投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
ビジネス・ワンホールディングス
(福証QB/不動産)
株価
410円(人々は階段をゆっくり登り続けている。）
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。だいたい成長企業（http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2016/01/17/000000）を市場統計推移記録表にかけPBRで2016年2月12日より低い水準にあるものからチョイスして比較します。長期に価値をあげてるけど割安と言えるものを拾う意図。ビジネス・ワンホールディングス。パッケージソフトから出発、不動産事業が主力に。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2019年11月20日に取得。
業績
ソフト会社から不動産に転身というなかなか珍しい経歴の会社。ソフトは赤字続きだったんだけど2009年位に不動産とファイナンスを取り込みホールディングス化、その後は順調としか言いようのない推移ですね。
その後も事業カテゴリは増えてて、直近で不動産、マンション管理、賃貸、旅館、ソフト販売、ファイナンスといろいろしていますね。不動産とマンション管理の規模が大きいです。稼ぎは不動産と賃貸が柱ですが祖業ソフトも順調そうです。
以下の様な感じです。マンション管理は赤字ですね。
調子良さそうですが2Qで売上前年並み利益で減益。これをどう考えるですかね。修正などないです。減益理由はだいたい不動産。
財務
業績の伸びてるのあって資産ガンガン伸びてますね。
一方自己資本比率も低く財務は悪いというか借り入れもどんどん増やしているタイプ。いやまあ不動産ですしね。
流動資産、固定資産同程度ですね。固定資産では土地建物を増やしてますし流動資産はだいたい転売用不動産が増えてます。2Qでは転売用不動産減ってますね。買取再販事業が計画通りに進捗とか言ってたのでそういうことでしょう。あと地味に営業貸付金増えてます。ファイナンス事業が順調そうですね。
CF
営業CFをあまり出さないタイプと言うか不動産で吸い取られてそうですね。 見ると棚卸資産増でマイナスとなってる感じでこれの影響を除くと営業CFは普通に出てそうです。つまり不動産以外で普通に儲けてる。
で、在庫不動産取得の他にさらに設備投資というかだいたい賃貸不動産取得でしょう。これもガンガンなのでFCFは常にマイナスになってるくらいですね。だいたい借り入れで社債にも頼ってそうです。
お金全然ないというかあるなら不動産買いたいということでしょう。全然還元はやる気ないようです。
日足週足月足の値動き判断
日足でよくわからないなにか
週足でさげ
月足であげ感
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、福証で出来高少ないやつだね。出来ない日も多そうです。その中で長期に上昇、中期に下落みたいな趨勢。中期はなかなか下げ止まり感もあるので長期上昇継続みたいな狙いはできると思う。底は384に見ておくと良いと思う。
ファンダ的には、会社全体としては大枠で明らかに好調。マンション管理が足を引っ張っているともみなせるけどこれも収益性の改善も見られます。ほかもちゃんと利益を出しており全体としてはやっぱり好調。
ただ同時に事業がいろいろあってよくわからなく、不動産も入り不景気には弱そうで財務も悪く、かつ出来高も少なく福証とか評価を押し下げる大三元かそれ以上な感じで評価は底辺といえそうです。
とはいえわりと安定する賃貸などの比率も高く、祖業のソフトも稼いでいてマンションや旅館も軌道に乗りかけているようにも思えこのPBR0.7のPER4程度は流石に評価過小に思えます。とはいえするする評価改善するともなかなか思えないですけど。
またやっぱり不動産販売もあるので不動産市況の悪化が来るとこれでも平気ではないと思います。会社が潰れるまではないと思いますが株価は大丈夫じゃないでしょう。時価総額10億切って上場廃止くらい・・・福証は5億みたいだね・・は、さすがに可能性低いか。ありえないと言えないのが厳しいところでもあるけど。
と、やっぱりハイリスクな面はあろうと思います。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=4827
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=4827
IRBANK:https://irbank.net/4827
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
気づけばもう11月も終わりで12月の足音というかそろそろ2019年も終わりです。
ときがすぎるのは速いなどというと若くない感じですがもうおじさんなので仕方ない。
そんなわけで師走も2019年も頑張りましょう（なにを？
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記事補足してます。
