大河の一滴

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(9843)ニトリホールディングス 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

ニトリホールディングス

(東証一部/小売)

株価

17730円(人々は、野望は一度砕かれたが大望はまだ捨てきれてない。)

業績財務と指標とそれに対する分析

f:id:kamomenotoushi:20200522181945p:plain今日は分析。5/22取得のKABU+の決算実績で小売で営業利益率15%以上のものから目についたものをチョイスして分析。基本商品横流しするだけで高い利益率が基本望めない小売で高い利益率を叩いてるものを見てみようという趣旨。ニトリホールディングス。お、ねだん以上。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2020年5月22日に取得。

業績

 お値段以上じゃないですから。まあ化け物です。ざっと20年間くらいみて減収も減益もなさそう。つまり20年間毎年増収増益。で、利益率が小売ってレベルじゃないですね。これはものを仕入れて販売するだけの小売とするなら暴利でぼったくりレベルです。

ま・・そうということはなにか特別な理由があるって話ですね。よく言われるのはSPA(製造小売業)だからって話ですね。小売であると同時にメーカーであるってことですね。小売で売れるものを理解してるからメーカーとしてそのようなものを直接作れると。言うのは簡単ですがこれは販売店とメーカーのノウハウをどちらも独自に高度に保たないとできない芸当ってことになりそうです。実際は他はできなさそうです。

実際の数字をみると、ニトリの売上原価率は45%前後で販管費は38%前後ってところですが、小売で家具の大手上場は・・各数字年度でぶれがありますが大塚家具で原価率45%前後(悪化傾向)販管費60%前後、ベガコーポレーションで原価率50%の販管費50%前後で見るにニトリ販管費で差をつけてますね。

またメーカーっぽいところでみるとオフィス家具のオカムラあたりは原価率68%前後の販管費26%前後で数字的には、メーカーとしては原価率を抑えてるという感じですが、印象としては原価率というよりは販管費で抑えてるというかオペレーションの会社って感じに見えますね。

基本的にすごく優秀ですが気になるところはROEが減少傾向にあることですかね。資産蓄積し過ぎなところはあるかもしれません。

2月の通期決算は出てて増収増益で計画も増収増益です。コロナはまったく未知数となりますが月次もどちらかといえば伸びてますよね!?って感じなので順調は継続としか。

f:id:kamomenotoushi:20200523052332p:plain

 

財務

 固定資産よりの資産構成。土地とか建物増やしてるので店舗とか工場とか買ったり増やしてるのねって感じ。

同時に流動資産も増えてると言うか現金も増えてると言うか近年の伸びがえげつない感じですね。借り入れ?って思ったけど借り入れはあるけど小さいと言うか総合的には借り入れ減ってそうでCF見る前から収益力がひどそう。いい意味で。

その他自己資本比率なども高くて端的には事業が強い企業のBS。

 

CF

営業CFがだいたい右肩ですね。投資もするけど 2018年以外は常にFCF出てるくらいというか2018年も有価証券買いましたって感じなのでこれ、余裕を持ちながら出店しますってスタイルになりそうで凄まじく余裕そうになってますね。営業CF増えるから。

配当性向低め。もっと配って良いのでは。とは感じます。

 

日足週足月足の値動き判断

日足で下げるも上げ
週足でもみ合い
月足で上げて持ち合い
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2012年位から2018年まで力強い上昇。も、そこから調整が続いてる感じですね。12260の調整底値から直近12725と反転点は安値切り上げかつ高値も17720を直近17730で破りましたので週足レベルでは安値高値の切り上げで上昇トレンドが確定したとも見れますので、大きな枠の上昇の中の調整で調整を抜けて上値を取ろうとする動きとして認めるか否かみたいなところかと。底はやはり12725と見るしかないんじゃないですかね。


ファンダ的には、どこみても化け物。市場でもピンのピンの方の優良企業で目先もその優良に衰えるところはなさそう。

あとは値段次第。PER26くらいいいかあとか思ってしまいますが、これは2018年以降ならそういう見方もできますが、それ以前はもっともっと低いPERに置かれてて下を見ればPER10を切るような時もありましたのでその当たりをどう考えるかって高いと見ておくしかないと思いますけどね。高いと承知してそれでも買うか否かだと思いますよ?最近のEPSの伸びを踏まえるとあまり妙味ないかもしれないですね。いや、考え方ですけど。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=9843

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=9843

IRBANK:https://irbank.net/9843

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 特にございません。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)