投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
芝浦電子とその他
株価
7970円(人々は、高い山をこえさらなる高い山に挑戦制覇しつつある。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 6957 | 6618 | 6914 | 6590 |
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企業名 | 芝浦電子 | 大泉製作所 |
オプテックス グループ |
芝浦 |
市場 | JQS | 東証マザ | 東証一部 | 東証一部 |
業種 | 電気機器 | 電気機器 | 電気機器 | 電気機器 |
時価総額(億) | 620.1 | 85.8 | 600.8 | 482.4 |
株価 | 7970 | 1015 | 1592 | 9290 |
決算期 | 2022/03予 | 2022/03予 | 2021/12予 | 2022/03予 |
予想売上(億) | 300.0 | 118.5 | 450.0 | 480.0 |
予想営業利益(億) | 50.0 | 5.5 | 45.0 | 42.5 |
営業利益率 | 16.67% | 4.64% | 10.00% | 8.85% |
予想純利益(億) | 33.0 | 3.3 | 33.5 | 25.0 |
売上成長率(年複利/期間) | 4.3%/15年 | 1%/11年 | 5.2%/14年 | -2.9%/15年 |
EPS成長率(年複利/期間) | 5.9%/15年 | 11.1%/11年 | 2.5%/14年 | #NUM! |
BPS成長率(年複利/期間) | 7%/14年 | 26.4%/10年 | 4%/13年 | -1%/14年 |
PER | 18.62 | 25.81 | 17.18 | 16.41 |
PBR | 2.3 | 2.94 | 1.65 | 1.84 |
ROE | 12.4% | 11.4% | 9.6% | 11.2% |
ROA | 8.9% | 3.3% | 7.1% | 4.3% |
配当利回り | 1.63 | 0.79 | 1.88 | 2.15 |
配当性向 | 30.4% | 20.3% | 32.4% | 35.3% |
総資産(億) | 372.7 | 101.2 | 473.9 | 582.9 |
自己資本(億) | 254.3 | 26.9 | 324.0 | 218.5 |
自己資本比率(%) | 68.2 | 26.5 | 68.4 | 37.5 |
一言感想 | あげ | 停滞蓄財 | いちおあげ | いちおあげ |
今週は比較。投資勉強会にきいて聞いた銘柄できになったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年01月07日取得。芝浦電子。サーミスタ専業。比較に同業のセンサーっぽい。ゲストに芝浦仲間のメカトロニクス。
芝浦電子
業績
サーミスタ。
「サーミスタは、熱を敏感に感知し、電気抵抗が変化する「温度センサの王様」です。
芝浦電子のサーミスタセンサはくらしの様々なシーンを支えています。」
端的には温度センサでむっちゃ様々なものに使われてますと。
業績は安定成長と言えるもので、長期に赤字もなく多くは増収で乗り切ってますね。
ただ2009~2010は減収だし、利益も24.6億から8.7億とかもあったりするので、シクリカル味はあり、環境悪化だと影響は受けるようなところはあります。
ただ赤字はないしBPSならほぼ右肩かな?という推移でだから長期安定成長企業です。
その中で2020、2021は減収で来ましたが
2020「米中貿易摩擦による需要の減少及び新型コロナウイルス感染拡大の影響」
2021・・は特に理由は明記してないというかだから小さな減収くらいは普通と考えてるということでしょうか。ただ「は利益体質の強化のため、各工場で製造工程を見直し、改善活動を積極的に行い」とかで利益大幅増ですね。原価率が3ポイントほど改善でかつてない水準で営業利益率がでてます。
その勢い?を今期も維持で2Qで今期は売上も戻ってきてる感があり利益なら大幅増益で利益率なら前期を上回ってますね。「、IT技術を活用した製造設備の研究・開発や継続的な改善活動など品質・生産性向上への取り組みを行うとともに、入手が困難と予想される材料の互換品選定等を行い安定的に供給出来る体制を整えて~当期より新人事制度を導入し、働き方の多様化への対応や人財育成にも努めて」と様々な施策をうってそれがうまく効果を発揮してるような印象は受けます。
総じてとてもいい状態と言えそうです。まあ環境に影響をうけるシクリカルではあるとは思いますけどね。
財務
資産増。自己資本比率あたりは70%前後で一定。
前期末総資産372億で流動資産は266億ほどでだいたい右肩ですね。現金あたりも増えてし他の科目も順調ですねって感じ。あえてなら手形とかは2020年以降増えてないとかはありますが、枝葉末節かなとは。現金は目先大きく増やしてます71億から119億。
今期2Qみるとさらに増えて121億になってますね。
有形固定は90億ほど。大きくは増えてる感じ建物とか機械とかでなので投資すすめてる感じですね。
負債は117億で主なのは買掛とかですね40億。借り入れ増やしてますが47億とかでこれは現金以下で普通に財務は健全ですね。2Qみると借り入れ返してますね。40億くらいになってます。
総じて順調なメーカーという感じでしょうか。
CF
営業CF。ド安定、かつ年々上昇傾向ありこれは見た目の業績より強い印象。
投資はするけどだいたいFCFでてますね。
2021とかお金借りてますが必要ないんじゃない?とは、実際今期2Q返してますし。
ここではより強いメーカーという印象。
大泉製作所
業績
ぱっとみて成長してないと言うか2015年以前は赤字などもありですね。以降は利益は安定しBPSくらいは右肩。
芝浦比較で営業利益率で低くROEもROAも低く純粋に下とみるしかないかなとは。
まあちょっと前は財務レバレッジかかってより高ROEなところありましたが、目先はもう芝浦より低ROEになってるところは。
ただ目先は好調というか大幅増収に赤字から黒字。上方修正も伴ってますね。もっともこれは前期が悪かった感はあり売上自体はほぼ上振れもない感じでやっぱり停滞蓄財の範囲ですかね。芝浦より低収益の。
財務
財務はわるめ。とはいえ自己資本比率は2010年3.1%から前期末26.5%で良家が進んでます。剰余金もマイナスでしたが2019年にプラス復帰。有利子負債比率もみるみる減ってますね。ただ借り入れ自体は減ってる感じでなく資産が増えてるからですね。
前期で総資産101億で流動66億で流動は増えてますね。現金は17億とか。有形固定29億これも増えてますね。
負債は74億で負債レベルはずっと一定感です。負債返済自体は進んでないとはなりそうい。借り入れ自体も40億近くで負債の半分ほどで財務の質は低そうで良化は進んでるけど道はまだまだという感じですね。
CF
営業CFは2013年以降は安定的ですね。増えてる感じではないけど安定的。投資は必要ですがおおよそFCFでそうですね。その意味では戦えはするとう印象です。
で、負債はあまり返さず投資など資産を増やす形で負債比率が減ってる感じですね。
配当は再開してますが現状くらいは維持できそうですね。もちろん負債は返したいとは思いますが。
オプテックスグループ
業績
センサー主だけど他にも範囲広め。
セグメント。
SS:自動ドア
MVL:画像検査用LED照明
EMS:電子機器受託生産サービス
FA:ロボット用センサ
みたいです。
長期に成長感ありますね。赤字もなくBPSも右肩。リーマン、コロナなどに減収があるのと利益はわりとぶれがあるの芝浦と同様というか、大きくは利益率ROEなど芝浦と近い水準ですね。目先は芝浦が良化してるようなところはありますがそれを除けばいろいろいい勝負感。
こちらも3Qで大きく増収増益ときてますね。ただ「
、既存主力事業の大幅な伸長及び新規事業会社の連結効果等」で連結効果もあるようなので(サンリツオートメイション株式会社がIA事業に参加・・って今期セグメント変えしてますね。FAとMVLを統合したようです。
まあ総じて順調なのはそうとはなりそうです。
財務
財務健全。自己資本比率は70%前後ですね。ですが近年は借り入れを増やしてきてるようです。
3Qで総資産517億で流動375億で有形固定は64億で流動よりですが特に2016年以降は有形固定を増やしてます。売上も伸びてるので投資して成長のサイクルが続いてるにはなりそうですね。現金は158億で負債まとめて164億とかの借り入れ60億とかでこれは現金>借り入れでふつうに健全にはなりそうです。
というわけでも問題もある感じでもないですが近年の投資加速で増収の流れがきてるいのでここらは注視しててもいいかもしれません。
CF
営業CF安定。投資もしてますが常にFCFプラスで現金も積んでますね。・・これ借りる必要ないのでは。借り入れしてないと現金は増えないくらいですね。
配当は現状でこんなもんかん。増やすと現金減るかも。まあ自社株買いも入ってるので少しくらいは大丈夫には見えますが。
日足週足月足の値動き判断
日足であげ
週足であげ
月足でドローダウン大きめもそれを越えてあげ。
確認。
評価・売買判断
芝浦電子
テクニカル的には、2018年6590から2020年1929とか強めのドローダウンはあるけどと大きな意味で2002年位からは上昇が続く超長期上昇トレンドとは見れます。
その中で2018年からの大きなドローダウンを越え大きく伸びて目先は日足週足と上昇トレンドですねと言うしかない上昇トレンド。これがいつまで続くか?が焦点だと思うけ順調が故に落ちだすと幅が大きくなりそうはみておくべきかな。
下げだすならどこかで見切る必要があるとは思いますけど、そうですね。去年末安値7100とか、その前の5380とか、8930を越えられないとかですかね。例えばそのあたりを基準にして。
ファンダ的には、優秀なセンサーメーカー。長期に赤字もなく安定成長。財務も問題なくCFは業績よりも安定的かつ強い印象で競争優位性の類をもってそうな印象です。
ただ、どんな環境でもへっちゃらというならそうでもなくリーマンあたりは減収減益もあるしコロナも減収してますし、それ以外もたまには業績後退はありますので過信も禁物か。
その中で目先は特に好調で様々な施策もハマった感もあり原価率低下で利益率があがり増収もあり利益は過去にない水準で出ており、もともと優秀だけど目先はより上の水準に来てる感はあります。
ただ優秀といえどROEあたりで傑出して高いというほどでもなくROAも高いという感じでもないので。優秀さは収益性というよりは安定性に傾いてる印象は。まあ目先はより上にきかけてるところはありそうですが。これを永続とみるか一時とみるか。
評価。
PER19とかPBR2.3とか。これは好調を考慮してもこの手の地味め?なメーカーとしては評価高め感はあるというか、芝浦電子としても過去にあった高い評価水準に準じる水準ですね。下の方はPBR0.5あたりもつけてるので状態はいいけど評価も高いという感じです。ですが会社はかつてないほど状態がいいとはみれるので考え方ですかね。会社はもっと状態がよくなり評価ももっと上はありえそうなシナリオにはみえます。ただそうはならず過去の水準に戻るもありえるとは。
どちらの方向にも準備がしてあるのがいい気はしますね。
大泉製作所
同じサーミスタメーカーだけど、業績も伸びてる感じでもなく収益性も芝浦より下と言うか、成長性も安定性も収益性も全部下ですね。
財務も悪いです。ただ凄く悪いから良化は進んでおりBPSくらいは右肩。それは負債は返さず資産増で来てることをどう見るか。売上自体は伸びてもないですしね。
CFは一応安定的現状維持なら良化は進んでいいきそうなところは。
評価。
PET26のPBR3。これは芝浦より高評価ですね。普通に過大評価とはみれます。
これは大きな意味では2014年くらいから株価水準は変わってなくそのころは財務劣悪のボロ株評価が会社は軌道に乗り回復ですが、もとのバリュエーションが高いためBPS増でPBR落ちてもまだこの評価という感じというかんじでしょうか。
素直に見るとPBR1切りくらいだと状態改善株として見れる気がしますが、現状はどうでしょうかね?
まあ状態は良くなってるので考え方によっては妙味もあるのかもしれないけど。
オプテックスグループ
センサー主だけど専業というよりはもう少し広め。長期に赤字もなく成長でBPSは右肩。シクリカル味はあり環境では減収とか減益はありますね。総合して芝浦電子と甲乙つけがたい。目先も芝浦ほどではないが好調な感じには来てます。
あとは近年は借りて投資のムーブですがFCFは出てて言うほど借りる必要はなさそうで財務自体は健全。CFも安定的。
評価。
PER17のPBR1.6。シクリカル味のメーカーとするとほどほど高評価という感じでしょうか。芝浦より一枚したくらい。いい勝負とみればこっちのほうが妙味という見方も。
まあ目先芝浦のほうが勢いで手相でにたり寄ったりかもしれない。
オプティックスとしてはわりと2015年以降くらいでは上も下もという水準。以前だとPBR1切も多いのでこの辺をどう考えるかですかね。
目先かなり株高に向いてるようですね。まあ業績は目先好調感ありますが2019年あたりより売上は下ですし、なかなかこれはテーマで吹いてる感は。利益はいい勝負です。
そうじてよくある製造機器メーカーというか成長性でも収益性やROEなどみて傑出という感じでなく凡庸は言いすぎですが目立つ感じでもないですね。BPSくらいは右肩ですが、業績を素直にみると停滞蓄財に分類したくはなる程度。まあ好調とはなりそうですが。2Qでも減収くらいです。増益ですが伸び幅は微妙ですね。
・・ですが売上原価がずっと低下傾向ですね。これは見れるポイントですね。よって営業利益が伸びる傾向にあります。ここ目先の株高と見合うか?はどうかと思うけど会社自体は良化してるのはそうなりそうです。
財務も緩やかに良化感。ただ総資産は伸びてないですね。総資産を抑えながら負債返して自己資本が伸びてる感じ。借り入れは減ってませんね。減ってるのは手形ですね。
CFは近年好調ですね。
好調で良化は進んでますが、過去の定位置はPBR1以下みたいなところはあるので、目先の株高と今のバリュエーションはテーマ化して高騰気味とはみてたほうが。
もちろんそれが進むシナリオもあるので選択肢にならないというわけじゃないと思いますが。考え方というか狙いによって考え方をかえるというか。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
とくにないぞ。
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