大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

(4816)東映アニメーション/日記(比)

スポンサーリンク
f:id:kamomenotoushi:20180623013045j:plain

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2019年3月7日取得。

比較銘柄

東映アニメーションとその他

株価

4595円(人々は、未来を信じて進み続けている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 4816 3711 7612 9413
企業名

東映

アニメーション

創通 Nuts

テレビ東京

ホールディングス

市場 JQS JQS JQS 東証一部
業種 情報通信 情報通信 卸売 情報通信
時価総額(億) 1929.9 300.8 101.5 723.8
株価 4595 2005 136 2515
決算期 2019/03予 2019/08予 2019/03予 2019/03予
予想売上(億) 535.0 157.0 15.7 1,504.0
予想営業利益(億) 150.0 25.4 0.8 60.2
営業利益率 28.04% 16.18% 5.35% 4.00%
予想純利益(億) 102.0 17.6 0.1 38.2
EPS成長率(年複利/期間) 8.9%/12年 4.8%/12年 -19%/12年 4.5%/8年
BPS成長率(年複利/期間) 6.8%/11年 6.2%/11年 -5.4%/11年 4.5%/7年
PER 18.44 16.69 850.00 18.62
PBR 2.89 1.36 8.61 0.86
ROE 15.7% 8.1% 1.0% 4.6%
ROA 13.4% 6.6% 0.5% 3.1%
配当利回り 1.35 1.8 0 1.59
配当性向 24.9% 30.0% 0.0% 29.6%
総資産(億) 760.2 267.3 22.9 1235.4
自己資本(億) 580.3 213.2 11.2 813.9
自己資本比率(%) 76.30 79.80 49.00 65.90
一言感想 あげあ 衰退か停滞 低迷 停滞

 今週は比較。最近気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。東映アニメーション。映像制作及び版権。比較に同業っぽい。ゲストにテレ東。

東映アニメ。アニメ制作と版権というとヒットが出るかどうかに依存し浮き沈み激しそうなイメージを持ってしまいそうと言うか自分もそれを感じてましたが長く業績は安定的で成長風味。利益は足踏みが続くし売上も前年割れを挟むのだけど、長くは売上を伸ばし利益も大枠では成長。そして赤字もなくBPSなら右肩という感じになります。2001年からの複利を取ると売上6.7%営業利益8.2%EPS9.1%BPS8.7%と長くは普通に成長企業・・ではあるけど近年は特にドラゴンボール系のヒットが出てそうでちょっと下駄を履いてるかもしれなさそうなところは留意。とはいえ長期には成長傾向。おそらく版権買ってるのでしょう。たぶん。あと制作というより遥かに版権で稼いでいます。売上もですがそれ以上に利益が半分くらいでとんでもない優良事業です。で、3Qでヒットもあって絶好調です。財務。財務は盤石な部類で借入金などもなし・・・なのですが自己資本比率が落ちてますね。みると固定資産特に建物及び構築物が大きく増えてますね。どうやら以下のようです。

東映アニメーション、新大泉スタジオをオープン 最新鋭の製作現場で業務開始 | アニメーションビジネス・ジャーナル

勢いに乗り映像製作所も新しくしてもっとやる気みたいなところがありそうです。CF。営業CFは安定的で近年は特に拡大が見られます。基本的にはそんなに設備投資は必要なさそうで上のものも営業CFの一部を使いましたという感じでFCFは普通以上に出てますし他のFCFマイナスって年も定期預金して有価証券買いましたみたいな感じで普通にやってるとお金が積み上がるタイプ。で、営業CFマージンがかなり高いレベルですね。消費者独占性ありそうです。また現在の還元は余裕です。ただヒットが一息で減益するとするとその後退具合によっては今の還元水準維持は難しいかも。みたいなところがありますが基本的には優秀点多いかなりな優良企業に見えます。あと版権買ってるかはちょっとわかりませんでした。

創通。だいたいガンダム。これも長期に安定で2015年あたりまで好調でしたがヒットが落ち着いて売上利益がここ数年落ちてきてます。とはいえ利益率高く業績自体は底堅くBPSなら右肩。しばらくおとなしくなりそうな気もする推移ですがさてはて。財務。盤石感ある。借入金もなく。CF。営業CFはド安定で設備投資も殆どいらなくだいたいFCFでお金積み上がってます。配当なら今の水準は超余裕です。ただ利益なりの配当政策みたいで減配してきてますね。総じてあまり株主のことはあまり重視してない感はする会社です。

Nuts。パチンコ・パチスロ向け版権仲介、遊技機のゲームセンターへの転用事業など展開・・・だそうですが・・うん。終わってるというのが率直な感想ですね。赤字連発と言うか売上より赤字幅のほうが大きいのが続いてますし直近3Qで売上9千万に対し営業赤字7億円とちょっと手の施しようがない感じに。まあ債務超過ではないというか、増資で凌いだようでまた社債も発行したようでお金自体も持っていて自己資本比率あたりはそんなに悪くもなくなんかバイオ創薬みたいなことになってますね。問題は待っていても版権仲介が開発されて大化けはないだろうという部分ですが。

評価。東映アニメ。長期に成長そして相当な優良企業。版権強しみたいな。人気あるだけある。現在は絶好調。設備も更新し恩恵もあるのでは?とか思うところですが今はヒットに恵まれてそうでこれが一息つくと減益は有り得そうでそうなると今の評価は過剰になりそう。そのあたりに注意しながらなら。

創通。ガンダムは堅いビジネス感はしますが、今は落ち着き方向。成長するという感じでもないし還元も積極的にも見えなくとなると今のPERPBRは安くもないかな。まさかの還元大盤振る舞いとかガンダム大ヒット来るなら面白くなると思いますが。でももっと株価水準低いときに手を出してガンダムのヒット待つくらいがええような。

Nuts。まあスルーがいいのではないでしょうか。終わりゆくというか終わってる会社です。・・なんですが株価は吹いてたりします。石ころに値段を付けるゲームをしたいのならあるいは火遊びするのも悪いと思いますというかそのような会社でもチャンスがないわけじゃないということになりそうです。

テレ東。持株会社持株会社としては最近2010年の上場。その後は一応成長風味。財務も良さそうでCF投資をこなしながら増配もしつつ現金も積み上げてきてますね。状態はいいとなりそう。PBR0.8程度は以外に良い選択肢になるかもしれません。大化けすることはなかろうと思いますが。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足でもみ合いつつうわ抜け
月足であげ
確認。

売買判断

テクニカル的には、長期にあげ。中期に調整をこなしまたうわ抜けした感。 上昇トレンドに乗るという見込みで行くのはありとなりそう。ただ伸びてるがゆえに底定めが難しいところ。上抜け後の底値の4105あたりが妥当ですかね。
ファンダ的には、いい会社で絶好調。あとはヒットの調子見ながらむしろ不調なときに手を出したいタイプですね。とはいえヒットが続くなら今でも悪くなさそうなくらいいろいろ良く見えます。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

平常運転になった感。

たぶんこのまま3月の本決算までたいしてすることないんじゃないかという気分です。

 

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
 にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表