大河の一滴

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(3445)RSTechnologies/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年3月22日取得。

比較銘柄

RSTechnologiesとその他

株価

3035円(人々は、頑張って崖を登るも足を滑らし奈落の底に落ちている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 3445 8155 4238 4664
企業名 RSTechnologies 三益半導体工業 ミライアル アール・エス・シー
市場 東証一部 東証一部 東証一部 JQS
業種 金属製品 金属製品 化学 サービス
時価総額(億) 388.7 544.2 111.4 28.8
株価 3035 1533 1101 978
決算期 2019/12予 2019/05予 2019/01 2019/03予
予想売上(億) 286.9 900.0 100.1 58.5
予想営業利益(億) 59.7 54.5 14.9 1.3
営業利益率 20.81% 6.06% 14.84% 2.22%
予想純利益(億) 36.2 37.0 12.6 1.0
EPS成長率(年複利/期間) 84.8%/7年 2.6%/12年 -8.1%/11年 0.3%/12年
BPS成長率(年複利/期間) 129.1%/6年 1.5%/11年 1.7%/10年 -0.3%/11年
PER 10.73 13.31 7.89 29.29
PBR 2.14 0.83 0.56 2.02
ROE 19.9% 6.2% 7.1% 6.9%
ROA 9.9% 4.0% 5.5% 3.1%
配当利回り 0.33 1.96 - 0.51
配当性向 3.5% 26.0% #VALUE! 15.0%
総資産(億) 367.2 922.0 226.1 31.4
自己資本(億) 181.6 578.7 178.2 13.4
自己資本比率(%) 49.50 62.80 78.80 42.70
一言感想 あげあげ あげあ 最近調子良いけど 停滞

 今週は比較。変則ROE加速企業(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2016/10/01/210000)で3年平均ROEが10%以上かつROE加速150%以上のものからチョイスして比較。端的には元々効率良かったけどさらにその効率が加速してきてる企業を拾う意図。対象連結単独合わせて60銘柄。比較の会社と数字は上記の通り。RSTechnologies。半導体のウエハの再生加工。比較に半導体関連。ゲストに名前が似てて警備業してるRSC。

RST。2017年に業績が跳ねた形。売上なら倍以上。「半導体製造用プライムウェーハの需給逼迫によるプライムシリコンウェーハの価格上昇の影響を受けて、再生市場においても顧客の需要は拡大しモニタウェーハ及び再生ウェーハの価格が上がるなど、事業環境は好調に推移」だそうです。で、中国の会社を連結化に入れてますね。これで売上利益が立ってるようです。これが大きいですがその他既存の事業も順調な部類ですね。最新計画ではそれらは伸びるとするものが出てます。その中で各種景気減退懸念からかなりの株安に出たというのが去年ということなのでしょう。財務及びCF。買収もからみ大きく資産増。買収から見つつ自己資本比率も増加で手持ち現金も大きく増やしてますね。これは株式発行が主みたいですが買収先の中国企業もお金もってたみたいでこれでもプラスになってます。連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入とかあったのでちょっと混乱しましたが、買収したとき相手が持ってたお金は投資CFで吸収のようですね。で、大きく増えたお金はどうするかというと買収したその会社に大きく設備投資に向けるようです。世界シェアだと中国が弱いようでここを大きく伸ばすため施策っぽいですね。これをこなすと中国での生産能力が3倍とかなるようですね。

 三益半導体工業。シクリカルではありそうです。リーマン前に利益のピークがあり、2009年で利益は半分以下。シクリカルな半導体なので当たり前なのではありますが、影響はそこまでで赤字は見たところなくBPSなら右肩かなあ?ってところです。リーマン後は売上ならピークを越えてますね。利益は利益率が落ちる形で以前の水準までには至らず。足元とても好調で2Q終えて前年比売上40%。営業利益25%増ですね。財務。純資産横ばいで総資産が伸びる形で自己資本比率低下。みると買掛金、未払金が増えてますね。売掛も増えてますね。これはお仕事増えてますねって感じですかね。貸し倒れは怖くなりますが、お仕事増えることを怖がる投資家というのも。本気で景気後退なら倒産まつりで致命傷はもしかしたら。その他借入金などもなく財務自体はあまり問題ない部類。CF。営業CFは堅調。で、前期大きく設備投資してますね。早速今期に好影響とは見れます。増配にはあまり熱心でない模様。利益は伸びているのでどんどこ配当性向が減ってます。悪いように言ってますがリーマン字も減配してないところは高ポイント。CF推移手持ち現金からも配当維持は堅い様にみえます。ちょっと増配くらいもありそうです。

ミライアル 。リーマン前にピークがあり、リーマンで順当に利益は減らしてたり売上利益も安定しないシクリカルということになりそうですが、みたところ赤字はないですね。無理しないリスクは取らないみたいな方針なのでしょうか。足元通期決算出てかなりの成長となってます。目元好調ですが今後はどうか?会社も2Qは控えめな計画で通期は予想なんてできねーよwみたいな感じで「合理的な予想を行うことが困難である」として出してないですね。財務。財務カチコチの自己資本比率は80%ほど。借入金はあれど手持ち現金で余裕で一掃できる付き合いかな?という借入金。というわけでリスクはとってないですね。CF。営業CFでマイナスなし。設備投資は必要なだけって感じで長期にはFCFは普通に。現金はあまり増やしてないですね。みると配当も利益連動ですね。無理せずリスクも取らず儲けて儲かった分だけ配当しますよって方針のようです。

評価。RST。中国企業を取り込み大きく業績が伸びた感じ。その中国に設備投資もする気満々で伸びるならこれから感もあります。その中で景気懸念で大きく株価も売られた形。この中国投資がうまくいくなら妙味はあるということになりそうですが、景気後退が起きるのなら大きく投資して赤字になりましたなどになると大惨事にもなり得る状態と言えます。ハイリスク・ハイリターンですね。景気後退はない、あるいは起きても影響は少ないだろうという根拠が用意できるなら会社と一緒にリスクをとるのはアリな選択なのかもしれないね。

三益半導体工業。投資をこなし順調。シクリカルはそうも今まで赤字も出さない安定性もありと。また好調が続きまだ成長ならなかなか妙味もありそうな水準にも落ちてきてるような。増配には渋めも減益時にも減配はしないと安定配当方針。シクリカルは怖めも配当利回りがOKなら配当狙いの適性はありそう。

 ミライアル。なるようになる感じで無理せず儲けて儲かっただけ還元しますよ的な。利益連動なので今の配当利回りを信じるのもどうか。すごく安ければ。PBR0.56はやすいかもしれないしもう一声と言っておいた方がいいかもしれないしってくらいかな。とりあえずあまり未来あるって感じはしないですが値段次第では。

 アール・エス・シー 。警備業ですがthe停滞というような。それもあまり余裕なさそうな停滞ですね。今をこらえてると言うか。薄利です。時々大きな赤字。で長期にBPSは減ってないかなと言う感じ。その中で総資産減ってますね。リストラを地味に進めているのかも。借入金などは減ってます。営業CFも赤字などもあり警備業ということを踏まえるとやはりいっぱいいっぱいな気が。それがPBR2ほどというとちょっと触りたくないですね。個人的にはPBR0.3でいいんじゃないかな?って気がするところ。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげてさげ
月足で噴火して鎮火
確認。

売買判断

テクニカル的には、 2016年から噴火に近い上昇。2018年3月まで10倍近く言ってますね。その後一気に2310円まで。奈落に落ちた感。そこからかなり反動ですが。ここで長期上昇で戻ると見るものどうでしょうね。ただ行き過ぎたのが訂正され本来のポテンシャルで伸びていくなどと見るならやはり底2310は見れるかもしれません。

ファンダ的には、景気後退懸念もある中、勢いにのり大型投資に踏み込みつつある状況。株価も下がってるのでうまく行けば妙味になりそう。も、最悪だとマジで最悪にもなりかねないとは考えられます。ハイリスク・ハイリターン。方針次第では。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

市場はあれ気味ですね。疑心暗鬼ということなんでしょう。

ちなみ統計取ってる市場利益総和は今年に入って減少傾向ですが、ピークからは5%減ってところです。

 そのピークは史上最高と言えるピークとなりそうなので総体としてはまだまだ史上最高益に準ずる水準。

減ってるので油断はできないと思うけど。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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