
それに続く今期ですが2Qで増収の赤字縮小ですがまだまだ普通に危機の範囲ですね。
固定資産売却益で純利益はでてますが。というか、もう大事な資産を売り飛ばさないと耐えられないところにきてそうです。
財務
2014年以降総資産減。それ以前も純資産は伸びてなく減る傾向でしたが以後は減少が加速してますね。
流動も固定資産も減ってますね。2015年以降は利益剰余金もマイナス突入。で、借り入れは減ってないですし自己資本比率も改善してなく、しんどくて財産売るけどラクにならずまた財産売るを繰り返してますね。
で、目先は2012年に総資産90億あったのが39億まで。前期49億なのでいよいよ痛恨の一撃を食らった感じですね。
ただここで大きな資産を売った感じで自己資本比率は20%から52.6%まで上昇で2011年水準まで戻りましたね。負債も38.7億から18.8億まで減って借り入れも17億から3億ちょいで現金は13億とかなので、いよいよ身軽になってますね。
これで黒字でCF黒字になるなら、多くは失ったけど長いトンネルを抜け新たにやり直せる未来もあるいは。
CF
2013年以降は営業CFは一進一退という感じが2021は営業CF大きな赤字でここでおしりに火がついたってかんじですかね。それで今期の大型資産処分につながると。
とりあえずいろいろリセットで。いろいろこれから。まだ赤字ですが。
日足週足月足の値動き判断
日足でもみあい
週足でよくわからない
月足でもっとよくわからない。
確認。
評価・売買判断
AB&Company
テクニカル的には、現状上場したてで週足以上はまだチャートとして機能してないと言える状態。日足では上下してて目先は上場初値を下回ってる状態ですね。まだ方向性は出てないとみるべきか。
そのなかで上場時は上も下もありえそうで、とりあえず安値1157を切るならさらなる下を警戒する、そして1609を破れるかでみていく感じでしょうか。いずれというかおそらくそう遠くもなくどちらかの基準は破られることになるとは思います。そうしたらまた基準を再設定ですかね。
ファンダ的には、最近上場の美容室チェーンだけど、他チェーンと比べ明らかに成長性収益性で抜けており、コロナも越えて目先も順調に伸びてきてる印象は。一方財務はのれんとか無形資産が大きく締める感じでまた負債も大きく借り入れも多く質もわるくなかなかいびつ。あと店舗ふやしてるけど固定資産増えてないのはなにかありそう。というか固定資産も売上からすると小さめに思える。ここではわからない。(追記内部からでるFCオーナーにもたせてるっぽい。そう考えるとコンビニに近いモデルかも)
そのへんもあり投資はすくなくても良さそうでCFは非常に余裕がありそう。というか減価償却が底上げしてます。
評価。
PER13など。同業評価もみてこれは評価は低いと言えるかもしれない。数字的にも高収益でありそのへんが認められるともっと上は考えられるところ。
ただ財務はリスキーなところはありそうでこの辺で思わぬこともありそうでそのようなリスクも考えてたほうが。
いずれにせよ業績次第なところは。業績が順調に伸びると財務にも波及しにくいとは。この辺頓挫するとなかんかしんどいことにはなりそうとは。どう考えるかですね。
堅調な美容室チェーン。長期に赤字もなく地味に稼いで稼ぎを店舗数を増やすのにつかって拡張を続けている印象。
ただ成長率は高いというほどでもなく、収益性もこれも高いほどでもなく増益もしてる感じでもなく一応伸びてるけど停滞蓄財よりという印象は受けます。
財務はほどほど。よくはないですね。稼ぎは店舗増やすのに使ってあまり財務改善はしたい感じでもないような。
評価。
PER23のPBR1.7。状態踏まえると評価高めにみえるというか安くはない気は。とはいえ2018年以降くらいではPBRでどちらかといえば低い方くらいのようです。それ以前はさすがにもっと低めの評価が定位置PBR1切りも結構。
優待で株価水準押し上げられてるところはありそうです。顧客だとそこそこありな利回りには思えます。そのへんも踏まえて。
田谷
低迷から危機に突っ込みコロナでいよいよ痛恨の一撃で今までのためた資産も吹っ飛んだ感じですが。ずっと進んでなかった負債整理が一気に進んだ感じで財務はかなり身軽になった感じ。
コロナをぬけて黒字化になるのなら小さくなってまたやり直す未来も見えてなくもないくらいには。まあまだ目先赤字で安心できるところでもないんですけど。
評価。
PBR1.3とかs.PER2.2とかですがこれは資産売却益もあり今期だけだしそして営業赤字です。まだ赤字です。
ただ負債整理して身軽になって黒字復帰になりまたやり直していけるならPBR1.3ほどは十分未来もある評価水準には。
・・えっと未来があると入ってません。黒字復帰してまた稼げるならという条件付き。そしてまだ赤字です。ここ。
ABホテル
ホテル運営会社、スポーツクラブ東祥の子会社。「ビジネスホテルより快適に、シティホテルよりリーズナブルに」という感じにホテル経営。
ですが、みるかぎり格安ビジネスホテルですね。朝食付きでこれは格安。
コロナで黒字で耐えてる。えらいですね。
見た感じコロナ前で原価率63%前後販管費10%で利益率20%ちょいは、アメイズあたりが65%原価で販管費11%とかで近辺ですね。
ちな高級っぽい京都ホテルとか原価率20%の販管費75%とかでまるで収益構造が違います。
それでだからコロナで黒字でえらいですがアメイズも黒字で耐えてますね。グリーンズは赤字です。
総合的にはアメイズ比較でROEROAはアメイズが上、利益率どっこい、財務はアメイズが上、成長性はABが上、バリュエーションはアメイズが低PBRってところですね。PERは目先利益が大きく変わってるのであまり信用ならないところはありそうです。ROEが過去水準になるならABがPER16アメイズ6くらいでしょうか。成長性はABのほうがグリグリ来ててアメイズは落ち着いた感あるのでこれは好みになりそうですが、コロナ前の収益性に戻るとしていろいろこんなもん感ありますね。戻るならABは、高成長も維持するとしてそれが続くならなかなか。アメイズはPERが跳ねるシナリオがないと微妙かもしれないとは。
財務は自己資本比率あたり維持しながらぐりぐり有形固定を増やしてきてる感じ。ホテル出店バンバン系ですね。負債も増えてます。
営業CFはでてるけど(2021年はマイナス)FCFは赤字も多くだから、借りてホテル建てるムーブで来てます。2021年みたいなのが続くなら詰みます。
目先2Qでは黒字化で売上も結構回復です。というかそうならないとまずそうとは。先に回復してまた成長となるならどこかでは評価されそうな気はしたりはします。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
通常運転。噴火が起きようともね。
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記事補足してます。
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