大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(3067)東京一番フーズ/東証ST/小売/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

東京一番フーズとその他

株価

523円(人々は、落ちるのが怖くてよろめいたりもしながらこわごわ進んでいる。)

 

チョイス理由とバブルチャート

 今週は比較。市場統計推移記録表で2018/12/26と2024/3/14を比較し当時よりROEをあげているのにPERを下げているもの(該当836銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。血のクリスマスのTOPIX安値時より資本効率が高くなってるのに評価が低くなってるものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年03月19日取得。東京一番フーズ。とらふぐ系外食。比較に同業関門海と東京チカラめし(譲渡したみたい)。ゲストに東京仲間の楽天地。


期間BPS伸びてるのがなく、CAGR(売上成長率)もマイナスか伸びてるのがない事態。まあ業種が業種でコロナ直撃系ですが。楽天地以外は。

 

各企業の数字とそれをみての所感

コード 3067 3372 2762 8842
企業名 東京一番フーズ 関門海 SANKO_MARKETING_FOODS 東京楽天地
市場/業種 東証ST/小売 東証ST/小売 東証ST/小売 東証PR/不動産
時価総額(億) 47.23 40.46 44.68 413.57
株価 523 289 170 6680
決算期 2024/09予 2024/03予 2024/06予 2024/01
予想売上(億) 77.0 48.0 110.0 95.3
予想営業利益(億)/利益率 2.32/3.01% 3/6.25% 0.3/0.27% 11.2/11.75%
長期平均営業利益率/年 0.15%/17年 1.45%/17年 1.79%/17年 13.41%/16年
売上成長率(年複利/期間) 4.1%/17年 -3.7%/17年 -4.6%/17年 -1.1%/16年
EPS成長率(年複利/期間) -2.5%/17年 #NUM! -24.1%/17年 -3.7%/16年
BPS成長率(年複利/期間) -0.1%/16年 -5.7%/16年 -19.3%/16年 1.5%/15年
長期営業CF(億)/年 27.8/17年 39.41/17年 89.66/17年 39.41/17年
長期投資CF(億)/年 -34.69/17年 -24.02/17年 -94.61/17年 -343.05/17年
長期平均FCF(億/年)/年 -0.41/17年 0.91/17年 -0.29/17年 2.5/17年
PER 28.45 12 265.63 53.18471338
PBR 2.76 4.84 8.75 1.23
ROE 9.7% 40.3% 3.3% 2.3%
平均ROE/年 2%/17年 -374.67%/15年 -25.11%/17年 2.73%/16年
ROA 3.6% 6.8% 0.6% 1.8%
配当利回り(%) 0 0 0 -
配当性向 0.0% 0.0% 0.0% #VALUE!
総資産(億) 45.82 48.60 24.73 416.91
自己資本比率(%) 33.4 11.8 15.1 78.4
メモ 赤字も成長 厳しく不安定 壊滅して復活? 微蓄財
東京一番フーズ(3067)

業績

お店。ふぐ鮮魚お寿司の海鮮系。

店舗情報| 株式会社 東京一番フーズ

セグメント。外販もしてますね。利益はこっちのほうが取れてますがこれは飲食が薄利だから感ある。

(銘柄スカウターから)

生産からしてて6次産業だとか称してますが、それで業績優位性を得てるか?はどうだろう?感ありますがどうみるか。

目先決算資料から。(2023)

決算説明会資料|株式会社 東京一番フーズ

店舗数増やして成長するタイプ。(2015年資料)

 

これみるコロナ前も地味に成長してたけど躍進?はむしろコロナ後。

2021の店舗数。実は店舗数減ってる。

 

2020年に寿し常が破産しそれを東京一番フーズが吸収してますね。

「寿し常グループ」運営会社破産 事業は東京一番フーズ子会社へ | M&A Online - M&Aをもっと身近に。

当時よりお店は減ったようですが、わりとインバウンドで直撃感あるお寿司を吸収したのがナイストレード感。

コロナ前から伸びるところはあったが。このへんの推移でうまくコロナという危機をこなして雨降って地固まる展開にはなってそうな。

 

ROEなどの推移。   BPSなどは-0.1%/16年で結局伸びてないがこれは多分にコロナのせいで容赦すべきか。目先はROEも回復しBPSも増加に回ってると。

 

そういう感じですが、店舗増はみられない中での好調をどうみるか。1Qもまだ。月次もだしてないみたいですね。

となると四半期推移。わりと季節性ありそうです。

(株探から)

 

財務

コロナで痛恨のいちげき感。

(銘柄スカウターから)

総資産はずっと増で特に2020で大きく増ですね。2019で有形固定資産増「ニューヨークでの外食事業や平戸養殖場など養殖事業を拡大新規出店及び既存店舗購入で土地・建物が増加」

2020で寿し常吸収で資産増が加速したけど以降はコロナで赤字もだしたこともあり目先はリストラっぽかったのが目先は拡大を志向しつつありそうな。

 

そんな感じですがやはりコロナでかなり財務後退で有利子負債も積んだ感じすが以降は財務改善資産増が続きそろそろアクセス踏んで行こうか?みたいかんじでしょうか。

ちなみに2020の純資産減6.5億程度はだいたい純損失で赤字でそのまま資産減った感。

と財務健全な外食をいきなり殺しに来たコロナは厄災でした感。

・・・というのはおいといて、前期末総資産46億ほどで有形固定15億ほどで流動23億うち現金15億とか、おおよそ固定資産ふやして成長ですかね。

負債は30億で有利子負債20億ほどで自己資本比率も低いし質も悪いとなりますが、そろそろ現金と有利子負債が釣り合うくらいになりそうですし、もともと有利子負債なしの自己資本比率高い感じになる会社だったと思うので元来あまり財務リスクをとらない企業かも感。

 

CF

 

 

営業CFはマイナスもあり。2016年あたりは売上債権棚卸資産の影響ですね。外食ではもっと安定してほしいですがここは生産もしてるのでその影響もあるかも。それで2020-2021は投資とコロナ影響でお金借りて対処し、目先加速するか否かくらいでしょうか。

還元はしないって。

 


優待はあり。500株でとらふぐも食べれて額面5.62%いくみたいですね。

 

関門海(3372)

業績

だいたいふぐ専門。

長期業績としては以下。2008年くらいまで成長も以降は衰退傾向できてたけど、コロナで赤字までいってそこから回復。

目先3Qで増収で黒転。コロナからの回復局面ですね。いちおう計画でコロナ前より利益水準高いものがでてるのでやはりインバウンドみたいな恩恵はありそう。

修正もあり「当社グループの主力事業である「玄品」等の直営店舗では、新型コロナウイルス感染症の影響がほぼ収束しつつあり消費マインドは高まりを見せており、台湾や韓国などのアジア地域のほか欧米各国を含めたインバウンド旅行客の大幅な増加や、夏場のうなぎ料理や値ごろ感のある天然ふぐが好調だったことにより、当初の予想を上回る見込みとなりました。また、利益面においては、売上高の増加により販売費及び一般管理費は増加したもののコスト管理が順調に行えた」

わりとひどい推移。ROEも横ばいっぽくみえるけどこれは、過去の赤字のせい。2010年とか純資産0.4億が9億の赤字で債務超過とか突っ込んでますし。

以降も財務劣悪の中でギリギリの攻防をしてる感じ。これでいて目先は財務レバレッジROE吹っ飛んでます。

ではあるけど目先はROE吹っ飛ぶほど好調はそうですね。すぐ落ちるのでギリギリの攻防なんですが。

まあ株価はそこまで攻防してないですね。

 

財務

ボロ財務。少ない純資産が乱高下してるし、利益剰余金はみなす。

有利子負債比率もなかなかみない高水準。

(IRBankから)

中身見ない。危ないってことはわかるからいいかなと。

ハイレバでぐるぐるしてるトレーダーみたいなもんで、その中で目先は好調で増えてるね?って感じ。でも長期にはまるで成果でてなくトータルでは損してるぐらいのトレーダー程度に見えます。

 

 

CF

 

営業CFは赤字も多いけどプラス多めで目先は加速感。

2021は仕方ないけど、そうでもない中で外食の営業CFマイナスは相当低迷とみておくべきかなとは。その中で目先はその汚名を返上するかもしれない推移でがあり、現金も積んでますね。なにげにあと一期二期で営業CFまともに出ると現金≒有利子負債になるのでここでは以外に状況は良くなってるところはありそうです。

無配でここもふぐ優待。4000円以上コースで2000円引きでふぐ好きならあるいは。

 

SANKO_MARKETING_FOODS(2762)

業績

これも6次みたい。ではあるけど6時だからって業績も株価も安定するとかなさそうなのであまり信用するのも。

決算説明会資料|IRライブラリー|株式会社三光マーケティングフーズ

 

業績。2013年までくらいは成長か横ばいくらいがみるみる後退というか2013以降は赤字連発。

背景として東京チカラめし

東京チカラめし - Wikipedia

2011年に初出店して、2011年11月には、同社社長が「2012年6月末までに100店を超え、2012年には年間300店を開店させる。チカラめしのみで1000店舗以上展開する」とかからの2013年からはずっと後退して会社もずっとほぼ赤字。

からのコロナ後は回復ですね。

 

好調なブランドも有り積極出店していくそうです。

 

BPSなどはなくなりました。すべてを無くしての再挑戦味ありますね。

 

月次は出してなさそうですが2Qで大きく増収。ですがまだ赤字。計画では黒字になるとしてますね。四半期見るとずっと赤字で今のところわりとどうしようもないところありますね。

 

 

財務

資産なくなりました。

(IRBankから)

利益剰余金もマイナスでトータルで利益もなくなりました。

中身見ない。みてもたぶんどうしようもない。

 

CF

 

営業CFマイナス続き。わりとどうしようもない。

 

日足週足月足の値動き判断

月足であげてよこよこっぽい
週足でよこよこからおちてあげ
日足でおちてあげ
確認。

評価・売買判断

東京一番フーズ(3067)

テクニカル的には、2015年まで上昇で2008年128から2015年1141まで上昇も以降は落ちて、600あたりを軸にずっとヨコヨコで時折落ちてる感じですが、2022末くらいに急落で600-460も以降はなんとなく戻る傾向で、600前後の戻るのを狙うのもありかもしれない日足レベルでは上昇となるし。やはり日足安値487あたりを基準にするのがいいのでしょうか。・・・ではあるけど、基本長期上昇トレンドでもないしどちらかと言えばボロ株っぽい推移なので正攻法というよりは搦手感ありますが。

 


ファンダ的には、ふぐ系海鮮外食。生産から行ってるSPA味あるところありコロナ前からゆるく伸びる感じもあったが、低迷していた寿司を買ったりしたところにコロナ襲来で赤字もありでかなり業績にダメージ財務も大きく傷を負ったが目先は店舗も増やすより減らす感じで守りながらインバウンド?などの恩恵もあり業績はむしろ加速で財務も急改善感の中で目先は投資をするぞという感じの姿勢もみせてきてる。あと無配。

四半期でぶれもありそうで月次などは出してないっぽく、そのへんは外食としては測りにくいところはありそうです。

財務はもともと良かったけどコロナでかなりの打撃で悪化。CFも同様。財務は改善してるけどまだ悪い部類。

評価。

PER28のPBR2.7ほど。高評価。普通にバリュエーションは状態のわりには壊れてるとはなりそうですが、外食としてはあるあるであるし、絶対の株価水準は2016年以降横ばいに近く、コロナ前より下でそれを踏まえてどうみるか。

優待もありそんな利回りも低くないので河豚たべたいなら案外いいかもしれませんね。

 

関門海(3372)

ふぐ屋。長期に後退低迷感あったのがコロナで打撃はそうなんですが、荒療治にもほどがある気はしますが以外に療治になったっぽく前後でより状態がよくなって業績回復してきてる感じは。インバウンドがやっぱり貢献っぽい。ただ財務は劣悪からの財務レバレッジ効きまくりの高ROEで、ハイレバトレーダーが今は勝っているという印象。

ですが勝ちが大きい(高ROE)のとちゃんとCFも入り財務改善もある勝ちだし、なにげに現金積んで有利子負債の水準と近くもあり、こんな勝ちでもリフレッシュして身がきれいになり返信もあるかもしれないとは。インバウンド続けばいいですね。

評価。

PER12のPBR4.8ほど。PBRで状態に釣り合わないほど高評価・・・ともするのもどうかというか財務レバレッジかかる形も高ROEですので。ということでPER12はROEのわりには見れるPERとはなりそう。もうちょっと好調が続き増益が見れるなら十分ありとは思える感じですが、財務レバレッジに支えられた高ROEで不安定な気がするところわりとハイリスク案件のようには。当てれば大きくもあり得ると思いますし、以外にそんなに危なくないかも。好調が続くという前提をおければですが。

 

SANKO_MARKETING_FOODS(2762)

栄光は昔にある外食屋。ずっと低迷が続き業績後退で近年は純資産尽きかけ、利益剰余金もふっとぶ営業CF赤字で四半期レベルで赤字連発。

目先は伸びてるブランドもあり増収もみられる感じですが、まだ赤字でありまだ資産もなく赤字で事業存続も危うい状況が続くと。まあ売り上げ伸びればひっくり返るかもなので可能性もでてきたかもしれないけど、目先は状況はいろいろ悪くまだ暗闇の中棚という印象。

評価。

PER300のPBR9ほど。バリュエーションを効く状況じゃないというか普通に見ると劣悪な低品質のものがとんでもない価格でやり取りしてる状況で到底会社の状態と価格を見定めて投資判断するという状況にないなとは。まあ状態悪いは良化するなら伸びしろは大きいとはなりそうですがそういう視点ならふぐ食べた方がいいな感はありますね。

 

 

東京楽天地(8842)

都内ビル「楽天地ビル」「楽天地ダービービル」等の管理・運営)、娯楽サービス(映画館「TOHOシネマズ錦糸町」2館、温浴施設運営)を営むで、端的に大家さん。

有形固定とかかなり一定感ありで自己資本比率も高めでビルを運営しながら稼いで蓄財してる感じでしょうか。とはいえBPSで 1.5%/15年とかなので蓄財は薄いですね。

ほぼ資産維持で稼いだだけ還元してる大家さんって感じ。BPSもそんなに増えてないし配当利回りも高くもなく優待もなくでそんな投資妙味も見出しにくいな・・・ってところですが東宝はなにか感じたのかお買い上げするようです。

東宝、東京楽天地を完全子会社に 最大232億円投じ - 日本経済新聞

ということで上場廃止予定ですね。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくになんかあるわけでもない。権利落ちでたくさんお金へったくらい。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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(6342)太平製作所/東証ST/機械/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

太平製作所とその他

株価

3320円(人々は、浮いたり沈んだりするもうだつの上がらぬ日々からこれまでにあまりない栄えようをしている。)

 

チョイス理由とバブルチャート

 今週は比較。市場統計推移記録表で2018/12/26と2024/3/14を比較し当時よりROEをあげているのにPERを下げているもの(該当836銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。血のクリスマスのTOPIX安値時より資本効率が高くなってるのに評価が低くなってるものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年03月18日取得。太平製作所。木工加工機械の専用メーカー。ゲストに同業上場企業はキクカワ・・・しかないみたいなのでキクカワと低PBRの機械でソディック。ゲストに太平仲間の洋興発。


CAGRとBPS成長率を両立してるのが太平製作所となるね。PBR少し上。もっとも全部どんぐりの背比べ感も。

 

各企業の数字とそれをみての所感

コード 6342 6346 6143 8835
企業名 太平製作所 キクカワエンタープライズ ソディック 太平洋興発
市場/業種 東証ST/機械 東証ST/機械 東証PR/機械 東証ST/卸売
時価総額(億) 49.8 57.49 399.44 66.24
株価 3320 4355 729 851
決算期 2024/03予 2024/03予 2024/12予 2024/03予
予想売上(億) 89.8 50.0 722.0 398.0
予想営業利益(億)/利益率 16.48/18.35% 5.5/11% 11/1.52% 11/2.76%
長期平均営業利益率/年 8.07%/17年 8.82%/17年 6%/18年 2.66%/17年
売上成長率(年複利/期間) 1.5%/17年 -0.3%/17年 0.1%/18年 2.8%/17年
EPS成長率(年複利/期間) 8.8%/17年 4.8%/17年 -8.9%/18年 29.7%/17年
BPS成長率(年複利/期間) 4.8%/16年 2.4%/16年 3.3%/17年 1.5%/16年
長期営業CF(億)/年 59.65/17年 75.66/17年 996.74/18年 75.66/17年
長期投資CF(億)/年 -21.26/17年 -20.69/17年 -790.15/18年 -180.27/17年
長期平均FCF(億/年)/年 2.26/17年 3.23/17年 11.48/18年 -2.73/17年
PER 4.04 12.38 52.83 11.41
PBR 0.73 0.47 0.48 0.42
ROE 18.1% 3.8% 0.9% 3.7%
平均ROE/年 8.28%/17年 3.72%/17年 5.35%/18年 2.66%/17年
ROA 11.6% 3.2% 0.5% 1.3%
配当利回り(%) 3.92 3.21 3.98 4.58
配当性向 15.8% 39.8% 210.1% 52.3%
総資産(億) 99.26 132.77 1340.66 456.86
自己資本比率(%) 58.9 83.1 57.5 33.5
メモ 不安定も蓄財 停滞蓄財 停滞蓄財 停滞蓄財も微妙
太平製作所(6342)

業績

今日はあまりやるきないので全部流したいと思います。投資もしなさそうだし。といってもブログで取り上げるやつ大半投資してない。いいと思わないものが多いですが、いいと思うもの全部買う資金です。

 

こういうの。とてもやるきな・・素朴な二部っぽいHPなのでジャンプしといて。

株式会社 太平製作所|製品案内

 

業績。シクリカルというほかない。そして減収時に利益率が減り増収時に利益率があがる製造業ムーブ。売上伸びることが大事で減るとしぬやつ。

減収時は環境悪い時でわりとしっかり赤字がでてるところある。環境悪くなると死ぬシクリカル。死ぬは株価的に言ってます。目先好調。

その中で長期にはBPSくらいは伸ばしてます。実績として 4.8%/16年はそんなにわるくもない。配当を足せば普通にインデックスに勝負になるとも見れるわけで。

同時にROEもマイナスも含めて乱れるしBPSも減ることも増えないこともあるので扱いには注意とか戦略がいるでしょう。株価ボラや企業価値向上しない後退しない時期も我慢して長期持つとか、それらを他者を出し抜き伸びるときのみ持とうとするとか。

 

今期は上方もこなして「期初の見通しを超えて受注額が増加したこと並びに、受注した案件の内、一定期間にわたり収益を認職する案件において進捗度の見積りを見直した結果」

それで3Qでも大幅増収増益で絶好調としか。

 

財務

資産増。比較的財務良さそうですね。

(IRBankから)

有形固定くらいみる。

前期末12.5億ででこれは2013年16.5億でずっとへってるね。

つまり、あまり設備投資は強化してない状況。会社もあまり成長を追って設備投資はしてないとなりそう。

その中で負債はおおよそ横ばいで総資産伸びる形で蓄財ですね。

 


CF

 

営業CFも不安定。設備投資はほとんどしてない。長期平均FCFは2.26/17年ほどで、半分程度は配当っぽく、長期には負債を維持しながら現金積んでる感。

 

 

キクカワエンタープライズ(6346)

業績

HPはもうちょっと洗練されてる。

製材 │ キクカワエンタープライズ株式会社

 

でも業績が洗練されてるかはどうでしょうと。

程度の違いはあるけど、傾向としては太平製作所と同じという感想。

目先好調だけど2019年ほどはでてませんね。

とはいえ2019は大口効果っぽい。「顧客の新工場建設などの大型案件もあったおかげもあり総じて仕事量に恵まれ、また各種資材の長納期化に対しての適切な対策を講じた事も奏功した結果」

その中でBPSくらいは右肩感ある。太平製作所より安定感は高そうです。もっともBPS成長取ると2.4%/16年で下の推移となり、不安定さはあるにしても実績としては太平製作所に劣る感じになりそう。

目先も太平製作所ほど派手な増収増益となっておりません。

ということで良くも悪くも、安定感あるけど成果も微妙な感じとなってる・・

まあ安定といっても業績で乱高下するシクリカルの範囲内なんですが。

とはいっても目先3Qで普通に順調。

 

財務

財務も安定感ある。逆にリスクをとってないともいえるが。

(IRBankから)

有形固定くらいはみると前期末21億ほど、2012年あたりから維持に近い。

と、リスクは採ってないんだけど、太平製作所も設備投資はしてないとなるので太平製作所がリスク取ってるというのも違いそうですが。

 

 

CF

 

FCFでて特に近年は現金は積んでますね。

配当は動きますが、自社株買いなども入り、比較的高還元性向。

 

(銘柄スカウターから)

ある意味現金積みながら自らの安全は担保しながらわりとたくさん配ってるで、このへんも安定志向と還元の両立を図ってるとは。

 

ソディック(6143)

業績

 

こういう機械。

製品情報

食品とかもうちょっと範囲広そうで、それもあるのか上のものよりはシクリカル度合いが低いけどそれでも環境悪いときは大きく業績後退してるし赤字もでてる。

そのなかで前記赤字できてますね。今期は黒字復活の計画ですが。

半導体・電子部品向けの需要は在庫調整や設備投資を抑制する調整局面が継続し、国内・海外市場ともに低調に推移~な厳しい経営環境から回復し、今後の当社の企業価値向上のためにビジネスモデルの変革が不可欠と判断し、構造改革に取り組んでいます。「中国市場依存からの脱却」「収益性の改善と向上を目的とした「選択と集中」」「生産、販売体制をグローバルで再構築」を方針として掲げ、足元では工作機械事業において蘇州工場の生産の厦門工場への集約、海外工場の生産調整に伴う人員調整、産業機械事業においては販売機種戦略の見直し、食品機械事業においては製麺機・米飯装置以外の分野に向けた新製品の開発強化等の取り組みを開始」

と、結構厳しい局面に遭遇していろいろ対策を打とうとしてる段階。

わりと見通し立て難いところのようには。

 

ROEなど低下傾向で目先赤字までその中で一応BPSは長期に伸びてて ますが実績としては3.3%/17年と早くもないくらい。あと環境悪いとへる。

 

 

財務

資産増はしてきてると。財務改善も進んできてると。

(IRBankから)

有形固定329億でこれは長期に伸びてきてますね。流動861億で現金346億でさすがに負債569億で現金>負債までいきませんが、借り入れ359億≒現金346くらいで資金繰りは詰まる感じでもなく財務は良いとするほどでもないけど悪くもなく、改革で大きく資産にテコ入れしても存続は大丈夫そうだなとは。

改革してるので減損とかがでてきてもおかしくないとはなりそう。選択と集中とか言ってるし。

 

 

CF

 

営業CFはわりと安定も前記マイナス計上。

FCFもだいたいプラス推移でしたがマイナス。

現状減配とかはしてないですね。ちょい懸念はありそうですがさて。

(銘柄スカウターから)

 

日足週足月足の値動き判断

月足でさげさげからあげ
週足でよこよこからあげ
日足であげてもみあい
確認。

評価・売買判断

太平製作所(6342)

テクニカル的には年足。

景気連動感ぱない。普通に好況時にあがり後退時に崩壊の繰り返し。目先は好況で山を作りつつあります。もうできて崩れるという見方もできるけど、過去にはどでかい山もありまだまだという見方も。

その中で山を作り続けるなら・・とみるのはありではないか。週足の初動っぽ地点の前の安値1611はすでにもうかなり下なので、目先の跳ねる前の2175とかはねたあとの安値2900とかを基準にするのはありかも・・といいつつだいたい決算基準なので決算で下に限りは持つとかはできるかもね。


ファンダ的には、シクリカルな木工機械メーカー。増収してより増益、減収してより減益のシクリカルな製造業そのもので、過去の環境悪化時には順当に赤字などだしてる。その中で長期にはBPSくらいは伸ばせている。わりと業績乱高下してる。目先は過去にもあまりない水準で好業績。とはいっても投資などもしてる感じでなく、つかみにいった好業績という感じでもなく環境が良いだけ感はいたします。

評価。

PER4のPBR0.7ほど。製造業としはニュートラルくらいの評価か。目先は絶好調であり高ROEでもあり、環境に乗っただけ感はあるもこの環境に押される好業績がもっと続くなら普通に報われうる可能性も十分にあるようには。もっとも通常時にはもっと低PBR0.4台とかもままある低評価なので、環境がよくなくなると普通に罰になりそうだけど、リスクリワードとか踏まえると意外に悪くない可能性も。というか好環境が続くとするなら普通にこんなのでも。絶好調なわりに低PERだからね。たぶん上級者向け。

 

キクカワエンタープライズ(6346)

シクリカルな木工機械メーカー。業績シクリカルなわりには長期に資産増で、財務も健全おおよそFCFもでて還元しながら現金積むなどでかなり業績に比して安定感ある。

その中で目先は結構順調。ただBPS増などの実績は地味な部類でいろいろ牛歩。

評価。

PER12のPBR0.5程度。低評価。この手の地味で代わり映えないというかBPSくらいをしぶくあげてるのはとかく不人気になりがちだけどそういう類になりそう。そのなかでも業績の不安定さに振り回されなければ長期に地味な成果もあるかもしれないくらいでしょうか。そんなかんじですけど評価下の方はPBR0.3あたり以下もあるので渋いとさえない渋い業績の中で極めて低PBRな中で出来高もないとかバリュートラップそのものみたいなやつになるというか、そういうときに拾ってまさかの吹上を待つようなスタイル向きなやつかなとは思いますが。

ちなみに時価総額57億で前期で現金52億+投資有価証券11億で有利子負債もなし。

 

 

ソディック(6143)

もうちょっと広い範囲の機械メーカー。木工機械に比べて業績は安定してますし、財務なども伸びててより安定性あるけど、目先はなんかつまずき赤字にきて選択と集中とかの改革局面。財務は比較的悪くないので存続は大丈夫ですが減損とかは飛んできても不思議でもないし、立て直しに手間取る可能性も考えられるけどだからどうみるか。最悪無配などのシナリオも考えられまだ悪化もありえることはありえると。

評価。

PER50のPBR0.5。業績立て直し局面の低ROEのPERとかなのでPERは飾り。

となるとPBR0.5は普通に低評価で株価も高いところからおちてもみ合ってる水準にもなって、これは立て直しが成功するならおもしろいかもしれないとは。たいした減損とかなければもう低PBRなので下はあまりないともみれてこれはこれで。

ちょっとまだ見通しわからないまさかの大きな赤字がきてBPS吹っ飛んでまだ下もあるとかはあるのでどうみるかですけど。

 

太平洋興発(8835)

不動産・商事・サービスの興発会社(発祥は釧路の太平洋炭鉱)。

何屋かわからないのでセグメント。

これみても何屋かわかりませんが。まあ儲かりそうなものにいろいろ手を出すスタイルっぽい。

(銘柄スカウターから)

ですが総合して数字としてっはいかにも卸売という感じで、長期に営業赤字もなく(純損失はある)BPSも伸びてる感もあまりない 1.5%/16年とかなんで、みると余裕は全部還元してる感のある高めの配当性向で現金もレンジくらい。

といことで進歩はないけど稼ぎで稼ぎはお小遣いにしてくれるやさしいおじさん。

進歩もないので低評価止むなしってみるといかにもそれっぽいPBR0.4ほど。これでいちおう配当利回り4%台の高配当利回りで一応低PBR高配当といえばいえる。

2023年あたりからこれでも株高。テーマすごい。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないかんじだぞ。

シレン6はもうちょっとで全ダンジョン踏破できそうだがさて。

 

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用語解説(日記比較編)

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