大河の一滴

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投資家は底値で損切りする

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自分は以下の投資家とトレーダーの分け方が好きだったりします。

kamomenotoushi.hatenablog.com

 その中で投資家が時に陥る大きな損についての話。

きっとそれは一流の投資家でも避けるのが難しい時もあるよね?みたいな話。

 そして一流でもきっと気をつけないといけないこともあるよね?みたいな話。

 

バフェットが底値で航空会社を売ったようです。  

www.newsweekjapan.jp

バフェットが航空株を売った理由の諸事情はわかりませんが、おそらくはコロナショックの底値に近いところで売ったのだろうと思います。

ニュースを受けてか、底値売りwみたいな揶揄もSNSで見たりとかですが・・

 

そうは言ってもね・・

投資家が売るとき、それは往々にして底値売りで損切る事になるよねって思うんです。

むしろというか底値で損切りするトレーダーなんて三流だと思いますが、底値損切りは一流の投資家でもままあると思うんです。

そしてバフェットが航空株を損切りしてそこが底値になるならそれは一流の投資家も嵌りうるよくあることに相当するものだと思うわけです。 

 

細かい事情は知りません

バフェットが航空株を売りに至った理由はね。

そして基本的には株価が安いときに買って高いときに売ることを目指すはずの投資家が、株価が安くなったときに売ってそれが底値だったりすれば揶揄もしたくなることのように見えるのはそうなんだろうと思います。

 

株価が安くなったときに売る。

 

そうです。それは確かに言語道断で特に安いときに買うという投資家だったらあるまじき行為です。

あるまじき行為なんですよ?

だって投資家は安いときに買うべきなんだもの。 売ってどうするの?

 

しかしながら同時に投資にはもう一つの大きな柱もあるわけです。

 

価値を下げない。もっと言えば価値を増していくものを持つ。

 

言語道断度で言うなら、株価が安くなったときに売る行為より価値を下げていくものを持つほうが高いと言えるのではないでしょうか?

 

安く買い高く売る投資家が株価が低いところで売る行為より、価値が下がっていくものをずっと持ってる方が罪深いと思うんです。

なぜなら安い高いは価値からみての相対的な基準で価値あってのものと言えるし、その中で価値が下がるものを持っているということは安い高いの基準となる価値の見定めにしくじってる証左でもあり、すなわち安い高いも判断できてないことになるからです。

 

安い高いより先に価値があるのです。

ならば価値の判断を通過しないところで安いも高いも判断できるはずもない。

 

その中でバフェットは、株価が安くなったからというよりは航空株というか会社の価値が低くなる可能性を嫌って売るという判断をしたのだろうと思うわけです。

それは株価が安くなったからというより遥かに価値をみてその価値の危機を重視した結果の損切りなはずなんです。 

 

そしてそのように価値が低くなる恐れのあるものを売った時

往々にしてそれは底値売りになってしまうものだと思うのです。 

自分のことを話すと自分はクックパッドを持っていました。

自分の取引履歴には以下のようにクックパッドを取引したと記載されてます。

 

2016/1/20 1703円で購入

2016/8/10 1122円で売却

 

記憶でも覚えてます。穐田氏と佐野氏での主導権争いが起き、それまでクックパッドを成長に導いた穐田氏をほぼ追いだし佐野氏がまた経営の主導権を握ったあたりの株価暴落時に買って、そして2Qだったかな有料会員数か四半期売上か利益だったかとにかくそれの伸びが見られなくなったとして売った感じです。

 

自分の考えとしては以下です。

お家騒動で株価が下がってる。これはクックパッドの価値が下がらなく、またそれまで通り価値が上がっていく展開が続くなならば妙味になるぞ・・として買って、お家騒動の推移と2Q決算を確認して、もうクックパッドの価値が上昇するという可能性は低いとして売ったです。

株価が安くなったからではなく、もう価値が上がると見込みにくいとしたら売ったです。

もちろんその時点では株安する一方でそこから反転してればそこが底値となったことでしょう。

 

けれど自分のこの判断はあってました。その後クックパッドは利益を下げ続け・・つまり価値が落ち株価としても5分の1とかにもなりました。この記事時点では3分の1ですけどね。

(まあクックパッドを買った事自体が失敗だ言われたらそーですねってなりますけど)

 

株価が下がる。

それの価値があがると見込むのは妥当じゃないとすべきことが起こる。

 

往々にしてそれらは同時に起こります。

価値上昇危機に瀕した時にそこで株安も起こりがちです。

 

そしてその時もう価値向上に見込みがないとして売った場合。

それの価値があがり難いとしたとき、その判断が誤った場合はだいたい結果として底値で売るということになっているわけです。

これはある意味当たり前で判断を誤ったのだからそうなるのです。

 

というか投資家が価値の判断を誤ったときにはだいたい底値で切ることになる。

 

 

それでも投資家はその価値が毀損すると判断するのならそれを手放すべきです。 

価値を軸に投資する投資家ならもちろんその価値が毀損すると判断するのならそれを売るべきです。それが損切になるとしても売るべきです。年初来安値だろうと上場来最安値だろうと売るべきです。これは原則に近い基本です。

しかし価値の危機が起きそうなときに売ると、言うほど価値が毀損しなかったシナリオになるときはその売ったところは株価で底値をつけることが多くなるでしょう。・・多くなるというかそれはもう仕方ないというか。

でもそれを放置するのならば・・・

価値が毀損していくのを放置し、そのシナリオがもっと進むのならもっと決定的に損するかもしれないのです。

 

 上のクックパッドのときにそれをしなかったなら、自分はもっと損を広げていたでしょう。

 これは価値が下がるかもしれないという可能性を受け入れるかという話であり、あるものの未来の価値の見極めの問題でもあります。

 

価値が下がる可能性を嫌い、売るという判断をした。

けれど恐れた価値低下など起こらず売ったところが底値。

これはあり得るでしょう。これは投資家の価値の見極めの敗北でもあります。

しかし、それが一流であっても投資家などただの人で未来がわかるわけではありません。

誤ることだってあるでしょう。なので可能性を嫌うこと自体は間違いではありません。

バフェットはこの価値が下がる可能性を受け入れることを拒絶したんじゃないですかね?

自分にはそう思えるところです。

 

未来はわかりません。

これがクックパッドになり損はしたけど価値の見極めと見切りに成功して傷を抑えることになるのか?

価値の見極めに失敗し、見切った事は誤りになり長期の大底での損切り劇になり偉大な投資家の晩年の衰えを示す失敗談として語り継がれるかはわかりません。

それは今後の航空企業の価値がどうなるか?という話です。

  

そしてこれがこの記事でいう以下のになるのだと思うのです。

kamomenotoushi.hatenablog.com

・トレーダーには多数の小さな損があり、投資家には数回の大きな損がある。

・トレーダーは小さな儲けばかりで破産し、投資家は大きな損を出して破産する。

 

投資家の数回の大きな損で、投資家の大きな損を出しての破産だと思うんです。

投資家は価値の見定めにしくじって大損するわけです。

価値の見定めをするから逃げ足も遅くなるという面もあるでしょう。価値が見極め難い段階から株安もするし逃げ足の早いトレーダーはさっさと逃げてるはずです。

バフェットの航空株はあるいは見切りが早かった事例になる可能性はありますけどね。

でも基本逃げ遅れはその投資家が一流であっても嵌りうる話だって思うんです。

 

投資家は価値の見極めをしないといけないのだから。

 

トレーダーなら価値の見極めができる段階まで株安に付き合うなんて三流ですね。

小さな傷で済ませなきゃいけないのを傷を大きくするとか三流ですって。

 

しかし投資家はトレーダーのことはいいでしょう。

投資家は価値の見定めをして時には判断するまでに時間がかかりある程度の株安に付き合うこととか、あるいは大きく価値の見定めを誤り大損、底値で売って破産もあり得るかもしれない。

というか自分もいつかはやるでしょう。一流じゃなければもっと回数も多くなることにもなるでしょう。一流でも避け難いようだしね。

 

それも踏まえて覚悟や準備もしてあること。そして何より価値の見極めの精度を高めていく。それが一流に近づく道筋なのかな?とか思うところです。

そして企業の価値を見定めることを繰り返し少しでもそこに進めたならいいよね?とか思ったりするわけです。

 

 

一流であっても投資家は底値で損切りをする。

その中で投資家はどう価値を見極めていけばいいと思いますか?

 

 

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