投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年5月29日取得。
比較銘柄
日本特殊陶業とその他
株価
1899円(人々は、険しい山々を苦しみながらも進んでいる。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 5334 | 7264 | 5607 | 4619 |
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企業名 | 日本特殊陶業 |
ムロ コーポレーション |
中央可鍛工業 | 日本特殊塗料 |
市場 | 東証一部 | JQS | 名証二部 | 東証一部 |
業種 | ガラス土石 | 輸送用機器 | 鉄鋼 | 化学 |
時価総額(億) | 3967.2 | 92.3 | 67.9 | 275.1 |
株価 | 1899 | 1410 | 424 | 1165 |
決算期 | 2020/03予 | 2020/03予 | 2020/03予 | 2020/03予 |
予想売上(億) | 4,716.0 | 229.1 | 331.0 | 617.0 |
予想営業利益(億) | 642.0 | 21.3 | 6.6 | 28.0 |
営業利益率 | 13.61% | 9.29% | 1.99% | 4.54% |
予想純利益(億) | 488.0 | 16.0 | 15.0 | 30.0 |
EPS成長率(年複利/期間) | 2.8%/13年 | 8.4%/13年 | 7.2%/13年 | 9.1%/13年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 2.7%/12年 | 7.3%/12年 | 2.6%/12年 | 6.3%/12年 |
PER | 8.10 | 5.47 | 4.30 | 8.55 |
PBR | 0.99 | 0.52 | 0.35 | 0.64 |
ROE | 12.2% | 9.5% | 8.1% | 7.5% |
ROA | 7.8% | 6.7% | 4.1% | 4.1% |
配当利回り | 3.69 | 3.12 | 2.83 | 3.43 |
配当性向 | 29.9% | 17.1% | 12.2% | 29.3% |
総資産(億) | 6289.7 | 237.1 | 362.6 | 735.7 |
自己資本(億) | 3992.5 | 166.3 | 185.8 | 402.5 |
自己資本比率(%) | 63.50 | 70.10 | 51.20 | 54.70 |
一言感想 | 増収停滞 | 増収停滞 | 増収停滞 | 増収微減益 |
今週は比較。ROIC変則3年平均(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)上位920位を市場統計推移記録表にかけ2016/2/12比較でPER低くROE高くEPS伸びているものからチョイスして比較します。質が良いのに質が良くなったのに2016年2月より安くなったと言えるものを拾う意図。該当172銘柄。比較の会社と数字は上記の通り。日本特殊陶業。自動車センサーなど。比較に同業っぽい。ゲストに日本特殊仲間の塗料。
日本特殊陶業
業績
プラグなど自動車部品。シクリカルですね。リーマンなどで減収で赤字まで。環境悪化には注意。多くのシクリカルと同様にリーマン前にピークがありそこから落ち込み2014年くらいから好調。で近年は過去のピークを越えました。利益が跳ねた2014年「販売が堅調に推移し、為替相場では円安が進み、売上高の増加に寄与」見るに売上規模と為替が結構影響しそうですね。で、直近減益です。販管費が多くなってるようですね。一時的と考えてるようで計画は利益は回復としてます。景気減速は懸念ですが今の所売上も伸びてるとなりますしあまり警戒するのもしすぎになるかもです。
一方、利益率も高くROEも悪い水準でもなくシクリカルなことにでもならないならわりと安心して見てられそうです。
財務
リーマン以降順調と言えそう。財務自体もかなり良好です。も、総資産よりは純資産がすくなめな伸びで自己資本比率は落ちる傾向も。機械装置及び運搬具がよく伸びてるようです。生産設備の増強が進んでるということですね。2016年辺りから借り入れも。借り入れして生産を強化している感は。
CF
赤字のときも含め営業CFは安定。ただ設備投資はかかりますね。とはいえFCFがだいたい出る水準となりそう。で、買収を散発してますね。特に近年は盛んです。このあたりがリーマン前のピークも越えてる理由かもです。増配も熱心ですね。全然悪くないです。
ムロコーポレーション
業績
シクリカル。これもリーマンでやられその後にリーマン前のピークを越えてる感じで大枠成長。成長速度自体はそんなに早くもないです。リーマンも赤字も小さく抑えてますし利益率などもかなり安定してますのでシクリカルの中では安定感ありますね。BPSならだいたい右肩ですね。
財務
資産右肩。自己資本比率も改善で借り入れもだいたい返してしまって財務は完全に健全まで来てそうですね。
CF
CFは安定。とはいえ設備投資はかかるのでFCFはそこそこ圧縮されます。も、長期には普通にプラスですね。増配続いてますが余裕はありそうですね。減益するとたぶん減りそうですが。
中央可鍛工業
業績
これも主に自動車向け。シクリカルだね。上の2つに比べずいぶん利益率やROEなど低く冴えない感じはします。とはいえ長く売上も伸ばしていて成長風味はありますね。利益は伸びている感じはしないけど。トヨタ向けが主みたいなのでトヨタにいじめられているのかも。
財務
総資産伸びて純資産伸びない形で自己資本比率悪化。見ると借り入れ増やしてますね。
建物とか機械とかリース資産等が増えてますね。お金借りて投資してそうです。物によっては業績改善もあるかもで興味あるなら内容調べても良いかもね。ここではやりません。あと時価総額の割にはお金持ちです。
CF
営業CFはでてますね。ここは安定味。も、投資はかかり相当が吸収されてますね。長期にはFCFはプラスにはなりそうです。で、直近大きく投資してますね。売上などは投資しながら伸びてますし規模拡大はわりと期待できるかもです。儲かるかはわかりません。やる気のない還元方針ですが過去を通じて減配なしとなりそうです。
評価
大枠シクリカルだし、シクリカルは怖いのですがCFは安定しているし超長期ではそれもあまり怖くはないかも。利益率なども悪くなくCFで買収も使い成長しているとも見れるところでPBR1の 配当利回り3.6%程度は結構いい水準かもしれない。だからシクリカルは注意だよ。
ムロコーポレーション
シクリカルではある。もちろんそうなれば無傷ではいられないだろうけど、かなり安定だしかなり優良企業に見えます。で、それがPBR0.5ほど。これ安いんじゃないかな。安いように見えます。シクリカルだけどさ。
中央可鍛工業
いろいろ冴えないし儲かってるとも言い難いですが意外にCFなどは問題なく、またわりとお金持ちです。借り入れ増やしたのでお金持ちじゃなくなったかもだけど。PBR0.38はバリュー方面に結構適正あるかも。あとは赤字になっても減配してないなど配当銘柄にめっぽう適正があるかもです。
日本特殊塗料
リーマンに赤字してるシクリカル。もそれ以後まあ成長か。売上を伸ばしてきてますね。ただ近年利益は足踏み感あるのでそこをどう考えるか。そこそこの財務です。借り入れもありますがほどほどくらい。自己資本比率は横ばいなのでレバレッジを意識してるかもしれない。営業CFは安定的ですね。FCFも出しながら設備投資強化感もあります。還元強化もしで総合的には順調としか。PBR見ると状態の割には安い気がします。業績落ちればそうは言ってられない感じになりそうですが。判断難しいですね。
日足週足月足の値動き判断
日足でさげ
週足でもみ合い感
月足で三角持ち合いっぽい
確認。
売買判断
テクニカル的には、 長期には3900を頂点に三角持ち合いに入った感も。3405ピークで落ちてますので1391を見ながらどこかで逆張りあるいは反転をみてから入り三角内でも三角後の上放れを狙うもありかもしれない。よって底は1391あたりで。
ファンダ的には、シクリカルは注意も企業状態自体はなかなか優秀。評価も安めに思えて選択としては悪くはないように思えます。だからシクリカルは注意だって。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
さすがに市況が下落気味の中、自分も無事でいられるはずもなく。
その分保有企業は安くなったはそうですが、企業劣化が来るならもちろん下もありそう。とまあそんな感じです。
どうするか?リスクは取ると決めました。
あとは企業劣化がないようお祈りするくらいです。
なので祈祷の準備でもしようと思います。(実際するとは言ってない)
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記事補足してます。
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