物騒なタイトルですが、別に物騒ではありません。
あるところで耳にしたことです。
その話はトレードの利食いには目標達成型と環境破壊型があるとのこと。
そうなんだあと思いました。
それをまた取り込み自分の中で整理しまたアウトプットをしてみようというエントリー
パクリ?失敬な。
リスペクトであり、アレンジです。
物事には始まりと終りがあります。
自分の知る限り、始まりがあって終わりがなさそうに思えるものはないし、始まりあるものには終りがあると思ってます。(FPかもめの相場観以前の人生観もっといえば世界観です)
株式投資もその中の個々の取引もそうだろうと思っています。
(ついでに会社も市場も経済もいつか終わりが来るはずです。それに始まりがあるのなら)
その投資に始まりがあるなら終りがある。
その終わりを分類してみようと言うエントリー。
始まったくせに終わりをイメージできないなら、その投資はもしかして何かが足りないのかもしれません。
その個々の取引の終わりとはいかなるものがあるだろうか?
目標達成
条件破壊(環境破壊)
相対劣化
なんてことは思いつきました。
目標達成型投資の終わり
各取引には(投資全体にも)目標というか”狙い”を設定することはできそうです。
・株価がここに達したら
・指標がある数字に到達したら
・その企業の成長がある一定の規模まで到達したら
・その企業の配当性向が、配当利回りがこの数字になったら。
・日経平均(とか他の基準)がここに到達したら
端的には”狙い”を達成したらだね。
もちろん狙いがあるならそれが達成されたかどうかは分かるでしょう。
わからないなら多分そもそも狙いが無いかもしれませんね。
狙いが始まってなければその狙いは終わらせることは出来ないでしょう。
条件破壊(環境破壊)型投資の終わり
何かを狙うとしましょう。その狙いのためには前提となる条件(環境)があるはずです。
・(上がると見込んだ)株価が下落してきた
・(成長すると見込んだけど)その会社があるいは同業他社が軒並み営業利益を減らす決算を出してきた。
・日経平均がここまで下がった。
・(増配を見込んだけど)増配しなかった、減配した。
・優待をくれなくなった。優待が悪化した。
例えば日経平均が下がってる中、トヨタの株価が倍になることを望んでもいいですがこれはとても分が悪い狙いになるでしょうね。
ようするに分が悪くなった。その狙いはもう果たすのは難しいだろうと判断したときに終わらせるということですね。
これもその投資に条件や環境という概念がなければ終わらせられないでしょうね。
始まってもないものを終わらせることなんて出来ません。
相対劣化型投資の終わり
トレード的にはあまり聞かないものだけど、ファンダの投資的にはよくあり得る話となるでしょう。
・他にもっといい投資先が見つかった
・全体を見てそのバランスを調整することにした
その投資は狙いは達成してないし、それを狙える環境は満たしているけど、他に良い条件のものが見つかったとか、あまりに極端になった・・例えばPFの大半を高PBRグロースで占めてしまってそれを解消したくなったとかは、その投資を終わらせ別のものに入れ替えるとかリバランス、リスクコントロール的に手持ち現金を調整するとかは考えられます。
これは、その終わらせる投資の狙いは崩れてないはずなので、機会損失上等としなければ悔しい思いをするかもしれませんが、それを理解して使いこなすなら投資はより良い結果に向かうかもしれません。
あと不本意ながらこういう終わりがあるかも。
・現金が必要になった。
その投資は狙いがあるし、狙いに向かう環境も条件も崩れてないけど、投資を行うという土台が崩れた故にその投資を終わらせるということだね。
できれば、投資は余剰資金で。現金が必要になると予想される時はその投資はやらないか減らすべきというのがFPかもめの立場だけど。
こんなところでしょうか?
案外多くの人は、これを買えばいいで完結してその終わり方は気にしてないなんてことも多そうです。
始めたものは終わらせましょう。といいつつ狙いによってはずっと持ち続けるはあるかもしれません。それでも自分が死んで誰かに受け渡すなんて形でそれも終わりがくるのですが。・・だからやっぱり終わり方をイメージしておきましょう。
それは始めたものの勤めといえると思いませんか?
そこにある投資
始まりがあるのなら終りがあるはずです
その終わり方をイメージし、そのようにコントロールする
終らせる前から準備しておく
自分が始めたものの終わり方を描いておきませんか?
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