投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
マニー
(東証一部/精密機器)
株価
3025円(人々は、高い位置に来ようと構わず力強い進軍を続けている。)
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。長期営業利益率(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2017/07/30/210000)をみて目についたものをチョイスして分析します。マニー。医療で使うものいろいろ。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2020年1月24日に取得。
業績
医療用品だけど機械というよりは器具よりだね。手術用縫合針、眼科用ナイフ、歯科用道具などいろいろ。
長期に高収益で安定成長。ほぼ常に増収増益で極めて優秀で傑出した業績推移には見えます。・・まあでも10年程度でEPS成長10%ほどで高成長か?というと微妙なライン。高成長というよりは安定成長みたいな感じですかね。もっと長く見ると20年くらいで13%くらいですかね。長期で早くなるとも言えるし成長スピードが落ちてきてるとも言う。
その中で一年ちょいでぐぐっと株高してPERでは過去から見ても最高水準の評価ですね。これをどう考えるか。
理由はあるのでしょうか?2018年8月あたりの決算説明みると・・順調だってことはわかりますが確変的なことは。2019年8月見ても「子会社売ってることを踏まえて大枠順調以上ですが確変的なものは。
海外進出が順調とか、営業利益率35%への回帰、営業利益2桁成長の確保と数値目標あたりも大きな株高の理由としては弱そうで正直あまり明確な根拠がなさそうで、ここ数年で上がったバリュエーションは明確な背景根拠はなしと断じていいのではないか。
1Qで減収減益です。修正はないですし保守的なことが多いですが印象自体は良くないですね。株高してますが。
財務
ケチがつけられない好財務。総資産の400億円に対し160億くらいが現金。有形固定が100億程度で直近予想純利益が50億とかで固定資産ROEが50%とかでそんなでるわけないのでまあなんらかの帳簿外資産が利益を増やしているとはみなせるというかまあ数字的はいろいろ堀持ち。
CF
見るまでもなく当たり前のように営業CFが出て投資してFCF出る感じですね。ここ2年のFCFは主に投資有価証券の売却及び償還による収入で水増しされてるので今後はもうちょっと下になりそうです。お金は積んでるのでそのうち還元とか投資とかでなんかしてくるはありそうです。
あと営業CFマージンなども堀持ちっぽい推移してます。
日足週足月足の値動き判断
日足であげ
週足であげ
月足であげ
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、文句のない上昇トレンド、この順調な推移に乗るという発想はありましょう。ただ順調なゆえに底が遠くなりますね。18年12月の1290は半分以下ですしとなると現実的なのは2463とか2776、2903あたりか。2903近いと長期上昇を描く場合にも切れやすいのでその辺りも踏まえて考えたいですね。
ファンダ的には、明らかに傑出した企業。数字的には堀持ちでおそらく消費者独占企業。安定だけど高成長と言うよりは安定成長かな。
凄まじくいい会社であるけど・・・・ここ1年ちょいでPER倍にまでなる根拠はないと断じるべきか。絶対的にも極めて高い水準だしまたマニーとしても過去類を見ない高評価水準。普通に高いですね。
逆に安ければ。どこからがやすいとするのも難しいところですが過去ならPER20近辺とかが下限になってそうなところが多いですね。15くらいは切ったこともあるようですが。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=7730
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=7730
IRBANK:https://irbank.net/7730
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
年初から減ってますが絶対額だと引きますが、%だとそうでもないという。そのとき絶対額に振り回されるのを良くないよねとか思います。
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記事補足してます。