大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(8142)トーホー/東証PR/卸売/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

トーホーとその他

株価

3240円(人々は、谷をおりて何もなかったので戻した高度を一気にもどしてきた。)

 

チョイス理由とバブルチャート

 今週は比較。市場統計推移記録表で2020/3/13と2024/4/12比較で、よりROEをあげていてかつ低PERになっているもの(対象716銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。コロナTOPIX最安値時よりROEあがってるのにPER低くなってるものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年04月12日取得。トーホー。業務用食品卸売比較に同業っぽい。ゲストに語感が似てる東宝


売上規模のわりに時価総額が抜けてる東宝というか食品卸軍団がだらしないところがありそうというか食品卸という事業モデルがこんなもん感ありますが。



各企業の数字とそれをみての所感

コード 8142 8006 9996 9602
企業名 トーホー ユアサ・フナショク サトー商会 東宝
市場/業種 東証PR/卸売 東証ST/卸売 東証ST/卸売 東証PR/情報通信
時価総額(億) 356.79 167.26 175 9128.72
株価 3240 3415 1912 4895
決算期 2025/01予 2024/03予 2024/03予 2024/02予
予想売上(億) 2460.0 1250.0 476.0 2700.0
予想営業利益(億)/利益率 73/2.97% 17/1.36% 14.8/3.11% 500/18.52%
長期平均営業利益率/年 1.26%/17年 1.36%/17年 2.6%/17年 15.55%/16年
売上成長率(年複利/期間) 2.3%/17年 0.6%/17年 0.1%/17年 1.7%/16年
EPS成長率(年複利/期間) 9.8%/17年 8%/17年 1.9%/17年 10.5%/16年
BPS成長率(年複利/期間) 2.2%/16年 2.8%/16年 2.9%/16年 4.6%/15年
長期営業CF(億)/年 549.91/17年 284.56/17年 191.18/17年 284.56/16年
長期投資CF(億)/年 -229.41/17年 -35.41/17年 -100.93/17年 -3020.62/16年
長期平均FCF(億/年)/年 18.85/17年 14.66/17年 5.31/17年 153.75/16年
PER 8.71 5.9 13.51 23.74
PBR 1.28 0.42 0.64 1.95
ROE 14.7% 7.1% 4.7% 8.2%
平均ROE/年 4.01%/17年 4.55%/17年 4.41%/17年 7.48%/16年
ROA 4.5% 4.5% 3.5% 6.7%
配当利回り(%) 3.4 2.93 2.09 1.23
配当性向 29.6% 17.3% 28.3% 29.1%
総資産(億) 882.97 579.37 333.46 5340.97
自己資本比率(%) 30.8 57.1 72.9 76.6
メモ 後退から良化? 停滞蓄財 停滞蓄財 びあげ
トーホー(8142)

業績

セグメント。

(銘柄スカウターから)

ディストリビューター/業務用食品卸売(業務用食材、プライベートブランド「スマイルシェフ」「toho coffee」、業務用青果)
キャッシュアンドキャリー/業務用食品現金卸売店舗(プロの食材の店舗「A-プライス」「ニッショク」「こまつや」「せんどば」、業務用食材卸売)
・フードソリューション(グループ内へのシェアードサービス、品質管理サービス、業務支援システム、店舗内装設計・施工)

だそうですが、上のふたつは卸で事業性が近いとなりそうで、ソリューションは比率が低く、スーパーはバローに売ったようです。

ということでだいたい食品卸。

 

食品商社でフィルタ。

5年売上成長、利益率、PBR、ROAROAソート。

Mマートと神戸物産はモデルが違うか化け物なので、それ以外はROA5%程度以下で団子となりそうで商社は商品仕入れて転売するだけであまり差がつきにくいとなりそう。赤字自体もすくないとより出ても大きな赤字になりに行くいもの。5年だとコロナ挟みますし、この中に打撃を受けた飲食向けの卸もいますけど底堅さもありでこんなもんで全体的に差がつきにくく底堅く安定的に薄利感あります。

その中でトーホーは比較的ROAなどがマシでちょい優秀かもしれない。その分PBRで評価されているところもありそうですが。

(銘柄スカウターから)

 

 

ということで、ざっくり定量的な実績確認と目先の堅調さをみてバリュエーションを踏まえて判断でしょうか。

業績。

売上成長で2.3%/17年で微妙に伸びてる所あるけど、停滞に近いとみてたほうが。そのなかでコロナ後は利益率などあがって好調ですね。

ROEでなどもあがってますね。

とはいえBPS成長率とると2.2%/16年でしぶい推移。も、近年は一度減って回復早いですね。

2021は赤字ですね。「新型コロナウイルス感染症の拡大による影響は大きく」でコロナ影響。以後となりそうだけど特別損失を結構切ってますね。

感覚的には以後業績は改善するケースが多いとは。やはりわるい部分にメスを入れる のは効果があるみたいなところはありそうです。

それで販管費がちょい改善でしょうか。原価率もすこし。もとが営業利益率2%とかなので1%改善すると大きく利益がのびるのは卸みたいな利益率低いやつにはありがち。

 

1月で、通期。

決算説明資料 | 株式会社トーホー

上記みたいなのもあるかもだけど、環境もインバウンド経由の外食経由で好調。

それでやはりインバウンド恩恵がありそうですねと増収計画。

計画は近年上ぶれ多めですが過去は下振れも多くさて。

あとは中期計画。PBRとかROEとか資本コストとか気にしてる。

目先の業績は環境に助けられてる疑義もあるけど、会社も手を売っててこれが一時でない可能性も考えられます。このへんの資料とかわりとしっかりしてる会社の姿勢も。

決算資料でも目を通してくださいませ。

財務

資産横ばいに近いから純資産増。

(IRBankから)

前期末総資産882億で有形固定256億は、2021年まで維持だったのが以降減ってますね。土地などもへっててこの辺はリストラだしスーパー譲渡も影響ありとなりそう。

流動455億手形192億棚卸資産129億、長期に棚卸資産は伸び気味です。

その他退職金60億とかがおおめ

ざっくりと有形固定資産をへらして流動を増やしてる方向性はあり、より卸っぽい資産構成になってきてるはありますね。

負債607億。有利子214億の手形類280億でだいたい。

財務自体はよくないけど問題があるというほどでもないというか実際目先改善方向だしいいのではないか。

 

 

CF

 

営業CFだいたいでてて2018がよわいくらい。

で2024跳ねてますね。仕入債務の影響もあるけどこれは一段上がった感も。それで多くが財務に回り債務返済と増配に回った感じですね。

2021年は無配。去年ですが「事業活動を安定的に継続する上で維持すべき適正な資本構成を勘案し、ROEを向上させる方向で決定したいと考えております。
具体的配当方針は、ネットDEレシオ(純有利子負債/純資産)が0.7~0.9倍程度を現状での適正な資本構成と考え、ネットDEレシオがその範囲で推移する状況において、当面配当性向40%程度を維持したいと考えて」とはいってて、まずROEを向上させることを前提にそれに付帯し還元を決めるのは個人的には好感するところ。

 

ユアサ・フナショク(8006)

業績

業績は横ばいにちかいというか横ばい。売上よこばいで薄利ですね。目先は売上ちょっとあげてる。ここは外食よりは家庭用でスーパー向けですかね。

 

BPSとか。右肩なようで 2.8%/16年程度で低成長。ROEも平均撮れば5%切って低ROEな部類ですが、やはり目先は好調なところありますね。

目先3Qで、増収で結構増益。

ただ食品は「物価高騰による消費者の節約志向が継続するなか、価格競争の激化、物流コストの上昇等、依然として厳しい事業環境」で増収もむしろ減益。

増益はホテルとか不動産とか比率としては2%ほどのものが貢献というかたちで、本業?の食品の薄利さと売れても利益はとれない競争優位性の低さを際立たせる気も。

 

 

 

財務

長期に蓄財。財務も有利子負債だいたい返して悪くもないんじゃないかな。

(IRBankから)

まあでも、 BPS2.8%/16年くらいの範囲内の話。

堅実に貯金して借金も返しましたくらいですね。薄利な事業の中で頑張りましたねという感想。

 

CF

 

 

FCFは安定的で現金も積んでますね。

つつましく堅実。いいことです。還元は利益並っぽい。

サトー商会(9996)

業績

仙台地盤の業務用食品専門商社。東北地方・北関東で卸売業(調理冷食を中心に菓子・給食・外食等の業務用食材の販売)、東北5県で小売業(調理冷食を中心に業務用食品の販売「食品直売センター」)を展開。

だそうですが小売よりは卸中心。セグメント。まあ小売と卸の事業性は近いので利益率とかは近いケースも多くですが。

(銘柄スカウターから)

 

業績横ばいから後退して目先加速は今回みなそれ系ですね。

その中でトーホーがやはり内容いいようには思えますが。

VPS成長では 2.9%/16年で、ユアサとそんなに違いなさそう。右肩にはなりそうですが。やっぱり低ROEだなとは。

目先3Qで増収増益。

卸売で「インバウンド需要の増加や年末年始の帰省など外出機会の増加による人流の回復、4年ぶりに各種イベントが開催されたこともあり特に外食業種が大きく伸張し、すべての業種で前年売上高を上回り好調に推移」

小売でも「主要顧客である中小飲食店やイベント業者も回復して」でインフレで警戒とかもありそうですが総合してよい状況となりそう。

この辺は、ユアサよりマシなくらうには。

 

 

財務

財務良さそうですね。

(IRBankから)

中身見ない。財務よくて地味に蓄財してる以上の情報も読み取れないのではないかと思うので。

 

CF

 

 

現金あるけど、そのわりにCFの規模が弱いは卸あるある。長期平均FCFとると 5.31/17年でこれは時価総額165億とするとやはりCF弱めかなあとは。一応配当よりはCFあり財務もありで現金も積んでるので、わりと増配余力とかはある気もしますが。

配当自体はそこそこ低い配当性向で一本調子。自社株買いはしてますね。

日足週足月足の値動き判断

月足でさげてあげ
週足であげ
日足でもみあい
確認。

評価・売買判断

トーホー(8142)

テクニカル的には、年足。延々レンジで株高はしては落ちのくりかえし。

そのなかで2011-2017で上昇で2017-2022で下落から以降は上昇ですが。わりと過去のレンジ上限まできててこのへんどうみるかですすが現状月足レベルで上昇は上昇。

も、年足もそうですが月足でも急騰感あるのところで週足でみると2464とかが良い基準になりそうで日足なら2613とかでここらをみながら3270、3285、3980あたりをこえていけるか?を測る感じで。


ファンダ的には、食品卸。目先はコロナで悪いところを切ったからかインバウンドなどでの環境がいいからか業績的に過去より一段上に来てる印象は。

目先業績水準はなかなか良さそうで環境にも助けられているようにもみえますが資本コストなどを意識してのスーパー売却などのリストラが故ともみれて、同業でもわりと優秀なところも見受けられて、実際優秀かもしれないなとは決算資料などから。

ただやっぱりさがつきにくい食品卸で業界でわりと団子なので、そのへんからもその差をどうみるかでしょうか。

評価。

PER9のPBR1.3ほど。わりと高ROEにでてるのでなにげに低PERで絶対的に10切りの水準だしトーホーとしても実はかなり低い水準。一方でPBRではなかなか高い水準トーホーとしても高め。

ということで、わりと業績次第というかでてる今の業績水準を維持できるかもっとあげられるか?が焦点になりそうだなと。今の業績水準が会社が手繰り寄せた実力か環境に助けられた一時のものか?さてどうなのでしょう。ってところですがそのへんを踏まえて。

一時だ。環境がわるくなれば元も黙阿弥とするのはちょっと勿体ないとはかんじますが。

 

 

ユアサ・フナショク(8006)

食品卸。たぶんスーパー向け。長期に安定的に堅実とはいえるけど、地味にBPSを増やしてるくらいでいかにも停滞蓄財でそれでいうほど蓄財力もも高くもないくらいか。

目先は好調っぽいも主力の食料がコスト増でむしろ減益で好環境もあまり強さをかんじなく、総合してやっぱり停滞蓄財で現状維持の中慎ましく蓄財してる企業くらいの印象をうける。

評価、

PER6のPBR0.4ほど。低PBRで低評価。やむなしという感じというか安定的に低収益はもっとも評価されない種のものとなりそうで、安定してさえないものがさえないものですと評価されてる状況にみえる。これでPBR0.35がPBR0.4ちょいになる感じで株高もしてて過去にはPBR0.7くらいはあるのであるいはこんなのでも戦い様もあるかもとは。いちおう全体で高ROEにもでてますし。

 

 

サトー商会(9996)

長期に停滞蓄財な食品卸(とスーパー)、近年はわりと好調。やはり環境がいいようには。

財務は健全でCFも余裕はないけけど、還元位はこなせそう。

総合していかにもよくある専門卸感は。

だから目先は好調。

評価。

PER13のPBR0.6。順調なのを踏まえてそれっぽい位置だなという印象。PBRでいうと0.4-07くらいのレンジで、好調でそのレンジ内で上の方来てるでいかにもフェアバリューというか、ROEが以前の水準戻るとまたPBRも戻りそうとなるところで、こんなのでも今後の業績次第だよなとは。いちおう目先好調なのですぐさがる感じでもないようにはみえますが。あと優待あります東北のお米もらえるようです。

 

 

東宝(9602)

映画製作・配給会社、国内最大手。

映画の制作配給とTOHOシネマズの運営と不動産のわりと伝統企業っぽい本業と不動産の組み合わせに演劇もすこし。

セグメント。

(銘柄スカウターから)

 

ぶれもあるけど長期に赤字もなく安定的。近年伸びてなくもないけど長期にせいちょうしてるかというと2002-2014とか足踏みに近くどうでしょうかと。基本停滞と見てたほうが。    BPSで4.6%/15年くらいはでるので蓄財ではありますね。逆を言えば知名度もありシェアも実際あり安定的ではあるので、安くなるときがあるのなら拾うのも。

そのなかで目先PER23のPBR2ほどは上も下もあるフェアバリュー水準って感じでしょうか。

ROEなどもあるけど下はPBR1切りとかもあるので、安いとみるのはどうでしょうね。

ちなみに今のROE水準ならPBR1.6くらいが低いくらいになりそう。

 

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

すっとなんかあるわけでもなし。まあ決算期入りかけてますが。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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(7868)広済堂ホールディングス/東証PR/その他製品/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

広済堂ホールディングスとその他

株価

676円(人々は、長い準備をこなして今早く進んでいる。)

 

チョイス理由とバブルチャート

 今週は比較。市場統計推移記録表で2020/3/13と2024/4/12比較で、よりROEをあげていてかつ低PERになっているもの(対象716銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。コロナTOPIX最安値時よりROEあがってるのにPER低くなってるものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年04月12日取得。広済堂ホールディングス。印刷とか人材派遣とかですが今回は葬儀で。比較に葬儀っぽい。ゲストに堂仲間の三洋堂。


CAGRでだいたいマイナスで皆斜陽。とりあえず高齢化で葬儀屋が伸びてるか?いうならNOっぽい。でも蓄財位はできるの図。

各企業の数字とそれをみての所感

コード 7868 7578 6060 3058
企業名 広済堂ホールディングス ニチリョク こころネット 三洋堂ホールディングス
市場/業種 東証PR/その他製品 東証ST/小売 東証ST/サービス 東証ST/小売
時価総額(億) 972.2 46.17 42.97 51.73
株価 676 288 1118 699
決算期 2024/03予 2024/03予 2024/03予 2024/03予
予想売上(億) 398.4 39.0 96.8 178.0
予想営業利益(億)/利益率 61.28/15.38% 3.6/9.23% 6.25/6.46% 0.5/0.28%
長期平均営業利益率/年 8.28%/17年 9.2%/17年 5.86%/13年 1.46%/17年
売上成長率(年複利/期間) -1.6%/17年 -0.9%/17年 0.1%/13年 -2.3%/17年
EPS成長率(年複利/期間) 1.1%/17年 0.9%/17年 4.8%/13年 #NUM!
BPS成長率(年複利/期間) 1.9%/16年 1.3%/16年 4.1%/12年 0.8%/16年
長期営業CF(億)/年 667.56/17年 86.47/17年 134/13年 86.47/17年
長期投資CF(億)/年 -138.94/17年 -67.69/17年 -24.64/13年 -81.02/17年
長期平均FCF(億/年)/年 31.1/17年 1.1/17年 8.41/13年 0.24/17年
PER 18.95 16.99 10.02 -172.42
PBR 2.28 0.94 0.5 1.92
ROE 12.0% 5.5% 5.0% -1.1%
平均ROE/年 7.43%/17年 1.63%/17年 4.47%/13年 -1.98%/17年
ROA 6.9% 3.0% 2.3% -0.2%
配当利回り(%) 1.82 0 2.68 0
配当性向 34.5% 0.0% 26.9% 0.0%
総資産(億) 711.34 89.10 186.46 129.79
自己資本比率(%) 58 50.9 43.3 20.1
メモ 停滞が加速? 蓄財はできるように 停滞蓄財できず 衰退
広済堂ホールディングス(7868)

業績

何屋だかんあるサービス群。

サービス | 広済堂ホールディングス

セグメントみると利益から葬儀屋。

(銘柄スカウターから)

実は葬儀サービスは最近。エンディング関連自体は以前からも。

決算資料。

決算関連資料 | 広済堂ホールディングス

関連は以前からも2020年に完全子会社化。

「「東京博善の経営を尊重すること」「廣済堂のコア事業にエンディング事業を加えること」「廣済堂東京博善を今後10年間は売却しないこと」が条件とされた」

東京博善 - Wikipedia

そういう経緯から中期計画で以下のようなシナリオを目指して、目先エンディング事業が伸びてきてるという局面。

けっこう野心的な感じの中期計画。

その中期計画をたててそれに実績が伴ってきてる雰囲気の中で以後の計画。

 

ということで、2022以降で株高著しい背景はこんなかんじではなかろうと。

 

業績。2022年以降、利益率急騰。

ROEも伸びて計画で二桁に。

 

それでセグメント売上と利益。

売上。祖業となりそうな情報が大きいけど、葬祭がおいあげ。人材も伸びてないこともない。

利益はもともと葬祭が大きかったがそれが増収では大きく伸びてきてる局面で、上記の通り葬祭がコア事業として稼ぎ出している局面。

(銘柄スカウターから)

前期。やはり葬儀が振るってる。(言い方もあるが)

式場も増やすようです。

 

今期3Q。葬祭

葬祭関連はのびるけどほかが渋くて全体としては減収。
葬祭公益と収益の違いはよくわかんない。計画比も微妙かもで目先足踏み。このへんで目先の調整の理由となりそうね。

たぶんやってる会社の違い。

事業セグメント | 広済堂ホールディングス

 

 

 

財務

意外に伸びてない総資産。

(IRBankから)

前期末総資産711億。で有形固定358億は長期に減ってる感じで、このへんは新規斎場の難易度が高いところが関係してそうですが、目先3Qでは374億で久しぶりにふえてますね。

流動279億で、現金187億に手形58億など。

負債296億は有利子負債231億は負債の質としては微妙も長期には自己資本比率改善で現状は問題というほどでも。それよりは長く減ってた固定資産を今期で増やしてきてるでこのへんは斎場の強化となりそうです。このへんをどうみるか。

 

 

CF

 

営業CF安定で、多くはFCF出てる感じですが、前期で設備投資がひさしぶりとなりそう。

(IRBankから)

還元やる気なかったのがやる気出してきてる感。

 

以下みたいなものが示されてますね。

 

 

ニチリョク(7578)

業績

葬儀とお墓。葬儀とお墓と就活で事業領域は広済堂の葬儀カテとかなりかぶるとなりそう。

(銘柄スカウターから)

 

長期業績は以下。まずは高齢化とかであっても別に葬儀とかが伸びてるか?というとそうでもないとうのを示す一つの事例。目先はコロナからの回復ですけどね。

でも長期にはむしろ後退じゃね?くらい。

BPSも伸びているんですかね?の推移。

ROEな部類になりそう。

 

それで決算説明資料などなさそう。

目先3Qで減収増益。増益+319.5%で意外に好調。でも前期薄利もありで計画はわりと近年で好調で成長感もなくもないけど。どうなんですかね感。過去計画もあまりあてにならないところありそうですし。

 

財務

自己資本比率改善はみられるね。

(IRBankから)

有形固定あたりで23億。増えてる感じはないです。流動13億。で主な資産は差入保証金45億が一番大きそう。

「差入保証金とは債務者が債権者に対して取引や賃貸借の契約の履行を担保するために差し入れる現金」

葬儀やる積立みたいなやつとなりそう。これが増え続けてるので、いちおう将来も安泰とはなりそう。だからどうした感もなくもない。事業拡大あるなら投資とかありそうだけどなさそうだし。

 

CF

 

 

営業CFでてる、投資CFでは差入保証金がはいってきそうで長期の平均FCFは 1.1/17年で基本しぶいとなりそう。無配。

 

こころネット(6060)

業績

セグメント。石材とか生け花もだいたい葬儀。婚礼もやってますね。

(銘柄スカウターから)

 

のびてるわけでもなく、足踏みですかね。

BPSは過去に伸びてたけど近年は横ばい。

 

総合して、蓄財もあやしい停滞低ROE企業。

目先3Qで横ばいにちかい増収減益。

まあ停滞じゃないですかね。

 

 

財務

有利子負債返しましたね。

(IRBankから)

でもBPSはふえてないくらい。有形固定80億も長期に漸減。投資してないかんじはあります。一方現金40億で積み上がってる感じ。

総資産減ってるのでだいたいリストラ感。

ほぼ借金返してリストラ終わったとも。現金40億ありますね。時価総額42億のものが。

で、負債は105億ですが大半前払式特定取引前受金の88億。将来の仕事となりそう。増えてませんね。

 

CF

 

FCFは大だいたい常にでてる類。それで近年現金詰み続けてる感じですね。

それで現金40億まで。

配当は定額っぽい。自社株買いは入ってますね。

 

 

日足週足月足の値動き判断

月足で一応あげで特に近年いきおい
週足でもみあいからあげ
日足であげて調整
確認。

評価・売買判断

広済堂ホールディングス(7868)

テクニカル的には、2022以降からは躍進感あるけど一応もっと長期で上昇で年足。2011年以降上昇だったりする。2022、2023の伸びがすごいですが。

ということなので目先は勢いでこの勢いが続く限りという視点はとれると思う。週足で2023年の安値409とか目先調整613あたりをみながら838越えを伺う感じで。目先は2年続いた上昇の調整の雰囲気なのでドローダウンに向かえば谷が深くなる可能性はみてたほうがいいかも。

 

ファンダ的には、印刷とかマーケよりだった感じが、葬儀場というか東京博善を取り込み、目先はそれがコア事業化した感じでもうほぼ葬儀場の会社に転身した感は。

利益はもう葬祭が主力であり決算資料などもトップで計画もここを伸ばす方向。それでここ2年は急速に利益が固まり全体としても明確な増益に出てきてる感。

主力事業を転換してる局面で注目に値するとは思いますが、今期は葬祭は伸びてるけど計画比ではそうでもないとか、会社がだしてる中期の成長目標数値は高成長でもなくこのあたりも踏まえて。

評価。

PER20のPBR2.5ほど。高評価ですね。葬儀系の同業はPER10前後以下にPBR1.5-0.5あたりに多く置かれており、ちょっと毛色の違う鎌倉新書とかビューティ花壇はあれど、これは回りから一つふたつ抜けた高評価であるとみておくべきかなとは。もちろん評価される理由もあるところですが、同業比較、あるいは他の業種の伸びている企業あたりと比較して妙味あるか?みたいな視点はあってもよいかもしれません。特に目先足踏み感ある業績でてますし。

とはいえ、会社が示してるシナリオ通りに行けば面白そうなところで可能性自体はありそうにも思えますけどね。

 

 

ニチリョク(7578)

葬儀屋。別に高齢化でのびてるわけでもないという現実がここに。

いかにも長期に後退かよこばいかってところですが目先はちょい好調。も、これが成長か?というとどうでしょう?くらい。

差入保証金が大きめこれは伸びてますね。これはあるいは成長かも。とみれなくもないですが現状はやはり低ROEBPS成長も怪しいかな?という印象はうけます。

評価。

PER17のPBR0.9ほど。素直に状態みてPBR1近くは評価高い気がするところ。

ROEよりなのでPERはあまりきにするな。時期によってはPER90近くもあるし。

あとはかなり低位でもあり優待が(会社のサービスを使うなら)おとくかもしれない。

 

 

こころネット(6060)

福島あたりの葬儀系。長期に足踏み感で、その中で投資などを抑え固定資産を現金に変えてる感じでBPSも増えない感じ。

業績目先足踏み。

評価。

PER10のPBR0.5ほど。BPSも増やせない蓄財もできない停滞企業とみるなら残当という印象。配当ぐらいはできるのでそれでいいならとはなりますが、同時に上記のとおりに現金増えて前払式特定取引前受金はあれど、現金≒時価総額になってる感じで強い還元を打とうと思えばできなくもなさそうな感じもなってるので、まさかのそういう展開をまちながら配当をもらい続けるみたいなこともできそうですが、ほんとにそんなふうになるかどうかはわかりません。こないとリターンはやっぱり配当の年2%台以上は他の投資家さんに買ってもらわない難しいよね?とはなりそうな。

 

 

三洋堂ホールディングス(3058)

本屋。ゲームとかCDと家屋タイプ。スマホで注文して店舗で受取るスマ本屋とかも少々面白そうなものもありますが、長期業績は以下で衰退する本屋そのもので売上後退、利益も薄利で2023は赤字まで。

みると、総資産も後退、営業CFもマイナスがでてきて利益剰余金もマイナス突入と、全面的に苦しくなってきてる感。

PBRも2で低くもなくこれはなかなかボロっぽい水準を示してて、業績がまさかの反転しないと難しいというかしてもしんどいかもみたいな印象です。

 

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにあるかないかあというと、いうほどない。

 

 

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