大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

(4224)ロンシール工業/日記(比)

スポンサーリンク
f:id:kamomenotoushi:20181104100940j:plain

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ロンシール工業とその他

株価

1491円(人々は、丘から降りて後退したようだけど丘を登る前程度で堪えてる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 4224 7961 3420 8802
企業名 ロンシール工業 兼松サステック ケー・エフ・シー 三菱地所
市場 東証二部 東証一部 東証二部 東証一部
業種 化学 その他製品 金属製品 不動産
時価総額(億) 69.0 74.7 160.1 23332.6
株価 1491 1800 2170 1677
決算期 2021/03予 2021/03予 2021/03予 2021/03予
予想売上(億) 171.0 110.0 285.0 11,420.0
予想営業利益(億) 8.0 6.4 31.3 1,910.0
営業利益率 4.68% 5.82% 10.98% 16.73%
予想純利益(億) 6.5 4.4 22.5 1,100.0
売上成長率(年複利/期間) -1.9%/14年 -1.2%/14年 0.9%/14年 1.3%/14年
EPS成長率(年複利/期間) 7.7%/14年 #NUM! 6.2%/14年 0.9%/14年
BPS成長率(年複利/期間) 5%/13年 4.3%/13年 9.5%/13年 2.5%/13年
PER 10.57 16.96 7.10 20.41
PBR 0.41 0.92 0.99 1.28
ROE 3.9% 5.4% 13.9% 6.3%
ROA 2.7% 4.0% 9.1% 1.9%
配当利回り 2.68 2.78 3.23 1.49
配当性向 28.4% 47.1% 22.9% 30.4%
総資産(億) 240.2 109.9 247.1 58582.4
自己資本(億) 166.4 79.5 158.5 17344.6
自己資本比率(%) 69.3 72.4 64.1 29.6
一言感想 停滞から後退 停滞蓄財 停滞蓄財 停滞蓄財

 今週は比較。3期現金抜きCF倍率(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2019/01/27/210000)で5倍以下かつROIC変則3年平均(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で10%以上のもの(対象119銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。端的に時価総額から現金抜いて5年以下のFCFで買える普通に事業も稼いでる会社を拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは1年1月7日取得。ロンシール工業。主に住宅材メーカー。比較に住宅材っぽい。ゲストにそれらを使用する地所様。

ロンシール工業

業績

住宅材。副業に大家。 長期に成長感はない。その中でなんとなく利益率向上で利益を上げてきてる感じが2017年まで。もそこからは減収減益で後退感でてます。まあ赤字は2008年くらいで堅実味はかなりでBPSくらいは右肩。近年の減益は販管費の上昇みたいなところは。これは売上規模減少のせいかな。

2Qで減収減益。も黒字は確保ですね。リーマンたりよりマシと言えそうな状況。

それくらい。

 

財務

 資産増に自己資本比率改善で2019年まで。借り入れもかなり返したところで2020年再び借りてるね。もう十分と判断入った感は。

今期2Qもその延長線上。いうほど財務は傷ついている感じはなく。まあ現金くらいは減ってますが。でも長期の推移は普通に現金も伸びてるくらい。

 

CF

 営業CF安定。投資してFCFは毎年出てるくらい。

還元しながら現金積んでも居るね。今年は減りそうな感じだけど。還元は余裕に見えるけど業績連動っぽいね。減配入ってます。もとの水準に戻るとなかなか高い配当利回りになりそうではあります。

 

兼松サステック

業績

リーマンぐらいから2011年くらいまではぐだぐだしてたけど2012年位から業績は安定。利益もでてBPSくらいは右肩。ただ成長という感じじゃなく堅調順調みたいな感じだね。

セグメント。各セグメントがそれぞれ堅調に利益を出しているという感じです。

パンチはないけどバランスはよく見えます。

f:id:kamomenotoushi:20210108125649p:plain
そんな推移でしたが目先コロナで減収減益です。全体的に減収減益ですが赤字はない感じでまあ戦えているという印象。

とはいえ「主な事業分野であります住宅関連業界につきましては、戸建て住宅を中心に新設住宅着工戸数は引き続き減少傾向であり、依然として厳しい状況」とはいってるし当面渋い感じなのではないか?とは見てたほうがいいかも。

 

財務

 財務はいい。伸びる純資産に自己資本比率も改善で借り入れもなく。資産は流動よりで現金も多めであまり問題も。今期2Qでも傾向は変わってないですね。

 

CF

 2011年以降はFCF出てる感じですね。結構安定的です。

2014年に利益剰余金プラスに転じ2016年から配当してますね。現状FCF程度なのでこれ以上は増益が必要そうです。蓄積はあるので維持は当面できそうではありますが。するとはいってません。

 

ケー・エフ・シー

業績

 停滞蓄財という印象の業績推移。結構利益もでてるしBPSなら右肩でというか複利9.5%/13年は全然わるいペースじゃありません。順調な蓄財。今期2Q減収減益も-3%程度であまり食らってなくて堅調で計画は増収増益くらい。まあ成長という感じでもないので地味ではありますが。

 

財務

 純資産増の自己資本比率改善。付き合い程度の借り入れは残ってますが借り入れは返しきったとみて良さそうですね。固定資産は減らしながら龍総資産増えてますね。土地建物は減ってないので投資を抑えてるとはなりそうです。

今期2Qまでで堅調という感じですね。

 

CF

営業CFは乱高下あるタイプ。マイナスもしくは少なめのあとに大きく入るとか。長期には普通にプラス。

FCFもプラス。 

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でさげ
月足で あげてさげ感
確認。

評価・売買判断

ロンシール工業

テクニカル的には、 2017年3月あるいは2017年末まであげ。そこから三角持ち合いっぽい形成から下放れで下落で以後下落トレンド。目先2020年11月が最安値1465だね。も、2016年1210は割れてなく長期の上昇継続という見方も。

週足反転月足上昇継続のシナリオをみてもいいかもしれない。となると1465とか1210あたりを底にみるといいかもですね。それで2343の突破もあると上方向が強く見れる感じに。


ファンダ的には、成長性はなさそうだし目先業績後退感もあり減配なども入ってますが。黒字は確保となりそうで、BPSくらいは増やしそう。

また財務も改善が続き現金くらいは積んでるし長期にはFCFは安定的に出てる感じで安定蓄財感はあります。

安ければ。

PBR0.4ほどはわりと安いのではないでしょうか。絶対的に過剰評価とも感じないし実際にロンシールとしてわりと低めなPBRになってる感は。業績反転しないとなかなか評価は進まないとは思いますが。

 

兼松サステック

状態は結構良さそう。目先減益も各セグメント赤字もなしで戦えている感。とはいえ事業環境はよくなさそうでしばらくは後退と見てたほうが。黒字は維持しそうですが。

評価。PBR0.9ほどはわりと低い水準で警戒も入ってそう。もっと下もないわけでもないので油断はよくなさそうだけど。赤字とかまで出てくるとまた話は別だけどこんなもんかもしれない。

 

ケー・エフ・シー

 順調な蓄財企業。近年は特に好調で財務やCFにも問題もなさそうで目先もあまり業績後退を見せていない。

安ければ。もっと低い水準もないわけじゃないけどPBR1ほどはありな水準には。9.5%/13年はかなり好調なもので目先もそれに準じるものが出そうな雰囲気もあります。配当も加えたらあまりPBRなどあがらなくてもいいなんて視点も取れるかもです。まあそうなれば地味な我慢して持つみたいな感じにはなりそうですが。

 

三菱地所

 長期にじわっと伸びてる感もありなにげに成長ではあるんですけど、BPS2.5%/13年ってのはいかにも低成長で事業の安定性とか丸の内バリューとかがあまり数字に反映してないかな?という印象。高配当利回りってわけでもなく。まあ大型だしこんなもんか感もあるかもだけど住友不動産あたりはもっとBPS成長出てるので以外にトラップかもしれません。

で、有形固定は増やしてますね。大家を拡張感はあります。その意味では堅調。コロナで大打撃受けてそうな気もするけど案外平気そうな2Qを通過してます。後退ではありますけど死ぬとかそういう話でなく普通にやれてるくらい。

評価ですね。ブランドとかあるかもだけどPBR1.3ほどは絶対的には高く見えますね。とはいえ地所様としては低い評価のほうであるようです。

自分だとケー・エフ・シーとか住友不動産あたりの方がマシだなあとは思いますが地所様だしね。すこしはね?

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくになんかあるという訳でも。

 

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
 にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表