大河の一滴

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(9790)福井コンピュータホールディングス/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。各データは2018年6月22日取得。

比較銘柄

福井コンピュータホールディングスとその他

株価

1962円(人々は、山登りに満足して下山中とよくある景色。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 9790 6947 4640 7732
企業名

福井コンピュータ

ホールディングス

図研 アンドール トプコン
市場 東証一部 東証一部 JQS 東証一部
業種 情報通信 電気機器 情報通信 精密機器
時価総額(億) 451.3 446.0 30.7 1988.8
株価 1962 1917 592 1840
決算期 2019/03予 2019/03予 2019/03予 2019/03予
予想売上(億) 110.8 255.0 26.5 1,500.0
予想営業利益(億) 37.1 25.0 2.8 150.0
営業利益率 33.48% 9.80% 10.38% 10.00%
予想純利益(億) 24.3 18.0 2.0 70.0
EPS成長率(年複利/期間) #NUM! 4%/10年 44.1%/10年 #NUM!
BPS成長率(年複利/期間) 5.8%/9年 0.8%/9年 12.7%/9年 5.6%/9年
PER 16.69 24.76 15.32 27.87
PBR 4.63 1.48 1.66 2.99
ROE 27.7% 6.0% 10.8% 10.7%
ROA 17.8% 4.1% 7.9% 4.4%
配当利回り 1.78 1.25 0.51 1.3
配当性向 29.8% 31.0% 7.8% 36.3%
総資産(億) 136.7 436.5 25.2 1607.5
自己資本(億) 87.6 301.2 18.5 651.7
自己資本比率(%) 64.10 69.00 73.40 40.50
一言感想 あげも足踏み あげあ 停滞 あげ

 今週は比較。市場統計推移記録表で2017/4/21比較でROIC変則3年平均(http://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で上位444位からPERPBRを落としているものからチョイスして比較します。効率がいいのに安くなってるものを拾う意図。対象79銘柄。比較の会社と数字は上記の通り。福井コンピュータホールディングス。建築・測量土木CADで首位。比較に同業。ゲストに測量系のトプコン

福井コンピュータ。長く停滞気味だったし悪環境のときは赤字くらい出してましたが(大きくは出さない程度)リーマン後になにかを掴んだのか成長軌道に乗った感はあり売上は伸び、利益は大幅に改善。利益率などはなかなか見ない水準まで来ています。この傾向いつまで。財務。2011年位から右肩。で2018年に大きく総資産純資産を減らしてますね。自社株買いの疑い。自己資本比率は高くカチンコチン感あります。CF。伸びる営業CF。投資もほとんど必要なく営業CFはまるまるFCFに流れる感じです。で、2018年に大規模財務CF支出。やはり自社株買いに大盤振る舞いしたようです。と、ケチがつけられない状態と言えそうです。これらの変化にはどうやら国策のi-Construction(アイ・コンストラクション)があるそうでそこにうまく乗れてるみたいなところがありそうです。そこにマッチしたサービスが伸びているって感じですかね。

図研。長期に売上停滞。利益はリーマン前にピークがありリーマン後は赤字も出しその後も苦戦していた様もここにきて復調となりそうで利益は伸びてきてます。あとはROEが低めなのが引っかかりますね。財務。総資産純資産横ばい。財務はカチンコチン。ただBPS増えてないのは引っかかるところ。無駄な財産も多そうな気配。CF。営業CFは順調。利益が低調だと設備投資もありあまりFCFは出ない感じですかね。ここに来て営業CFが大きく伸びているのでこれが続くならお金まわりにも余裕が出てきそうなところはあります。いまのところあまりは預金に回っているようです。将来は半信半疑なのかもしれません。

アンドール。2002年頃には大低迷。もそこから立て直ってリーマン前後には赤字も出すもその他はのんびりマイペースに停滞しているという感じか。BPS伸びても良さそうだけどここは近年足踏み気味。財務。マイペースの間に自己資本比率はかなり改善。それが2015年位にとまってますね。ここらがもう十分と判断が入ったラインなのでしょう。で借入金はまだありそれは地道に返している感。CF。営業で堅調な推移。設備投資はあまり必要なさそうでだいたいFCFに回ってそうです。配当性向等還元水準が低いです。というわけで現金が積み上がってきてますね。あまり評価できません。も、還元などを考え出すなら面白い局面もでてくるかもはそうかもしれない。

評価。福井はむちゃくちゃ状態がいいと言えるそうではあります。できると思えば株主還元に大盤振る舞いもするという姿勢も見せていてこれもポイント高そうです。それがPER17程度でなかなか見れる水準になってきてるはそうかもしれない。ただこれは一度急騰して落ちてきたということで絶賛下落トレンド中なので安易に入ると一気に含み損が拡大なんてこともありそうではあるので注意しながらかなあ感。

図研。PER高く出てますがPBRはそれなりですしこれは低ROEが故とみるべきか。PBR的には良化を織り込んでそうな気もするしこの業種はこんなもんかもしれないしなんてラインにはちょっと思えます。現在の利益水準が続き会社が将来を信じられると溜まったお金も使うかもしれなくてそうなると面白い局面がくるかもね。いまのところ憶測とか希望以上にはならないと思うけど。

アンドール。PBRとか還元姿勢などみると魅力薄かなあ。まさかの大還元や積極投資が出てくるなら思っきり局面変わりそうだけど。でもいまのところその様子はなさそうだになりそう。

 トプコン。長期停滞になるのかな。リーマン以降は追い詰められ感もありシクリカルとなりそう。評価的には手が出しにくいよね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげてさげ
月足であげてさげ
確認。

売買判断

テクニカル的には、 昨日と同じく4210を打ってそこから調整と言うには深い下落。もう下落トレンド中と見るべきで反転する?のかいつ反転するのか?みたいな局面に思えます。あえて底を見るなら1707とか。ここを切るともう655かなあって感じ。あるいは反転して上昇しまた落ちるなら反転ポイントを底にみるとか。何れにせよいろんな時間軸で逆張りと認識したほうがいい感じには思えます。
ファンダ的には、下落中ではあるけど状態を踏まえるとどこかで反転は考えられるシナリオ。考えていいと思う。一方業績が停滞反転に向かうならもっと下はもちろんありえるしPBR的には壊滅まで有り得そうなのでそれに対する保険や対策とか根拠などを用意することにも留意してたほうがいいよねは思ったりします。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特にないかなあ。 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールの後継バージョンで作成しました。

株探データで銘柄比較表