（2654）アスモ　日記（分）

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

アスモ

(東証二部/小売)

株価

382円(人々は、長い下り坂を転がり落ちている。）

業績財務と指標とそれに対する分析

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今日は分析。ROIC変則3年平均上位336位(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)及び3期現金抜きCF倍率上位720位（http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2019/01/27/210000）に双方入るものからチョイスして分析します。効率的に儲けていると言えるのにその儲けに対して事業価値をあまり見出されていないものを拾う意図。該当14銘柄。アスモ。なんかいろいろ。数字は上記の通り。業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2019年3月1日に取得。

なんかいろいろしてますね。食肉輸出入食品加工。介護向け給食。介護と老人ホームの運営、飲食店経営に投信と保険の販売。規模もそう大きくない中で多角化はなにをやりたいのか。とかは思ってしまいますが銘柄スカウターでセグメント見ると以下のようです。

2018/03 (12か月)	売上高		利益
2018/03 (12か月)	金額	構成比	金額	構成比	利益率
ｱｽﾓﾌｰﾄﾞｻｰﾋﾞｽ	7,754	38.4%	438	27.7%	5.65%
ｱｽﾓ介護ｻｰﾋﾞｽ	5,817	28.8%	721	45.5%	12.39%
ｱｽﾓﾄﾚｰﾃﾞｨﾝｸﾞ	3,166	15.7%	48	3.0%	1.52%
ASMO CATERING (HK)	2,236	11.1%	-21	-1.3%	-0.94%
その他	702	3.5%	49	3.1%	6.98%
ｱｽﾓ	515	2.6%	348	22.0%	67.57%
調整額	-771	－	-510	－	－
損益計算書計上額	19,419	－	1,072	－	－

フードサービスが給食で主力。次に介護。その次にトレーディングが食肉。ASMO CATERING が香港の飲食店。その他が保険でその下のアスモがグループの管理と不動産みたいです。と、これを見る限り足手まといと言えるのは香港のお店くらいとあと食肉が薄利くらいでしょうか。元々食肉と居酒屋が合併してたのですが2010年あたりまで非常に苦しんでいたようで食肉はあまり儲からないのでしょうね。かつ居酒屋は消えてるので給食・介護に転換してよかったとなりそうです。また様々な副業があるのも如何ともし難いところになんとか稼ごうといろいろ手を出したのが残ってるという感じでしょうか。ちょっと前はホテルもやって撤退してるようです。そんな感じで2011年以降はようやく安定し、主に給食と介護が頑張る形でゆるく成長が続いています。3Q終えて増収増益でいまのところ安定です。

財務。一度は債務超過までいくも立て直しに成功し借入金も駆逐した模様。お金も溜まって資産の半分現預金で40億。正味事業評価は17億ほどのようですね。

CF。2011年位から営業CF、FCFも安定です。FCFで三年平均6億くらいでCF3年で事業が買えるくらいの計算。あんまり投資も必要なさそうでまだまだお金溜まりそうですね。配当も復活ですね。今の水準はとても余裕となりそうです。

評価。いろいろやってて強みはどこだよ？とか言いたくなるようなアピールポイントに乏しそうも成長はどうかなあ感はあれど長くの苦境を脱し安定期に入ってる感は。状態は良くなり財務・事業状態からも今の評価も高いとも言えないくらいのところまで。じっくり評価改善を待てるならけっこういい選択肢な気がします。

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でさげ
月足であげてさげ
確認。

売買判断

テクニカル的には、 2014年までには吹いたということになるね。そこからずっと終わらない下落トレンド。高値からおよそ5分の一まで。この下落トレンドもいつかは終わると見て逆張りはあり得る選択。272を底に見るのは一応ありか。ここを切るなら逃げるしかないと思うけど。
ファンダ的には、のんびり待てるなら結構いいんじゃないかと。増配も飛んできて不思議ないし。