大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(3079)ディーブイエックス/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年7月19日取得。

比較銘柄

ディーブイエックスとその他

株価

799円(人々は、丘をゆっくり進んでくるも穴に落ちてハマりつつある。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 3079 7575 9265 6960
企業名 ディーブイエックス 日本ライフライン

ヤマシタヘルスケア

ホールディングス

フクダ電子
市場 東証一部 東証一部 東証一部 JQS
業種 卸売 卸売 卸売 電気機器
時価総額(億) 90.1 1631.5 31.2 1449.5
株価 799 1910 1220 7400
決算期 2020/03予 2020/03予 2020/05予 2020/03予
予想売上(億) 429.5 540.6 625.8 1,310.0
予想営業利益(億) 8.7 104.7 4.0 127.0
営業利益率 2.03% 19.36% 0.63% 9.69%
予想純利益(億) 5.8 77.5 2.7 92.0
EPS成長率(年複利/期間) 8.9%/13年 23.3%/13年 10.2%/2年 8.1%/13年
BPS成長率(年複利/期間) 17.8%/12年 10.5%/12年 1.6%/1年 4%/12年
PER 14.92 19.83 11.66 12.24
PBR 1.16 3.3 0.49 0.94
ROE 7.8% 16.6% 4.2% 7.7%
ROA 3.1% 11.4% 1.3% 5.7%
配当利回り 3 1.52 2.62 2.36
配当性向 44.8% 30.1% 30.6% 28.9%
総資産(億) 186.4 677.8 203.2 1609.4
自己資本(億) 74.6 464.8 63.7 1191.8
自己資本比率(%) 40.00 68.60 31.40 74.10
一言感想 増収減益 増収足踏み まだ何も。 びあげ

 今週は比較。監視リスト見て安いかな?というものを拾ってROIC変則3年平均(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)にかけ15%以上のものからチョイスして分析します。効率的でありながら安くなっているものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。ディーブイエックス。医療機器系卸。比較に同業っぽい。ゲストに医療機器のメーカーからフクダ。

ディーブイエックス

業績

 長期に増収増益を続けてきた優良企業だったのですが。

増収のほうはまだ続いてますね。しかしながら利益のほうが成長鈍化したかな?から2018年に減益に。そこから2019年、計画では2020も増収減益が続く感じ。

2018年に不整脈事業に対しては規模が小さい虚血事業において国内総代理店として取り扱っていた自動造影剤注入装置の取り扱い終了により売上が減少でセグメント利益が大きく落ちてますね。

2019年は各セグメントは微妙に増益ですが全体の営業利益は前年割れですね。見ると売上総利益は上がってますが販管費がかかる形で減益ですね。管理部門とかですかね?ちょっとわかりません。

今期は扱う医療機器では厳しい値下げが見込まれるとのことで、主力事業を成長させ穴埋めするとしますが結構な減益計画です。

見た感じ減益は一時的な要因とも言えなさそうで長引くかもです。幸い各事業は衰退とう感じでもなく赤字でもなく増収基調なのでいつかはという見方はできなくもないですが。

 

財務

 地味に資産増を続けているタイプ。自己資本比率も長期には改善ですね。借り入れらしい借り入れもなく財務は健全の部類。負債も大半買掛金だよ。

CF

 営業CFはたくさんはいるわけでもないけどプラスで安定。投資もさして要らないのでFCFもだいたい毎年出てますね。現金も積み上がっていてこのあたりは減益くらいでは会社はびくともしない感はあります。株価は知らない。

同時に営業CFマージンなどは低い水準で言うほど強い価格競争力はないでしょう。実際に商品価格値下げで減益しつつあります。配当は今くらいの利益水準なら余裕かなと。というか自社株買い入ってますね。とはいえ減配しないと言ってません。

日本ライフライン

業績

 長期に赤字にも成長もないけど赤字にもならず地味にBPS増やしてるくらいの推移でしたが2015年くらいから化けたみたいな会社。

この時期くらいに商材を転売する商社だけではなく自社製品を製造するメーカー機能も有するとの方向性を出し自社商品を出し始めたくらいですね。その路線は大当たりで増収もありますがそれよりは大きく利益を伸ばして今に至ります。利益率はだいたい5%前後から20%以上も出るまでに。このあたりに卸とメーカーとの差が出てますね。

なんですが2019年に減益を見せた感じです。「自社製品の売上構成比は前期と概ね同水準であったものの、自社製品の中でも収益性の高い製品の伸長により、単体ベースにおける売上総利益率は改善いたしました。しかしながら、連結ベースにおきましては、子会社合併に伴う未実現利益の調整として、前期に計上した11億7千万円の売上総利益のプラス効果が当期には生じないことから、売上総利益率は前期に比べ1.7ポイント低下」と本業自体は堅調も会計タイミング?の影響で数字としては下となった感じですかね。

今期計画は増収も利益は横ばい程度ですね。計画は保守よりとなりそうです。

 

財務

 2018年に総資産純資産加速してますね。いろんなものが増えてます。有価証券とか貸付金がめっぽう増えたようです。2018年に新株予約権行使も絡んで100億円以上の収入があったようで営業CFもありそれをいろいろ使ったようです。

CF

 2016年までだいたい営業CF出てるけど投資などしたらFCF残らないみたいな推移でしたが2017年に見事に営業CFが跳ねて以後安定を見せてます。上の新株予約権行使なども絡み一気にお金が入ってきてましたがかなり投資も強化でFCFはマイナスですね。なんか海外にも出るらしくそのあたりの準備もあるんですかね。設備投資自体は変わらない感じですね。

 

ヤマシタヘルスケアホールディングス

業績

 上場したばっかりで何もわからん・・・といいつつ前身は(3022)山下医科器械。それが持株会社に装いを新たにして再上場みたいです。

業績は長期に増収で利益はリーマン前にピークがあり、そこから落ち込みまた回復したと思ったらまた落ちてきたみたいな循環気味。

とはいえ営業赤字なしでBPSはまあ伸びてるかなあってかんじですね。純赤字はときどき。

色んな意味で専門商社って感じ。

 

財務

 あんまり借り入れ金もなく。卸としては財務はいいほうなのではないか。というより3022時代からあまり変化がなく横ばいって感じですね。良くも悪くも停滞。

CF

 営業CFでたりでなかったり。設備投資は控えめ。まあ長期にはFCF出てるかなくらい。商社って感じ。

評価

ディーブイエックス

 優良成長企業だったのが、増収も増益に陰りというか減益。これくらいで堪えてまた増益に持っていけるか?が大枠の焦点。

一方財務やCFに余裕もあり増配しつつ自社株買いするなどの施策も。普通に黒字が出ているというところもあります。

株価はそれなりに下がりPBR1.16ほどは成長のない卸とみなせば高めかと。ちょっとむずかしい局面かもね。増収とかしてるので見捨てるほどではないとは思うけど・・

 

日本ライフライン

商社から高付加価値メーカーへの転身は大成功。目元利益足踏みもあるも理由があったり、たくさん入ってきてるお金で拡張なども進めており投資も盛んでもう成長しないと見るのも悲観的か。ただこれまでのような爆発的な増益というよりは安定成長期に入ってきそうなところはあります。その中で株価も落ちてPER20切るくらいは、高いわけでもないなあくらい。今後の成長率がどの程度になるかはちょっと今の所見え難いのでこの辺が低成長になると今の評価は過剰かもしれないとかも思うところでいろいろ迷いますね。

 

ヤマシタヘルスケアホールディングス

看板変えたけど中身はあまり変わってないかな。そのうえで薄利で地味ながらも長期には稼ぎ続ける凡庸な専門商社。安ければ。

PBR0.7程度はこの手の商社としては安くは見えないですね。

 

フクダ電子

 長期に地味に成長。さすがに環境に影響を受けそうで利益が伸びない時期というのはあるけど、気づいたら安定的に利益を稼ぎつつ利益も伸びてる?みたいな会社。赤字は見えたらないしBPSなら右肩だし地味もかなり優良企業に見えます。

財務もクソ健全の部類で投資もしながらFCF大体毎年出てるね?って感じで、長期に減配もないですね。地味だけど高くも買わなきゃ長期に投資に貢献しそうな感じ。

今は・・言うほど高くないように見えるね。けど歴史的にはもっと下にも置かれてたときもある模様。

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でもみあいからさげ
月足であげが崩れた感。
確認。

売買判断

テクニカル的には、 長期の上昇から崩れた感。この崩れが長期下落の始まりか、持ち直してまた上昇に向かうのか?みたいなところ。いまなら785を底にみるしかないのではなかろうか。
ファンダ的には、利益に陰りと言うか踊り場素直にすぐ回復するというのは楽観的か。ただ財務やCFに余裕もないわけでもなく会社大枠としては普通に堅調の部類。増収もあるのであるいは。利益が伸びないならちょっとお高めかもしれないPBR1.2ほど。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

決算といえどあまり特になし。

それも日常だし特にいちきゅーで踊ったり落ち込んだりするの無駄だと思うし。

 

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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