大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

(9867)ソレキア/日記(比)

スポンサーリンク
f:id:kamomenotoushi:20180623013045j:plain

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ソレキアとその他

株価

6690円(人々は、噴火しては落ちこむのを繰り返してるけどそれでも進んでる。。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 9867 2693 7609 6343
企業名 ソレキア YKT ダイトロン フリージアマクロス
市場 JQS JQS 東証一部 東証二部
業種 卸売 卸売 卸売 機械
時価総額(億) 57.9 36.1 173.3 53.2
株価 6690 303 1553 118
決算期 2021/03予 2020/12予 2020/12予 2020/03
予想売上(億) 223.0 110.0 568.0 78.5
予想営業利益(億) 8.5 2.0 21.0 9.3
営業利益率 3.81% 1.82% 3.70% 11.87%
予想純利益(億) 5.4 1.5 13.8 3.1
売上成長率(年複利/期間) -0.6%/14年 -2.5%/13年 0.5%/13年 1.4%/13年
EPS成長率(年複利/期間) 4.6%/14年 -3.8%/13年 1.3%/13年 3.8%/13年
BPS成長率(年複利/期間) 1.7%/13年 -0.1%/12年 3.1%/12年 5.9%/12年
PER 10.71 23.80 12.48 17.35
PBR 0.79 0.56 0.9 0.72
ROE 7.4% 2.4% 7.2% 4.1%
ROA 3.5% 1.4% 3.0% 1.3%
配当利回り 0.75 1.65 3.22 0.42
配当性向 8.0% 39.3% 40.2% #VALUE!
総資産(億) 152.4 110.3 457.6 227.5
自己資本(億) 71.0 62.3 187.6 69.3
自己資本比率(%) 46.6 56.5 41 30.4
一言感想 近年好調 不安定 増収蓄財 いちおあげ

 今週は比較。3期現金抜きCF倍率(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2019/01/27/210000)で5倍以下かつROIC変則3年平均(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で10%以上のもの(対象119銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。端的に時価総額から現金抜いて5年以下のFCFで買える普通に事業も稼いでる会社を拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは1年1月7日取得。ソレキア。電子部品商社。比較に同業っぽい。ゲストに親のフリージアマクロス

ソレキア

業績

電子系商社。 

長期業績は伸びてるのか伸びてないのか。売上も伸びてないし停滞と見るべきか。近年は利益が伸びてきてますが、利益も増えてり減ったりで赤字も時々。ただ商社の赤字などは大したことなくBPSが傷つくという感じでもないですね。そんなシクリカル味のある停滞企業。また長期的には販管費が減る傾向で雰囲気的には黒字安定しそうな?そのなかで近年の好調をどうみるかですね。

今期2Qで減収減益。コロナ影響を受けてそうですが黒字維持ですし大枠停滞の中に入りそうです。通期も黒字の計画。

 

財務

長期的に足踏み感。資産も増えてない感じでしたが2018年位から資産増にでてますね。 流動の現金と手形が増えてるようです。負債も手形が増えてますね。借り入れは増えてないので良化となりそう。

現収益水準ROE7%位出ると良化は進んでいきそうな。

 

CF

 営業CFは出ています。も、投資や返済還元などすると残らない足踏み感は長らくあったのですが、営業CF水準があがり余裕がでて現金積み出してますね。

増配などに向かうかもしれませんが、今までがあまりやる気ない還元方針の低配当性向でつまり配れるのに配ってない感はあるのでどうか。

 

YKT

業績

 冴えない商社感。あまり売上作ろうという感じもしなくて売れるだけ売れればいいのではないか?みたいな売上推移で例年大きく動きますね。その意味で業績安定性はあまりなさそう。ただ商社の利点で売上がへっても利益はでるみたいなところは。今期2Qでも減収も利益は確保。

そういう感じなのでBPSはゆるく増えている感じですね。2009年以降では複利2.2%くらいはでてます。

2009年に大きく赤字。「従業員の希望退職を実施したこ とにより、特別損失として退職特別加算金6千5百万円を計上」が理由になりそうですね。

いきなり売上が大きくへっても人を減らすとあまりその後に響かないみたいなところは卸の利点ではありそうです。

 

財務

 地味に純資産増。その中で近年は総資産が伸びてますね。自己資本比率低下。

商品とか建設仮勘定などを増やしてますね。事業拡大ですかね?借り入れふやしてます。

 

CF

 営業CF出てますね。投資CFが弱いのでFCFも出てる感じです。ですが還元と返済するとあまり残らない感じでしょうか。

その中で2018年は珍しく大きめな設備投資。だいたい建設仮勘定だね。気になる方は内容を突っ込んだほうがいいかもね。ここではしません。

ダイトロン

業績

ここはメーカーもやってます。

f:id:kamomenotoushi:20210110110834p:plain

国内海外製造でバランス良く利益。製造が利益率高いですが、リーマンあたりは大きめの赤字も出てて当時は部門ごとの利益出してないので断言はできないが、メーカーのせい。固定費が大きく売れないと赤字になりやすい。売れると利益が出やすい。みたいな。

そんな赤字のリーマン以後は赤字もなく増収傾向もありBPSなら右肩。あくまで蛍光なので前年割れがないわけでもないですね。また2019年以降は減益傾向でその中で今期3Qで減収減益も黒字維持ですね。わりと戦えている印象。

とはいえ減収減益で業績後退トレンドで油断は禁物ではありそうですが。ちなみに販管費は低下傾向。

 

財務

 資産増。ですが自己資本比率は向上している感じじゃないですね。維持くらい。純粋に規模増加ですね。借り入れないわけじゃないけど少なめ。現金115億に対して4.4億程度。資産は非常に流動寄りで現金手形商品くらい。その意味でメーカーと言うよりは卸よりですね。

 

CF

 CFは乱高下することもありマイナスや大きいプラスも。とはいえFCFは普通に出るレベルで近年の好調でお金が入る局面なのかお金を結構つんでで来てますね。

それで増配もしてきてますがさすがに今期は減益で減配に振りましたね。ただ減益ほどでもなく配当性向も高いというほどでもなく今くらいの水準は維持できそうです。

ただ過去はあまり還元熱心でなく手元の余裕は維持したいようにも見える推移なので減益が来ると減配はありそうな。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ。
週足で吹いてさげ。
月足でふいてさげの連続
確認。

評価・売買判断

ソレキア

テクニカル的には、長期に吹いてはさげるを繰り返してる感。繰り返しながら高値は更新なので大きくは上げとも見れます。

その中で2020年1月に前年12月安値4370円から25130円まで大噴火したもののその後ズルズル下がるのを続けている感じ。その下落がどこで転換するか?みたいな視点ですかね。底は6250とする他。思いっきり下落なので抜けそうなところはありますが。


ファンダ的には、基本的には地味な商社。長期業績も地味感ありいかにも停滞な感じですが近年は収益性があがり蓄財が進むくらいのレベルになってきてそうでそれはコロナ禍でも変わらないという印象。

安ければ。

PBR0.8ほどは、いかにも程々という印象の評価水準。ROE7%程度以上を継続できるなら言うほど悪くないかもしれないとは思うけど。2017年以前の収益水準に戻るならちょっと過剰かな?というところで実際2017年以前はPBR0.2台もある程度なので今程度以上の業績を維持できるかですかね。

 

YKT

 基本的に冴えない地味めな商社。売上に連続性もなく業績見通しなどもたてにくい。ただ利益はしぶとく出してる感じでBPSも地味に伸びてる。その中で珍しく投資を進めていてこれが効率化や増収に繋がるとするならあるいは。

こういうのは安ければ。

PBR0.55ほどは過去の状態からはいかにもそれなり。あまり良くもないものが低い評価に置かれてるみたいなところ。ただこれでも2016年以前からは評価は高く出ています。PBR0.5以下が定位置みたいな。

やはり状態良化が見えないというほど魅力的でもないかなあという印象かな。投資などしてるのでその可能性自体は結構あるかもしれません。

 

ダイトロン

商社だけどメーカーの副業も。あまりに減収をみると大きく赤字もあるかも。今回の中ではリーマン後かなり堅調でリーマン後はBPS6%くらいは出てますので配当も合わせ以外に悪くないかもしれません。還元は渋め感ありますが財務CFにも特に問題な異様に見えますが、業績自体は後退トレンド中なので注意。どこで反転するかの見極めは必要かもです。

安ければ。

PBR0.9ほどはこんなもんか感はしたりもするけど、ダイトロンとしてはわりと高めなす水準のようで。業績後退がもっと進むと厳しいかも。そうじゃないならこんなもんかも。もう一声とは言いたくなりますが。

 

フリージアマクロス

 よくわからない会社。特にCFや還元で意味わからない動きがあるなあと感じてます。還元などまるでやる気なく株主の存在を認知してるかどうかも疑わしいです。まあグループ総帥の佐々木さんは優秀な方らしいですが。

減業績は収傾向ですが黒字は維持。BPSくらいは右肩に近い。PLも純利益推移とか難しそうな感じ。あまり理解できない感じであまり近づきたくないはあるんですがー

株価がずっと下がっててPBRくらいで1切りの水準とかあたりは過去にもなかったレベルまできてますね。BPSは上がってることもありさすがに大トレンドの転換も見込んでもいいところまで来てるのかもしれません。

資産的には投資有価証券とか関係者株式を増やしてる感じ。見ると現金有価証券関係者株式で100億近くで時価総額55億程度でそういう筋の狙い方もできなくも。

株主を無視する会社で他の株主を出し抜くのを目指してみるのも一種の様式美かな。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

巡航運転みたいなかんじです。とくにない。

 

 

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
 にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表